AI時代のビジネスPC:dynabookが「インテル® Core™ Ultra プロセッサー」搭載の法人向けAI PCとAI活用支援サービスを発表
現代ビジネスにおいて、AI(人工知能)の活用はもはや選択肢ではなく、業務効率を飛躍的に向上させるための「戦略的パートナー」として不可欠な存在となりつつあります。この大きな潮流はPC市場にも波及し、AI機能を標準搭載したPC、通称「AI PC」の普及が急速に進んでいます。このような背景の中、dynabookは法人向けノートPCの新モデルを発表しました。AI処理能力と電力効率を両立させた最新技術と、独自のAI機能、さらにAI活用を支援する学習サービス、そして強固なセキュリティ機能で、企業の生産性向上と安全なAI導入を強力にサポートします。
最新のAI PCがビジネスの生産性を変える
dynabookが2026年1月22日より受注を開始した法人向けノートPCは、13.3型プレミアムモバイルノートPC「dynabook X83/PA」と、16.0型大画面ビジネスノートPC「dynabook B86/PA」の2機種です。
これらの新モデルは、AI PC時代の到来を見据え、以下の主要な特長を備えています。

1. 「インテル® Core™ Ultra プロセッサー(シリーズ3)」と「エンパワーテクノロジー」で安定した高性能を実現
新モデルの心臓部には、最新の「インテル® Core™ Ultra プロセッサー(シリーズ3)」が搭載されています。このプロセッサーは、AI処理に特化したNPU(Neural Processing Unit)を内蔵しており、PC自体でAI処理を行える「オンデバイスAI」を可能にします。これにより、クラウドにデータを送ることなく、PCローカル環境で安全かつ高速にAI機能を利用できます。
さらに、dynabook独自の「エンパワーテクノロジー」は、この高性能なプロセッサーの能力を安定的に引き出し、長時間の高負荷作業でも快適なパフォーマンスを維持します。例えば、複雑なデータ分析や複数のAIアプリケーションを同時に使用するような場面でも、PCの性能が低下しにくい設計となっています。
2. 「Copilot+ PC」準拠と高速NPUでAI処理を高速化
新製品は「Copilot+ PC」に準拠しており、最大毎秒約49兆回という驚異的な演算性能を実現する高速NPUを搭載しています。この高い処理能力により、画像生成や文章の要約、データ分析といったAIが関わる作業を、より迅速かつスムーズに実行できます。クラウドサービスに依存することなくPC単体でAI処理を完結できるため、セキュリティ面での安心感も高まります。
3. その他の先進的な特長
-
Wi-Fi 7に対応:最新の高速無線LAN規格であるWi-Fi 7(帯域幅320MHz幅に対応)に対応し、大容量データの高速転送や安定したオンライン接続を実現します。特に、オンライン会議やクラウドサービスの利用が多いビジネスシーンでその恩恵を実感できるでしょう。
-
LPDDR5Xの採用:「dynabook X83/PA」では、高性能かつ高効率なLPDDR5Xメモリを採用。これにより、システムの応答性が向上し、複数のアプリケーションを快適に操作できます。
-
インテル® Evo™エディション:「dynabook X83/PA」は、プレミアムノートPCの証である「インテル® Evo™エディション」モデルも用意されています。これは、高い応答性、優れたバッテリー駆動時間、高速充電、高速Wi-Fi接続など、厳格な基準を満たしたPCに与えられる称号であり、ビジネスユーザーに高い満足度を提供します。
-
セルフ交換バッテリー:「dynabook X83/PA」では、お客様自身で簡単に交換できる「セルフ交換バッテリー」を採用しています。長時間の高負荷処理による電力消費増やバッテリー劣化の課題に対応し、利便性を高めます。オプション(別売)のバッテリーが必要ですが、これによりPCの長期利用や運用コスト削減にも貢献します。
これらの製品の詳細は、以下のURLからご確認いただけます。
-
法人向け「dynabook X83/PA」製品情報ページ: https://dynabook.com/business/product/business-mobile-notebook-x-series/x83pa-jan-2026-13-3-inch.html
-
法人向け「dynabook B86/PA」製品情報ページ: https://dynabook.com/business/product/business-notebook-b-series/b86pa-jan-2026-16-0-inch.html
dynabook独自の4つのAI機能でビジネスを強力にサポート
新商品には、PCローカル環境で安全かつ快適に使える、dynabook独自の4つのAI機能が搭載されており、お客様のAI活用を強力に支援します。クラウドを介さないため、情報漏洩のリスクを低減しながら、安心してAIの恩恵を受けられます。
1. ローカル生成チャットボット「dynabook AIアシスタント」
この機能は、情報をクラウドにアップロードすることなく、PCローカル環境で文章の翻訳や要約などを簡単に行えます。機密性の高い情報を含む業務でも、情報漏洩のリスクを低減しながらAIを活用できるため、安心して利用できます。また、PCの操作方法についてもAIがチャット形式でサポートしてくれるため、AI初心者でも迷うことなくPCを使いこなせるでしょう。
特に注目すべきは、今回追加された新機能です。
-
AI知識サーチ:チャットで質問するだけで、AIが登録された資料の中から関連情報を探し出し、分かりやすく整理して説明してくれます。これにより、社内資料の検索や情報整理にかかる時間を大幅に削減し、必要な情報へ素早くアクセスできるようになります。
-
PC操作エージェント:AIにお願いするだけで、PC操作を簡単に実行できる機能です。例えば、「このファイルをPDFに変換して」といった指示を出すだけで、AIが自動的に操作を行ってくれるため、PC操作に不慣れな方でもスムーズに作業を進められます。
2. 高度なバッテリー管理「AIパワーオプティマイズ」
AIがオンラインミーティングの開始を自動で検出し、オンラインミーティングに適したバッテリー制御を行います。これにより、PCの消費電力を抑制し、外出先でのバッテリー駆動によるオンラインミーティングも快適に行えます。バッテリー残量を気にすることなく、重要な会議に集中できるのは大きなメリットです。
3. 顔検知プライバシー保護「AIプライバシーアシスト」(X83/PAのみ搭載)
「dynabook X83/PA」にのみ搭載されるこの機能は、AIがPC利用者の顔を検知し、覗き見などがあればPCのデスクトップ上に警告を表示します。また、PC利用者が席を離れると画面を自動でオフにし、席に戻るとスリープ画面を解除するといった設定も可能です。これにより、カフェや共有オフィスなどでの情報漏洩リスクを低減し、プライバシー保護を強化できます。
4. 遠隔ハンドサイン操作「AIハンドコントロール」(X83/PAのみ搭載)
こちらも「dynabook X83/PA」にのみ搭載される機能で、AIがハンドサイン(手の動き)を認識し、PCに触れることなくアプリを操作できます。異なるハンドサインをAIが判別し、動画の停止や再生などを操作できるため、プレゼンテーション中や手が離せない状況でも、スムーズなPC操作が可能になります。
AIの業務活用を促進する無料e-learningコンテンツを提供
AI PCを導入しても、その機能を十分に使いこなせなければ意味がありません。そこでdynabookは、AI活用を促進し、企業内での定着化を支援するための無料e-learningコンテンツ「JBS AI Starter Learning」を提供します。

このサービスは、マイクロソフトをはじめとしたクラウドソリューションに強みを持つ日本ビジネスシステムズ株式会社(JBS)との協業により実現しました。2026年4月からのサービス開始を予定しており、新商品を含む今後発売される法人向けPCにおいて提供されます。

無料コンテンツは、「Copilot/生成AIスタートガイド」や「プロンプト初級編」といった入門編を中心に、分かりやすい13本の動画で構成されています。AIの基本的な知識から、Microsoft Copilotの具体的な使い方までを網羅しており、「AIって何?」「何から始めたらよいか?」といったAI初心者の疑問を解消し、スムーズなAI導入をサポートします。
「自社でトレーニングプログラムを提供できない」「社内にAIを教えられる人材がいない」といった企業のお客様の悩みに寄り添い、AI活用スキル向上と定着化に向けた伴走支援サービスを提供します。
さらに、次のステップとなる有償版のe-learningメニューも用意されており、Microsoft 365やCopilotライセンスの導入支援にも柔軟に対応します。
「Copilot+ PC × Microsoft 365 Copilot 向け」eラーニングについては、以下のページをご覧ください。
https://dynabook.com/business/ai/ai-ready/e-learning.html
遠隔からのデータ消去機能に対応!強化されたセキュリティ機能「Dynabookリモートセキュア」
働き方の多様化が進み、リモートワークとオフィスワークが混在する環境が一般的になる中で、ノートPCのセキュリティ確保はこれまで以上に重要になっています。特に、PCの紛失や盗難が発生した場合のデータ漏洩リスクは、企業にとって大きな脅威です。
このような課題に対応するため、dynabookは独自開発の台帳管理システム「PCアセットモニタリングサービス」の機能を強化し、新機能「Dynabookリモートセキュア」および「Dynabookリモートセキュア Plus」を追加しました。

この機能強化は、遠隔データ消去分野で国内市場をリードするワンビ株式会社との技術連携により実現しました。同社独自のソフト「TRUST DELETE」のモバイルセキュリティ技術が「PCアセットモニタリングサービス」に採用されています。
「Dynabookリモートセキュア」と「Dynabookリモートセキュア Plus」の特長
- 遠隔からのデータ消去・ロック:管理下のPCが紛失・盗難に遭った場合、管理者は「PCアセットモニタリングサービス」の管理ポータルから、遠隔でデータ消去や画面ロックを実行できます。これにより、大切なデータの漏洩防止や不正利用を防ぐことが可能です。

-
通信手段の多様性:
-
ワイヤレスWAN(nanoSIMカード/eSIM)搭載モデルの場合:SMS経由およびWi-Fi・インターネット経由の両方でデータ消去の指示を送信できます。
-
ワイヤレスWAN(nanoSIMカード/eSIM)非搭載モデルの場合:Wi-Fi・インターネット経由でデータ消去の指示を送信できます。
-
-
電源オフ状態からの操作(Plus機能):「Dynabookリモートセキュア Plus」は、ワイヤレスWAN(nanoSIMカード/eSIM)搭載モデル向けの上位機能です。電源がオフの状態でも遠隔からのデータ消去・ロックが可能となり、より強固なセキュリティを提供します。
これらの新機能は、新商品の「dynabook X83/PA」および「dynabook B86/PA」から対応します。
「PCアセットモニタリングサービス」の詳細については、以下のページをご覧ください。
https://dynabook.com/solution/outsourcing/lcm/pc-asset.html
まとめ:AI PCが拓く、人に寄り添う“真のパーソナルコンピュータ”の未来
dynabookが今回発表した法人向けAI PC新モデルと、それに伴うAI活用支援サービス、そして強化されたセキュリティ機能は、AIがビジネスの中心となる未来を見据えた戦略的な一歩と言えるでしょう。
「インテル® Core™ Ultra プロセッサー」による高性能なAI処理、独自のAI機能による業務効率化、JBSとの協業によるAI学習支援、そしてワンビ株式会社との連携による堅牢なセキュリティ対策。これら全てが融合することで、企業はAIの恩恵を最大限に享受しつつ、安心してビジネスを展開できるようになります。
dynabookは、これからもAIやクラウドの活用を通じてお客様の業務効率化や生産性向上をサポートし、人に寄り添う“真のパーソナルコンピュータ”と、その活用を支えるサービスの提供を目指していくことでしょう。AI初心者の方も、この機会に最新のAI PCとサービスを活用し、ビジネスの新たな可能性をぜひ体験してみてください。

