ビジネス変革を加速する「OPTiM AIR」とは?AI・IoT・Roboticsを統合したDX・AXサービスプラットフォームを徹底解説

ビジネス変革を加速する「OPTiM AIR」とは?AI・IoT・Roboticsを統合したDX・AXサービスプラットフォームを徹底解説

現代のビジネス環境において、デジタル技術を活用した変革、すなわちDX(デジタルトランスフォーメーション)は、企業が成長し続けるために不可欠な要素となっています。さらに、AI(人工知能)やRobotics(ロボティクス)といった技術を駆使し、システム自体が自律的に学習・改善していくAX(オートノマス・トランスフォーメーション)への注目も高まっています。

このような背景の中、株式会社オプティムは、DXとAXを強力に推進するための新しいサービスプラットフォーム「OPTiM AIR(OPTiM AI IoT Robotics Platform)」を発表しました。このプラットフォームは、高品質で安全・安心なAI、IoT、そしてフィジカルAI(ロボティクスなど)のサービスを、より迅速に提供することを目指しています。

DX・AXサービスプラットフォーム OPTIM AIR

「OPTiM Cloud IoT OS」から「OPTiM AIR」へ:進化の背景

オプティムは、2016年から「OPTiM Cloud IoT OS」というIoT(モノのインターネット)プラットフォームを提供してきました。このプラットフォームは、「第4次産業革命」の実現を目標に掲げ、農業や医療、建設といった様々な産業分野でIoTを活用したDXサービスを展開してきました。

「OPTiM Cloud IoT OS」は、高性能な時系列データ管理基盤を備えており、IoT機器やドローンからリアルタイムで送られてくるデータを活用することで、現場の状況を遠隔で再現・可視化したり、機器の稼働状況を把握したり、異常を検知したりすることが可能でした。さらに、現場で利用されるドローンやロボットの制御、そしてデータ解析を行うAIの開発にも貢献してきました。医療分野においては、多要素認証や監査ログ機能といった高度なセキュリティ機能を活用し、国のガイドラインに準拠した運用も支援してきました。

また、オフィスDXやコミュニケーションDXの分野でも、「OPTiM Cloud IoT OS」は活用されてきました。特に大企業向けには、既存の社内ID基盤とのシングルサインオン機能など、運用負担を増やすことなく利用できるセキュリティ機能や付加価値機能を提供してきました。加えて、顧客管理機能やコンテンツ管理機能と組み合わせることで、サードパーティーサービスとの連携も容易にし、DXサービス開発・提供のためのプラットフォームとしての役割も果たしていました。

「OPTiM Cloud IoT OS」は、「オープン化」「抽象化」「直感的」「“作る”から“使う”」という4つのコンセプトのもと、約10年間にわたり進化を続けてきました。しかし、この間にIoT技術は特別なものではなく、私たちの生活やビジネスに当たり前のように溶け込む普遍的な技術へと変化しました。同時に、オプティムが提供するDXサービスにおいても、IoTだけでなくAIやRoboticsといった技術の活用が大きく広がりました。

このような時代の変化と技術の進化を受け、「OPTiM Cloud IoT OS」は、オプティムの経営理念である「ネットを空気に変える」を体現するため、AI、IoT、Roboticsのテクノロジー、そしてDXに必要な機能を統合した新たなプラットフォームとして、「OPTiM AIR」へとリブランディングされることになったのです。

「OPTiM AIR」上で稼働する主なサービス

「OPTiM AIR」が提供する7つの主要機能

「OPTiM AIR」は、オプティムの製品開発における競争力の源泉となる多数の機能を備えています。これらの機能は、企業がDX・AXを推進する上で直面する様々な課題を解決し、より効率的で安全なサービス運用を可能にします。ここでは、その中でも主要な7つの機能について詳しく見ていきましょう。

「OPTiM AIR」基盤を活用するオプティムのDX・AXサービス群

1. ID管理機能

「OPTiM AIR」のID管理機能「OPTiM ID」は、個人利用と組織利用の両方に対応できるよう設計された、専用のID管理・認証・認可機能です。複数のテナント(利用者グループ)を管理できるマルチテナント設計を採用しているため、多様な組織形態に対応できます。

この機能は、OpenID ConnectやSAML 2.0といった標準的な認証プロトコルに対応しており、多くのIDaaS(Identity as a Service)や外部サービスとの認証連携が可能です。これにより、幅広いビジネスシーンでのサービス展開が可能になります。

また、セキュリティ面も非常に充実しています。多要素認証機能(パスワードだけでなく、別の方法で本人確認を行う機能)や、誰がいつ何をしたかを記録する監査ログ機能を提供。さらに、オプティムのMDM(モバイルデバイス管理)やPC管理サービス「OPTiM Biz」で管理されている端末からのみログインを許可するデバイス認証機能も備えており、シャドーIT(企業が把握していないIT機器やサービスの利用)対策にも貢献します。これにより、高いセキュリティが求められる医療現場などでも、安心してサービスを利用できます。

2. IoTデータ管理機能

IoTデバイスから継続的に送られてくる大量のデータ(ストリームデータ)を、リアルタイムで集計・解析し、分かりやすく可視化するための機能です。例えば、工場内のセンサーから送られる温度データや、農場のドローンが撮影した画像データなどを一元的に管理し、瞬時に分析することができます。

この機能は、大容量のファイルを保存できるストレージ機能も兼ね備えています。集中的に管理されたデータは、AIを利用した高度なデータ解析とシームレスに連携できるため、より深い洞察を得たり、将来の予測を行ったりすることが容易になります。

3. IoTデバイスのリモート管理・監視機能(デバイス管理)

「OPTiM IoT」と呼ばれるこの機能は、IoTデバイスに専用のエージェント(ソフトウェア)をインストールするだけで、そのデバイスの稼働状況を遠隔から取得したり、コマンド(指示)を実行したりすることを可能にします。これにより、現場に足を運ぶことなく、オフィスのPCから多数のIoTデバイスを一元的に管理・監視できます。

デバイスにトラブルが発生した場合でも、遠隔から迅速に対応できるため、ダウンタイム(システムが停止している時間)を最小限に抑え、保守にかかるコストを削減することができます。しかも、これらの操作はセキュアな環境で行われるため、セキュリティ面でも安心です。

4. サブスクリプション・ライセンス管理

サブスクリプション型(月額や年額で利用料を支払う形式)の製品やサービスの販売、契約、請求管理を効率化するための機能「OPTiM Store」です。多くの製品がWebからの申し込みに対応しており、請求書払いやクレジットカード払いなど、多様な支払い方法に対応しています。

この機能は、直販(直接顧客に販売)だけでなく、代理店を通じた販売など、様々なビジネスモデルに対応できる柔軟性を持っています。また、ライセンス管理機能も統合されているため、契約が完了した瞬間からサービスを利用開始できる、スムーズなユーザー体験(UX)を実現しています。

5. アプリ連携管理

異なるアプリケーションやサービス間で安全にデータを連携するために必要な、API(Application Programming Interface)の管理と認可を行うための機能です。具体的には、OAuth 2.0という標準的な認可プロトコルに基づいた認可サーバー機能を提供します。

これにより、オプティムのサービスと外部のサードパーティーサービスとの連携が容易になり、安全なデータ交換が実現します。開発者は、APIを簡単に公開し、多様なサービスとの連携を構築することが可能になります。

6. 運用・監視基盤機能

製品を迅速に、安価に、そして安全に運用するための共通基盤「Cavor」です。Googleが開発を始め、現在はCloud Native Computing Foundation (CNCF) が管理するオープンソースソフトウェアであるKubernetes(コンテナ化されたアプリケーションのデプロイ、スケーリング、管理を自動化するシステム)を活用しています。

Cavorは、CI/CDパイプラインテンプレート(ソフトウェアのビルド、テスト、デプロイのプロセスを自動化・標準化するための設定ファイルの集合体)や、共通で必要となるセキュリティ・監視機能を標準で備えています。これにより、開発チームはインフラ構築の手間を省き、迅速かつ高品質なサービス提供に集中することができます。

7. デザインシステム・UIコンポーネント

オプティムが提供する全てのサービスを通じて、ユーザーがより使いやすく、より分かりやすい体験(UX)を提供するためのデザインシステム「nucleus」を構築しています。このシステムにより、複数のサービス間で統一されたユーザーインターフェース(UI)とユーザー体験が提供されます。

ユーザーは、サービスごとに操作方法を覚える必要がなく、迷うことなく異なるサービス間を横断して利用できます。また、一目でオプティムのサービスだと認識できるような、統一されたブランドイメージの構築にも貢献しています。

「OPTiM AIR」が実現する未来:迅速で高品質なDX・AXサービスの提供

「OPTiM AIR」の登場により、オプティムは高品質で安全・安心なAI・IoT・フィジカルAIサービスを、これまで以上に迅速に提供することが可能になります。これは、開発コストの抑制と、オプティムが提供する様々なサービスの連携(クロスセル)の容易化を同時に実現することを意味します。

「OPTiM AIR」は今後も機能強化が続けられる予定です。特に、より安心・安全にサービスを利用してもらうためのセキュリティ機能の強化、サービスの販売状況や利用状況を分析するBI(ビジネスインテリジェンス)機能の強化、複数のサービスを連携しやすくする機能の強化、そしてUI・UXの改善が中心的に取り組まれるでしょう。

これらの機能強化によって、オプティムは高品質で安全・安心なDX・AXサービスを、さらに早く、そして安価に提供できる状態を実現し、企業の競争力強化を支援していくものと期待されます。

「OPTiM AIR」の詳細については、以下のウェブサイトでご覧いただけます。
https://www.optim.co.jp/capability/platform/

オプティムの「オプティマル事業」とは

オプティムは、「ネットを空気に変える」という経営理念を掲げています。これは、インターネットが水や電気のように、誰もが意識することなく当たり前に利用できるインフラとなることを目指すものです。

「オプティマル事業」とは、このような理念のもと、同社独自の最適化技術によって、ネットをより快適で使いやすいサービス・インフラに変えていくための事業の総称です。急速なインターネットの普及に伴い、これまでネットを利用してこなかった層も利用する機会が増える中で、現状のネットは必ずしも使いやすいとは言えません。オプティムは、この課題を解決し、ネットをまるで空気のように自然に使えるものにすることを目指しています。

製品情報:https://www.optim.co.jp/services

まとめ:企業のDX・AX推進を強力にサポート

株式会社オプティムが発表したDX・AXサービスプラットフォーム「OPTiM AIR」は、AI、IoT、Roboticsといった最先端技術を統合し、企業のデジタル変革と自律的な変革を強力に支援する基盤です。

ID管理、データ管理、デバイスリモート管理、サブスクリプション・ライセンス管理、アプリ連携、運用・監視基盤、デザインシステムといった多岐にわたる主要機能は、開発の効率化と運用コストの抑制を実現し、企業がより迅速に高品質なサービスを市場に投入することを可能にします。

「OPTiM AIR」は、これからのビジネスにおいて不可欠となるDX・AXを加速させ、企業が変化の激しい時代を勝ち抜くための強力なパートナーとなることでしょう。継続的な機能強化により、その可能性はさらに広がっていくと期待されます。

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