社内システム開発を革新!ベースマキナの「バージョン管理・有効化機能」がDX/AXを加速し、より安全な運用を実現
現代のビジネスにおいて、企業が競争力を維持し成長していくためには、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」と「AX(AIトランスフォーメーション)」の推進が不可欠です。DXはデジタル技術を駆使してビジネスモデルや業務プロセスを変革すること、AXはAIを導入して新たな価値創造や業務効率化を図ることを指します。これらは、単なるITツールの導入に留まらず、企業文化や組織そのものの変革を伴う壮大な取り組みです。
こうしたDX/AXを推進する上で、社内システムの開発・運用は重要な鍵を握ります。特に、企業の基幹業務を支える社内管理画面や、経営資源を一元的に管理するERP(Enterprise Resource Planning)の効率的かつ安全な開発・運用は、企業全体の生産性向上に直結します。
株式会社ベースマキナが提供するDX/AX基盤「ベースマキナ」は、Web事業者様の社内管理画面やAIネイティブな社内専用ERPの高効率開発を支援するプラットフォームとして、多くの企業に活用されています。そしてこの度、ベースマキナは、社内システムのリリースプロセスに革新をもたらす新機能「バージョン管理・有効化機能」の提供を開始しました。この機能は、開発のスピードと運用の安全性を両立し、企業のDX/AXをさらに加速させることでしょう。

新機能「バージョン管理・有効化機能」とは?
「バージョン管理・有効化機能」は、ベースマキナ上で作成される社内業務用の画面や処理を、より安全かつ計画的にリリースするための画期的な機能です。ベースマキナでは、SQLの実行、API連携、権限設定、承認フローなどを組み合わせて画面や処理を生成する一連の設定を「アクション」と呼びます。この新機能は、この「アクション」を開発・検証・本番といった各環境に合わせて、どのバージョンを使うかを細かく管理できるようになります。
具体的には、以下のような開発・リリースフローを実現します。
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新しいアクションの開発時: まずは「開発環境」でのみ新しいバージョンを有効にします。これにより、本番環境の業務に影響を与えることなく、自由に機能開発や改修を進めることができます。
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検証段階: 開発が一段落し、動作確認が必要な段階では、「検証環境」に最新ではないものの、検証が完了した安定版のバージョンを設定します。ここで実際に業務に近いデータを使ってテストを行い、問題がないことを確認します。
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本番リリース: 検証環境での動作確認を経て、問題がないと判断されたバージョンを「本番環境」に設定してリリースします。これにより、予期せぬトラブルのリスクを最小限に抑え、安全に新しい機能や改善を社内業務に適用できます。
これは、一般的なWebサイトやアプリケーション開発で用いられる「開発環境」「ステージング環境(検証環境)」「本番環境」といった厳格なリリースフローを、社内システム開発にも適用することを意味します。これまで社内システムの設定変更は、直接本番環境に適用されることが多く、設定ミスや不具合がすぐに業務停止につながるリスクがありました。しかし、この機能の導入により、そのようなヒューマンエラーのリスクを大幅に削減し、より計画的で安全な運用が可能になります。

この機能は、特に以下のようなメリットをもたらします。
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開発スピードと安全性の両立: 開発者は本番業務を気にすることなく、迅速に新しい機能を開発できます。一方、運用側は検証済みの安定したバージョンのみを本番に適用できるため、システムの安全性が確保されます。
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ヒューマンエラーの削減: 設定変更の際に、誤って本番環境に未検証のバージョンを適用してしまうといったミスを防げます。段階的なリリースプロセスを経ることで、手作業によるミスを減らし、業務の安定稼働に貢献します。
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チーム開発の効率化: 複数の開発者が同時に異なる機能開発を進める場合でも、各環境で適切なバージョンを管理できるため、コンフリクト(競合)を避け、効率的なチーム開発を促進します。
新機能リリースの背景
この「バージョン管理・有効化機能」は、ベースマキナを利用する多くのお客様から強く要望されていた機能でした。これまでのベースマキナでは、設定内容を本番業務に適用する際に、段階的にリリースする仕組みが十分に整備されていませんでした。そのため、設定の仕方によっては擬似的に段階的リリースを行う必要があり、システムメンテナンス時にお客様が不安を感じるケースも存在していました。
株式会社ベースマキナは、このようなお客様の不安を解消することを重要な課題と捉えていました。ベースマキナの大きな便益の一つは「ヒューマンエラーを減らせる」ことであり、また会社のミッションとして「チームの潜在能力を限界まで引き出す基盤をつくる」ことを掲げています。段階的なリリースが困難であるという課題は、この便益提供とミッション達成の大きな阻害要因となっていたのです。
そこで、お客様が安心してリリースフローを構築できるよう、そしてベースマキナの理念である「安心と効率」をより深く実感していただくために、この「バージョン管理・有効化機能」の開発・提供に至りました。この機能によって、システム運用における安心感が格段に向上し、社内業務のさらなる効率化に貢献できることを、株式会社ベースマキナは大変嬉しく思っています。
今後予定されるアップデート
今回の「バージョン管理・有効化機能」の初期リリースは、リリースフローの安全性を高めることを主な目的としています。現時点では、バージョンが保存され、アクセスする環境別に出し分けを行い、有効・無効を切り替える機能が提供されています。
しかし、ベースマキナは常に進化を続けており、今後もこの機能のさらなる強化が予定されています。具体的には、以下のような機能が追加される見込みです。
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過去バージョンへのロールバック: 万が一、新しいバージョンに問題が発生した場合でも、以前の安定したバージョンに迅速に戻せるようになります。これにより、システムのダウンタイムを最小限に抑え、業務への影響を軽減することが可能になります。
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バージョン管理される設定内容の範囲の拡大: 現在は「アクション」の設定が主な対象ですが、将来的にはより広範な設定項目がバージョン管理の対象となるでしょう。これにより、社内システム全体の変更履歴をより詳細に管理し、ガバナンスを強化できます。
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バージョンを識別しやすくするバージョン名変更: 各バージョンに分かりやすい名前を付けられるようになります。例えば、「〇月〇日リリース版」「〇〇機能追加版」といった具体的な名前を設定することで、管理が容易になり、チーム内での認識齟齬を防げます。
これらのアップデートにより、ベースマキナはさらに使いやすく、より堅牢なDX/AX基盤へと進化していくことが期待されます。今後の機能拡張にもぜひご注目ください。
DX/AIトランスフォーメーション推進基盤「ベースマキナ」の全貌
「ベースマキナ」は、単なる社内管理画面作成ツールではありません。主にソフトウェア開発者様向けに、企業のDX/AXを強力に推進するためのプラットフォームを提供しています。その主な提供価値は、以下の二点です。
- Web事業者様の社内管理画面の高効率開発: 顧客情報管理、受注管理、在庫管理など、Web事業者が日々行う多様な業務を支える社内管理画面を、迅速かつ柔軟に開発できます。これにより、手作業による非効率な業務を削減し、生産性を大幅に向上させることが可能です。
- AIネイティブな社内専用ERPの高効率開発: ERPとは、企業のあらゆる情報を一元的に管理し、経営資源を最適化するためのシステムです。ベースマキナは、このERPにAIの機能を組み込む「AIネイティブ」なシステム開発を可能にします。例えば、AIによる需要予測、在庫最適化、顧客対応の自動化などをERPに統合することで、より高度な意思決定と業務効率化を実現できます。
株式会社ベースマキナは、これらのプラットフォーム提供だけでなく、DX/AXの実現に向けたプロフェッショナルサービスも展開しています。お客様の課題ヒアリングから、要件定義、実際のシステム開発・保守、そしてマニュアル作成に至るまで、DX/AX推進に必要な工程を一気通貫でスピーディに支援します。
このプラットフォームは、エンタープライズ(大企業)の事業者様でも安心してご活用いただけるよう、以下の優れた開発機能を有しています。
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基幹システムからSaaSのAPIまで、社内外のデータソースと連携可能: 既存の基幹システムや、外部のSaaS(Software as a Service)が提供するAPIなど、多様なデータソースとの連携を容易に行えます。これにより、企業のあらゆるデータを統合し、一元的な管理・分析を可能にします。
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ノーコード・ローコード・プロコードの全開発手法に対応した高いカスタマイズ性で、内製化を推進: プログラミングの知識がなくても画面や処理を作成できる「ノーコード」、最小限のコードで開発できる「ローコード」、そして高度なプログラミングによって自由度の高い開発が可能な「プロコード」の全てに対応しています。これにより、IT部門の専門家から現場の業務担当者まで、幅広い人材がシステム開発に関与できるようになり、企業のシステム内製化を強力に推進します。
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承認フロー、監査ログ、業務ごとの権限管理など、ガバナンスの機能も標準搭載: 企業がシステムを運用する上で不可欠な、承認プロセス、変更履歴の記録(監査ログ)、利用者ごとのアクセス権限設定といったガバナンス機能が標準で備わっています。これにより、内部統制を強化し、情報セキュリティを確保しながら、安心してシステムを運用できます。
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ワークフロー機能やその中でのAI呼び出しなど、業務にAI活用を浸透させられる機能も搭載: 定型業務を自動化するワークフロー機能に、AIを組み込むことが可能です。例えば、顧客からの問い合わせ内容をAIが分析し、適切な担当者へ自動で振り分けたり、顧客対応の要約を自動生成したりするなどの活用が考えられます。これにより、AIを単なるツールとしてではなく、業務プロセスに深く浸透させ、社員の生産性向上を支援します。
ベースマキナを通じたカスタマーサポートでのAI活用例については、以下のリンクで詳細を確認できます。
AIを活用したカスタマーサポートの例
まとめ
ベースマキナが提供を開始した「バージョン管理・有効化機能」は、社内システムの開発と運用における「スピード」と「安全性」という、一見すると相反する要素を両立させる画期的な機能です。この機能により、企業はWeb開発と同様の厳格なプロセスで社内システムをリリースできるようになり、ヒューマンエラーのリスクを大幅に削減しながら、より迅速に業務改善を進めることが可能になります。
ベースマキナは、「チームの潜在能力を限界まで引き出す基盤をつくる」というミッションのもと、これからも企業のDX/AX推進を強力にサポートしていくことでしょう。今回の新機能は、その取り組みをさらに加速させる重要な一歩となります。今後予定されている機能拡張にも期待が高まります。
社内システムの開発・運用に課題を抱えている企業や、DX/AXを加速させたいと考えている企業にとって、ベースマキナは強力なパートナーとなるはずです。この機会に、ベースマキナのサービスを検討してみてはいかがでしょうか。

