みずほリースが法務AI「LegalOn」を導入!契約業務のDXと効率化を徹底解説

金融業界のリーディングカンパニーであるみずほリース株式会社が、株式会社LegalOn Technologiesが提供する世界水準の法務AIサービス「LegalOn: World Leading Legal AI」の導入を発表しました。この導入は、みずほリースが掲げる「すべてのお客さまに対して事業戦略・財務戦略に資するソリューションを提供する」という目標を実現するための重要な一歩です。多様化、高度化、複雑化する顧客ニーズに対応するため、金融の枠を超えた新しいサービス提供を目指す中で、業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させる狙いがあります。
本記事では、AI初心者の方にも理解しやすいように、みずほリースがLegalOnを導入した背景や選定理由、LegalOnがどのようなサービスなのか、そしてこの導入がもたらすであろう未来について、詳しく解説していきます。
なぜ今、法務AIが求められるのか?みずほリース導入の背景
みずほリース株式会社のDXビジネス営業部では、これまで官公庁や自治体との間で多くの賃貸借契約を締結してきました。これらの契約書は、ご契約先が作成したものを使用するため、一つひとつ専門的な法務チェックが不可欠でした。この法務チェックは高度な専門知識を要するため、専任の社員が担当していましたが、人事異動や退職により体制が変化し、若手社員が増加したことで、業務効率化の必要性が一層高まっていました。
具体的には、以下のような課題に直面していました。
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専門知識の属人化: 法務チェックの知識が特定の社員に集中し、その社員の不在や異動が業務に大きな影響を与えるリスクがありました。
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業務負荷の増大: 若手社員の増加に伴い、OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)や指導にかかる時間が増え、ベテラン社員の業務負荷が増大していました。
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チェック時間の長期化: 契約書の内容確認に時間がかかり、契約締結までのプロセスが長期化する傾向にありました。
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品質の均一化: 担当者によって法務チェックの品質にばらつきが生じる可能性があり、一定の品質を保つことが課題となっていました。
これらの課題を解決し、作業時間の短縮と社員育成効果を同時に実現するため、みずほリースは「LegalOn」の導入を決定しました。
「LegalOn: World Leading Legal AI」とは?法務業務を一新するAIの力
「LegalOn: World Leading Legal AI」は、株式会社LegalOn Technologiesが提供する、法務業務に特化したAIサービスです。このサービスは、国境を越えて非効率な法務業務を解消し、企業の法務チームがより戦略的な思考と意思決定に集中できるよう支援することを目的としています。
LegalOnの主な機能とAIエージェント
LegalOnの最大の特徴は、高度かつ複雑な法務業務に対応するAIエージェント「LegalOn Agents」を搭載している点です。AIエージェントとは、特定のタスクや目的のために自律的に動作するAIプログラムのこと。LegalOn Agentsは、以下のような法務業務を効率的にサポートします。
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法務相談: 複雑な法的な問いに対し、関連情報や判例を基に回答を生成し、法務チームの意思決定を支援します。
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リーガルリサーチ: 膨大な法律や判例、文献の中から必要な情報を素早く検索し、整理します。
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論点整理: 契約書や事案における主要な法的論点を抽出し、整理する作業を支援します。
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契約書レビュー: AIが契約書の内容を分析し、潜在的なリスクや修正すべき条項を自動で検出します。弁護士監修のコンテンツと連携しているため、信頼性の高いレビューが可能です。
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契約書作成: 特定の要件に基づき、AIが契約書のドラフト作成を支援します。
これらのAIエージェントは、弁護士が監修した豊富な法務コンテンツや外部情報と連携しながら自律的に処理を行うため、法務チームは高度な専門知識に裏打ちされたサポートを受けることができます。
知識の自動蓄積とスキル向上
LegalOnを導入するメリットは、単なる業務効率化に留まりません。サービスを活用するだけで、LegalOn上に企業の法務ナレッジ(知識やノウハウ)が自然と蓄積されていきます。この蓄積されたナレッジは、AIエージェントによる業務遂行に自動的に反映されるため、使えば使うほどAIが賢くなり、より精度の高いサポートを提供できるようになります。
これにより、法務チーム全体の業務負荷が軽減されるだけでなく、若手社員も効率的に専門知識を習得し、スキルを向上させることが期待されます。LegalOnは、まさに法務チームのために開発された「世界水準の法務AI」として、企業の成長を力強く後押しするツールと言えるでしょう。
LegalOnの詳細については、以下の公式サイトをご覧ください。
https://www.legalon-cloud.com/
今後の展望:みずほリースがLegalOnに期待すること
みずほリースは、LegalOnの導入により、単にDXビジネス営業部の業務効率化に留まらず、さらなる展開を視野に入れています。
今後は、他部署やグループ会社への展開も積極的に検討しており、これにより、契約業務全体の品質向上と効率化につなげていく方針です。LegalOnが広く組織に浸透することで、組織全体の業務負荷軽減と社員のスキル向上に寄与することが期待されています。
特に、若手社員の育成においては、LegalOnが強力なサポートツールとなるでしょう。AIが契約書の基本チェックやリサーチを代行することで、社員はより高度な判断や戦略的な業務に集中できるようになり、結果として専門知識やスキルを効率的に身につけることが可能になります。これは、社員一人ひとりの成長だけでなく、組織全体の競争力強化にも繋がる重要な要素です。
みずほリース株式会社について
みずほリース株式会社は、「みずほ」の総合金融グループの一員として、リース取引、割賦販売取引、各種金融取引などを事業内容とする企業です。「すべてのお客さまに対して事業戦略・財務戦略に資するソリューションを提供する」ことをミッションに掲げ、多様化・高度化・複雑化するニーズに応えるべく、金融の枠を超えた新しいサービスを提供しています。
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会社名:みずほリース株式会社
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代表者:代表取締役社長 中村 昭
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事業内容:リース取引および割賦販売取引ならびに各種金融取引等
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本社:〒105-0001 東京都港区虎ノ門一丁目2番6号
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設立:1969年12月1日
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資本金:469億2,526万円
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上場区分:東京証券取引所プライム市場(証券コード:8425)
みずほリース株式会社の詳細は、以下の公式サイトをご覧ください。
https://www.mizuho-ls.co.jp/
株式会社LegalOn Technologiesについて
株式会社LegalOn Technologiesは、AI分野における高度な技術力と法律・契約の専門知識を兼ね備えたグローバルリーガルAIカンパニーです。2017年の設立以来、AIを活用したリーガルAIサービスの開発に注力し、「LegalOn: World Leading Legal AI」を提供しています。
同社のサービスはグローバルで展開されており、2025年9月末時点で有償導入社数は7,500社を突破しています。2025年1月からは、事業領域をコーポレート全体に拡大し、AIカウンセル「CorporateOn」の提供も開始しました。大規模言語モデル(LLM)やAIエージェントなどの最先端AI技術を製品開発に取り入れ、多様な企業課題に応えるソリューションを通じて、顧客企業のビジネスを支援しています。
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会社名:株式会社LegalOn Technologies
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代表者:代表取締役 執行役員・CEO 角田 望
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事業内容:法務、コーポレート業務に関するAIサービスの企画・開発
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本社:〒150-6219 東京都渋谷区桜丘町1-1 渋谷サクラステージSHIBUYAタワー19F
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設立:2017年4月
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資本金等:201.5億円(資本準備金等含)
株式会社LegalOn Technologiesの詳細は、以下の公式サイトをご覧ください。
https://legalontech.jp/
まとめ:法務AIが切り拓く未来
みずほリース株式会社による「LegalOn: World Leading Legal AI」の導入は、法務業務におけるDXの具体的な事例として、多くの企業にとって参考となるでしょう。AIを活用することで、専門知識を要する業務の効率化、品質の均一化、そして社員のスキルアップという、多岐にわたるメリットが期待されます。
特に、法務チェックのような専門性の高い業務は、これまで時間と人的リソースを多く消費していましたが、AIの導入により、これらの負担が大幅に軽減されることになります。これにより、法務チームはルーティンワークから解放され、より戦略的かつ創造的な業務に時間を割くことが可能になります。
今後、LegalOnのような法務AIサービスは、企業経営において不可欠なツールとなり、ビジネスの迅速な意思決定と成長を強力にサポートしていくことでしょう。今回の導入事例は、AI技術が企業のバックオフィス業務にどれほどの変革をもたらすかを示す、示唆に富んだものと言えます。

