15年連続市場シェアNo.1!システム証跡監査ツール「ESS REC 6」とは
現代の企業活動において、情報システムは不可欠な基盤です。しかし、そのシステムを操作する際の誤操作や不正操作は、情報漏洩やシステム障害といった重大なリスクにつながる可能性があります。特に、システムに大きな権限を持つ「特権ID」を用いた操作は、セキュリティ上の最重要課題の一つです。
「ESS REC 6」は、このような特権IDによる重要システムの保守・運用作業を監視・記録することで、リスクを低減するシステム証跡監査ツールです。このツールは、誰が、いつ、どこで、何を、どのように操作したのかを詳細に記録し、後からその証跡を確認できるため、万が一の事態が発生した場合でも迅速な原因究明と対策が可能になります。
2004年の発売開始以来、大手企業や金融機関など、極めて重要なシステムを扱う約600社に採用されており、システム証跡監査ツール市場において15年連続で市場シェアNo.1を獲得しています。これは、本ツールの信頼性と実績の証と言えるでしょう。
ESS REC 6に関するより詳細な情報は、以下の製品概要ページで確認できます。
ESS REC 6製品概要ページ

リモートワーク時代のセキュリティを強化!「ESS REC 6」最新バージョンV6.2の主要機能
リモートワークが普及し、システム操作の現場が多様化する中で、セキュリティ対策はより複雑かつ厳格なものが求められています。最新バージョンV6.2では、こうした現代のニーズに応えるべく、場所を問わず安全なシステム操作を可能にするための機能が大幅に強化されました。特に注目すべきは、以下の3つの強化点です。
1. リモート作業監視(再鑑)を徹底する仕組みの強化
多くの企業では、重要なシステム操作における不正や誤操作を防ぐために、2人組での作業や、第三者による立ち合いを義務付けています。これを「再鑑(さいかん)」と呼び、作業内容の確認と承認をリアルタイムで行うことで、セキュリティと安全性を確保する手法です。
「ESS REC 6」では、監視者と作業者が物理的に離れているリモート環境でも、同等の対策を実現するために、管理画面からシステム操作をリアルタイムで監視できる「リアルタイム再生」機能を提供しています。
V6.2ではこの「リアルタイム再生」機能がさらに強化されました。具体的には、監視者が何らかの理由で監視作業を中断した場合、ESS REC監視Agentがその中断を検知し、作業者の画面を自動的にロックしたり、監視者の中断を作業者に知らせるメッセージを送信したりする仕組みが追加されました。これにより、作業者が意図せず単独で作業を続けてしまう事態を防止し、リモート環境下での再鑑をより確実に徹底できるようになります。
例えば、監視者が緊急の別件で一時的に席を離れたり、ネットワークの接続不良で監視が途切れたりした場合でも、システムが自動的に作業を中断させるため、セキュリティホールが発生するリスクを大幅に低減できます。この機能は、リモート環境での重要システム操作における信頼性と安全性を飛躍的に向上させるものです。

2. リモート作業時における本人確認の仕組み強化
在宅やリモート環境でのシステム運用では、作業を行っているのが本当に本人であるかを確認することが、セキュリティ対策上極めて重要です。ESS REC 6は、この課題に対応するため、監視Agentがコンピューターに接続されたカメラで顔画像を解析し、ログオンIDと一致する登録済みのユーザーであるかを確認する機能を備えています。
V6.2では、この本人確認機能がさらに進化しました。特に、「スポット本人確認」と呼ばれる機能が強化されています。これは、ログオン直後や特定の重要操作を行う際に、一時的に作業を中断させ、より厳格な本人確認を行うというものです。
強化された「スポット本人確認」では、ESS REC監視エージェントがランダムに顔の向きを要求し、複数の角度で顔の照合を行います。例えば、「顔を左に向けてください」といった指示が画面に表示され、それに従って顔を動かすことで、顔写真を使ったなりすましなど、より巧妙な不正アクセスを防止します。この多角度照合により、他人がシステムにアクセスしてしまう「受け入れ率」を大幅に低減し、リモート環境での本人確認精度を究極まで高めることが可能になります。
これにより、たとえIDやパスワードが漏洩したとしても、顔認証による追加の本人確認が不正アクセスを防ぐ最後の砦となり、リモート環境でのセキュリティを強固なものにします。

3. オンサイトにおける2人組作業の厳格化
物理的に同じ場所にいる「オンサイト」でのシステム操作においても、2人組での作業は引き続き重要なセキュリティ対策です。ESS REC 6は、この2人組作業を徹底するための「2人組確認機能」を提供しています。この機能は、コンピューターの内蔵カメラやUSB接続されたカメラが、登録済みのユーザーの顔を2人検出した場合にのみ画面ロックを解除し、作業を許可するというものです。
V6.2では、この2人組確認機能がさらに厳格化され、「ペア設定機能」が新たに加わりました。この機能により、管理者はREC管理サーバーにあらかじめ「作業ペア」として特定の2名のユーザーの組み合わせを登録することができます。この設定は監視端末に配布され、ユーザーは指定された「作業ペア」での操作が強制されるようになります。
例えば、「AさんとBさんでしかこのシステムは操作できない」といった厳密なルールを設けることが可能です。複数のペアを同時に登録することもできるため、複数の監視端末で異なるペアが同時に2人組作業を行うといった運用にも対応します。
さらに、ペアリストの登録や変更は管理画面から行えるだけでなく、API(Application Programming Interface)も提供されているため、外部システムと連携して動的にペアリストを作成することも可能です。例えば、本番システムへのアクセス申請を行うワークフローシステムに、作業者と立ち合い者のユーザー名を記入する仕組みを構築すれば、その都度設定されたペアでの作業を強制する、といった柔軟かつ強力なセキュリティ体制を実現できます。
この機能は、物理的な2人組作業をシステムレベルで厳格に管理することで、ヒューマンエラーや共謀による不正リスクを最小限に抑え、オンサイトでのセキュリティを一層強化します。

その他の強化点:利便性と運用性を高めるアップデート
V6.2では、上記主要機能の強化に加えて、ユーザーの使い勝手や運用性を向上させるための様々なアップデートも行われています。
REC監視Agent対応OSの拡充
システム操作の記録を取得する「監視Agent」が対応するOSが拡充されました。Red Hat Enterprise Linuxの最新バージョン10への対応に加え、互換OSであるRocky Linux、AlmaLinux、Oracle Linuxもサポート対象となります。これにより、より多くのシステム環境でESS REC 6を導入し、セキュリティを強化できるようになります。
データバックアップの仕組み改良
記録データの保護はシステムの安定運用に不可欠です。V6.2では、記録データが膨大な場合でもバックアップにかかる時間を短縮できるよう、バックアップの仕組みが改良されました。これにより、システム管理者にとっての運用負担が軽減され、より効率的なデータ管理が可能になります。
障害時の運用継続性向上
ESS REC管理サーバーに障害が発生した場合でも、監視コンピューターの画面ロックを解除できるよう、「緊急画面ロック解除ツール」が提供されます。これにより、万が一のシステム障害時にも、業務の継続性を確保し、管理者やオペレーターが迅速に対応できるよう支援します。
SAML認証対応
管理者や監査者がESS REC管理サーバーにアクセスする際の認証に、SAML(Security Assertion Markup Language)連携が設定可能になりました。対応するIdP(IDプロバイダー)は、Microsoft EntraID、Okta、OneLoginです。これにより、既存の認証基盤との連携が容易になり、シングルサインオン(SSO)による利便性の向上と、よりセキュアな認証環境が実現されます。
提供開始時期とライセンス価格
「ESS REC 6」の最新バージョンV6.2は、2026年4月より販売が開始される予定です。
ライセンスは、システムの規模や要件に合わせて選択できる3つのエディション(Starter Edition, Standard Edition, Enterprise Edition)と、ソフトウェアを導入する環境や数量によって選択できるAgentライセンスの組み合わせで購入可能です。以下に、WindowsクライアントOSが稼働する端末にAgentを導入する場合の参考価格情報を示します。
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Starter Editionをベースにクライアント端末5台にAgentを導入
- 年間ライセンス価格:791,000円(保守サービス費用を含む)
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Standard Editionをベースにクライアント端末50台にAgentを導入
- 永久ライセンス価格:5,010,000円(保守サービス費用は別途発生)
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Enterprise Editionをベースにクライアント端末300台にAgentを導入
- 永久ライセンス価格:15,580,000円(保守サービス費用は別途発生)
まとめ:システムの安全と安定稼働に貢献
エンカレッジ・テクノロジ株式会社は、2002年の創業以来、金融、公共、通信といった社会インフラを支える大規模システムの運用管理と運用統制を支援するソフトウェアの開発・販売を手掛けてきました。15年連続で市場シェアNo.1を獲得している「ESS REC」をはじめ、同社のソフトウェアは累計800社以上の企業に採用されており、その信頼性は高く評価されています。
今回の「ESS REC 6」V6.2の提供開始は、リモートワークが常態化する現代において、企業のシステムセキュリティを一層強化し、誤操作や不正操作のリスクを低減するための重要な一歩となります。今後も、同社の製品やサービスの提供を通じて、システムの安全と安定稼働の実現に貢献していくことが期待されます。
システムセキュリティの強化は、企業にとって継続的な課題です。ESS REC 6 V6.2のようなツールを活用することで、進化する脅威に対応し、より強固な情報セキュリティ体制を構築できるでしょう。

