【徹底解説】ノーコードでDX加速!「JENKA」と「Knowledge Suite+」連携が実現する名刺・顧客データ自動連携の全貌
現代のビジネス環境において、企業が成長を続けるためには、デジタル技術を活用した業務改革、つまりDX(デジタルトランスフォーメーション)が不可欠です。特に、顧客データの管理や活用は、営業・マーケティング活動の成果を大きく左右する重要な要素となっています。しかし、多くの企業では、異なるシステムに散在するデータを手作業で連携させたり、入力作業に多くの時間を費やしたりといった課題を抱えています。
このような課題を解決するため、スターティアレイズ株式会社は、提供するデータ連携ツール『JENKA(ジェンカ)』において、ブルーテック株式会社が提供する名刺CRMサービス「Knowledge Suite+」との連携を可能にする専用コネクタの提供を開始しました。この連携は、名寄せ・整備された顧客データを、マーケティングオートメーション(MA)ツール「BowNow」をはじめとした外部サービスへ、専門知識不要の「ノーコード」で自動連携することを実現します。
本記事では、AI初心者の方にも分かりやすい言葉で、この連携がどのようなものなのか、そしてそれが企業にもたらす具体的なメリットについて、詳しくご紹介します。
現代ビジネスにおけるデータ連携の重要性と課題
ビジネスにおいて、顧客データは「宝の山」とも言えます。顧客の属性、行動履歴、購買履歴などを正確に把握し、それに基づいてパーソナライズされたアプローチを行うことで、顧客満足度を高め、売上向上につなげることができます。しかし、多くの企業では、名刺管理システム、CRM(顧客関係管理)システム、MA(マーケティングオートメーション)ツール、営業支援(SFA)ツール、会計システムなど、さまざまなシステムやツールを導入しており、それぞれのシステムが独立して稼働していることが少なくありません。
このような状況では、あるシステムに入力したデータを別のシステムに手作業で転記したり、最新の顧客情報を確認するために複数のシステムを横断して情報を探したりする手間が発生します。これは時間と労力の無駄であるだけでなく、転記ミスや情報更新の遅れによるヒューマンエラーのリスクも高めます。結果として、データが正確に活用されず、営業・マーケティング活動の機会損失につながることもあります。
特に、IT人材が不足している中小企業にとっては、これらのデータ連携を自社で構築・運用することは大きな負担となり、DX推進の足かせとなるケースも少なくありません。
ノーコードiPaaS「JENKA」とは?
『JENKA』は、スターティアレイズ株式会社が2023年4月に提供を開始した国産のiPaaS(Integration Platform as a Service)です。iPaaSとは、「Integration Platform as a Service」の略で、異なるクラウドサービスやアプリケーションをインターネット上で連携させるためのプラットフォームのことです。例えるなら、バラバラに動いていた家電製品(SaaS)を、一つのスマートハブ(iPaaS)でつなぎ、連携して動かせるようにするようなイメージです。これにより、データのやり取りや処理を自動化し、手作業による手間やミスをなくすことができます。
JENKAの最大の特徴は、「ノーコード」で簡単にAPI連携を行える点にあります。API(Application Programming Interface)とは、異なるソフトウェアやアプリケーションの間でデータをやり取りするための「窓口」のようなものです。通常、API連携には専門的なプログラミング知識が必要ですが、JENKAを使えば、視覚的な操作でブロックを組み合わせるように連携設定が可能です。これにより、情報システム部やIT人材が不足している中小企業でも、専門家でなくとも簡単に使いこなせるよう設計されています。
JENKAは、Microsoft365、Googleアプリケーション、OpenAI GPT、Slack、Chatwork、LINE公式アカウント、LINE WORKS、kintone、Salesforce、Dropbox、Box、Zoom、BowNow、DX Suite、RECERQA Scan、FUJIFILM IWpro、RoboTANGOなど、多種多様なSaaSとの連携サービスを提供しており、企業のさまざまな業務効率化とDX推進を支援しています。
JENKAのWEBサイトはこちらからご覧いただけます。
https://jenka.jp/
名刺CRMサービス「Knowledge Suite+」とは?
「Knowledge Suite+」は、ブルーテック株式会社が提供する名刺CRMサービスです。名刺管理と顧客管理を中心に、ビジネスチャットやファイル管理など、営業活動に必要な機能をワンストップで提供するオールインワン型のサービスとして注目されています。
名刺は、ビジネスにおける重要な顧客情報源ですが、紙の名刺をそのまま保管したり、手入力でデジタル化したりする作業は、非常に手間がかかります。また、同じ顧客から複数の名刺を受け取ったり、部署異動などで情報が古くなったりすることも頻繁に発生し、データの重複や不正確さが課題となることがあります。
Knowledge Suite+は、これらの課題を解決するために、高精度な「名寄せ」機能を備えています。名寄せとは、複数の名刺データや顧客データの中から、同一人物や同一企業の情報を見つけ出し、一つに統合・整理する作業のことです。これにより、データの品質を高く保ち、常に最新かつ正確な顧客情報を管理することが可能になります。さらに、今後はSFA(営業支援)機能の追加も予定されており、導入中のシステムとも連携可能な「自社最適」のオールインワンSFA/CRMへと進化していくことが期待されています。
「JENKA」と「Knowledge Suite+」の連携で実現する業務自動化のイメージ
今回の連携コネクタの提供により、Knowledge Suite+で管理されている高品質な顧客データとJENKAを組み合わせることで、これまで手作業で行っていた多くの業務を自動化し、大幅な効率化とヒューマンエラーの削減を実現できるようになります。具体的に3つの業務自動化のイメージを見ていきましょう。
1. 名刺データを「BowNow」に自動連携し、リード登録を効率化
展示会やセミナー、商談などで獲得した名刺は、企業の貴重な「リード(見込み客)」情報です。しかし、これらの名刺情報をMAツールなどに手作業で入力する作業は、非常に時間と手間がかかります。特に枚数が多い場合、入力漏れや入力ミスが発生しやすく、その後のマーケティング施策の精度低下につながることもあります。

この連携では、Knowledge Suite+に取り込まれた名刺情報が、高精度な名寄せ機能によって自動で整理・整備されます。そして、その名寄せされた顧客データをJENKAが自動で抽出し、MAツール「BowNow」へリードとして自動登録します。これにより、以下のようなメリットが生まれます。
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リード登録の省力化: 手作業によるデータ入力や整形作業が不要になるため、リード登録にかかる時間が大幅に短縮されます。
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情報精度の向上: 入力ミスや重複登録が抑制され、常に正確で最新のリード情報がBowNowに反映されます。これにより、その後のメール配信やターゲティングといったマーケティング施策の精度が向上し、より効果的なアプローチが可能になります。
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迅速な施策開始: リード登録が自動化されることで、マーケティング施策の準備期間を短縮し、獲得したリードに対して迅速なアプローチを開始できます。
2. 名刺登録を起点にお礼メールを自動送信し、フォローの抜け漏れを防止
商談後や展示会での名刺交換後、顧客に対して迅速にお礼メールを送ることは、良好な関係構築の第一歩です。しかし、多忙な業務の中で、一人ひとりに手動でメールを作成・送信する作業は、大きな負担となるだけでなく、送信漏れや送信遅れが発生しやすくなります。初動の対応が遅れると、顧客の興味が薄れてしまい、商談機会を逸する可能性もあります。

この連携では、Knowledge Suite+に名刺情報が登録されると、その顧客データをもとにJENKAが自動で御礼メールを送信するプロセスを構築できます。具体的には、担当者名や会社名などを自動で差し込んだ定型メールを、名刺登録と同時に自動送信することが可能です。この機能により、以下のメリットが期待できます。
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スピーディな初動対応: 名刺登録後、間を置かずに自動でメールが送信されるため、顧客への迅速なフォローアップが実現します。
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フォローの抜け漏れ防止: 手作業による送信忘れがなくなり、全ての顧客に対して安定した初動対応が可能になります。
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担当者の負担軽減: メール作成・送信の手間が大幅に削減され、担当者はより戦略的な業務に集中できます。
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顧客体験の向上: 迅速かつパーソナライズされた対応は、顧客に良い印象を与え、その後の商談につながるコミュニケーションを円滑にします。
3. 名刺データをスプレッドシートやkintoneに自動反映し、リスト整備・共有を効率化
企業によっては、顧客リストをGoogleスプレッドシートで管理したり、顧客管理データベースとしてkintone(キントーン)を活用したりしているケースも少なくありません。しかし、これらのツールに名刺データを手作業で入力・更新する作業は、非常に手間がかかり、表記ゆれ(例:電話番号のハイフン有無、住所表記の揺らぎ)などによるデータ品質の低下も招きがちです。また、部署間や関係者間での情報共有にも手間が生じることがあります。

この連携では、Knowledge Suite+に取り込んだ名刺情報を名寄せ・整備した後、JENKAがその顧客データを自動でGoogleスプレッドシートへ出力するとともに、顧客管理用のデータベースとしてkintoneへ登録することが可能です。この自動化により、以下のような効果が期待できます。
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リスト作成・更新の省力化: 手作業による転記や更新作業が不要になり、顧客リスト作成・更新の負担が大幅に軽減されます。
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データ品質の向上: 名寄せされた高品質なデータが自動反映されるため、表記ゆれなどの問題が解消され、データの正確性が保たれます。また、部署別やイベント別にシートを振り分けたり、項目の表記ゆれを整形してから出力・登録したりすることも可能です。
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情報の一元管理と共有: kintone上で顧客情報を一元管理できるため、関係者間でのスムーズな情報共有・活用が実現します。これにより、営業部門、マーケティング部門、カスタマーサポート部門など、異なる部門間での連携が強化され、顧客対応の質が向上します。
この連携が企業にもたらすビジネスへの影響
「JENKA」と「Knowledge Suite+」の連携は、単なるデータ連携に留まらず、企業のビジネス全体に多大な好影響をもたらします。
業務効率化とヒューマンエラーの削減
これまで手作業で行っていたデータ登録、転記、確認といった繰り返し作業を自動化することで、従業員はより創造的で価値の高い業務に時間を費やせるようになります。また、自動化によってヒューマンエラーが大幅に削減され、データの正確性が向上します。
営業・マーケティング活動の高度化
正確で最新の顧客データがリアルタイムでMAツールやCRMシステムに連携されることで、よりパーソナライズされた営業アプローチや、精度の高いマーケティング施策が可能になります。リード獲得から育成、商談、そして顧客維持までの一連のプロセスがスムーズになり、商談化率や顧客満足度の向上につながります。
データドリブンな意思決定の促進
高品質な顧客データが一元的に管理され、必要な時に必要な形で参照できるようになることで、経営層や各部門の責任者は、データに基づいた迅速かつ的確な意思決定を下せるようになります。これにより、市場の変化に素早く対応し、競争優位性を確立することが可能になります。
DX推進の加速とIT人材不足問題の解決
ノーコードでデータ連携を実現できるJENKAは、専門的なIT知識を持つ人材が不足している中小企業にとって、DX推進の強力な味方となります。外部のベンダーに頼ることなく、自社内で柔軟にシステム連携を構築・変更できるため、時間とコストを削減しながら、自社のビジネスニーズに合わせたデジタル化を進めることができます。
スターティアレイズ株式会社の今後の展望
スターティアレイズ株式会社は、国内の労働力減少を社会課題と捉え、労働生産性の向上対策として、RPA『RoboTANGO』やiPaaS『JENKA』といった業務効率化ツールを中心に事業を展開しています。今回の「Knowledge Suite+」との連携も、その一環であり、PC作業の自動化とクラウドサービスの連携を通じて、データ処理や情報共有を効率化し、企業の業務改善とDX推進に貢献していくという強い意志が感じられます。
今後もスターティアレイズは、「JENKA」を通じてさまざまな外部サービスとの連携を拡大し、より多くの企業の業務効率化とDX推進を支援していくことでしょう。企業のデジタルシフトを加速させるための、JENKAの進化に期待が高まります。
関連情報
iPaaS「JENKA」について
国産iPaaS「JENKA」は、さまざまなSaaSをつなぎ、自動でデータ連携を行うサービスです。ノーコードで簡単にAPI連携が行えるため、情報システム部やIT人材が不足している中小企業でも簡単に使いこなせるiPaaSとして提供されています。
- WEBサイト:https://jenka.jp/
また、JENKAでは販売パートナーを積極的に募集しています。iPaaSをお客様にご提供されたい方は、以下の窓口までお問い合わせください。
- パートナーに関するお問い合わせはこちら:https://jenka.jp/partner/
スターティアレイズ株式会社について
スターティアレイズ株式会社は、バックオフィスDX支援事業を展開しています。RPA『RoboTANGO』やiPaaS『JENKA』の提供を通じて、企業の業務効率化とDX推進に貢献しています。
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所在地:東京都新宿区西新宿2-3-1 新宿モノリス19階
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代表者:代表取締役社長 鈴木健太
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設立:2017年11月10日
スターティアホールディングス株式会社について
スターティアホールディングスグループは、DXソリューションとITインフラを通じ、中小企業のデジタルシフトを進めています。「最先端を、人間らしく。」をコーポレートスローガンに掲げ、デジタル技術やサービスを分かりやすく提供しています。
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所在地:東京都新宿区西新宿2-3-1 新宿モノリス19階
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代表者:代表取締役社長 本郷秀之
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設立:1996年2月21日
まとめ
スターティアレイズのデータ連携ツール「JENKA」と、ブルーテック株式会社の名刺CRMサービス「Knowledge Suite+」の連携は、企業が抱えるデータ連携の課題を解決し、業務効率化とDX推進を加速させる強力なソリューションです。特に、ノーコードで実現できる点は、IT専門知識がない企業でも手軽に導入できる大きなメリットと言えるでしょう。
今回の連携により、名刺データの取り込みからリード登録、お礼メールの自動送信、そして顧客リストの整備・共有までの一連のプロセスが自動化され、営業・マーケティング活動の質を飛躍的に向上させることが可能になります。この機会に、JENKAとKnowledge Suite+の連携がもたらすビジネス変革を検討してみてはいかがでしょうか。
