虎ノ門ヒルズで未来を体験!AI・ロボティクスとアートが融合する「TOKYO PROTOTYPE」全26組の出展者と見どころを徹底解説

  1. 虎ノ門ヒルズで未来を体験!AI・ロボティクスとアートが融合する「TOKYO PROTOTYPE」全26組の出展者と見どころを徹底解説
  2. 「TOKYO PROTOTYPE」とは?都市を実験場とするクリエイティブフェスティバル
    1. 開催概要
  3. 「TOKYO PROTOTYPE」の注目すべき見どころ
    1. 1. 虎ノ門ヒルズ全体を実験場とする都市型フェスティバル
    2. 2. 国際的な舞台で注目を集めてきた作品が集結
    3. 3. クリエイター・アーティスト・企業・研究機関が領域を越えて参加
    4. 4. AI・ロボティクスなど先端テクノロジーを活用し“未来”を提示
    5. 5. クリエイター常駐による対話型の展示体験
    6. 6. 年々拡張していく東京発の新しい「祭り」
  4. 注目出展者と作品紹介
    1. GOOGLE HARDWARE DESIGN STUDIO
    2. 株式会社ZOZO NEXT
    3. bit.studio
    4. TASKO x Abstract Engine
    5. 藤堂高行
    6. 池坊 / BAUMX / enigma
    7. D2C IMG SRC STUDIO × SoVeC
    8. 株式会社ミライセンス
    9. Konel Inc. / NTT DX Partner Corporation
    10. HAKUTEN・HAKUTEN CREATIVE
    11. 乃村工藝社 未来創造研究所 NOMLAB
    12. 130 onethirty | MagnaRecta.inc
    13. PHIARO CORPORATION
    14. mud Inc.
    15. 東京大学五十嵐研究室 / ソフトバンク株式会社 / Takram
    16. DNP / THRUSTER / 5BLOCKS
    17. Abstract Engine
    18. I.CEBERG | WOW
    19. Spline Design Hub
    20. IE3
    21. 3 AND PROGRAM
    22. GOO CHOKI PAR
    23. KMD Embodied Media | 慶應義塾大学大学院
    24. DLX Design Lab | 東京大学
    25. xlab(筧康明研究室)| 東京大学
    26. 森田 崇文
  5. 同時開催「攻殻機動隊展」との連動:2つの”未来”が虎ノ門で交錯
  6. TOKYO NODEについて
  7. まとめ:未来を創造する「TOKYO PROTOTYPE」で新たな発見を

虎ノ門ヒルズで未来を体験!AI・ロボティクスとアートが融合する「TOKYO PROTOTYPE」全26組の出展者と見どころを徹底解説

未来の技術と創造性が交差する都市型クリエイティブフェスティバル「TOKYO PROTOTYPE(東京プロトタイプ)」が、2026年1月29日(木)から1月31日(土)まで、虎ノ門ヒルズを舞台に開催されます。このイベントは、クリエイターや企業、研究機関がAIやロボティクスなどの最先端テクノロジーを駆使して生み出した、実験的なプロダクトやアートの「プロトタイプ」を一堂に展示するものです。今回は、この革新的な祭典の出展者が決定し、その全貌が明らかになりました。大阪・関西万博やミラノデザインウィーク、アルス・エレクトロニカといった国際的な舞台で注目を集めた作品をはじめ、計26組による多様な作品が出展されます。

TOKYO PROTOTYPE 2026.01.29 - 2026.01.31 TORANOMON HILLS

「TOKYO PROTOTYPE」とは?都市を実験場とするクリエイティブフェスティバル

「TOKYO PROTOTYPE」は、虎ノ門ヒルズの街全体と情報発信拠点「TOKYO NODE(東京ノード)」を舞台に繰り広げられる、これまでにない規模のクリエイティブフェスティバルです。森ビル株式会社の「TOKYO NODE LAB」と日本テレビ放送網株式会社が主催し、都市空間そのものを「開かれた実験場」として活用します。ここでは、完成された製品や作品ではなく、思考や試行のプロセスそのものを含んだ「プロトタイプ」が展示されます。来場者は作品を見るだけでなく、クリエイターやアーティストとの対話を通じて、新たな発想や次のプロトタイプへと繋がる刺激を得られるでしょう。都市、テクノロジー、創造性が交錯する21世紀ならではの新しい「祭り」や「文化」を、東京から世界へ発信することを目指しています。

開催概要

  • 日程: 2026年1月29日(木)~1月31日(土)

  • 場所: 虎ノ門ヒルズ街なか各所およびTOKYO NODE

    • B2階 ステーションアトリウム・虎ノ門ヒルズカフェ

    • 8階 TOKYO NODE エントランス・TOKYO NODE LAB・TOKYO NODE CAFE

    • 45階 TOKYO NODE アライバルホール

    • 46階 TOKYO NODE HALL

    • 49階 TOKYO NODE SKY GARDEN & POOL

  • 時間: 11:00~21:00

  • 料金: 無料

  • 主催: 森ビル株式会社 TOKYO NODE LAB・日本テレビ放送網株式会社

  • 協力: 文化庁

  • WEBサイト:

「TOKYO PROTOTYPE」の注目すべき見どころ

このフェスティバルには、AI初心者でも興味を持てるような、様々な見どころがあります。

1. 虎ノ門ヒルズ全体を実験場とする都市型フェスティバル

「TOKYO PROTOTYPE」は、単一の会場に留まらず、虎ノ門ヒルズの街全体を展示空間として活用します。街を歩くこと自体が、アートやテクノロジー作品を鑑賞する体験となる、都市スケールのクリエイティブフェスティバルです。普段何気なく通り過ぎる場所に、未来の可能性を秘めたプロトタイプが点在し、都市とアートが一体となった新しい体験を提供します。

2. 国際的な舞台で注目を集めてきた作品が集結

世界中のアートやデザイン、テクノロジーの祭典で話題を呼んだ作品が、この「TOKYO PROTOTYPE」に集結します。例えば、大阪・関西万博で人気を博した「ふしぎな石ころ”echorb”」や、ミラノデザインウィークで注目された「ZZZN SLEEP APPAREL SYSTEM」、世界最高峰のデジタルアート賞であるPrix Ars Electronica 2025でHonorary Mentionを受賞した「鎖に繋がれた犬のダイナミクス」など、国際的な評価を得た先鋭的な作品を間近で見ることができます。また、令和6年度文化庁メディア芸術クリエイター育成事業の支援を受けて制作された2作品も出展されます。

大阪・関西万博で人気を博した「ふしぎな石ころ"echorb"」 ミラノデザインウィークで話題になった「ZZZN SLEEP APPAREL SYSTEM」 世界最高峰のデジタルアート賞Prix Ars Electronica 2025 にて Honorary Mention を受賞した「鎖に繋がれた犬のダイナミクス」

3. クリエイター・アーティスト・企業・研究機関が領域を越えて参加

本フェスティバルには、テクノロジー業界を牽引する企業から、最先端の研究を行う大学院まで、多岐にわたる分野の出展者が参加します。GOOGLE HARDWARE DESIGN STUDIOやZOZO NEXTといった企業、そして東京大学や慶應義塾大学大学院などの研究機関が、それぞれの専門性を活かしたプロトタイプを展示します。異なる分野の知見が融合することで、テクノロジーと創造性の最前線が可視化され、多様な視点から未来を考えるきっかけとなるでしょう。

4. AI・ロボティクスなど先端テクノロジーを活用し“未来”を提示

展示される作品の多くは、AI(人工知能)やロボティクス(ロボット工学)といった先端テクノロジーを駆使しています。「プロトタイプ」とは、完成品の一歩手前の試作品や、新しいアイデアを形にした実験的な作品を指します。ここでは、アート、デザイン、テクノロジーが交差する、まだ見ぬ未来への実験的な挑戦を体感できます。AIが生成するアート、ロボットが織りなすパフォーマンス、身体能力を拡張するデバイスなど、未来の可能性を肌で感じることができるでしょう。

5. クリエイター常駐による対話型の展示体験

「TOKYO PROTOTYPE」では、多くの出展者が会場に常駐します。来場者は、作品の生みの親であるクリエイターと直接対話できる貴重な機会を得られます。作品の背景にある思考プロセスや、技術的な挑戦について深く掘り下げて聞くことができ、新たな気づきや、もしかしたら未来のコラボレーションへと繋がる出会いが生まれるかもしれません。一方的な鑑賞に終わらない、インタラクティブな体験が魅力です。

6. 年々拡張していく東京発の新しい「祭り」

このフェスティバルは、一度きりのイベントではなく、年々規模を拡大しながら継続していくことを目指しています。都市、テクノロジー、創造性が交錯する、21世紀ならではの文化的な実験として、虎ノ門ヒルズから新しい「祭り」や「文化」が立ち上がる様子を体験できます。東京が未来を創造する拠点として、世界に新しい価値を発信していく場となるでしょう。

注目出展者と作品紹介

ここからは、出展が決定した26組の中から、特に注目すべき作品のいくつかをご紹介します。AIやテクノロジーがどのようにアートや日常生活に溶け込んでいるのか、具体的なイメージを掴んでみましょう。

GOOGLE HARDWARE DESIGN STUDIO

Googleのハードウェアデザインチームは、「Human(人を起点に)」「Optimistic(前向きに)」「Daring(大胆に)」という3つの指針のもと、持続可能性に配慮した素材を使用し、長く使い続けられるプロダクトを生み出しています。彼らがどのような実験的なデザインプロセスを公開するのか、注目が集まります。

Google Pixelのようなデバイス、取り外し可能なカメラモジュール、そして詳細な手書きの設計スケッチが広がる。デザイナーがプロトタイプを手に取り、製品の形状や機能について検討する、創造的なプロセスの一端が示されている。

株式会社ZOZO NEXT

ファッションとテクノロジーの融合を目指すZOZO NEXTは、ファッション領域における課題をテクノロジーで解決し、より多くの人がファッションを楽しめる世界を創造しています。ファッションを数値化し科学的に解明する「ZOZO研究所」や、新規事業創出を目指す「MATRIX」でのR&D(研究開発)の成果が展示されます。ファッションの未来がどのように変わるのか、そのヒントが見つかるかもしれません。

暗い質感のテーブルに、青、水色、ピンクの3つの異なる色の花瓶が並べられ、それぞれにドライフラワーが生けられています。花瓶の独特な形状と質感が特徴的で、モダンなインテリア装飾として映える一枚です。

bit.studio

bit.studioは、宙に浮遊する魚が生み出す、超自然的な体験を提供します。空間全体を使ったインスタレーションで、幻想的な世界に没入できるでしょう。

薄暗い空間に、銀色の大きな風船のようなオブジェが多数浮遊する現代アートのインスタレーション。一人の女性がその中で作品を鑑賞しており、幻想的で神秘的な雰囲気を醸し出しています。

TASKO x Abstract Engine

「Tug of Memories」は、コロナ禍で空白となった劇場で、かつての情景を演奏とともに呼び戻す“追憶の舞台装置”として制作されました。ロボットアームが物理的にピアノをたぐり寄せ、レールに記録されたデータを読み取り演奏を行う装置です。過去と今の記憶が交差する、静かで力強い作品です。

ステージ上のグランドピアノがスポットライトに照らされているモノクロ写真。客席らしき構造が奥に見え、静寂な劇場の雰囲気が漂う。開演前か終演後を思わせる、どこか物憂げな光景。

藤堂高行

藤堂高行氏の作品は、鎖に繋がれたロボット犬が、人に襲いかかろうと暴れ狂う姿を、安全な場所から眺めるというものです。テクノロジーの持つ力と、それに対する人間の感情や距離感を問いかける作品と言えるでしょう。

暗い空間に鎖で繋がれた犬型ロボットが2体写っています。手前のロボットの頭部には「Unitree」の文字と青い光が見え、全体的に近未来的で無機質な印象を与えます。

池坊 / BAUMX / enigma

「いのちの多元」は、蓮が象徴する純粋な命と、都市に広がる多様な命の営みを表現するインスタレーションです。光と視点の変化を通して、いのちの多層的な姿を体感できる、いけばな作品とテクノロジーが融合した作品です。(いけばな作品:石渡雅史)

美しい夜景と星空が広がる屋内プール。ピンクの葉の形をした光で飾られた壁と、水面に浮かぶ金色の蓮のオブジェが幻想的でラグジュアリーな雰囲気を醸し出しています。

D2C IMG SRC STUDIO × SoVeC

IMG SRC STUDIOの自社展示「IDEATIONS」を「Satellite」として展開し、SoVeC社との協業で最新技術を応用した作品を制作。XR(クロスリアリティ)と感覚刺激による現実と仮想の相互接続体験、生成AIと知覚統合による多層的なXR共有体験、そしてユーザーデータや環境をサンプリングして即座にDJミックス可能な感覚拡張型コンテンツを出展します。

3つの異なる先進技術のシーンが並ぶ画像。左はホログラムの惑星展示、中央は女性が巨大なアヒルのプロジェクションと触れ合う様子、右は「Sounds good!」と表示されたデータ分析・音楽サンプリングシステムのUIとロボットアームが描かれています。

株式会社ミライセンス

株式会社ミライセンスは、大阪・関西万博で多くの人々の鼓動を受け取ってきた「echorb」を「TOKYO PROTOTYPE」に持ち込みます。この「響きの遺伝子」は、テクノロジーの再利用にとどまらず、記憶と共鳴の継承、そして未来への飛躍を意味します。未来の都市と文化が交差する場で、響きによる人々の共鳴という新しいカルチャーを提案します。

暗い背景の中、一人の人物が青白く光る卵形のような物体を両手で包み込んでいます。背景にはぼやけた複数の人影があり、全体的に幻想的で神秘的な雰囲気が漂っています。

Konel Inc. / NTT DX Partner Corporation

「睡眠後進国 日本」という課題に対し、オンライン化によって情報過多な現代人が世界と断絶できる唯一の時間である「睡眠」に注目。個人の生体データをもとに最適化された音楽と照明によって、パーソナルに眠りを持ち運べる新しい睡眠システムを提案します。

白い背景に、青いベンチで巨大な水色のダウンジャケットまたは寝袋に包まれて横たわるモデル。未来的で奇抜なファッションスタイルと、公共の場での休息を思わせるシーンです。

HAKUTEN・HAKUTEN CREATIVE

HAKUTENは、照明、マテリアル、テクノロジーを活用し、イベントを通じて新たな体験を創造してきました。「100+ prototypes」は、プロジェクトの過程で生まれた試作をアーカイブし、創造の循環を生み出す取り組みです。完成に至らなかった断片にも宿るひらめきの種を蓄積・共有し、新たな発想へと繋げることを目的としています。本展示ではその一部が実物展示として公開されます。

「100 Prototypes」の文字とともに、木材、石、銅、透明樹脂、カラフルなアクリル円盤など、多様な素材や試作品が白い机上に広がる様子。デザインや素材研究、創造的なプロセスを想起させる画像です。

乃村工藝社 未来創造研究所 NOMLAB

NOMLABは、自ら想像し、これからの空間のアイデアを育んでいます。今回は、「Emograf(感情で人と空間をつなぐ)」「小さな電気でできること(自然由来の小さな電気で植物と人と空間をつなぐ)」「Sound Seek(音で人と空間をつなぐ)」「GenerativeTile(陶器とデジタルファブリケーションで空間の未来を描く)」の4つのプロトタイプを展示します。

ジェネレーティブデザイン、デジタルアート、自然の中でのサウンド探索、そして小さな電気で実現する照明アートの4つのテーマを組み合わせた画像。

130 onethirty | MagnaRecta.inc

中央のランプ《Helio》は、多層のグリッド構造からなる“コア(核)”として設計され、その周囲を外装一層だけで形作られた人型のマネキンたち──中身を欠いた“シェル(殻)”が囲みます。Helioの光に人が自然と求めていく様を表現し、「どこまでが家具で、どこからが身体なのか」「コアとシェルはどちらが主役なのか」という問いを投げかける小さなラウンジです。

黒い背景に、ワイヤーでできた複数の人体模型と、中央に光を放つ立方体のオブジェが配置された現代アートのインスタレーションです。

PHIARO CORPORATION

PHIARO CORPORATIONは、デジタル開発のサンプルとしてMR(Mixed Reality:複合現実)シミュレータと、リアルのプロトタイプ車両開発のサンプルとしてバギー(デザイン~EVコンポーネントなど)を体験できます。さらに、同社の多様なプロトタイプ開発事例を動画などで幅広く紹介します。

ヘルメットを着用した2人が黒いバギーのような乗り物に乗って、カーブのあるサーキットを走行している様子です。スピード感があり、モータースポーツを楽しんでいるようです。

mud Inc.

Prompt Racingは、プロンプト(AIへの指示)から生成されたマシンで競い合う、新感覚のレースゲームです。あらゆるアイデアや妄想がAIによってマシンとして具現化され、常識を超えたレースが展開されます。AIの生産性向上や効率化だけでなく、創造性を拡張する楽しさや喜びを提供します。

トイレットペーパーや大根、ディスコボールなど、奇抜なデザインのカートたちが砂漠のようなコースを駆け抜ける、ユニークなレーシングゲームのイラストです。

東京大学五十嵐研究室 / ソフトバンク株式会社 / Takram

「Postrace」は、ショーウィンドウなどでの使用を想定した、衣服を着用して様々なポーズをとることができるマネキンロボットです。展示プロトタイプでは、目の前の人の動きを真似するように動作します。人体の自然なシルエットが崩れない関節構造や、胴体のひねり、肩や骨盤の傾きなどを変化させられる構造が特徴です。

白いヒューマノイド型ロボットが、関節部分に黒いメカニズムを露出させながら、シンプルな灰色の背景に立っています。下半身は車輪付きの黒い円形台座に固定されており、現代的で未来的なデザインが特徴です。

DNP / THRUSTER / 5BLOCKS

コンテンツ・XRコミュニケーションによって、自治体・企業の「場の拡張」と「人の拡張」を実現します。「場の拡張」として、ARグラス「XREAL」を通じて、ユーザーが視聴している動画や3DCG空間などをリアルタイムに3D変換し体験できます。「人の拡張」として、ゲームプラットフォームであるMINECRAFTやROBLOXを活用した職業体験や探求学習も行えます。

VR/ARデバイスを装着した人物がスキーを体験する様子と、カフェメニュー選択画面、アバターが描かれたデジタル空間が融合した画像です。現実と仮想空間が一体となった新しいエンターテイメントやショッピングの形を表現しています。

Abstract Engine

体験者は慣性チェアに身体を預け、視覚と感覚だけが四足ロボットへ同期します。現実の身体は椅子にとどまりつつ、“ロボットとして振る舞うべき身体”が立ち上がり、体験者の行動パターンを感覚情報と共にデータとして収集し、フィードバックの方法を探ります。本作は、人間と機械の境界を探るプロトタイプです。

前景には、目が光る四足歩行の犬型ロボットが写っています。後景には、ぼやけた医療用または歯科用の椅子が見え、全体的に暗い背景の中で未来的な技術と医療の融合を示唆しています。

I.CEBERG | WOW

5名のメゾンによる主要作品と、その制作過程で生まれた個々の物語を組み合わせ、思考の内部をのぞき込むような体験を構成します。来場者は、怪物に向き合うメゾンの旅路を追体験しながら、いつの間にか自身の内側に潜む怪物と向き合うことになるでしょう。

様々な要素が断片的にコラージュされたデジタルアート作品です。カラフルな有機的な形、緑色のバルブ、パッケージに入った青いロボット、多腕の彫刻、そして抽象的なパターンが組み合わされており、中央には「ICEBERG」の文字が配置されています。

Spline Design Hub

機械式腕時計のぜんまいから着想を得た作品です。伸縮するアームに支えられた一枚の金属板が刻一刻と形を変え、新たな秩序を生み出し続けます。移ろう螺旋の姿は、目に見えない時間の輪郭を静かに描き出しています。

木製の床と白い壁の広々とした空間に、金属製の水平な帯が螺旋状に重なり合った現代アートのインスタレーションが展示されています。ミニマルなデザインの彫刻が中央に配置され、展示会場のような雰囲気を醸し出しています。

IE3

1999年のiMacが四半世紀後の世界と出会う作品です。カメラが捉えた身体はブラウン管の中で抽象的なグラフィックへと生まれ変わり、その痕跡はアーカイブとして蓄積されていきます。当時では想像もできなかった表現が過去のスクリーンに現れる、技術と時代、過去と現在が静かに共振する作品です。

3台のビンテージiMac G3が金属製の台に並べられ、画面にはデジタルアートが映し出されています。左のモニターには抽象的な3D図形、中央と右にはグリッチな人体が表現されており、テクノロジーとアートの融合を感じさせます。

3 AND PROGRAM

「TORIHADA」は、AIが灯した新しい光の中で、人が働くことを忘れ、愛するものに身をゆだねる未来を描きます。肉体は書き換えられ、感覚は衣のようにまとわれ、魂はアバターに宿る。感情を毛先に映す小さな星であるTORIHADAが、新たな心の温もりを探しているという、哲学的な作品です。

「TORIHADA」をテーマにした、未来的なアートインスタレーションの様子。複数のスクリーンに抽象的なグラフィックやデータが表示され、中央には紫色の有機的なオブジェが配置されている。白いパネルには感情やAIに関する日本語と英語のテキストがあり、ローポリゴン調の人物が鑑賞している。

GOO CHOKI PAR

「TOKYO PROTOTYPE」のアートディレクションを起点に、その思想と視覚表現を“MOTTO(さらに、その先へ)”拡張した作品展示です。未知への設計図(ブループリント)を再解釈し、静的な図面から動的な体験へと昇華させます。IE3とのコラボレーションによるPortrait Blueprinterは、来場者の顔をリアルタイムで認識し、この瞬間・この場所でしか生まれないグラフィック作品を生成します。

クリーム色のグリッド背景に、青い幾何学的な図形、抽象パターン、文字が配置されたデジタルアート。三角形、円、歯車状のモチーフや「PROTOTYPE」の文字が見られ、レトロで技術的なコンセプトを表現している。

KMD Embodied Media | 慶應義塾大学大学院

身体と空間を拡張し、新たな体験を創造する「身体性メディア」の研究と実践を行っています。テクノロジーによって人間の感覚や身体能力がどのように変化し、新しい体験が生まれるのか、その可能性を探求します。

ロボットアームを装着し笑顔を見せる男性と、足元に「you are standing on the floor technology」と投影された床が印象的です。先進技術の展示会やイベントの様子を捉えており、未来的な雰囲気が漂います。

DLX Design Lab | 東京大学

東京大学生産技術研究所DLX Design Labと、同研究所の池内研究室による8年間にわたる4つのバックキャスティングプロジェクトを紹介し、デザインとバイオ分子神経科学の協働から生まれた未来像を示します。

手袋をはめた研究者がピペットを使い、赤い液体が入った培養皿に液体を滴下している様子を捉えた画像です。科学実験または研究室での作業風景を示しています。

xlab(筧康明研究室)| 東京大学

素材の特性や振る舞いにテクノロジーを交差させ、質感を通してナラティブ(物語)を探究する複数の作品を展示します。素材の持つ可能性と、テクノロジーが織りなす新しい表現に注目です。

暗い広々とした空間に、多数のカラフルな人型ワイヤーアートが円形に配置され、中心の黒い装置にワイヤーで接続されている現代アートのインスタレーションです。

森田 崇文

MorphFluxは、磁性流体の形状と流れが相互に作用しながら絶えず変化する実体ディスプレイのキネティックインスタレーションです。複数の液体ピクセルが干渉し合い、形や波が絶えず変化することで、一定の状態にとどまらない様子を生み出します。液体の流動的な振る舞いを通して、結びつきと切り離しが繰り返される関係性を想起させるとともに、個々の境界を曖昧にしながら関係し合う、新たな表現のあり方を探ります。

暗い光沢のある表面に、規則的に並んだドーム状の突起が特徴的な画像です。ミニマルでモダンな印象を与え、触覚的なインターフェースや装飾パネルのようです。

これらの出展作品は、AIやロボティクスといった先端技術が、私たちの生活や文化、そして未来にどのような影響を与えるのかを具体的に示してくれます。難しく考えずに、純粋に新しい体験を楽しむつもりで足を運んでみましょう。

同時開催「攻殻機動隊展」との連動:2つの”未来”が虎ノ門で交錯

「TOKYO PROTOTYPE」の開催期間中、TOKYO NODE GALLERYでは「攻殻機動隊展 ~Ghost and the Shell~」も同時開催されます。この期間、虎ノ門ヒルズ一帯では、「TOKYO PROTOTYPE」が提示する未来への実験と、「攻殻機動隊展」が描き続けてきた未来社会のヴィジョンがパラレルに響き合い、都市全体を舞台にした“2つの未来の交錯”を体験できます。都市の現在と未来、フィクションとリアルが溶け合う、この期間だけの特別なコラボレーションをぜひお見逃しなく。

TOKYO NODEについて

イベントの主要な舞台となる「TOKYO NODE」は、「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の最上部に位置する、約10,000㎡の複合情報発信拠点です。イベントホール、ギャラリー、レストラン、ルーフトップガーデンなどが集積しており、ミシュランで星を獲得したシェフによるレストランや、イノベーティブなプレイヤーが集まる研究開発チーム「TOKYO NODE LAB」の活動拠点も含まれます。「NODE(結節点)」という名の通り、テクノロジー、アート、エンターテインメントなどあらゆる領域を超えて、最先端の体験コンテンツ、サービス、ビジネスを生み出し、世界に発信していく舞台となっています。

まとめ:未来を創造する「TOKYO PROTOTYPE」で新たな発見を

「TOKYO PROTOTYPE」は、AIやロボティクスといった最先端技術とクリエイティブな発想が融合し、未来の可能性を私たちに提示してくれる貴重な機会です。国際的な舞台で注目された作品から、企業や研究機関の最新の試みまで、多種多様なプロトタイプが一堂に会します。AI初心者の方も、このイベントを通じて、テクノロジーが私たちの生活や文化にどのように貢献し、未来をどのように形作っていくのかを、肌で感じることができるでしょう。ぜひ虎ノ門ヒルズで、未来への扉を開く体験をしてみてください。

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