The Signage株式会社が「XRコアスタジオ札幌」を新設!裸眼3D(XR)で未来の空間体験を創造
近年、街中や商業施設などで見かけるデジタルサイネージは、単に情報を伝えるだけでなく、私たちに新しい体験を提供するメディアへと進化を遂げています。特に注目されているのが、特別なメガネやヘッドセットを装着せずに立体的な映像を楽しめる「裸眼3D(XR)」技術です。
この度、The Signage株式会社は、この最先端技術である裸眼3D(XR)を活用した空間体験事業に本格的に参入することを発表しました。その拠点となるのが、新たに開設された「XRコアスタジオ札幌」です。この新スタジオは、裸眼3D(XR)コンテンツの企画・制作・検証を一貫して行うための専門施設として設計されており、未来の空間体験を創造する重要な役割を担います。
デジタルサイネージは「体験の時代」へ
かつてのデジタルサイネージは、静止画や動画を表示するシンプルな広告媒体としての役割が主でした。しかし、技術の進化とともに、その役割は大きく変化しています。
現在、デジタルサイネージは、その場所や空間全体の価値を高め、人々に特別な体験を提供する「体験型メディア」へと進化しています。情報を一方的に伝えるだけでなく、見る人が思わず足を止めてしまうような、記憶に残る感動や驚きを生み出すことが求められているのです。
こうした背景の中で、裸眼3D(XR)技術は、その高い視認性とまるでそこに実物があるかのような没入感を両立できる表現手法として、各方面から大きな注目を集めています。広告、オフィス、商業施設、公共空間といった幅広い分野で、この技術の活用が期待されています。

裸眼3D(XR)とは?AI初心者にもわかる基本概念
AI初心者の方にも分かりやすいように、まずは「裸眼3D(XR)」という言葉について、その基本から解説していきましょう。
XR(Extended Reality)とは?
XRとは、「Extended Reality(拡張現実)」の略で、現実世界と仮想世界を融合させる技術の総称です。具体的には、以下の3つの技術が含まれます。
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VR(Virtual Reality:仮想現実): 現実とは異なる仮想空間を体験する技術です。専用のヘッドセットを装着することで、まるでその場にいるかのような没入感を得られます。ゲームやシミュレーションなどでよく使われます。
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AR(Augmented Reality:拡張現実): 現実世界にデジタルの情報を重ね合わせて表示する技術です。スマートフォンのカメラを通して見ると、現実の風景にキャラクターが現れたり、家具の配置をシミュレーションできたりします。代表的な例は、スマートフォンのARゲームなどです。
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MR(Mixed Reality:複合現実): VRとARの中間に位置し、現実世界と仮想世界がより密接に相互作用する技術です。専用のデバイスを通じて、現実世界に存在する物体と仮想世界の物体がリアルタイムで干渉し合うような体験が可能です。
これらのXR技術は、私たちの視覚や聴覚といった感覚に働きかけ、現実では体験できないような新しい世界を作り出す可能性を秘めています。そして、このXRの概念の中でも、特に注目されているのが「裸眼3D」なのです。
裸眼3Dの仕組みと魅力
通常の3D映像を見るためには、専用の3Dメガネを装着する必要があります。しかし、「裸眼3D」は、その名の通り、特別なメガネなしで立体的な映像を楽しむことができる技術です。
裸眼3Dの仕組みは、主に視差を利用しています。人間の目は左右で少しずれた位置にあるため、同じものを見ても左右の目で異なる情報を受け取ります。この視差によって脳が奥行きを認識し、立体感を感じます。裸眼3Dディスプレイは、この左右の目の視差を人工的に作り出し、それぞれ異なる映像を届けることで、脳が立体的な映像として認識するように設計されています。
裸眼3Dの最大の魅力は、その手軽さとインパクトにあります。道行く人々が立ち止まることなく、まるで目の前に物体が飛び出してくるかのような映像を体験できるため、広告や情報発信において非常に高い訴求力を持ちます。専用デバイスが不要なため、より多くの人が気軽に体験でき、空間全体を巻き込むような没入感のある演出が可能になります。
「XRコアスタジオ札幌」の全貌:未来の空間体験を創る拠点
The Signage株式会社が新設した「XRコアスタジオ札幌」は、裸眼3D(XR)コンテンツの企画・制作・検証を行うための専門拠点です。このスタジオは、単に映像を作るだけでなく、実際に導入される環境を想定したテストや開発を行うことで、より実践的なXRソリューションを生み出すことを目指しています。
XR Core Studio Sapporo: https://maps.app.goo.gl/gmx7Uqgeo9yxK5St9
所在地: 〒060-0005 北海道札幌市中央区北5条西5丁目1-5 JR55 SAPPOROビル 8F
主な設備と機能
XRコアスタジオ札幌には、裸眼3D(XR)コンテンツ制作に必要な最先端の設備が整っています。これらの設備は、クリエイターがアイデアを具現化し、技術的な課題を解決するための重要な基盤となります。
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裸眼3D対応LEDディスプレイ環境
このスタジオの核となるのが、裸眼3Dに対応した大型LEDディスプレイです。このディスプレイは、特殊な構造により、見る人に左右異なる映像を届け、メガネなしで立体的な映像を体験させることができます。コンテンツ制作者は、この環境で実際に映像がどのように見えるかを確認しながら、裸眼3Dならではの奥行きや飛び出し感を最大限に引き出すための調整を行うことができます。 -
XRコンテンツ制作・検証用ワークスペース
最新のソフトウェアや高性能なコンピューターが完備されたワークスペースです。ここでは、3Dモデリング、アニメーション制作、映像合成といったXRコンテンツ制作のあらゆる工程が行われます。また、制作されたコンテンツが裸眼3Dディスプレイでどのように表示されるかを細かく検証し、最適な表現を追求します。 -
実装環境を想定した表示テスト・演出検証エリア
このエリアでは、実際にコンテンツが設置されるオフィス、商業施設、街頭空間などの環境を再現し、表示テストや演出検証を行います。例えば、周囲の明るさや、見る人の位置、角度によって映像の見え方がどう変化するかを詳細に分析し、どのような環境でも最高の体験を提供できるよう調整します。このプロセスにより、単なる映像制作に留まらず、空間全体をデザインする視点での開発が可能になります。 -
クライアント・パートナー向けデモ/打ち合わせスペース
制作中のコンテンツや完成したXR体験を、クライアントやパートナー企業にデモンストレーションするためのスペースです。実際に裸眼3D(XR)の迫力を体験してもらいながら、具体的な導入イメージや今後の展開について深く議論することができます。これにより、プロジェクトの方向性を共有し、より効果的なソリューションを共創することが期待されます。

XRコアスタジオが創造する「体験」
XRコアスタジオ札幌では、裸眼3D(XR)技術を最大限に活用し、これまでにない空間体験を創造します。特に注目すべきは、以下の2つの機能です。
巨大LEDブースによる空間演出
スタジオ内に設置された巨大なLEDブースは、空間全体を一つの映像体験として演出することを可能にします。壁面やコーナー部分を立体的に活用することで、見る人の視界に入った瞬間に強烈なインパクトを与え、忘れられない記憶として残る空間を生み出します。
例えば、展示会やイベント会場では、この巨大LEDブースが来場者の足を止め、興味を引きつける強力なツールとなるでしょう。まるで別の世界に迷い込んだかのような没入感は、ブランドイメージの向上や商品プロモーションに絶大な効果を発揮するはずです。企業発表の場でも、製品を立体的に表現したり、未来のビジョンを視覚的に訴えかけたりすることで、聴衆に深い感動と理解をもたらすでしょう。

センサーと連動したインタラクティブな映像出力
XRコアスタジオでは、人の動きや位置、距離などを検知するセンサーと映像を連動させることで、インタラクティブな(双方向性の)表現も可能です。これは、来場者の行動そのものが演出の一部となり、よりパーソナルで記憶に残る体験を創出することを意味します。
具体的には、空間に入った瞬間に映像が変化したり、特定の場所に近づくと詳細な情報が表示されたり、あるいは手をかざすことで映像内のオブジェクトが動いたりする、といった演出が考えられます。例えば、商業施設では、顧客が商品棚に近づくと関連する裸眼3D広告が流れることで、購買意欲を高めることができるでしょう。美術館や博物館では、鑑賞者の動きに合わせて作品の解説が立体的に浮かび上がることで、より深い理解と感動を提供できる可能性があります。このようなインタラクティブな体験は、単に映像を見るだけでなく、「参加する」喜びを生み出し、体験価値を飛躍的に向上させます。
The Signage株式会社のXR事業の特徴と強み
The Signage株式会社が裸眼3D(XR)事業において特に注力しているのは、単なる技術提供に留まらない、総合的な空間体験の創造です。同社の事業には、以下の4つの大きな特徴と強みがあります。

1. 裸眼3D対応LEDビジョンを活用したXR表現
同社は、裸眼3Dに対応した高性能なLEDビジョンを核として、XR表現を追求しています。高品質なディスプレイは、裸眼3Dの魅力を最大限に引き出し、まるで現実のような奥行きや迫力を生み出します。この技術により、見る人は特別な機器なしで、目の前に広がる仮想世界に没入することができます。
2. ハードウェアとコンテンツを一体で設計する空間演出
The Signage株式会社は、LEDビジョンという「ハードウェア」と、その上で表示される「コンテンツ」を別々に考えるのではなく、一体のものとして設計することに強みを持っています。これにより、ディスプレイの特性を最大限に活かしたコンテンツ制作が可能となり、空間全体を巻き込むような、より効果的で感動的な演出を実現します。単なる映像の表示ではなく、空間そのものをデザインする視点でのアプローチが特徴です。
3. オフィス・商業施設・街頭空間など実装を前提とした開発
制作されるXRコンテンツは、実際にオフィス、商業施設、街頭空間といった様々な場所に導入されることを前提として開発されます。そのため、それぞれの環境が持つ特性や課題(例えば、光の反射、見る人の動線、設置場所の制約など)を深く理解し、それらを考慮した上で最適なソリューションを提供します。これにより、単なる技術デモンストレーションで終わらず、実際にビジネスや社会に価値をもたらす実用的なXR体験を実現します。
4. 企業ブランディング、プロモーション、空間価値向上への応用
同社のXR事業は、企業ブランディングの強化、製品やサービスのプロモーション効果の最大化、そして空間そのものの価値向上といった、具体的なビジネス目標への貢献を目指しています。裸眼3D(XR)が持つ高いインパクトと没入感は、顧客の記憶に深く残り、ブランドへの愛着や購買意欲を高める強力なツールとなります。また、魅力的な空間演出は、オフィスであれば従業員のモチベーション向上に、商業施設であれば集客力アップに繋がり、結果的に空間全体の価値を高めることに貢献します。
これまでデジタルサイネージ事業で培ってきた豊富な知見と経験を活かし、これらのXR事業を単なる最新技術の導入に終わらせず、社会に根付き、ビジネスとして成立する形で展開していく方針です。
今後の展望:裸眼3D(XR)が拓く未来
The Signage株式会社は、XRコアスタジオ札幌を拠点として、裸眼3D(XR)事業を段階的に拡大していく計画です。今後の展開として、特に以下の分野での活用が期待されます。
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裸眼3Dを活用した広告・プロモーション施策
屋外広告、店舗内のディスプレイ、イベント会場など、あらゆる場所で、まるで目の前に商品が飛び出してくるかのような、これまでにない広告体験が実現することでしょう。消費者の注意を引きつけ、強い印象を残すことで、高いプロモーション効果が期待されます。 -
オフィス・商業施設向けXR空間演出
オフィス空間では、裸眼3D(XR)を活用したインタラクティブな情報表示や、リフレッシュ効果のある空間演出により、従業員の創造性や生産性向上に貢献するかもしれません。商業施設では、顧客を惹きつける魅力的なファサード演出や、商品と連動した体験型コンテンツで、集客力と顧客満足度を高めることがきっと可能になるでしょう。 -
観光・街づくり・公共空間へのXR活用
観光地では、歴史的建造物が当時の姿で目の前に再現されたり、地域の魅力を立体的に紹介するコンテンツが設置されたりすることで、より深い観光体験を提供できる可能性があります。また、公共空間では、災害時の避難経路を立体的に表示したり、地域イベントの情報を視覚的に分かりやすく伝えたりと、市民生活の利便性向上や安全確保にも貢献するかもしれません。
The Signage株式会社は、デジタルサイネージとXR技術を融合させることで、これまでになかった新しい価値を社会に提供し続けることに挑戦していきます。裸眼3D(XR)技術が、私たちの生活空間をどのように豊かにしていくのか、今後の展開から目が離せません。
The Signage株式会社 企業情報
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会社名: The Signage株式会社(ザサイネージ)
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所在地: 〒105-0003 東京都港区西新橋1丁目2番9号日比谷セントラルビル14階
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代表者: 高橋亮謙
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事業内容:
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デジタルサイネージ事業
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LEDビジョン企画・設計・運用
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裸眼3D(XR)コンテンツ制作・空間演出
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Webサイト:
本件に関するお問い合わせは、The Signage株式会社(E-mail:support@the-signage.jp)まで。
まとめ
The Signage株式会社による「XRコアスタジオ札幌」の新設と裸眼3D(XR)事業の本格始動は、デジタルサイネージ業界における新たな一歩を示すものです。専用デバイスなしで体験できる没入感の高い裸眼3D(XR)技術は、広告、オフィス、商業施設、公共空間といった多岐にわたる分野で、これまでにない「体験」を創造する可能性を秘めています。
このスタジオでは、最先端の裸眼3D対応LEDディスプレイ環境やセンサー連動技術を駆使し、ハードウェアとコンテンツを一体で設計することで、実装を前提とした実用的なXRソリューションの開発が進められます。企業ブランディングやプロモーション効果の向上、さらには空間そのものの価値を高めることに貢献するでしょう。
デジタルサイネージが「体験の時代」を迎える中で、The Signage株式会社がこの裸眼3D(XR)技術を通じて、私たちの生活空間や都市環境をどのように変革していくのか、その未来に大きな期待が寄せられます。

