人が巡回する時代から「ドローン×AI」の時代へ—24時間自動監視サービスが誕生
広大な土地の監視は、これまで多くの人手と時間が必要な大変な作業でした。特に、太陽光発電施設のような広範囲にわたる場所では、人による巡回だけでは限界があり、窃盗や不法投棄といった問題が深刻化しています。そんな中、一般社団法人日本ドローンビジネスサポート協会が、これまでの監視の常識を覆す画期的なサービス「ドローン自動監視サービス」を開始しました。
このサービスは、最新のドローン技術とAI(人工知能)を組み合わせることで、人が立ち入ることが困難な場所や、24時間体制での監視が求められる場所でも、無人かつ自動で効率的な監視を実現します。これにより、太陽光発電施設の窃盗被害対策や、自治体向けの不法投棄監視など、多岐にわたる課題解決に貢献し、より安全で安心な社会の実現を目指します。

なぜ今、ドローンとAIによる自動監視が必要なのか?—サービス開始の背景
この新しいサービスが生まれた背景には、現代社会が抱えるいくつかの深刻な課題があります。
太陽光発電施設の窃盗被害が深刻化
再生可能エネルギーの普及とともに、全国各地で太陽光発電施設の設置が進んでいます。しかし、広大な敷地に設置された太陽光パネルや銅線ケーブルは、人目につきにくく、窃盗犯にとって格好の標的となっています。実際に、これらの施設での窃盗被害は急増しており、従来の監視体制では、広範囲をカバーしきれず、被害を食い止めることが困難でした。高価な設備が盗まれることは、事業者に大きな経済的損失を与えるだけでなく、安定した電力供給にも影響を及ぼす可能性があります。
不法投棄の監視ニーズが増加
山間部や河川敷など、人里離れたエリアでは、残念ながら不法投棄が後を絶ちません。これらの場所は広範囲にわたり、定期的なパトロールには多くの人員と時間が必要となります。自治体にとって、不法投棄の監視と対策は大きな課題であり、環境汚染や景観の悪化、さらには住民の安全にも関わる問題です。しかし、限られた予算と人員の中で、すべてのエリアを網羅的に監視することは極めて難しいのが現状です。
人力監視の限界とリスク
これまでの人力による監視には、以下のような限界とリスクが伴いました。
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人員確保の難しさ: 広範囲を24時間監視するには、多くの人員を確保し、シフトを組む必要があります。これは人件費の増大につながり、常に人材不足の問題を抱えています。
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野生動物との遭遇リスク: 特に山間部などでは、監視員が野生動物と遭遇するリスクがあり、予期せぬ事故につながる可能性もあります。
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不法行為者との対峙による危険性: 窃盗犯や不法投棄者を発見した場合、監視員が直接対峙することで、身の危険にさらされる可能性があります。証拠確保のためとはいえ、安全を最優先に考える必要があります。
これらの課題に対し、ドローンとAIを組み合わせた自動監視システムは、人間に代わって危険な場所や時間帯でも監視を続け、効率的かつ安全な解決策を提供します。
「ドローン自動監視サービス」とは?—AIとドローンの力で広域監視を無人化
一般社団法人日本ドローンビジネスサポート協会が提供する「ドローン自動監視サービス」は、最先端のドローン技術とAIを駆使し、広範囲の監視業務を完全に自動化する画期的なシステムです。このサービスの中核をなすのは、以下の主要な機材です。
使用機材の紹介
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DJI Dock3(ディージェイアイ ドック スリー)+Matrice4TD/D(マトリス フォーティーディー/ディー)
DJI Dock3は、ドローンの自動離着陸、充電、格納をすべて行うことができる、いわば「ドローンの基地」です。全天候型なので、雨や風などの厳しい環境下でもドローンを安全に保護し、いつでも出動できる状態に保ちます。このドックからMatrice4TD/Dという高性能ドローンが飛び立ち、監視任務を行います。Matrice4TD/Dは、様々なセンサーやカメラを搭載し、高精度な監視を可能にするプロフェッショナル向けドローンです。 -
DJI FlightHub 2(ディージェイアイ フライトハブ ツー)
DJI FlightHub 2は、ドローンの飛行管理や撮影された映像の確認、データ分析などを遠隔で行うためのクラウドプラットフォームです。このシステムを通じて、管理者はどこにいてもドローンの状況をリアルタイムで把握し、必要に応じて指示を出すことができます。まるでゲームの司令塔のように、複数のドローンを同時に管理することも可能です。
どんな用途で使えるの?対象用途
このサービスは、非常に幅広い分野での活用が期待されています。
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太陽光発電施設の窃盗被害対策: 広大な敷地を定期的に巡回し、不審者の侵入を早期に発見します。
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不法投棄監視(自治体案件): 山間部や河川敷など、不法投棄が起こりやすいエリアを効率的に監視し、証拠を収集します。
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野生動物の警戒: 農作物被害をもたらす野生動物の侵入を検知し、適切な対策を講じるための情報を提供します。
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その他、広域警備や定期警備: 大規模な工場、倉庫、建設現場など、広範囲にわたる施設や資材の警備にも活用できます。

驚きの4つの特徴!AIとドローンが実現する次世代監視
この「ドローン自動監視サービス」には、従来の監視体制では難しかった、次のような画期的な特徴があります。
1. 完全自動の定期巡回飛行
このサービスの一番の魅力は、ドローンが「完全に自動で」監視ルートを飛行することです。まるでロボットが工場で決められた作業をこなすように、事前に設定されたルートやスケジュールに従って、ドローンが自律的に飛び立ち、監視を行います。これにより、人手を介することなく、24時間365日、休みなく監視体制を構築することが可能になります。夜間や悪天候時など、人が巡回しにくい時間帯や状況でも、ドローンは黙々と任務を遂行します。
2. 赤外線カメラによる夜間監視
窃盗や不法投棄といった不法行為は、人目につきにくい夜間に行われることが非常に多いです。このサービスで使われるドローンには、赤外線カメラが搭載されています。赤外線カメラは、熱を感知して映像化するため、真っ暗闇の中でも人や動物、車両などを鮮明に捉えることができます。これにより、夜間の監視能力が飛躍的に向上し、被害の未然防止に大きく貢献します。
3. AIによる不審者検知
ただ映像を撮影するだけでなく、このサービスでは「AI画像解析」という最先端の技術が活用されています。AIが撮影された映像をリアルタイムで分析し、人物や車両の侵入を自動で検知します。例えば、設定された監視エリアに人が入ってきた場合、AIがそれを自動で「不審者」として認識するのです。このAIのすごいところは、風で揺れる木々や動物の動きなどを誤って検知する「誤報」を抑えながら、本当に異常があった場合だけを的確に判断できる点にあります。これにより、監視員の負担を大幅に軽減し、本当に必要な情報だけを管理者に届けます。

4. 検知時の自動アラート
AIが不審者を検知した場合、システムはすぐさま自動で次の行動を起こします。
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現場画像を自動撮影: 不審者が映り込んだ瞬間やその状況を、ドローンが自動で写真に収めます。これは、後の証拠として非常に重要な情報となります。
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管理者へメールを即時送信: 検知と同時に、事前に登録された管理者に対して、現場の画像や状況を記載したアラートメールが瞬時に送られます。これにより、管理者はどこにいてもリアルタイムで異常事態を把握し、迅速な対応判断を下すことが可能になります。例えば、警察への通報や現地への急行など、状況に応じた適切なアクションを素早く実行できます。
導入メリットはこんなにたくさん!—安全性とコストを両立する監視システム
このドローン自動監視サービスを導入することで、企業や自治体は、これまで抱えていた監視に関する多くの課題を解決し、以下のような大きなメリットを享受できます。
1. 広範囲を一台でカバー
広大な太陽光発電所や山間部など、人が徒歩や車で巡回するには莫大な時間と労力がかかる場所でも、ドローンは上空から高速で移動し、広範囲を効率的に監視できます。一台のドローンが広範囲を網羅することで、監視にかかる手間と時間を大幅に削減できます。
2. 安全な遠隔監視を実現
人が直接現場に赴いて監視を行う場合、特に夜間や人目の少ない場所では、野生動物との遭遇や不審者との遭遇といった危険が伴います。しかし、ドローンによる遠隔監視であれば、監視員は安全な場所からリアルタイムで状況を把握できるため、これらのリスクを完全に排除できます。まさに「安全な遠隔監視」が実現するのです。
3. 非接触で証拠確保
不法行為者と直接対峙することは、監視員にとって非常に危険な行為です。ドローンは上空から、不法行為者に気づかれることなく、鮮明な映像や画像を撮影し、証拠を確保できます。これにより、監視員の安全を確保しつつ、確実な証拠収集が可能となり、その後の法的措置にも役立ちます。
4. 24時間体制の監視を低コストで
夜間監視は特に人件費が高く、人員の確保も困難です。しかし、赤外線カメラを搭載したドローンは、夜間でも自動で監視を継続できます。これにより、24時間365日の監視体制を人件費をかけずに構築でき、監視コストを大幅に削減することが可能です。
5. コストを大幅削減
複数の監視員を雇用し、巡回のために車両を運行するとなると、人件費や燃料費、車両維持費など、運用コストは増大する一方です。ドローン自動監視サービスを導入すれば、これらのコストを大幅に削減できます。初期投資は必要ですが、長期的に見れば、より経済的で効率的な監視システムと言えるでしょう。

どんな場所で活躍するの?想定導入先
このドローン自動監視サービスは、幅広い業界や施設での活用が期待されています。
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太陽光発電事業者: 窃盗被害の多発地域での監視強化、広大な敷地の定期巡回に。
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自治体(環境課・廃棄物対策課など): 不法投棄の監視、山林や河川敷のパトロール、災害時の状況把握に。
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産業廃棄物処理施設: 広大な敷地内での不法侵入や不法投棄の監視、施設の安全管理に。
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大規模倉庫・物流拠点: 広大な敷地内の警備、夜間の侵入者監視、資材管理に。
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建設現場(資材盗難対策): 高価な資材の盗難防止、夜間の不法侵入監視に。
これらの場所では、人力による監視に限界があるため、ドローンとAIの力を借りることで、より効率的で安全な監視体制を構築できます。
一般社団法人日本ドローンビジネスサポート協会について
本サービスを提供する一般社団法人日本ドローンビジネスサポート協会は、全国43都道府県に130拠点のフランチャイズネットワーク(aotori FC)を展開し、ドローンのビジネス活用を推進している団体です。全国でドローンパイロットの育成や国家資格講習を運営しており、災害対応支援やビジネスコンサルティングを通じて、ドローンの社会実装を積極的に進めています。ドローンのプロフェッショナル集団が提供するサービスだからこそ、高い信頼性と安心感が期待できるでしょう。
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所在地: 岡山県岡山市北区本町6-36 第一セントラルビル4F
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代表理事: 森本宏治
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公式サイト:
まとめ
一般社団法人日本ドローンビジネスサポート協会が開始した「ドローン自動監視サービス」は、太陽光発電施設の窃盗対策や不法投棄監視など、広範囲にわたる監視業務におけるこれまでの課題を、AIとドローンの力で解決する画期的なソリューションです。24時間365日、完全自動で監視を行い、赤外線カメラによる夜間監視やAIによる不審者検知、そして検知時の自動アラート機能により、安全性と効率性を飛躍的に向上させます。これにより、人件費や交通費などのコストを大幅に削減しつつ、監視員の安全を確保し、確実な証拠収集を可能にします。
人が巡回する時代から「ドローン×AI」が監視を担う時代へとシフトすることで、より安全で安心な社会の実現に大きく貢献するでしょう。この革新的なサービスは、今後多くの企業や自治体で導入が進み、私たちの生活を支えるインフラの安全確保に不可欠な存在となっていくに違いありません。
ご相談、デモのご依頼などお問い合わせ先
このサービスにご興味をお持ちの方や、具体的な導入についてご相談されたい方は、以下の連絡先までお問い合わせください。
一般社団法人日本ドローンビジネスサポート協会
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電話: 086-948-2761
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メール: info@drone-business.jp

