CoeFont(コエフォント)が提供する多言語リアルタイム翻訳サービス「CoeFont通訳」が、法人向けのグローバルコミュニケーションをさらに強化するための大規模なアップデートを実施しました。このアップデートにより、AIを活用したリアルタイム翻訳が、ビジネスシーンでより身近で実用的なものとなります。特に注目すべきは、Microsoft Teams向けプラグインの提供開始と、iOSアプリ版への議事録機能の搭載です。これらの新機能は、オンライン会議や対面会議における多言語コミュニケーションの課題を解決し、企業のグローバル展開を強力にサポートします。
近年、企業のグローバル化が進む中で、異なる言語を話すメンバーとのコミュニケーションは避けて通れない課題となっています。従来の翻訳サービスでは、リアルタイム性や専門用語への対応に限界があり、スムーズな意思疎通を妨げることも少なくありませんでした。CoeFont通訳は、AI技術を駆使してこの課題に挑み、今回のアップデートでその解決策をさらに進化させました。AI初心者の方にも分かりやすく、その詳細とビジネスにもたらすメリットを解説していきます。

Microsoft Teams向けプラグインで多言語会議がよりスムーズに
今回のアップデートの目玉の一つが、ビジネスコミュニケーションツールとして広く利用されているMicrosoft Teams(マイクロソフト チームズ)向けのプラグイン提供開始です。プラグインとは、既存のソフトウェアに機能を追加するための小さなプログラムのこと。これにより、Teamsのオンライン会議内でCoeFont通訳のリアルタイム翻訳機能を直接利用できるようになりました。
セットアップ不要で手軽に利用開始
これまでの多言語会議では、特別な機材の準備や複雑な設定が必要となるケースも少なくありませんでした。しかし、CoeFont通訳のTeamsプラグインを使えば、会議参加者は追加のアプリ設定や個別の機材準備をすることなく、Teamsアプリ内で直接翻訳機能を利用できます。これにより、初期セットアップの手間や運用上の制約が大幅に軽減され、誰でも手軽に多言語会議を始めることが可能です。企業のIT担当者にとっても、導入と管理が容易になるという大きなメリットがあります。
参加者ごとの言語選択とリアルタイム字幕
このプラグインの画期的な点は、会議参加者それぞれが「聞きたい言語」の音声通訳をリアルタイムで聞けることです。例えば、日本語を話す人が発言した内容を、英語を話す参加者は英語で、ドイツ語を話す参加者はドイツ語で、といった具合に、各自が選択した言語で音声を聞くことができます。同時に、リアルタイムで字幕も表示されるため、音声と文字の両方で内容を確認でき、より正確な理解を助けます。これにより、言語の壁を感じさせない、真にインクルーシブな会議環境が実現します。
複数人参加型リモート会議にも対応
従来のデスクトップ版では、音声のエコー(反響)の問題から推奨されていなかった、一つの会議室から複数人がリモート会議に参加する形式でも、Teamsプラグインの活用により安定した運用が可能になりました。これは、海外拠点や外資系パートナーとの会議、オフショア開発チームとの連携など、多様なグローバルビジネスシーンにおいて、より柔軟な会議運営を可能にする重要な進歩です。
iOS版に議事録機能を搭載:オンライン・対面会議の記録を効率化
今回のアップデートでは、iOSアプリ版「CoeFont通訳」に議事録機能が新たに搭載されました。この機能は、会議の記録業務におけるさまざまな課題を解決し、業務効率の向上に貢献します。
話者分離と社内用語の正確な聞き取り
従来の議事録サービスでは、複数の人が同時に話した場合に誰が何を言ったのかを正確に分離すること(話者分離)や、企業独自の専門用語、略語などを正確に聞き取ることが難しいという課題がありました。CoeFont通訳の議事録機能は、これらの課題に対応し、AIの力で話者を自動的に分離し、会議内容をより正確に文字起こしします。これにより、会議後の聞き直しや記録作業にかかる時間を大幅に削減し、議事録作成の負担を軽減します。
オンライン・対面会議の両方に対応
この議事録機能は、オンライン会議だけでなく、対面会議でも利用可能です。会議の形式を問わず、発言内容をリアルタイムで文字起こしし、そのまま議事録として活用できるため、会議後の記録作業が格段にスムーズになります。例えば、重要な商談や社内会議など、あらゆるビジネスシーンで活用することで、情報の正確な共有と記録が可能となり、認識のずれを防ぐことにもつながります。
対応言語を拡充し、計10言語に対応
今回のアップデートでは、対応言語がさらに拡充され、新たにドイツ語、タイ語、ポルトガル語が追加されました。これにより、CoeFont通訳は合計10言語に対応することになります。
10言語対応で広がるビジネスチャンス
対応言語の拡充は、グローバルに事業を展開する企業にとって非常に大きな意味を持ちます。特に、ヨーロッパや東南アジア、南米など、これらの言語圏とのビジネス機会が増加している企業にとっては、CoeFont通訳が強力なビジネスツールとなるでしょう。多国籍なメンバーが参加する会議や、海外取引先との商談など、より多様なビジネスシーンでの活用が期待されます。言語の壁が低くなることで、新たな市場への進出や、既存のパートナーシップの強化にもつながり、ビジネスチャンスを広げる可能性を秘めています。
現在対応している10言語(2026年1月現在):
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日本語
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英語
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中国語
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韓国語
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フランス語
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スペイン語
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ドイツ語
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ベトナム語
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タイ語
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ポルトガル語
多言語リアルタイム翻訳サービス「CoeFont通訳」の概要
「CoeFont通訳」は、AI音声技術を核とした、リアルタイムでの多言語翻訳サービスです。まるで同時通訳者がいるかのように、話された言葉が瞬時に目的の言語に翻訳され、音声と文字で提供されます。これにより、言語の壁を感じさせないスムーズなコミュニケーションを実現します。
主な特徴
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AIによる高精度なリアルタイム翻訳: 最新のAI技術により、自然で正確な翻訳を実現します。
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音声と文字による情報提供: 音声通訳とリアルタイム字幕で、情報の理解度を高めます。
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多様なビジネスシーンでの活用: 国際会議、プレゼンテーション、商談、オンラインミーティングなど、幅広い場面で利用できます。
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手軽な導入と運用: Microsoft TeamsプラグインやiOSアプリにより、簡単に導入・利用が可能です。
提供プラン
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無料プラン:基本的な機能を利用可能
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有料プラン:利用時間の追加など、ビジネスニーズに合わせた柔軟な選択が可能
サービスの詳細はこちら
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サービスURL: https://coefont.cloud/cir
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iOSダウンロードURL: https://apps.apple.com/app/6749563379
今後の展開
CoeFontは、今後も法人利用を前提とした機能強化と対応言語の拡大を積極的に進めていくとしています。グローバルな会議、商談、開発現場など、あらゆるビジネスシーンにおける多言語リアルタイムコミュニケーションの基盤として、企業の成長を支える存在となることが期待されます。AI技術の進化とともに、CoeFont通訳もさらに高精度で使いやすいサービスへと発展していくことでしょう。
AI音声プラットフォーム「CoeFont」について
CoeFont通訳は、株式会社CoeFontが提供するAI音声プラットフォーム「CoeFont」の一部です。このプラットフォームは、声と言葉の可能性を広げる革新的なAI技術を多数搭載しています。
「CoeFont」が提供する主なソリューション
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Text-To-Speech(TTS): テキストを表現豊かで自然な音声に変換する技術。ナレーション、アナウンス、オーディオブックなど、様々な用途で活用されています。
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Voice Changer: 話者の声質を自在に変化させる技術。エンターテイメントやプライバシー保護などに応用可能です。
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Voice Hub: 10,000種類以上のAI音声が揃うライブラリ。用途やシーンに応じて最適な音声を選ぶことができます。
CoeFontは、2020年に設立された東京科学大学認定ベンチャーであり、AIを活用したサービスの開発と提供を通じて、倫理的で包括的なAI音声プラットフォームの実現を目指しています。誰もがどんな言語でも、自分らしく自由に「声」で表現できる未来を支えることをビジョンとして掲げています。
詳細は、https://CoeFont.cloudをご覧ください。
まとめ
CoeFont通訳のMicrosoft Teamsプラグイン提供開始、iOSアプリ版への議事録機能搭載、そして対応言語の拡充は、グローバルビジネスにおける多言語コミュニケーションの課題を解決し、企業の業務効率と生産性を大幅に向上させる画期的なアップデートです。AI初心者の方でも、これらの機能がどのようにビジネスに貢献するのか、ご理解いただけたでしょうか。言語の壁がなくなることで、より多くの企業がグローバル市場で活躍し、新たな価値を創造できる未来が、AI技術によって現実のものとなりつつあります。CoeFont通訳は、その未来を牽引する重要なツールの一つと言えるでしょう。

