AI初心者必見!Oracle AI Database 26ai対応『AI Ready Platform 2.0』で企業のAI活用はどう変わる?スマートスタイルが提供開始

AI時代のデータ活用を加速する『AI Ready Platform 2.0』が登場

近年、生成AIやAIエージェントの活用が急速に拡大し、多くの企業でAI技術の導入が検討されています。しかし、その一方で「データが様々なシステムに分散していてAIが活用しにくい」「データの整理や統合が難しい」といった課題に直面している企業も少なくありません。

このような状況の中、2025年10月には、AI機能をデータベースの核に統合した画期的な「AIネイティブ・データベース」である「Oracle AI Database 26ai」が発表され、大きな注目を集めています。この新しいデータベースは、これまでAI導入の大きな障壁となっていたデータ統合の課題を根本から解決する可能性を秘めています。

そしてこの度、株式会社スマートスタイルは、この最新の「Oracle AI Database 26ai」に正式に対応した新たなサービス『AI Ready Platform 2.0』を2025年11月12日より提供開始しました。このサービスは、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)上にAI活用基盤を構築し、企業の「AIネイティブ・データ戦略」を強力に後押しします。

AI Ready Platform 2.0とは?企業のAIネイティブ・データ戦略を加速する新基盤

株式会社スマートスタイルは、「Data Architecture Initiative.」というビジョンを掲げ、データベースとクラウド/AI技術に特化した事業を展開しています。同社が提供する『AI Ready Platform 2.0』は、OCI上でのAI活用基盤構築を支援するサービスであり、Oracle Autonomous AI Databaseを中核に据えることで、企業データをAIが直接活用できる形に整備する「AIネイティブ・データプラットフォーム構築支援サービス」として位置づけられています。

このサービスを利用することで、企業は分散しているデータを一元的に管理し、AIが効率的に情報を活用できる環境を短期間で構築できるようになります。これにより、AI導入前の準備段階でつまずくことなく、スムーズにAI活用へと移行することが期待されます。

AIネイティブ・データベースが変えるデータ活用の常識

これまで、AIがデータを活用するためには、データベースからデータを抽出し、AIモデルが理解できる形に加工する手間が必要でした。しかし、「Oracle AI Database 26ai」は、AI機能をデータベースそのものに統合することで、このプロセスを劇的に簡素化します。つまり、データベースがAIにとって「ネイティブ」な存在となり、データがAIにとってより扱いやすくなるのです。

スマートスタイルは、OCIに特化したブランド「CloudMiko」を通じて、この「Oracle AI Database 26ai」に対応したAI活用基盤の仕組みを提供し、お客様のビジネスにおけるAI活用を強力に支援していきます。

『AI Ready Platform 2.0』の5つの主要な特長を徹底解説

『AI Ready Platform 2.0』は、OCI上でのAI活用に最適化されたデータ統合基盤を短期間で構築するための支援サービスです。最新のAutonomous AI Database (26ai)を中核とし、データの取り込みからAI活用までを1つのプラットフォームで完結させることを目指しています。

AI Ready Platform 2.0 ― AIネイティブ時代のデータ基盤構築支援

1. Oracle AI Database 26aiに正式対応

『AI Ready Platform 2.0』は、「Oracle AI Database 26ai」のAI統合型データベース構造に完全に対応しています。この構造には、データベース内でAIに必要な情報を効率的に検索する「AI Vector Search」や、生成AIがより正確な情報を生み出すための「RAG (Retrieval-Augmented Generation)」、そして大規模言語モデル(LLM)との連携機能が含まれます。RAGとは、生成AIが回答を生成する際に、事前に用意された情報源から関連性の高い情報を検索し、それを参考にすることで、より正確で信頼性の高い回答を得る技術のことです。

Oracle Autonomous AI Database (26ai)とOCI Generative AI(オラクルクラウドの生成AIサービス)を連携させることで、企業はデータを外部に出すことなく、OCI環境内で安全かつ効率的なAI推論や生成処理を実現できます。これにより、データガバナンス(データの管理体制)、セキュリティ、スケーラビリティ(拡張性)を兼ね備えた、まさにAIネイティブな基盤をOCI上に構築することが可能になります。

2. Oracle Autonomous AI Databaseを中核とした統合アーキテクチャ

本サービスは、Oracle Autonomous AI Databaseを中心に、Object StorageなどのOCIサービスを組み合わせた統合構成を採用しています。Oracle Autonomous AI Databaseは「自律型データベース」と呼ばれ、データベースの構築や運用、チューニングといった作業を自動で行ってくれるため、運用にかかる負荷を大幅に軽減できるのが大きな特長です。

AIモデルの推論、ベクター検索、分析、RAG処理といったAIに関する処理を、データに最も近いOCI環境内で実行することで、データのやり取りにかかる時間(レイテンシ)やデータ移動のコストを最小限に抑えることができます。これにより、AIの処理速度が向上し、よりスムーズなAI活用が実現します。

3. OCI + CData Syncによる柔軟かつ強力なデータ連携

多くの企業では、データがSaaS(Software as a Service)、クラウド、オンプレミス(自社運用)といった様々な環境に分散しています。『AI Ready Platform 2.0』では、OCI Data IntegrationとCData Syncを組み合わせることで、これらの多様なデータソースに柔軟に対応できます。特に、国内で利用されているSaaS(kintone、Sansan、freeeなど)との連携を強化しており、OCI標準のコネクタでは対応が難しい業務アプリケーションのデータも、このサービスを通じてAutonomous AI Databaseへと統合できます。

分散したデータを一元的に集約し、AI活用に必要なデータパイプライン(データの流れを自動化する仕組み)を短期間で整備できるため、AIが企業データを最大限に活用できる環境を迅速に整えることが可能です。

4. MCP対応 × エンタープライズ級セキュリティで、安全・高速な自然言語SQL活用

本サービスは、MCP (Model Context Protocol)に対応したAIアシスタント、例えばClaude、ChatGPT、Copilotなどから、Autonomous AI Database上のデータに安全にアクセスし、自然言語(人間が使う言葉)で問い合わせを行ったり、SQL(データベースを操作するための言語)を実行したりすることを可能にします。これにより、データベースの専門知識がなくても、AIアシスタントを通じて簡単にデータにアクセスし、必要な情報を引き出すことができます。

さらに、エンタープライズ(企業向け)レベルの強固なセキュリティ機能を備えています。IAM(IDおよびアクセス管理)、データマスキング(機密情報を隠す技術)、暗号化、監査ログ(操作履歴の記録)、閉域ネットワーク構成(外部から遮断された安全なネットワーク)などにより、金融、製造、公共といった高度なセキュリティ要件が求められる分野でも安心して利用できます。社内データを外部に漏らすことなく、安全に生成AIを活用できるため、企業の機密情報を守りながらAIの恩恵を享受できます。

5. お客様の状況に応じて選べる3つの導入アプローチを標準メニュー化

AI活用への取り組みは、企業のフェーズや体制、投資判断によって様々です。『AI Ready Platform 2.0』では、お客様の状況に合わせて最適な導入ステップを選択できるよう、3種類のアプローチを標準メニューとして提供しています。経験豊富なOracle認定エンジニアによる支援のもと、PoC(概念実証)から本番展開まで、安心してAI基盤構築を進めることができます。

  • PoC検証型:「まず試す」

    • このような企業様向け: AIの効果を見極めたい、投資判断を慎重にしたい、失敗リスクを避けたい企業に最適です。

    • 利用開始まで: 1.5ヶ月程度(PoC環境利用)。

    • メリット: 初期投資を抑えてAIの効果を実証し、実データで早期に実用性を確認できます。検証評価を通じて、その後の投資判断や撤退判断を適切に行うことが可能です。短期間での効果測定や精度向上検証にも向いています。

    • 成果物(例): 検証環境、RAGサンプル構成、精度評価レポートなど。

  • グランドデザイン型:「最適を目指す」

    • このような企業様向け: 予算と要件が確定済みで、AI活用方針が明確、システム完成度を重視する企業に最適です。

    • 利用開始まで: 6ヶ月~(本番環境利用)。

    • メリット: 体系的な進行により手戻りを最小化し、セキュリティや拡張性を考慮した堅牢な設計を実現します。全社展開を前提とした包括的な機能も実装可能で、明確なプロジェクト管理のもとで進められます。

    • 成果物(例): 本番環境、設計書一式、運用手順書など。

  • アジャイル成長型:「使いながら育てる」

    • このような企業様向け: 早く現場でAIを使いたい、改善しながら進めたい、現場の声を反映させたい企業に最適です。

    • 利用開始まで: 2~3ヶ月程度(一次リリース環境利用)。

    • メリット: 短期間で実用版を提供し、早期に価値を実現できます。利用者からのフィードバックを継続的に取り入れ、改善を進めることが可能です。段階的な投資でリスクを最小化し、成功体験を積み重ねることで組織へのAI定着を促進します。

    • 成果物(例): MVP(Minimum Viable Product:実用最小限の製品)環境、初期設定書など。

これらのアプローチにより、企業は自社の状況に最も合った方法でAI活用基盤を構築し、AI導入を成功に導くことができるでしょう。

スマートスタイル社自身も活用!保守サポート業務向けAIデータプラットフォームの構築

株式会社スマートスタイルは、『AI Ready Platform 2.0』の実効性を自ら検証するため、社内の保守サポート業務向けにOracle AI Database 26aiをベースとしたAIデータプラットフォームを構築中です。過去の問い合わせ履歴、技術ドキュメント、FAQ、ナレッジベースなどを統合し、RAG技術を活用した高精度な回答生成システムとして、2025年12月に本格稼働を予定しています。

この取り組みにより、サポート対応の迅速化と品質向上を実現するだけでなく、お客様への提案時には自社での実運用データとノウハウに基づいた具体的なアドバイスが可能になります。自社での実践を通じて得られた知見は、サービスのさらなる向上にも繋がるはずです。

パートナーからの期待の声

日本オラクル株式会社 常務執行役員 アライアンス統括 佐野 守計 氏

「日本オラクルは、株式会社スマートスタイル様が長年にわたりオラクル製品・サービスにおいて深い専門性を築き、日本市場における信頼性の高いパートナーとして数多くの実績を重ねてこられたことに深い敬意を表します。このたび発表された本サービスは、日本企業が直面するデータ分散やAI導入の障壁を打破し、実効的かつ持続可能なAI活用を可能にするものと確信しております。今後とも当社は、スマートスタイル様との緊密な協業を通じてお客様企業におけるAI活用の実装と定着を支援し、次世代のAIデータプラットフォームの普及と高度化に共に取り組んでまいります。」

CData Software Japan 合同会社 代表社員 職務執行者 疋田 圭介 氏

「データベース&クラウドAI基盤構築の専門企業であるスマートスタイル様の『AI Ready Platform 2.0』Oracle AI Database 26ai対応を歓迎いたします。CData Softwareは、データ統合基盤の一翼を担うパートナーとして、国内外の多様なデータソースとの柔軟な連携により、日本企業のAI活用基盤構築を支援してまいります。」

Oracle Cloudの専門家集団「CloudMiko」

株式会社スマートスタイルが運営するサービスブランド「CloudMiko」は、Oracle Cloudのプロフェッショナル・パートナーです。国内企業のOCI導入、オンプレミスからのクラウド移行、他クラウドサービスからの移行、マルチクラウド活用など、検討段階から契約、設計、構築、運用までをワンストップで支援するサービスを提供しています。

『AI Ready Platform 2.0』は、この「CloudMiko」の主要ラインナップとして展開され、Oracle AI Database 26aiを活用したAIデータ基盤構築支援を強化していくとのことです。お客様のあらゆるニーズに応えるべく、専門知識を持ったチームがサポートします。

CloudMikoの詳細については、以下のURLをご覧ください。
CloudMiko

株式会社スマートスタイルについて

株式会社スマートスタイルは、1987年10月に設立された企業です。2004年よりオラクル社が提供するオープンソースのリレーショナルデータベース管理システム「MySQL」製品の販売パートナーとして、MySQLを中心としたデータベースのコンサルティングやサポートを提供してきました。また、2018年5月からは日本オラクル社のクラウド販売パートナーとして、OCIの再販、導入、運用支援等のサービス提供も行っています。2022年からはパソナグループの傘下で事業を展開しています。

株式会社スマートスタイルの詳細については、以下のURLをご覧ください。
株式会社スマートスタイル

まとめ

『AI Ready Platform 2.0』は、Oracle AI Database 26aiの登場により、企業のAI活用におけるデータ統合という長年の課題を解決し、AIネイティブなデータ戦略を加速させる画期的なサービスです。分散したデータを一元的に統合し、安全かつ効率的にAIが活用できる環境を構築することで、企業は生成AIの可能性を最大限に引き出し、ビジネスの競争力向上に繋げることができるでしょう。AI導入を検討している企業にとって、このサービスは強力な一歩となるはずです。

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