- 「完璧でないAI」が人の心を動かす!NyagsicのAIキャラクター基盤「iMATE Engine」がもたらす次世代AITuber・VTuber体験とは?
- iMATE Engineとは?AIを「便利な道具」から「心通う仲間」へ
- 8つの「人間らしさシステム」がAIキャラクターに命を吹き込む
- 多層感情システムで深まるリアリティ
- 高い柔軟性と汎用性:マルチLLM・マルチTTS・マルチプラットフォーム対応
- 24時間365日の安定稼働を実現する無人運用システム
- 視聴者との絆を深める多彩な機能
- 企業利用を支えるセキュリティとコンプライアンス
- OSS(オープンソースソフトウェア)との差別化:動き続けることへの投資
- VTuberにも使えるLive2Dモデルを無償提供
- 配信用Mac miniのレンタル提供
- パートナー募集:共にAIキャラクター市場を創造する
- 料金プラン
- 今後の展開:AIキャラクターの未来を拓く
- まとめ:AIキャラクターの新しい時代へ
「完璧でないAI」が人の心を動かす!NyagsicのAIキャラクター基盤「iMATE Engine」がもたらす次世代AITuber・VTuber体験とは?
近年、AI技術の進化は目覚ましく、私たちの生活やビジネスに大きな変化をもたらしています。特にエンターテインメントの分野では、AIを活用したバーチャルキャラクター、通称「AITuber(AIユーチューバー)」が注目を集めています。しかし、これまでのAIキャラクターは「正確で効率的な応答」を追求するあまり、どこか機械的で、人間のような温かみや親近感を感じにくいという課題がありました。
そんな中、合同会社Nyagsicは「人間らしさとは完璧さの対極にある」というユニークな思想のもと、あえて“不完全さ”を実装することで、人が「一緒にいる」と感じられるAIキャラクター基盤「iMATE Engine(アイメイト・エンジン)」を開発し、その技術詳細と設計思想を公開しました。この革新的な技術は、AITuberやVTuberの体験をどのように変えていくのでしょうか。今回は、iMATE Engineが持つ驚きの機能と、その可能性について詳しくご紹介します。

iMATE Engineとは?AIを「便利な道具」から「心通う仲間」へ
「iMATE Engine」という名前は、「AI + Mate(仲間)」を組み合わせた造語です。これは、AIを単なる便利なツールとしてではなく、まるで人間のように共に時間を過ごせるパートナーとして捉えるという、Nyagsicの設計思想を象徴しています。
このエンジンは、AIキャラクターによる24時間自動配信を実現するための基盤技術であり、視聴者が長時間にわたって愛着を持てるような、より人間らしいキャラクター体験を提供することを目指しています。公式サイトはこちらから確認できます。
8つの「人間らしさシステム」がAIキャラクターに命を吹き込む
iMATE Engineの最大の特長は、AIをあえて不完全にすることで「人間らしさ」を表現する8つのシステムが搭載されている点です。これらのシステムが連携して動作することで、AIキャラクターは単なるプログラムではなく、「そこに居る存在」として認識されるようになります。

1. 言い淀み(Hesitation)
人間が話す際に自然と出てくる「えっと…」「なんだっけ…」といった言い淀みをAIが生成します。これにより、AIがまるで考えながら話しているかのような、より自然な会話の質感が生まれます。
2. 気分変動(Mood Fluctuation)
AIキャラクターが時間帯や過去の体験に基づいて気分の波を持つようになります。例えば、朝は少しテンションが低く、楽しい話題が続くと上機嫌になるなど、感情が一定ではなく変化することで、より人間らしいリアクションが期待できます。
3. 沈黙許容(Silence Tolerance)
全てのコメントに反応するのではなく、人間と同じように興味のない話題はスルーしたり、何も言わない時間を設けたりします。これにより、会話に不自然な間がなくなり、自然な会話の流れが生まれます。
4. 不完全記憶(Imperfect Memory)
AIの記憶が完璧ではなく、時系列が曖昧になったり、細部を間違えたりすることがあります。この「不完全さ」が、視聴者にとっては「本当に自分のことを覚えようとしてくれている」という印象を与え、親近感につながります。
5. 話題脱線(Topic Drift)
会話の途中で、連想から別の話題に飛ぶことがあります。これは人間が日常的に行う会話の特徴であり、AIキャラクターの会話に生命感と予測不能な面白さを加えます。
6. 強い好き嫌い(Strong Preferences)
好きなものには饒舌になり、嫌いなものには態度が変わるなど、はっきりとした個性を持つようになります。これにより、AIキャラクターの個性が際立ち、視聴者はより感情移入しやすくなります。
7. 感情応答変化(Emotion Response Modifier)
同じ質問に対しても、その時の感情状態によって答え方が変わります。これにより、AIキャラクターの感情が会話にリアルタイムに反映され、より深みのあるコミュニケーションが可能になります。
8. 自発的発言(Spontaneous Utterance)
誰にも聞かれていなくても、ふと思ったことを口にする、能動的な発話を行います。これにより、AIキャラクターが「そこに居る存在」として自律的に振る舞っている感覚が強まります。
これらのシステムが複雑に絡み合うことで、iMATE Engineは単なる「プログラムされたキャラクター」を超え、まるでそこに生きているかのような「存在感」をAIキャラクターに与えるのです。
多層感情システムで深まるリアリティ
多くのAIキャラクターが感情を「演出」として処理するのに対し、iMATE Engineでは感情を「内部状態」として設計しています。この多層感情システムが、AIキャラクターの行動や表現に一貫性と深みをもたらします。

具体的には、以下の4つの感情レイヤーが相互に作用します。
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瞬間感情: コメントへの即座の反応として現れる喜び、怒り、悲しみ、楽しさなど。
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残留感情: 瞬間感情がすぐに消えるのではなく、徐々に減衰し、直後のコメントにもその余韻が残ります。
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長期ムード: 一日を通した気分の傾向で、過去の体験の蓄積が影響します。例えば、嫌なことが続けば気分が沈みがちになるなどです。
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感情履歴: 過去の感情変化が記録され、キャラクターの「経験」として蓄積されます。
これらの感情は、AIキャラクターの表情(Live2DやVRMのパラメータ制御)、声色(TTSの速度・ピッチ・抑揚)、言葉選び、さらには行動のすべてに一貫して影響を与えます。これにより、AIキャラクターはより複雑で人間らしい感情表現が可能となり、視聴者はより深いレベルでキャラクターと感情を共有できるでしょう。
高い柔軟性と汎用性:マルチLLM・マルチTTS・マルチプラットフォーム対応
iMATE Engineは、特定のAIサービスに依存しない設計を採用しているため、利用シーンや目的に応じて柔軟な構成が可能です。これは、AI技術の進化が速い現代において、長期的な運用を考える上で非常に重要なポイントです。
対応するLLM(大規模言語モデル)
OpenAI(GPT-4o、GPT-5、GPT-5.2、GPT-5-mini、GPT-5-nano、o1-mini、o3-mini、Assistants API、Response API)、Claude 3.5 Sonnet、Gemini Pro、Gemini 2.0 Flash、Azure OpenAIなど、14種類ものLLMに対応しています。これにより、最新のAIモデルを柔軟に選択し、キャラクターの個性や配信内容に最適な会話能力を実現できます。
対応するTTS(Text-to-Speech:音声合成)
VOICEVOX、Azure Speech、BertVits2、ElevenLabsの4種類のTTSに対応しており、これらすべてが感情連動パラメータに対応しています。これにより、AIキャラクターの感情に合わせて声色や話し方を細かく調整し、より表現豊かな会話が可能になります。
対応する配信プラットフォーム
YouTube Live、Twitch、TikTok Liveの主要な3つのプラットフォームに対応しており、同時配信も可能です。これにより、幅広い視聴者にAIキャラクターの魅力を届けることができます。
24時間365日の安定稼働を実現する無人運用システム
AIキャラクターを継続的に運用するには、長時間の安定稼働が不可欠です。iMATE Engineは、24時間365日の無人運用を前提に設計されており、以下のシステムで安定した配信をサポートします。
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自動復旧システム: API障害、ネットワーク切断、メモリリークなどの異常を自動で検知し、復旧します。これにより、人間の介入なしに配信が途切れることなく継続されます。
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配信フェーズ管理: 時間帯に応じてAIキャラクターのテンションや話し方が自動的に変化します。例えば、朝は寝ぼけたような話し方、昼は活発に、夜は落ち着いたトーンになるなど、キャラクターの生活リズムを表現します。
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スリープルーチン: 深夜帯には自動で就寝モードに移行し、キャラクターの生活リズムを表現します。これにより、視聴者はAIキャラクターにまるで人間のような生活感を感じることができます。
視聴者との絆を深める多彩な機能
iMATE Engineは、AIキャラクターと視聴者の関係性を深めるための様々な機能を搭載しています。
永続的会話メモリ
視聴者ごとに最大200エントリの会話履歴を永続的に保存します。これにより、AIキャラクターは前回の会話内容を覚えており、次回の会話で自然に参照することができます。さらに、親しくなった視聴者を愛称で呼ぶニックネームシステムも搭載されており、よりパーソナルなコミュニケーションを実現します。
マルチモーダル認識
Vision API(GPT-4o / Gemini 2.0 Flash)を活用し、カメラ映像やゲーム画面をリアルタイムで認識します。これにより、AIキャラクターは視覚情報に基づいた会話や、ゲーム実況に特化した反応を自動で生成することができ、よりインタラクティブな配信が可能になります。
思考吹き出しシステム
画面上にAIキャラクターの「思考吹き出し」を表示することで、iMATEの内面を可視化します。口に出す言葉と心の中の言葉が異なることもあり、これによりキャラクターにさらなる奥行きが生まれます。
Adaptive Script Engine(台本エンジン)
配信の構成をノードベースで事前にデザインできます。台本はあくまで「骨格」であり、視聴者の反応に応じてiMATEが自由に振る舞います。配信全体の緩急を自動調整するペーシング制御も搭載されており、常に魅力的な配信を維持します。
企業利用を支えるセキュリティとコンプライアンス
iMATE Engineは、企業利用に必要なセキュリティ機能とコンプライアンス対策を標準搭載しています。
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デバイス認証によるライセンス管理
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企業ごとに分離されたマルチテナント環境
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NGワードフィルタ
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プロンプトリーク防止
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Webベースの遠隔管理コンソール
これらの機能により、安心してAIキャラクターを運用できる環境が提供されます。
OSS(オープンソースソフトウェア)との差別化:動き続けることへの投資
AIキャラクターの基盤となる技術には、オープンソースソフトウェア(OSS)も存在しますが、iMATE Engineはそれらとは一線を画す特長を持っています。
| 項目 | OSS(AITuberKit等) | iMATE Engine |
|---|---|---|
| 対象ユーザー | 開発者・エンジニア | 企業・事業者(非エンジニア含む) |
| 動作環境 | Webブラウザ(Node.js) | ネイティブアプリ(macOS / Windows) |
| 長時間稼働 | ブラウザ依存(不安定) | 24/7/365 安定稼働 |
| 感情システム | 基本的な感情表現 | 8つの人間らしさ + 多層感情構造 |
| 会話記憶 | セッション単位 | 永続的記憶(200エントリ) |
| サポート | コミュニティ | 専任サポート |
最大の差別化ポイントは、「動き続けること」への徹底的な投資です。24時間配信で発生しうるAPI障害やメモリリークなどの異常に対し、iMATE Engineは自動復旧機構を備えています。これにより、人間の介入なしに安定した配信を継続できるため、企業や事業者は安心してAIキャラクターを運用することが可能です。

VTuberにも使えるLive2Dモデルを無償提供
iMATE Engine for Businessを契約した企業を対象に、VTuberとしても利用可能なLive2Dモデルの制作が無償で提供されます。これは、AIキャラクターの導入を検討している企業にとって、初期費用を抑えつつ高品質なキャラクターを手に入れる絶好の機会です。
Live2D Splitter AIによる半自動制作
Nyagsicが独自開発した「Live2D Splitter AI」は、プロのモデラーが手作業でパーツ分けした800体以上のLive2Dモデルを学習データとして構築されたAI技術です。これにより、1枚のイラストから髪、目、口、アクセサリーなど40種類以上のパーツを自動で認識・分割し、従来10〜20時間かかっていたパーツ分け作業をわずか数分で完了させます。

制作内容と対応ソフトウェア
制作されるLive2Dモデルには、3種類の表情(通常・笑顔・驚き)、口パク(リップシンク)・まばたきといった基本動作、髪揺れ・アクセサリー揺れなどの物理演算、頭部の傾き・体の傾き・呼吸モーションといった動きが含まれます。納品形式は.moc3ファイルと関連データ一式で、商用利用も可能です。納期は約2〜3週間とされています。
納品されたLive2Dモデルは、VTube Studio、nizima LIVE、FaceRigなど主要なVTuber配信ソフトでそのまま使用でき、もちろんiMATE Engineでの配信にも利用可能です。
料金
iMATE Engine for Businessの契約者には無料で提供されます(契約期間中1回)。一般のお客様向けには120,000円(税込)で提供されています。
Live2D制作サービスの詳細はこちらで確認できます。
配信用Mac miniのレンタル提供
iMATE Engineの24時間配信に最適なMac miniのレンタルサービスも提供されています。専用PCの用意が難しい企業でも、すぐに配信を開始できるよう、iMATE Engineのセットアップが完了した状態でお届けされます。これにより、AIキャラクター配信の導入障壁が最小限に抑えられます。
パートナー募集:共にAIキャラクター市場を創造する
Nyagsicは、iMATE Engineを共に盛り上げてくれるパートナー企業・個人を広く募集しています。販売パートナー、制作パートナー(Live2Dモデル制作、キャラクターイラスト制作)、技術パートナー(配信環境構築、OBS連携、カスタマイズ開発)、コンテンツパートナー(AIキャラクターを活用した企画・プロモーション)など、様々な形で連携できる機会が提供されています。

AIキャラクター市場の拡大に向けて、新しい価値を創造したいと考える方は、ぜひ下記の連絡先まで問い合わせてみてください。
料金プラン
iMATE Engineの料金プランは、利用規模や必要なサポートに応じて選択できます。
| プラン | 月額(税別) | デバイス数 | LLM | TTS | サポート |
|---|---|---|---|---|---|
| Standard | ¥40,000 | 1台 | GPT-4 / Claude | VOICEVOX | メール |
| Pro | ¥70,000 | 3台 | 全モデル | 全エンジン | Slack |
| Enterprise | お問い合わせ | カスタム | 全モデル | 全エンジン |
※別途、各AIサービス(OpenAI、Google等)のAPI利用料が発生します。

今後の展開:AIキャラクターの未来を拓く
iMATE Engineは現在も進化を続けており、今後も様々な新機能が予定されています。
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複合感情システム: 「嬉しいけど少し寂しい」といった、より複雑で繊細な感情表現が可能になります。
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関係性ステージ: 初対面から友人、親友へと、AIキャラクターと視聴者の関係性が段階的に成長するシステムが導入されます。
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ジェスチャー連動: 特定のキーワードや感情に応じて、AIキャラクターが自動でジェスチャーを行うようになります。
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AIキャラクターワールド「LIVRA」: iMATEたちが住む仮想経済都市の開発も進められています。これは、AIキャラクターが単独で存在するだけでなく、仮想空間の中で互いに交流し、経済活動を行うといった、より大規模な世界観の実現を目指すものです。

これらの今後の展開は、AIキャラクターが私たちの生活にさらに深く溶け込み、新たなコミュニケーションやエンターテインメントの形を創造していく可能性を示唆しています。
まとめ:AIキャラクターの新しい時代へ
Nyagsicが開発した「iMATE Engine」は、「完璧でないAI」という逆転の発想で、従来のAIキャラクターが持ち得なかった「人間らしさ」と「存在感」を実現する画期的な技術です。
8つの「人間らしさシステム」や多層感情システム、そして24時間365日の無人運用を可能にする安定性など、その機能は多岐にわたります。さらに、VTuberとしても活用できるLive2Dモデルの無償提供や、配信用PCのレンタルサービス、そしてパートナー募集といった取り組みは、AIキャラクターの導入を検討している企業にとって大きな後押しとなるでしょう。
AIキャラクターが単なる便利なツールではなく、心通う「仲間」として私たちの生活に寄り添う未来は、もうすぐそこまで来ています。iMATE Engineは、AITuberやVTuberの新しい時代を切り拓き、多くの人々に感動と喜びをもたらす可能性を秘めていると言えるでしょう。
合同会社Nyagsicの公式サイト:https://aituber.nyagsic.com
X(Twitter): https://twitter.com/kukoinari

