【メタバース×教育】日本発「cluster」が大阪府立工芸高校と近鉄不動産の次世代教育プログラムを支援!未来のクリエイターを育む実践的カリキュラムとは?

デジタル社会の進化が目覚ましい現代において、仮想空間である「メタバース」は、私たちの生活やビジネス、そして教育のあり方を大きく変えようとしています。そんな中、日本発のメタバースプラットフォーム「cluster」が、大阪府立工芸高等学校と近鉄不動産株式会社が手を取り合った次世代教育プログラムを強力に支援することが発表され、大きな注目を集めています。この画期的な取り組みは、未来を担うクリエイターたちに、メタバース空間での実践的なデザインと空間創造スキルを習得する貴重な機会を提供するものです。

メタバース教育の背景と目的:伝統校の創造力を「cluster」で加速

現代社会は急速なデジタル化の波に乗り、メタバース空間におけるデザインや空間創造のスキルは、次世代のクリエイターにとって不可欠な能力となりつつあります。このような背景から、100年以上の歴史を持つ大阪府立工芸高等学校が持つ先進的なデザイン教育のノウハウと、近鉄不動産株式会社が長年培ってきたリアルな不動産開発や空間デザインの知見が、一つの教育プログラムとして結実しました。この産学連携協定は、日本最大級のメタバースプラットフォーム「cluster」を介して、学生たちにこれまでにない実践的かつ最先端の学びの場を提供することを目的としています。伝統的な創造力と最新のテクノロジーを融合させることで、学生たちは未来のデジタル社会で活躍するための確かな土台を築き上げることが期待されています。

「cluster」とは?その特徴と教育現場での広がり

この教育プログラムの中心となるのが、クラスター株式会社が開発・運営する日本発のメタバースプラットフォーム「cluster」です。AI初心者の方にも分かりやすく説明すると、「cluster」は、インターネット上に存在するもう一つの世界、つまり仮想空間(メタバース)を自由に探索したり、イベントに参加したり、自分だけのオリジナル空間を創造したりできる場所です。スマートフォン、PC、VRデバイスなど、さまざまな機器からアクセスできるのが大きな特徴で、最大10万人が同時に接続できる大規模な空間を構築する技術を持っています。これにより、まるで現実世界にいるかのような体験をバーチャル空間で共有することが可能になります。

クラスター社は、最先端技術を活用してイノベーションを起こし、世界に届けることを企業文化のDNAとしています。特に教育分野には大きな可能性を見出し、2023年から教育現場との連携を強化してきました。現在では、大学、専門学校、高校、中学校、小学校と、幅広い教育機関で「cluster」が導入され、教師と児童・生徒・学生双方に新しい学びの体験をもたらしています。例えば、バーチャル空間での授業、グループワーク、文化祭、卒業制作展など、その活用方法は多岐にわたります。

今回の大阪府立工芸高等学校との連携も、こうした教育現場におけるメタバース活用の新たな一歩と言えるでしょう。「cluster」の持つ自由な表現力と、多人数が同時に体験を共有できる特性が、学生たちの創造性を刺激し、実践的なスキル習得を強力にサポートします。

clusterロゴ

実践的な教育プログラムの全貌

2026年4月より本格的に導入されるこの教育プログラムは、学生一人ひとりがメタバースの可能性を深く体験し、企画から最終的なアウトプットまでを一貫して学べるように設計されています。具体的なプログラム概要は以下の通りです。

メタバース導入レクチャー

プログラムの最初のステップとして、学生たちはメタバースの基礎を学びます。近鉄不動産が運営する「バーチャルあべのハルカス」を実際に体験することで、「cluster」プラットフォームの機能や、メタバース空間で何ができるのか、どのような可能性が秘められているのかを肌で感じることができます。この体験を通じて、学生たちはメタバース空間を創造するための第一歩を踏み出します。

近鉄不動産のマンションモデルルームでの講義

バーチャル空間での学びと並行して、学生たちは現実世界での実践的な知識も深めます。近鉄不動産の実際のマンションモデルルームを訪れ、色彩の選び方、素材の質感、光の効果的な使い方といったインテリアデザインの基礎から応用までを学びます。さらに、顧客の視点や市場のニーズといったビジネスの側面も学ぶことで、単なるデザインスキルだけでなく、社会で求められる総合的な力を養います。

「バーチャル展覧会」イベントの実施

教育プログラムの集大成として、2027年1月には、学生たちが制作した作品をメタバース空間に展示する「バーチャル展覧会」が開催されます。学生たちは、これまでに学んだ知識とスキルを活かして、オリジナルのインテリアや空間デザインを「cluster」上に構築します。この展覧会は、作品を発表する場であると同時に、企画力やプレゼンテーション能力を向上させる貴重な機会となります。多くの人々に自分たちの作品を見てもらい、フィードバックを得ることで、さらなる成長へとつながるでしょう。

本格導入に先立つプレイベント「暮らしのかたち展」

本格的な教育プログラムの導入に先立ち、試験的な取り組みとして、2026年1月16日(金)にはプレイベント「暮らしのかたち展 バーチャルあべのハルカス×大阪府立工芸高等学校」が開催されます。このイベントでは、学生たちが実際に制作した家具などの作品が、近鉄不動産が手掛ける「バーチャルあべのハルカス てんしばエリア」に展示されます。

イベント概要

  • イベント名: 暮らしのかたち展 バーチャルあべのハルカス×大阪府立工芸高等学校

  • 内容: 学生たちが実際に作った家具を、「バーチャルあべのハルカス てんしばエリア」に展示。来場者は、てんしばの開放的な雰囲気をバーチャル空間で感じながら、学生たちの作品に込められた工夫や思い、家具の魅力を楽しむことができます。

  • 日時: 2026年1月16日(金)14時OPEN、15時終了予定

  • 場所: バーチャルあべのハルカス てんしばエリア

アクセス方法(参加方法)

このイベントは「cluster」アプリを通じて誰でも参加可能です。

  1. パソコンまたはスマートフォンからクラスター公式HP(https://cluster.mu/)にアクセスし、アプリケーション「cluster」をダウンロードします。
  2. 画面の案内に従い、アカウント登録を行います(無料)。
  3. ログイン後、「バーチャルあべのハルカス」、もしくは「大阪府立工芸高等学校」のワールドを検索し、イベントに参加できます。

このプレイベントは、学生たちの作品を一般に公開する初めての機会であり、メタバース空間での展示の可能性を示す重要な一歩となります。リアルな家具とバーチャルな空間が融合することで、どのような新しい体験が生まれるのか、非常に楽しみなイベントです。

授業の様子とバーチャル展覧会イメージ

各社の役割と「バーチャルあべのハルカス」が拓く可能性

今回の画期的な教育プログラムは、それぞれの分野で専門性を持つ3者が連携することで実現しました。

大阪府立工芸高等学校

2023年に創立100周年を迎えた大阪府立工芸高等学校は、「デザインと美術」を専門とする伝統校です。長年の歴史の中で多くの才能を輩出し、常に先進的なデザイン教育を追求してきました。特にインテリアデザイン科では、家具やディスプレイ、設計などの教育に加え、2024年度からはメタバースのような最新のデジタル技術を積極的に取り入れ、学生たちの創造性や技術力を高めるための教育を推進しています。

近鉄不動産株式会社

近鉄不動産は、不動産開発や空間デザインの分野で豊富な実績を持つ企業です。今回のプログラムでは、リアルの空間デザインの知見を提供するだけでなく、「バーチャルあべのハルカス」という独自のメタバース空間を提供しています。

メタバース空間「バーチャルあべのハルカス」とは

「バーチャルあべのハルカス」は、近鉄不動産が所有・運営する高さ300mの超高層複合ビル「あべのハルカス」と、近鉄不動産が大阪市との協定に基づき管理運営する天王寺公園エントランスエリア「てんしば」を、クラスター株式会社が提供するメタバースプラットフォーム上に再現した仮想空間です。2023年3月にオープンして以来、多くの人々がバーチャル空間で「あべのハルカス」や「てんしば」を体験できるようになりました。

この「バーチャルあべのハルカス」では、単に建物を再現するだけでなく、アクティビティリゾート施設「バーチャル志摩グリーンアドベンチャー」や、実在する動物園公認のワールド「バーチャル天王寺動物園」など、多様なコンテンツが展開されています。学生たちは、このようなリアルと連動した質の高いバーチャル空間を舞台に、実践的なデザインを学ぶことができます。

クラスター株式会社

「cluster」を提供するクラスター株式会社は、今回の産学連携において、そのプラットフォームを通じて学生たちに最先端の学びの場を提供します。同社は「あらゆるヒト、モノ、技術をつなげる共創空間のOSをつくる」というビジョンを掲げ、日本最大級のメタバースプラットフォームを開発・運営しています。製造、建設、教育、国際会議、エンターテインメントなど、多様な業界で「cluster」の活用が進んでおり、最大10万人が同時接続できるリアルタイム空間を構築する技術力は、多くのIPコンテンツや大型イベントで実績を重ねています。

クラスター社は、高い信頼性と拡張性を兼ね備えたBtoB型プラットフォームとして成長を続けており、社内研究所ではユーザー行動解析、バーチャルAIエージェント、AIによる3D制作自動化などのR&D(研究開発)も積極的に推進しています。外部研究機関や大学との共同研究も展開し、メタバース技術の進化を加速させています。

今回の教育プログラム支援は、同社が培ってきた技術と知見を次世代の教育に還元する重要な取り組みと言えるでしょう。

クラスター株式会社の法人向けビジネスの最前線については、以下のオウンドメディアで知ることができます。

メタバースが拓く教育の未来

大阪府立工芸高等学校、近鉄不動産、そしてクラスター株式会社によるこの教育プログラムは、日本の教育におけるメタバース活用の新たな地平を切り開くものです。学生たちは、仮想空間という無限の可能性を秘めたキャンバスの上で、既存の枠にとらわれない自由な発想でデザインを創造し、それを具現化するスキルを磨きます。

リアルな空間デザインの知識と、メタバース上での実践的な制作経験を組み合わせることで、学生たちはデジタルとリアルの両方を行き来できる、まさに次世代のクリエイターとして成長するでしょう。これは、単に新しいツールを学ぶだけでなく、未来の社会で求められる多角的な視点や問題解決能力を養うことにもつながります。

今後、メタバース技術はさらに進化し、教育現場での活用も一層広がっていくと予想されます。今回の取り組みが成功すれば、他の教育機関にも同様のプログラムが波及し、日本の教育全体のデジタル化と創造性教育の推進に大きく貢献することでしょう。未来の教育は、きっと、現実世界と仮想世界がシームレスに連携し、より豊かで実践的な学びの機会を提供するものとなるでしょう。

まとめ

大阪府立工芸高等学校と近鉄不動産、そしてクラスター株式会社が連携して開始するメタバース教育プログラムは、日本の次世代クリエイター育成において画期的な一歩となります。日本発のメタバースプラットフォーム「cluster」を活用することで、学生たちはデジタル社会で活躍するための実践的なデザインスキルと空間創造能力を習得します。

2026年4月からの本格導入に先立ち、2026年1月16日には「バーチャルあべのハルカス てんしばエリア」でプレイベント「暮らしのかたち展」が開催され、学生たちの作品が一般に公開されます。

この取り組みは、伝統的な教育と最先端のテクノロジーが融合し、未来の教育のあり方を示す重要なモデルケースとなるでしょう。メタバースがもたらす無限の可能性に期待が高まります。

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