オンライン本人確認の未来を拓く!「ProTech ID Checker」がレキオスモバイルに登場
デジタル化が進む現代において、オンラインでの本人確認(eKYC)は、さまざまなサービスを安全に利用するために不可欠な技術となっています。特に、携帯電話やインターネット回線といった通信サービスを提供する事業者にとって、厳格かつ効率的な本人確認は喫緊の課題です。
今回、企業と顧客をつなぐDXクラウドサービスを展開する株式会社ショーケースは、沖縄県那覇市に本社を置く株式会社レキオスが運営するMVNO事業サービス「レキオスモバイル」に、オンライン本人確認ツール「ProTech ID Checker」の提供を開始しました。

この導入により、レキオスモバイルは、通信契約時における法令に則った厳格な本人確認をオンライン上で完結できるようになり、審査業務の効率化と不正利用防止を同時に実現します。本記事では、AI初心者の方にも分かりやすく、MVNOサービスの基本から、本人確認がなぜ重要なのか、そして「ProTech ID Checker」がどのようにその課題を解決するのかを詳しく解説していきます。
MVNOサービスとは?なぜ本人確認が厳格化されるのか
MVNO(仮想移動体通信事業者)の基本
MVNOとは「Mobile Virtual Network Operator」の略で、日本語では「仮想移動体通信事業者」と呼ばれます。これは、NTTドコモ、au、ソフトバンクといった大手通信事業者(MNO:Mobile Network Operator)から通信回線を借り受け、自社ブランドでサービスを提供する事業者のことを指します。
MVNOの大きな特徴は、自社で大規模な通信設備を持つ必要がないため、運営コストを抑えられる点にあります。このコスト削減分を、格安SIMや低価格な料金プランとしてユーザーに提供できるため、近年多くの利用者を獲得しています。
厳格化する本人確認の必要性とその背景にある法律
MVNOサービスを含む通信業界では、契約時の本人確認が特に厳しく求められています。その背景には、他者へのなりすましや不正利用のリスクを防ぐという重要な目的があります。具体的には、以下の二つの法律が深く関係しています。
- 携帯電話不正利用防止法:携帯電話が犯罪に利用されることを防ぐための法律です。契約者が本当にその本人であるかを確認し、架空名義や他人名義での契約を防止することを目的としています。
- 犯罪収益移転防止法:マネーロンダリング(資金洗浄)やテロ資金供与といった犯罪行為に利用されることを防ぐための法律です。金融機関だけでなく、携帯電話事業者などに対しても、顧客の本人確認を厳格に行うよう義務付けています。
これらの法律は、今後さらに厳格化される予定です。特に重要なのが、2026年4月に予定されている携帯電話不正利用防止法の改正と、2027年4月に予定されている犯罪収益移転防止法の改正です。これらの改正により、原則としてマイナンバーカードなどのICチップを用いた、より厳格な本人確認へと一本化される見込みです。これにより、現在一部で認められている運転免許証などの画像送付や顔写真のない本人確認書類を用いる「ホ方式(撮影認証)」は廃止されることになります。
このような法改正の動きは、通信事業者にとって、既存の本人確認体制の見直しと、新たな技術導入を急ぐ大きな要因となっています。
レキオスモバイルが直面していた課題と「ProTech ID Checker」採用の理由
レキオスモバイルでは、これまでもお客様の安全を守るため、自社開発のソフトウェアを用いて本人確認書類の券面撮影による確認を実施していました。しかし、前述の法改正に対応できる体制を早急に構築する必要がありました。
加えて、従来の本人確認作業では、提出された書類を目視でチェックする工程に多くの時間と手間がかかっていました。これは、お客様の契約手続きに時間がかかるだけでなく、事業者側の審査業務の効率を著しく低下させる要因となっていたのです。つまり、レキオスモバイルは「法令遵守とセキュリティ強化」と「審査業務の効率化」という二つの大きな課題に直面していました。
導入の決め手となった「ProTech ID Checker」の特長
こうした課題を解決するため、レキオスモバイルが求めていたのは、「本人確認の確実性を保ちながら、手続きをオンラインで完結できる仕組み」でした。複数のソリューションを検討した結果、以下の点が評価され、ショーケースのeKYCツール「ProTech ID Checker」の採用が決定しました。
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導入のしやすさ:既存のシステムにタグを追加するだけで導入できる手軽さ
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法令への準拠:将来の法改正にも対応できる高い準拠性
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コストパフォーマンス:利用件数に応じた従量課金や変動テーブル制による費用最適化
これらの特長が、レキオスモバイルの抱える課題解決に直結すると判断されたのです。
「ProTech ID Checker」が実現する安心・安全なオンライン本人確認の全貌
「ProTech ID Checker」は、レキオスモバイルの本人確認プロセスを大きく進化させる画期的なツールです。このサービスがどのようにして安心・安全なオンライン本人確認を実現するのか、具体的な機能を見ていきましょう。

マイナンバーIC認証(JPKI)による高精度な本人確認
「ProTech ID Checker」の最も重要な機能の一つが、マイナンバーカードのICチップを読み取る認証方式、通称「マイナンバーIC認証(JPKI)」への対応です。
JPKIとは「公的個人認証サービス」のことで、マイナンバーカードに搭載されたICチップに記録された電子証明書を利用して、オンラインで本人確認を行う仕組みです。この認証方式は、偽造が極めて困難であり、個人情報の改ざんリスクも低いため、非常に高い信頼性とセキュリティを誇ります。
ユーザーは自身のスマートフォンでマイナンバーカードのICチップを読み取るだけで本人確認が完了するため、手軽でありながら、最も厳格なレベルでの本人確認が可能となります。
撮影認証とのハイブリッド対応で利便性も確保
「ProTech ID Checker」は、マイナンバーIC認証だけでなく、従来の書類撮影とセルフィー(顔写真撮影)を組み合わせた認証方式にも対応しています。
これにより、ユーザーは自身の状況に合わせて認証方法を選択できるため、利便性を損なうことなく、法令遵守とスムーズな手続きを両立できます。たとえば、マイナンバーカードを持っていない方や、ICチップの読み取りが難しい環境にある方でも、別の方法で本人確認を進めることが可能です。
法改正に完全対応し、セキュリティを強化
「ProTech ID Checker」は、2026年4月、2027年4月に予定されている携帯電話不正利用防止法や犯罪収益移転防止法の改正にも対応しています。これにより、将来的な本人確認の厳格化にも柔軟に対応できるため、事業者は安心してサービスを提供し続けられます。
ICチップ情報を活用した高精度な本人確認は、不正契約やなりすましのリスクを大幅に低減し、全体のセキュリティレベルを強化します。これは、ユーザーにとっても、より安全なデジタル取引環境が提供されることを意味します。
審査業務の効率化とコスト最適化
このツールの導入により、レキオスモバイルの審査業務は劇的に効率化されます。従来の目視による確認作業が不要になることで、人的コストが削減されるだけでなく、審査スピードも向上します。これにより、お客様はより迅速にサービスを利用開始できるようになり、顧客満足度の向上にもつながるでしょう。
さらに、「ProTech ID Checker」は、利用件数に応じた従量課金や変動テーブル制を採用しています。これは、契約数の変動が大きい通信業界において、コストを最適化しながら柔軟な運用体制を維持できるという大きなメリットをもたらします。必要な時に必要なだけ利用できるため、無駄なコストを抑えながら、サービスの品質を保つことが可能です。
LEQUIOS mobile(レキオスモバイル)とは

LEQUIOS mobile(レキオスモバイル)は、沖縄県那覇市に本社を置く株式会社レキオスが運営するMVNOサービスです。単に通信サービスを提供するだけでなく、「通信インフラを地域社会の基盤」と捉え、「誰もが安心して快適に通信を利用できる社会」の実現を目指しています。
また、モバイル端末のリユースを促進し、循環型社会の構築に貢献することで、環境負荷の低減にも積極的に取り組んでいます。地域社会への貢献と持続可能性を重視する企業理念が特徴です。
公的個人認証サービス機能を搭載したオンライン本人確認/eKYCツール「ProTech ID Checker」の詳細
株式会社ショーケースが提供する「ProTech ID Checker」は、単なる本人確認ツールにとどまらない、多機能かつ高性能なSaaS(Software as a Service)型のオンライン本人確認サービスです。
多様な利用シーンとオンライン完結の利便性
「ProTech ID Checker」は、以下のような幅広いシーンで活用されています。
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銀行・証券口座の開設
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携帯電話の契約
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古物品の買取
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各種サービスのアカウント登録
これらの手続きをオンライン上で完結できるため、ユーザーは店舗に出向く手間や郵送でのやり取りの時間を省き、自宅や外出先から手軽に手続きを進められます。これにより、ユーザー体験が大幅に向上します。
高い申込完了率を支える先進技術
本サービスは、スマートフォンやWEBからスムーズな本人確認手続きを可能にします。その高い申込完了率(95%以上)の秘密は、以下の先進技術の組み合わせにあります。
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生体認証:顔認証など、個人の身体的特徴を利用して本人を識別する技術です。なりすましを防ぎ、セキュリティを強化します。
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AI判定:人工知能が本人確認書類の真贋や、入力された情報と書類情報の整合性を高速で判定します。これにより、目視によるチェックの負担を軽減し、誤りを減らします。
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OCR(文字認識)技術:本人確認書類に記載された文字情報を自動で読み取り、データ化する技術です。手入力の手間を省き、入力ミスを防止します。
これらの技術を組み合わせることで、入力や手続きの煩雑さによるユーザーの途中離脱を最小限に抑え、スムーズな本人確認を実現しています。
法令準拠と豊富な導入実績
「ProTech ID Checker」は、犯罪収益移転防止法をはじめとする各種法令に完全に準拠しています。そのため、金融機関や古物商、司法書士事務所、シェアリングサービス、ECサイトなど、厳格な本人確認が求められる多様な業種で導入が進んでいます。これまでに累計350社(2025年11月時点)を超える企業に利用されており、その信頼性と実績が証明されています。
関連サービスと受賞歴
ショーケースは「ProTech ID Checker」の他にも、関連するサービスを提供しています。
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オンライン本人確認/eKYC「ProTech ID Checker」サービスサイト: https://ekyc.showcase-tv.com/
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公的認証スーパーアプリ: https://ekyc.showcase-tv.com/mynumber/
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自動書類判定「ProTech AI-OCR」: https://ekyc.showcase-tv.com/ai-ocr/
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サービスに関するお問い合わせ: https://ekyc.showcase-tv.com/support/
また、その先進性が高く評価されており、以下の受賞歴や特許取得実績があります。
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日経xTECH EXPO AWARD 2019 「セキュリティー賞」受賞
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ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2020:支援業務系ASP・SaaS部門「先進技術賞」受賞
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改正後の「犯罪収益移転防止法」に対応(第6条第1項第1号ホ)
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特許取得済
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特許第7100334号、特許第7475692号 (発明名称:認証装置、認証方法、及びプログラム)
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特許第7329204号 (発明名称:本人確認システム、オペレータ端末及び本人確認システムプログラム)
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ASPIC認定サービス(特定個人情報ASP・SaaS情報開示認定) 認定番号:特個 0002-2011
ショーケースとレキオス、両社の概要
株式会社レキオス 会社概要
沖縄県那覇市に本社を構える株式会社レキオスは、家賃保証事業、通信事業、賃貸物件24時間サポート事業、システム開発など多岐にわたる事業を展開しています。
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会社名:株式会社レキオス
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所在地:沖縄県那覇市おもろまち4-19-16
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代表者:代表取締役 宜保 文雄
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資本金:1億4,248万円(資本準備金/4,998万円)
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事業内容:家賃保証事業、通信事業、賃貸物件24時間サポート事業、システム開発など
株式会社ショーケース 会社概要
株式会社ショーケースは「おもてなしテクノロジーで人を幸せに」を企業理念に掲げ、人が感じる「不」(不便、不安など)を取り除き、幸せに導くためのDXクラウドサービスを提供しています。
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会社名:株式会社ショーケース
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所在地:東京都港区六本木1-9-9 六本木ファーストビル14F
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代表者:代表取締役社長 平野井 順一
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設立:1996年2月1日
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上場証券取引所:東京証券取引所 スタンダード市場
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証券コード:3909
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コーポレートサイト:https://www.showcase-tv.com/
まとめ:デジタル取引の安心・安全な未来へ
今回のショーケースによる「ProTech ID Checker」のレキオスモバイルへの提供は、MVNO事業における本人確認の課題を解決し、デジタル取引の安全性と効率性を大きく向上させる重要な一歩です。
厳格化される法令に準拠しつつ、マイナンバーIC認証のような高精度な技術と、利用者の利便性を両立させる「ProTech ID Checker」は、不正利用のリスクを低減し、事業者側の業務負担を軽減します。これにより、レキオスモバイルは、お客様に安心で快適な通信サービスを、よりスムーズに提供できるようになるでしょう。
ショーケースは、今後も「ProTech ID Checker」を通じて、企業のセキュリティ強化と業務効率化の両立を支援し、誰もが安心してデジタルサービスを利用できる社会の実現に貢献していくことが期待されます。このような先進技術の導入が、私たちの日常生活をより安全で便利なものに変えていくことでしょう。

