- 1. はじめに:セキュリティゲートの新たな常識を築く「SSG3D」
- 2. 圧倒的省スペースと妥協なきセキュリティ性能の両立
- 2.1. 3D LiDarセンサーとリアルタイムAI画像分析の融合
- 3. SSG3Dが提供する先進機能の数々
- 3.1. 媒体ごとの開放時間自動調整と条件付き共連れ制御
- 3.2. スマートフォンで完結する導入・保守設定
- 3.3. 多彩な認証デバイスを標準搭載
- 3.4. モジュール化された部材による迅速な保守・修理
- 3.5. 専用台座によるアンカー不要の設置
- 4. SSG3D導入のコストメリットと幅広い設置可能性
- 5. 製品仕様
- 6. 株式会社M2モビリティーについて
- 7. まとめ:次世代セキュリティゲートが拓く未来
1. はじめに:セキュリティゲートの新たな常識を築く「SSG3D」
現代社会では、少子高齢化に伴う人手不足が深刻化しており、多くの企業や施設で業務の自動化や省力化が求められています。特に、ビルのエントランスやオフィス、商業施設などにおける入退出管理は、セキュリティ維持と業務効率化の両面から重要な課題です。このような背景から、セキュリティゲートの需要は高まっていますが、従来の大型ゲートは設置スペースの確保が難しく、また小型ゲートではセキュリティ面での不安が残るというジレンマがありました。
こうした課題に対し、株式会社M2モビリティーは、2026年3月1日より、3D LiDarセンサーとリアルタイムAI画像分析を搭載した超小型フラッパーゲート「SSG3D(Super Small Gate by 3D)」の販売を開始しました。この革新的なゲートは、従来の製品が抱えていた「省スペース性」と「高セキュリティ」という相反する要求を、最新の技術で同時に解決することを目指しています。
SSG3Dは、2026年3月3日から6日まで東京ビッグサイトで開催される「SECURITY SHOW 2026」にて、その実機が展示され、デモンストレーションが行われる予定です。新たなセキュリティゲートの可能性を直接体験できる機会となるでしょう。詳細はこちらのリンクから確認できます。
2. 圧倒的省スペースと妥協なきセキュリティ性能の両立
SSG3Dの最大の特長は、その「圧倒的な省スペース性」にあります。従来のフラッパーゲートと比較して、設置面積をなんと60%も削減することに成功しました。これにより、これまでゲートの設置が難しかった狭い空間や、既存の施設にも容易に導入できるようになります。
しかし、小型化だけではセキュリティゲートとしての役割は果たせません。むしろ、小型化によってセキュリティ性能が低下するのではないかという懸念が生じます。特に、不正な「共連れ(ともづれ)検知」は、セキュリティゲートにとって最も重要な機能の一つです。共連れとは、認証された人物の後ろに、認証されていない人物が続いてゲートを通過しようとすることです。従来の小型ゲートでは、奥行きが足りず、共連れ検知に必要な十分な数のセンサーを配置できないことが大きな課題でした。これは、既存の製品が主に2次元センサーを使用して人物を検知していたためです。
2.1. 3D LiDarセンサーとリアルタイムAI画像分析の融合
SSG3Dは、この課題を解決するために、自動運転車や測量用途で広く利用されている「3D LiDar(ライダー)センサー」を2セット(計4個)採用しています。3D LiDarセンサーとは、レーザー光を照射し、その反射光が戻ってくるまでの時間を計測することで、対象物までの距離を正確に測り、空間を3次元の点群データとして捉えることができるセンサーです。これにより、人や物の形、位置、動きを非常に高精度に把握することが可能になります。

さらに、SSG3Dは、3D LiDarセンサーから得られる膨大な3次元データを「AIリアルタイム画像分析」によって瞬時に解析します。このAIは、単に人がいるかどうかを判断するだけでなく、その対象物が「認証された人物」なのか、「認証されていない人物」なのか、あるいは「荷物」なのか「台車」なのかといった情報を区別することができます。これにより、ゲートは単なる通過ではなく、状況に応じた最適なドア開閉制御を実現します。
例えば、従来のシステムでは、荷物を乗せた台車を押しながらゲートを通過しようとすると、システムが台車を「共連れ」と誤判断し、アラームが鳴ったり、場合によってはドアが閉鎖されたりすることがありました。しかし、SSG3Dの新しいシステムでは、3D LiDarセンサーとAIが台車と人を正確に区別し、このような状況でも適切に判断を下します。その結果、ドアの開閉時間を調整するなどして、スムーズな通過を可能にしつつ、本当に不正な共連れは確実に検知し、ブロックするという、これまでの製品では実現できなかった高度なセキュリティ機能を提供します。

3. SSG3Dが提供する先進機能の数々
SSG3Dは、画期的なセンシングシステムだけでなく、ユーザーの利便性を高める様々な先進機能を提供し、非常にコストパフォーマンスの高い製品として設計されています。
3.1. 媒体ごとの開放時間自動調整と条件付き共連れ制御
SSG3Dは、AIによるリアルタイム画像分析を活用することで、通過する「媒体」の種類を識別し、ゲートの開放時間を自動で調整します。これは、従来のゲートでは難しかった画期的な機能です。
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長尺物、台車、ベビーカー、清掃ワゴン、工事物など: これまで、大きな荷物や台車、ベビーカーなどを押してゲートを通過する際には、ゲートが閉まってしまうリスクや、無理に通過しようとしてゲートに接触する危険がありました。SSG3Dはこれらの物体をAIが認識し、必要な間だけゲートを開放し続けることで、安全かつスムーズな通過を可能にします。
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条件付き共連れ制御: 例えば、1枚のカードで親子連れが同時に通過するケースや、キャリーバッグを引いて通過するケースなど、特定の条件下での複数人・複数物体の通過を「共連れ」と判断せず、許可することができます。これにより、利用者の利便性が大幅に向上し、不必要なアラームやゲート閉鎖によるストレスが軽減されます。
3.2. スマートフォンで完結する導入・保守設定
SSG3Dは、導入時や保守時の設定、および設定変更をスマートフォンアプリで完結できます。これにより、ゲート本体のパネルを開けるといった手間がなくなり、専門知識がない担当者でも簡単に操作できるようになります。設定作業の簡素化は、運用開始までの時間短縮や、日常的な管理業務の負担軽減に大きく貢献します。

3.3. 多彩な認証デバイスを標準搭載
SSG3Dは、多様な利用シーンに対応できるよう、以下の認証デバイスを標準で搭載しています。
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顔認証: 非接触でスピーディーな入退出を実現し、セキュリティと利便性を両立します。
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ICカード: 既存の入退室管理システムとの連携も容易です。
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QRコード: 一時的な来訪者やイベント参加者など、柔軟なアクセス管理が可能です。
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BLE(Bluetooth Low Energy): スマートフォンアプリと連携し、スマートフォンを認証キーとして利用できます。
これらの認証デバイスに加え、専用の管理アプリも付属しており、導入後すぐにゲートを稼働させることができます。また、管理アプリには外部アプリ連携用のAPI(Application Programming Interface)が用意されているため、既存の勤怠管理システムや顧客管理システムなど、他のシステムとの連携も柔軟に行うことができ、将来的な拡張性も確保されています。


3.4. モジュール化された部材による迅速な保守・修理
SSG3Dは、全ての部材がブロック化されており、故障や不具合が発生した際には、該当するブロック単位での交換が可能です。このモジュール設計により、修理に要する時間を大幅に短縮することができます。
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修理時間の短縮: 従来のように、不具合箇所を特定し、小さな部品単位で交換する手間が省けるため、ゲートが停止する時間を最小限に抑えられます。これは、施設の運用に大きな影響を与えることなく、安定したセキュリティを維持するために非常に重要な要素です。
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保守コストの削減: 部品交換が容易であるため、保守作業の専門性が緩和され、人件費を含めた保守コストの削減にも繋がります。

3.5. 専用台座によるアンカー不要の設置
SSG3Dは、専用の台座を使用することで、床にアンカー(固定用の金具)を打ち込むことなく設置することが可能です。この機能は、特に以下のような場所での導入において大きなメリットとなります。
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テナントのエレベーターホール: 賃貸物件や商業施設など、床に穴を開けることが制限されている場所でも、SSG3Dを設置できます。
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原状回復が容易: アンカーを使用しないため、移設や撤去の際に床の補修が不要となり、原状回復のコストと手間を削減できます。
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展示会などの臨時使用: イベントや国際会議など、一時的にセキュリティゲートが必要となる場面でも、迅速かつ手軽に設置・撤去が可能です。これにより、セキュリティ対策の柔軟性が飛躍的に向上します。

4. SSG3D導入のコストメリットと幅広い設置可能性
SSG3Dは、その機能性だけでなく、導入から運用、保守に至るまで、様々な面でコストメリットを提供します。以下に主なメリットを挙げます。
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運送コストの削減: 小型化された本体は、運送にかかる費用を抑えることができます。
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専用架台による簡便な設置: アンカー工事が不要なため、設置工事にかかる時間と費用を大幅に削減できます。これにより、初期導入コストが抑えられます。
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スマートフォンアプリ、PCによる簡易な設定: 専門業者による複雑な設定作業が不要となり、運用開始までのリードタイムを短縮し、設定変更も容易に行えます。
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入退管理システムを初期搭載: ゲート単体で入退管理機能を持つため、別途高額な入退管理システムを導入する必要がありません。これにより、初期費用をさらに抑えることができます。
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部品のモジュール化により迅速な障害対応: 故障時の修理時間が短縮されることで、ダウンタイム(システムが停止している時間)が減り、運用への影響を最小限に抑えられます。また、保守作業の効率化により、維持費用も削減されます。
これらの要素により、SSG3Dは従来機種と比較して、初期費用および維持費用において大きなコストメリットをもたらします。具体的な価格については、株式会社M2モビリティーへお問い合わせください。
SSG3Dは、これらの特徴により、従来フラッパーゲートの設置が困難であった場所にも容易に設置が可能になります。例えば、スペースが限られたオフィスビルや商業施設のエントランス、あるいは歴史的建造物など、床への加工が難しい場所でも導入が検討できます。また、小型で可搬性に優れているため、定置での使用だけでなく、展示会や国際会議、イベント会場など、臨時のセキュリティ強化が必要な場面でも活用が期待されます。
5. 製品仕様
SSG3Dの主要な製品仕様は以下の通りです。

より詳細な製品情報については、以下の製品ページをご確認ください。
6. 株式会社M2モビリティーについて
株式会社M2モビリティーは、2012年より海外のITおよびセキュリティ製品の輸入・販売を手掛けている企業です。現在、英国をはじめとする複数の国のベンダーの日本代理店として、パスポートリーダー、空港向け認証機材、セキュリティゲート、顔認証端末、金属探知機など、多岐にわたる製品を取り扱っています。先進的な海外技術を日本市場に提供することで、社会の安全と利便性の向上に貢献しています。
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製品専用URL: Smart Access
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企業URL: 株式会社M2モビリティー
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お問い合わせ: info@m2mobi.jp
7. まとめ:次世代セキュリティゲートが拓く未来
株式会社M2モビリティーが提供する超小型フラッパーゲート「SSG3D」は、3D LiDarセンサーとAI画像分析という最先端技術を駆使し、これまでのセキュリティゲートの常識を覆す製品です。圧倒的な省スペース性、高精度な共連れ検知機能、多様な認証方法、そして運用・保守の簡便さを兼ね備えています。
人手不足が深刻化する現代において、SSG3Dは、入退出管理の省力化や無人化を強力に推進し、企業の業務効率化に貢献します。また、高度なセキュリティ機能は、施設や利用者の安全をこれまで以上に確保し、より安心できる社会の実現に寄与するでしょう。さらに、設置場所を選ばない柔軟性や、優れたコストパフォーマンスは、これまでのセキュリティゲートの導入を諦めていた企業や施設にとっても、新たな選択肢となるはずです。
SSG3Dは、単なる物理的なゲートではなく、AIとIoT(モノのインターネット)が融合したスマートなアクセス制御システムとして、次世代のセキュリティソリューションを牽引していくことでしょう。今後、より多くの場所でSSG3Dが導入され、私たちの生活やビジネスが、より安全で快適、そしてスマートになる未来に期待が寄せられます。

