【AI初心者向け】クラウド型ETLツール「Reckoner」がPython・JavaScript対応のコード実行機能をリリース!ノーコードとコードで柔軟なデータ連携を実現

クラウド型ETLツール「Reckoner」とは?データ連携の基礎を理解しよう

現代のビジネスにおいて、データは「新しい石油」とも称されるほど重要な資産です。しかし、異なるシステムに散らばっているデータをそのまま活用するのは非常に困難です。そこで活躍するのが、クラウド型ETLツール「Reckoner(レコナー)」のようなデータ連携ツールです。

ETLとは、「Extract(抽出)」「Transform(変換)」「Load(格納)」の頭文字を取ったもので、データ活用における一連の流れを表します。

  • Extract(抽出): 企業内の様々なシステム(顧客管理システム、会計システム、ウェブサイトのログなど)から必要なデータを集める作業です。Reckonerは、kintone、Salesforce、奉行クラウド、Google BigQueryといったSaaSサービスから、オンプレミス環境の基幹システムまで、100種類以上の多種多様なシステムからデータを抽出できます。

  • Transform(変換): 抽出したデータを、分析や活用しやすい形に加工する作業です。例えば、表記ゆれを修正したり、複数のデータを結合したり、不要な情報を削除したりします。この「変換」の工程が、データ活用の成否を大きく左右します。

  • Load(格納): 変換されたデータを、最終的に利用するデータベースやデータウェアハウスに保存する作業です。これにより、データ分析ツールやBIツールなどから、いつでも最新かつ正確なデータにアクセスできるようになります。

Reckonerは、これらのETLプロセスを、プログラミングの知識がなくてもマウス操作でブロックをつなぐように直感的に構築できる「ノーコード」のインターフェースを強みとしています。これにより、専門的なエンジニアでなくても、データ連携の仕組みを構築・運用できるため、企業全体のデータ活用を促進します。

DX推進とAI活用を加速させるデータ連携の重要性

デジタル変革(DX)の推進やAI(人工知能)の活用が叫ばれる現代において、企業は日々膨大なデータを生成しています。これらのデータを有効活用するためには、異なるシステム間に存在するデータをスムーズに連携させ、必要な形に加工する仕組みが不可欠です。

例えば、営業データと顧客サポートデータ、マーケティングデータを連携させることで、顧客の行動パターンを詳細に分析し、よりパーソナライズされたサービス提供や、新たなビジネス戦略の立案が可能になります。また、AIモデルの学習には、質の高い大量のデータが必須であり、正確かつ効率的なデータ連携がAI活用の基盤となります。

しかし、実際のデータ連携の現場では、単にデータを集めるだけでなく、さらに複雑なデータ加工や、特定の条件に基づいた処理が求められるケースが増えています。例えば、特定の条件下でのみデータを結合したり、外部の情報を参照してデータを補完したり、独自の計算ロジックを適用したりするような場合です。これまでのノーコードツールでは、このような高度な要件に対応しきれない場面もありました。

新機能「コード実行機能」でReckonerのデータ連携がさらに進化

このような背景から、クラウド型データ連携ツール「Reckoner」は、データ連携フロー内でPythonおよびJavaScriptのコードを記述し、独自のデータ処理を実装できる「コード実行機能」を新たにリリースしました。この機能により、Reckonerはノーコードの使いやすさと、コードによる柔軟な処理能力を両立させ、より高度なデータ連携を実現します。

ノーコードとコードの組み合わせの概念図

Python・JavaScriptで実現する高度なデータ加工

新機能の最大の特長は、Reckonerのデータ連携フローの中で、PythonやJavaScriptといった汎用性の高いプログラミング言語を直接利用できる点です。

  • Python: データ分析や機械学習の分野で広く使われている言語であり、複雑な統計処理、テキストデータの解析、外部ライブラリを活用した高度なデータ加工など、多岐にわたる処理が可能です。

  • JavaScript: ウェブ開発で利用されることが多い言語ですが、データの整形や特定の条件に基づいた動的な処理、API連携などにも強みを発揮します。

これにより、ノーコードのGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)操作だけでは対応が難しい、以下のような複雑な処理を柔軟に実装できます。

  • 複雑な条件分岐やロジック処理: 例えば、特定の商品カテゴリのデータのみを抽出し、さらに特定の期間内の売上データと結合するといった、複数の条件が絡む処理。

  • 外部APIとの連携: 社内データと外部の天気情報APIや為替レートAPIなどを組み合わせ、よりリッチなデータを作成する。

  • 独自のアルゴリズム適用: 企業独自の計算式や、特定の業界に特化したデータ加工アルゴリズムを組み込む。

  • データのクレンジングと標準化: 顧客名や住所の表記ゆれを自動的に修正したり、異なるシステムから抽出された日付フォーマットを統一したりする。

プログラミングの経験が少ない方でも、必要な部分だけコードで記述し、全体はノーコードで構築できるため、学習コストを抑えつつ、データ連携の可能性を大きく広げることができます。

ノーコードとコードの融合:柔軟性と運用性の両立

Reckonerの「コード実行機能」は、ノーコードの直感的な操作と、コードによる柔軟なカスタム処理を組み合わせることで、以下のようなメリットを提供します。

  • 運用しやすさ: データ連携フローの大部分はノーコードで構築できるため、非エンジニアの担当者でも全体の流れを把握しやすく、日常の運用管理を容易に行えます。これにより、データ連携の「民主化」が促進され、現場部門でもデータ活用を推進できるようになります。

  • 高度な要件への対応: 一方で、ノーコードでは実現が困難だった、特定の専門的なデータ加工や複雑なロジックは、PythonやJavaScriptでピンポイントに実装できます。これにより、システムの制約に縛られず、ビジネスのあらゆる要件に対応できるようになります。

  • 開発効率の向上: エンジニアは、簡単なデータ連携フローの構築に時間を割くことなく、より高度なコード記述が必要な部分に集中できます。これにより、データ連携基盤全体の開発効率が向上し、迅速なデータ活用が可能になります。

この組み合わせにより、データ連携の専門家とビジネス部門の担当者が協力しやすくなり、企業全体のデータ活用レベルを底上げすることが期待されます。

直感的な操作画面でコード実行をサポート

Reckonerの操作画面は、コード実行機能が追加されても、その使いやすさが損なわれないよう設計されています。データ連携フローの視覚的な構築の中に、コード実行ステップを組み込むことが可能です。

操作画面イメージ

上記の画面イメージでは、データソースからの抽出後、「コード実行」というステップがフローに組み込まれていることが分かります。このステップを選択すると、以下のような設定画面でPythonまたはJavaScriptのコードを記述できます。

コード実行設定画面

この設定画面では、使用する言語のバージョンを選択し、直接コードを記述できます。プレビュー機能も備わっており、コードの動作を事前に確認しながら開発を進められるため、効率的にカスタム処理を実装することが可能です。

「Reckoner」が実現するデータ活用の未来

Reckonerは、今回のコード実行機能のリリースにより、ノーコードとコードの両立をさらに強化し、より高度で柔軟なデータ連携を実現する機能拡張を継続してまいります。

データの集約・加工・連携を直感的なマウス操作で構築できるReckonerは、専門的な知識に依存しない運用と、高度な要件への対応を両立させます。これにより、企業は継続的かつ安定したデータ活用を実現し、ビジネスの成長を加速させることができるでしょう。

現在、Reckonerは、kintone、Salesforce、奉行クラウド、Google BigQueryなどの主要なSaaSサービスに加え、オンプレミス環境の基幹システムなど、100種類以上のシステム連携に対応しています。これにより、企業内のあらゆるデータを一元的に管理し、データ運用の効率化と高度なデータ活用を強力にサポートします。

Reckonerのサービス詳細については、以下の公式サイトをご覧ください。

Reckonerサービスサイト

株式会社スリーシェイクについて

Reckonerを提供している株式会社スリーシェイクは、2015年の創業以来、ITインフラ領域の技術力に強みを持つテクノロジーカンパニーです。SRE(Site Reliability Engineering)コンサルティング事業「Sreake(スリーク)」では、AWS、Google Cloud、Kubernetesに精通したプロフェッショナルが、技術戦略から設計・開発・運用までを一貫してサポートしています。

また、SRE領域で培ったノウハウを活かし、Reckonerの他にも、フリーランスエンジニア特化型人材紹介サービス「Relance(リランス)」やセキュリティサービス「Securify(セキュリファイ)」など、DX時代における企業の技術戦略設計からセキュアなアプリケーション開発、データ活用までを一貫して支援する幅広いサービスを展開しています。

同社の強力な技術基盤と豊富な実績が、Reckonerの信頼性と機能性の源となっています。

  • 会社名:株式会社スリーシェイク

  • 代表者:代表取締役社長 吉田 拓真

  • 所在地:東京都中央区銀座8丁目21番1号 住友不動産汐留浜離宮ビル7F

  • 会社HP:株式会社スリーシェイク

まとめ:Reckonerでデータ連携の可能性を広げよう

クラウド型ETLツール「Reckoner」がリリースした「コード実行機能」は、ノーコードの使いやすさとPython・JavaScriptによる高度なカスタマイズ性を融合させる画期的な一歩です。これにより、AI初心者の方からプロフェッショナルまで、誰もがデータ連携の可能性を最大限に引き出し、より複雑で高度なデータ活用を実現できるようになります。

DX推進やAI活用が加速する現代において、データの力を最大限に引き出すReckonerのようなツールは、企業の競争力を高める上で不可欠です。ぜひこの機会に、Reckonerの最新機能に注目し、貴社のデータ連携を次のレベルへと進化させてみてはいかがでしょうか。

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