EC業務のDXを加速する「StockSwitch」:スマホ完結で効率と売上を最大化
近年、インターネットを通じた商品の販売、いわゆる「EC(E-commerce)」は目覚ましい成長を遂げています。しかし、その裏側では、商品をECサイトに掲載するために多くの手間と時間がかかる「ささげ業務」という課題が存在します。この課題を解決し、EC運営を劇的に効率化するスマートフォンアプリ「StockSwitch」が、このたび大幅な機能強化を果たしました。この記事では、AI初心者の方にも分かりやすい言葉で、StockSwitchがどのようにEC業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、売上アップに貢献するのかを詳しくご紹介します。
「ささげ業務」とは?EC運営の隠れたボトルネック
ECサイトで商品を販売するには、ただ商品を仕入れるだけでは不十分です。商品を魅力的に見せ、お客様に安心して購入してもらうためには、いくつかの重要な準備作業が必要です。これらが「ささげ業務」と呼ばれ、具体的には以下の3つの頭文字を取っています。
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さ:撮影(商品写真の撮影、画像加工)
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さ:採寸(商品のサイズ計測)
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げ:原稿作成(商品説明文の作成、商品情報の登録)
これらの業務は、特にアパレルやブランド品、リユース品などを扱うEC事業者にとって、非常に時間と手間がかかる作業です。従来のささげ業務では、商品を撮影するために専用のスタジオや機材が必要だったり、撮影した画像をPCに取り込んで専門のソフトウェアで加工したり、採寸や商品登録も手作業で行ったりすることが一般的でした。これらの工程は多くの時間とコストを消費し、EC運営の効率を大きく妨げる「ボトルネック」となっていました。
StockSwitchとは?EC業務をスマホで完結させる画期的なアプリ
株式会社ワサビが提供する「StockSwitch(ストックスイッチ)」は、リユース特化型EC一元管理システム「WASABI SWITCH(ワサビスイッチ)」の専用スマートフォンアプリです。もともとは、倉庫での商品入庫、棚管理、在庫管理、ピッキング、発送といった物流業務をスマートフォンで完結させることを目的としたWMS(倉庫管理システム)アプリとして誕生しました。
しかし、ワサビ社が実際に利用企業からのヒアリングを進める中で、「倉庫管理がどんなに効率化されても、商品登録(ささげ業務)が滞ることで販売が止まってしまう」という現場の切実な声が多く聞かれました。この声に応える形で、StockSwitchは倉庫管理アプリという枠を超え、「誰でもスマホで、撮るだけで商品登録ができる」アプリへと大きく進化しました。
今回の機能強化により、StockSwitchは撮影から採寸、色補正、そして商品情報の登録まで、EC出品に必要なすべての「ささげ業務」をスマートフォン一つで完結できるようになりました。これは、EC運営の現場に革命をもたらす画期的な進化と言えるでしょう。

新機能で劇的に変わる「売れる写真」の撮影プロセス
ECサイトで商品を売るためには、「売れる写真」が不可欠です。お客様は商品を手に取ることができないため、写真が商品の魅力や状態を伝える唯一の手段となります。StockSwitchの新たな機能は、この「売れる写真」を誰でも簡単に撮影できるよう、強力にサポートします。
独自開発の白抜きエンジンで撮影と同時に背景処理が完了
商品写真の背景を白くする「白抜き」加工は、商品を際立たせ、プロフェッショナルな印象を与えるために非常に重要です。しかし、従来の白抜き処理には以下のような手間がかかっていました。
- 撮影: 商品を撮影する。
- 画像をアップロード: 撮影した画像をPCや加工ツールにアップロードする。
- 加工: 専門のソフトウェアや外部サービスを使って背景を切り抜き、白抜き加工を行う。
- ダウンロード: 加工済みの画像をダウンロードする。
これらの複数工程は時間と手間がかかるだけでなく、外部サービスを利用する場合には追加コストが発生することもありました。
StockSwitchに新たに搭載された独自開発の白抜きエンジンは、この課題を根本から解決します。
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撮影と同時に、自動で背景を切り抜き: カメラで商品を撮影する瞬間に、アプリが自動で背景を認識し、商品だけをきれいに切り抜きます。
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リアルタイムで完成画像をプレビュー表示: 撮影しながら、白抜きされた完成イメージをスマートフォンの画面で確認できます。これにより、意図通りの写真が撮れているか、その場で判断できます。
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外部ツール不要・完全無料で使用可能: 別の加工ソフトや外部サービスを使う必要がなく、追加費用も一切かかりません。
この機能により、撮影作業と画像加工が同時に実行されるため、スタジオでの撮影やPCでの複雑な加工が不要になります。処理速度も非常に優れており、スマートフォン上でも待ち時間なく白抜き画像が生成されるため、現場での撮影効率が大幅に向上します。
プロ品質を再現するリアルタイム色補正・ホワイトバランス機能
ECサイトの商品写真において、最も重要な要素の一つが「色の正確さ」です。特にアパレル、ブランド品、雑貨、家具といった商品は、色がお客様の購入判断に大きく影響します。「実物と色が違う」「暗く見える」「素材感が伝わらない」といった色味のズレは、返品やクレーム、さらには購入機会の損失につながる大きな原因となります。
StockSwitchでは、独自開発のUI(ユーザーインターフェース)と色補正エンジンにより、この「色の正確さ」を誰でも簡単に実現できます。
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最適な明るさ・彩度・色温度(ホワイトバランス)をリアルタイムで自動調整: スマートフォンで撮影しながら、アプリが商品の色合いを自動で分析し、最適な状態に調整します。これにより、写真が暗すぎたり、色がくすんで見えたりするのを防ぎます。
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光源の違いによる色ブレを自動で補正: 自然光、蛍光灯、倉庫の照明など、撮影する場所の光源によって写真の色味は大きく変わってしまいます。StockSwitchはこれらの光源の違いを自動で認識し、色ブレを補正することで、実物に最も近い色を再現した写真撮影を可能にします。
これにより、専門的な知識や高価な機材がなくても、誰でもスマートフォン一つでプロが撮影したような、正確な色味の商品写真を撮ることができます。また、色味や光量を細かく調整したいユーザーのために、スライダーで微調整が可能なマニュアル調整モードも搭載されており、よりこだわった写真作りが可能です。
EC掲載に最適化された正方形リサイズ&自動リネーム処理
ECサイトに掲載する画像は、ただ撮影するだけでは不十分です。出品先のECモール(例:楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon、eBayなど)によっては、推奨される画像の比率、縦横サイズ、ファイル名の形式が異なります。これらの規格に合っていないと、画像が正しく掲載されなかったり、検索結果やAI連携に反映されなかったりする問題が発生する可能性があります。
StockSwitchは、撮影完了と同時にECモール規格に最適化された仕上がり画像を自動生成します。以下の2つの処理が、追加操作なしでリアルタイムに行われます。
- 正方形画像への自動リサイズ(1:1比率): 楽天市場やYahoo!ショッピング、Amazon、eBayなどの主要ECモールでは、特にスマートフォンでの表示において、正方形(1:1比率)の画像が掲載面積を広く取り、視認性やクリック率が高い傾向があります。StockSwitchは、撮影した画像を自動で正方形にリサイズし、EC掲載に適した比率へ統一します。
- EC出品に最適化された自動リネーム処理: 撮影が完了すると、画像は即座に「商品番号-連番」といったユニークなファイル名に自動で変換されます。これにより、商品と画像が正確に紐づけられ、画像の重複を防ぐことができます。また、出品モールへの連携時にもエラーなく処理できるデータ形式で保存されるため、スムーズな出品作業が可能になります。
従来、手作業で画像の名前を変更する作業は、1商品あたり数分から数十分の時間を要していました。StockSwitchのこの自動命名作業は、人的ミスを防ぎ、作業時間を大幅に短縮することに貢献します。
「属人化」を解消し、EC運営全体のボトルネックを解消
従来のEC運営における大きな課題の一つが「属人化」でした。属人化とは、特定の業務が特定の人にしかできない状態を指します。EC運営の現場では、以下のような形で属人化の問題が発生していました。
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撮影写真の品質が人によって大きく異なる: 経験豊富なスタッフとそうでないスタッフでは、撮影する写真の品質に差が出てしまい、「売れる写真」を安定して供給することが難しい。
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画像加工・リサイズ・ファイル名変換に手作業が発生: これらの作業は専門知識や熟練度が必要で、担当者のスキルに依存してしまう。
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撮影担当者の経験やスキルにEC運営全体が依存: 撮影担当者が不在になったり、退職したりすると、業務が滞ってしまうリスクがあった。
この「属人化」こそが、EC事業の拡大を阻む大きな課題でした。商品登録が滞ると、せっかく仕入れた商品も販売できず、売上機会を逃してしまいます。
StockSwitchは、このような属人化の課題を解決するために進化しました。白抜き、色補正、正方形リサイズ、自動リネーム、採寸サポート、情報入力といった、EC掲載に必要なすべての作業を、人のスキルに頼らず、アプリで自動化する方向へと強化されています。その結果、以下のような具体的な成果が生まれています。
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作業時間の大幅削減: 撮影から商品登録までの時間が短縮され、スタッフの負担が軽減されます。
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商品登録数の向上: 短時間で多くの商品を登録できるようになり、販売機会が増加します。
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売上拡大: 質の高い写真を効率的に多く掲載できることで、お客様の購入意欲が高まり、売上アップに繋がります。
これは単なる業務効率化に留まらず、EC運営のあり方そのものが変わり始めているという手応えでもあります。誰でも高品質な商品写真を撮り、効率的に出品できる環境が整うことで、EC事業者はより本質的な業務(商品開発、マーケティング、顧客対応など)に集中できるようになるでしょう。
リユース特化型EC一元管理システム「WASABI SWITCH」とは
StockSwitchの親システムである「WASABI SWITCH」は、リユース業界に特化したEC一元管理システムです。複数のECモールで商品を販売している事業者にとって、各モールでの出品、受注処理、在庫管理といった業務は非常に煩雑になりがちです。
WASABI SWITCHは、このような業務を一元的に管理することで、劇的に改善します。主な機能としては、一括出品・受注処理、買取管理、在庫連携などがあり、これらの機能によって、複数モールにおける各業務の現状を改善し、ショップの売上・利益の向上を図ります。

今後の展望:スマホ完結の世界を目指して
株式会社ワサビは、常に現場の声を起点として、サービスの改善と進化を続けています。StockSwitchは、今回の機能強化によって、EC運営における「撮影・情報入力・出品準備」という最も大きなボトルネックを解消する強力なツールとなりました。
今後もワサビ社は、「撮影・登録・管理・出品・発送までのすべてをスマホだけで完結できる世界」の実現を目指し、StockSwitchのさらなる進化を続けていくとのことです。これにより、EC事業者は場所や時間にとらわれずに、より柔軟で効率的な運営が可能になるでしょう。
株式会社ワサビについて
株式会社ワサビは、海外販売向けコンサルティングをはじめとした越境ECソリューション事業を展開しています。日本が誇る質の高い商品を、海外で効率的に販売できる国内外EC管理システムを開発・運用しており、グローバルなEC市場でのビジネスを支援しています。
また、リユース業界のさらなる発展を促し、リユース・リサイクルビジネスを通じて環境・経済共に持続可能な社会を目指すイベント「リユースフェス」の事務局を務めるなど、イベント運営にも力を入れています。
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会社名: 株式会社ワサビ
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代表者: 大久保裕史
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所在地: 大阪府大阪市北区大深町3番1号 グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル コラボオフィス8階K812号室
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電話番号: 050-5838-3170
まとめ
EC業務のDX化は、現代のビジネスにおいて避けては通れないテーマです。株式会社ワサビの「StockSwitch」は、スマートフォン一つでプロ品質の撮影から商品登録までを完結させることで、EC運営の「ささげ業務」における時間、コスト、人的リソースの課題を一挙に解決します。
特に、独自開発の白抜きエンジンやリアルタイム色補正機能、EC掲載に最適化された自動画像処理は、AI初心者の方でも簡単に「売れる写真」を作成できる画期的な技術です。これにより、EC運営の属人化を解消し、誰でも高品質な商品情報を安定して提供できる環境が整います。
StockSwitchの登場は、EC事業者の業務効率を向上させるだけでなく、商品登録数の増加や売上拡大にも直結する、まさにEC業界の未来を切り開くサービスと言えるでしょう。今後もStockSwitchの進化が、ECビジネスにどのような変革をもたらすのか、大いに期待が寄せられます。

