
マジセミ株式会社は、来る2025年11月14日に「【大企業向け】AIの進化で翻訳は良くなる反面、手戻りが減らない理由」というテーマのウェビナーを開催します。このウェビナーは、AI翻訳技術の目覚ましい進歩にもかかわらず、企業のグローバル展開における翻訳業務の全体的な効率がなぜ依然として課題を抱えているのか、その根本的な理由と解決策を探るものです。
AI翻訳の進化と現場のギャップ:なぜ「手戻り」は減らないのか
近年、生成AIやニューラル翻訳といった技術の進化により、翻訳そのものの品質は飛躍的に向上しました。かつては難しかった自然な表現や文脈を理解した翻訳が、今ではAIによって高精度に実現されています。しかし、多くの企業、特に多拠点・多言語で事業を展開する大企業の現場では、「翻訳の質は上がったのに、業務全体の効率が思ったほど上がらない」という声が聞かれます。
この背景には、翻訳プロセスにおける「手戻り」の存在があります。具体的には、翻訳後のレビューにかかる工数、再修正の発生、そして承認の遅延といった一連の工程で、依然として多くの時間と労力が費やされているのです。大企業においては、部門ごとに異なる運用ルールや用語の管理方法が散在していることが多く、これが翻訳品質のばらつきと生産性低下の大きな要因となっています。
翻訳レビューと用語管理の属人化が引き起こす問題
AI翻訳ツールを導入したとしても、翻訳プロセスの全体像が見直されなければ、その効果は限定的になってしまいます。特に、レビュー体制や承認フローが特定の個人やチームに依存している「属人化」の状態では、「誰が、どの基準で翻訳を承認したのか」が不明瞭になりがちです。これにより、翻訳の最終的な責任の所在が曖昧になり、修正指示が何度も発生する原因となります。
また、企業全体で統一された用語管理が不十分であることも、大きな障壁です。たとえAI翻訳の精度が高くても、専門用語や社内固有の表現が統一されていないと、最終的に出来上がる成果物としての整合性が失われます。その結果、翻訳された文書が公開される前に、用語の不統一による再修正が繰り返し発生し、これが「手戻り」の大きな要因となっているのです。
AI翻訳基盤で実現する「品質」と「スピード」の両立
本ウェビナーでは、これらの課題を解決し、翻訳プロセス全体の効率を向上させるための具体的な運用モデルが紹介されます。その鍵となるのが、RWSグループが提供する「Trados Enterprise」と「Language Weaver」の活用です。
これらのツールを組み合わせることで、企業は以下のようなメリットを享受できます。
1. 用語統一・レビュー・承認の一元管理
翻訳プロセスの各段階で発生する用語の統一、レビュー、そして最終承認までをクラウド上で一元的に管理することが可能になります。これにより、翻訳の各工程が明確になり、属人化を解消し、誰がどのような基準で承認したかが明確になります。結果として、レビューサイクルが短縮され、手戻りの発生を大幅に抑制できます。
2. 高精度なAI翻訳と専門分野への対応
Language Weaverは、単なる汎用的なAI翻訳にとどまらず、LLM(大規模言語モデル)と業界特化モデルを組み合わせることで、特定の専門分野においても非常に高精度な翻訳を提供します。これにより、製品マニュアル、ヘルプ情報、契約書など、専門性の高い文書の翻訳においても、高い品質が確保されます。
3. ワークフロー自動化と品質管理の統合
翻訳ワークフローを自動化し、品質管理をプロセスに組み込むことで、手作業によるミスや遅延を削減します。待機時間の短縮はもちろんのこと、翻訳メモリや用語集を効率的に活用し、常に一貫した高品質な翻訳成果物が生み出される環境を構築できます。
4. グローバル展開に柔軟に対応するスケーラビリティ
クラウドベースで安全かつ拡張性の高いAI翻訳基盤は、企業のグローバル展開に柔軟に対応します。コンテンツ管理システム(CMS)などとの連携も可能で、多言語コンテンツをリアルタイムで処理できるため、世界中の拠点での情報発信を迅速かつ効率的に行えるようになります。
ウェビナーでは、これらの機能について画面デモを交えながら詳しく解説される予定です。また、実際にグローバル企業がどのようにこれらのソリューションを導入し、成功を収めているのか、具体的な事例をもとに導入効果が具体的に示されます。これにより、AI翻訳を単なる「翻訳ツール」としてではなく、「企業全体のグローバル戦略を支える基盤」として活用するための重要なポイントを理解できるでしょう。
このウェビナーはこんな方におすすめです
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製品マニュアルやヘルプ情報など、多言語化が求められるコンテンツの翻訳を担当しているエンタープライズ企業のご担当者様。
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現在の翻訳依頼からレビュー、承認までのプロセスが複雑で、非効率だと感じている方。
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全社的な翻訳プロセスやシステム運用全体を見直し、改善したいと考えている部門責任者の方。
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AI翻訳を導入して業務の標準化やシステムの再設計を検討している経営企画部門やIT部門のご担当者様。
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各拠点で異なる翻訳ツールや運用ルールが散在しており、翻訳品質の統一やリードタイムの短縮を実現したいグローバル企業のご担当者様。
主催・共催について
本ウェビナーは、RWSグループが主催し、株式会社オープンソース活用研究所、マジセミ株式会社が協力して開催されます。
マジセミは、今後も参加者の皆様にとって役立つウェビナーを継続的に開催していく予定です。
過去のセミナー資料や現在募集中の他のセミナーについては、以下のリンクから詳細を確認できます。
ぜひこの機会にウェビナーにご参加いただき、AI翻訳を活用したグローバルビジネスの効率化と品質向上に向けたヒントを得てください。

