
近年、人工知能(AI)の進化は目覚ましく、私たちの働き方やビジネスのあり方を大きく変えつつあります。特に生成AIの登場は、情報収集、データ分析、アイデア生成といった業務の自動化を急速に進め、多くの企業や個人がその恩恵を受けています。しかし、このようなAIの進化は、同時に私たち人間に新たな問いを投げかけています。「AIには何ができて、何ができないのか?」「人間として、私たちはどのような価値を生み出すべきなのか?」と。
このような時代において、ビジネスパーソンに求められるのは、AIが導き出す情報を活用しつつも、そのさらに先を見据え、「何を問いとし、人は何に意味や価値を見出すのか」という本質的な問いを立て、未来を構想する力です。この人間ならではの創造性と洞察力が、今後のビジネス環境で成功を収める鍵となります。
トリニティ株式会社が運営する実践型ビジネススクール「DXDキャンプ」は、まさにこの「AIにできない問いを立て、未来を構想する力」を育成することを目指し、2026年度受講生の第1次募集を開始しました。デザインの考え方を軸に、事業創出や組織変革を実現するための実践的なスキルを習得できるこのスクールは、AI時代を生き抜くビジネスパーソンにとって、貴重な学びの機会となるでしょう。
DXDキャンプとは? AI時代に求められる「未来を構想する力」
DXDキャンプは、ビジネスデザインとデザイン思考を核とした実践型ビジネススクールです。2020年の開講以来、これまでに11期を実施し、約100社・210名の受講生を受け入れてきました。大企業の事業・製品開発担当者、デザイナー、マーケター、知財担当者、エンジニアなど、多様なバックグラウンドを持つプロフェッショナルたちが集い、新たな価値創造に取り組んでいます。
AI時代に不可欠な「問いを立てる力」と「未来を構想する力」
生成AIは、与えられた問いに対して最適な答えを導き出すことに長けています。しかし、「そもそも何を問いとするのか」「どのような未来を目指すべきなのか」といった、根本的な問いの設定や未来像の構築は、依然として人間の役割です。DXDキャンプでは、この人間的視点・視座の拡張に注目し、中長期的な視点での事業構想や人材育成を重視しています。AIを単なるツールとして活用するだけでなく、AI時代だからこそ価値が高まる人間の「感性」や「洞察力」を磨き、新たな事業や価値を創出できるプロフェッショナルの育成を目指しています。
実践を重視したカリキュラムの特長
DXDキャンプのカリキュラムは、インプットから確実なアウトプットまでを一気通貫で実現できるよう、綿密に設計されています。主なステップは「レクチャー」「ワークショップ」「フィールドワーク」の3つ。これに加えて、受講生同士が学びを深め合う「プラティークワーク」もプログラムの重要な要素です。
(1) レクチャーとワークショップで基礎を習得
まず、レクチャーではデザイン思考やビジネスデザインの基本的な考え方、フレームワークを学びます。理論だけでなく、具体的な事例を通じて理解を深めることで、実践への土台を築きます。続くワークショップでは、学んだ知識を実際に使ってみることで、理解を定着させ、自身の課題にどう応用できるかを検討します。
(2) 中堅企業での「フィールドワーク」で実行力を獲得
DXDキャンプの最大の特徴は、地方中堅企業での「フィールドワーク(実地演習)」です。受講生は、多様な専門性を持つメンバーで構成されたチームを組み、実際の企業の課題解決に挑戦します。これは単なる机上の学習ではなく、企業経営層への直接的なヒアリングから始まり、課題分析、解決策の提案、そしてその実行計画までを一貫して行う、非常に実践的なプログラムです。

このフィールドワークを通じて、受講生はビジネスの現場で通用する「実行力」を着実に身につけることができます。また、自社とは異なる業界や規模の企業で、異専門のメンバーと協働することで、自身の視界や視座が大きく拡張されるというメリットもあります。
過去には、株式会社入曽精密、株式会社はくばく、クオリティソフト株式会社、株式会社菜匠、ピエール・エルメなどの企業でフィールドワークが実施されており、1都7県にわたる14社で実績を積んできました。これらの経験は、受講生が実務で直面するであろう複雑な課題に対応するための、貴重な財産となるでしょう。

(3) 受講生同士の学び合い「プラティークワーク」
フィールドワークだけでなく、受講生同士が互いの学びを共有し、フィードバックし合う「プラティークワーク」も重視されています。異なる視点や専門性を持つ仲間との議論は、自身の考えを深め、新たな気づきを得るための重要な機会となります。このような協働体験は、社外でのネットワーキングを築くだけでなく、多様な価値観を理解し、チームで成果を出す力を養う上で不可欠です。
DXDキャンプが選ばれる理由:公的機関からの認定と実績
DXDキャンプは、その質の高さと実践的なカリキュラムが公的機関からも高く評価されています。
経済産業省からの認定と準拠
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第四次産業革命スキル習得講座認定: 2024年第13回認定において、高度デザイン分野として初めて認定されました(認定番号50613-1169)。これは、DXDキャンプが、経済産業省が推進する「第四次産業革命」を担う人材育成に資する質の高いプログラムであると認められたことを意味します。詳しくはこちらをご覧ください。
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高度デザイン人財育成ガイドライン準拠: 経済産業省が策定した「高度デザイン人財育成ガイドライン」に準拠した内容となっており、デザイン思考を通じてビジネスを推進できる人材の育成に貢献しています。
その他の公的機関との連携
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独立行政法人情報処理推進機構「DX推進スキル標準/ITSS+」該当: DXDキャンプのカリキュラムは、情報処理推進機構(IPA)が定めるDX推進スキル標準やITSS+(ITスキル標準)に該当するものであり、デジタル変革を推進する上で必要なスキルセットを網羅していることが示されています。詳細はこちらで確認できます。
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日本リスキリングコンソーシアム参画: 日本リスキリングコンソーシアムの一員として、個人の学び直しを支援し、新しいスキル習得を通じてキャリアアップや社会貢献を促進する取り組みにも参画しています。
これらの認定や準拠、参画は、DXDキャンプが社会的なニーズに応え、質の高い教育を提供していることの証と言えるでしょう。受講生は、公的に認められた信頼性の高いプログラムで、安心して学ぶことができます。
多様な業界・職種からの参加者と卒業生の活躍
DXDキャンプには、20代から60代まで幅広いキャリアを持つビジネスパーソンが参加しています。職種も多岐にわたり、事業開発・製品開発担当者、管理者専門職(エンジニア、デザイン、知財、人事、マーケティング、営業など)といった、多様な専門性を持つ人々が集まります。
過去の修了生は、株式会社アイシン、江崎グリコ株式会社、NTTドコモビジネス株式会社、カルビー株式会社、キヤノン株式会社、株式会社資生堂、株式会社島津製作所、セイコーエプソン株式会社、ソニーグループ株式会社、株式会社デンソー、特許庁、トヨタ自動車株式会社、日本電気株式会社、BIPROGY株式会社、株式会社本田技術研究所、マルホ株式会社など、日本を代表する大手企業や公的機関に所属しています。これら計99社210名もの修了生が、DXDキャンプで得た知識と実行力を活かし、各々の現場で事業創出や組織変革を推進しています。
異業種・異職種の人々との交流は、自身の専門分野だけでは得られない新たな視点や発想をもたらします。このような多様なバックグラウンドを持つ受講生との協働は、現代の複雑なビジネス課題を解決するために不可欠な、多角的な思考力を養う上で非常に有効です。
2026年度受講生募集概要
DXDキャンプは、2026年度も2ターム(5月末/10月末スタート)での実施を予定しており、各期限定20名の募集となります。
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主催: トリニティ株式会社
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募集人数: 各期限定20名
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申込み: 下記公式サイトより詳細をご確認ください。
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締切: サマーキャンプの第1次締切は2026年2月末日、最終締切は4月24日です。
AI時代において、ビジネスパーソンに求められるスキルは常に変化しています。DXDキャンプは、そのような変化に対応し、新たな価値を創造するための実践的な学びを提供する場です。本気で自己変革を目指す方、未来を自らの手で切り開きたいと考える方にとって、このスクールはきっと有益な投資となるでしょう。
まとめ:DXDキャンプでAI時代のビジネスリーダーへ
AIの進化は、私たちの仕事や生活に大きな影響を与えています。情報収集や分析が自動化される中で、人間には「何を問いとし、どのような未来を構想するのか」という、より高次元な思考力が求められるようになりました。
DXDキャンプは、デザイン思考を軸に、この人間ならではの創造性と実行力を養うための実践的なプログラムを提供しています。座学だけでなく、実際の企業課題に取り組むフィールドワークを通じて、ビジネスの現場で即戦力となるスキルを習得できるのが大きな魅力です。また、経済産業省からの認定や多数の大手企業からの参加実績は、その教育の質と信頼性を裏付けています。
2026年度の募集が開始された今、AI時代をリードするビジネスリーダーを目指す方は、ぜひDXDキャンプの門を叩いてみてはいかがでしょうか。このスクールでの学びは、あなたのキャリアを大きく飛躍させるだけでなく、社会全体に新たな価値をもたらすきっかけとなるはずです。

