企業の情報活用DXを加速!富士フイルムビジネスイノベーションジャパンとVPJが協業、統合型ソリューション「CIERTO」でビジネス変革を支援

Visual Processing Japan FUJIFILM

現代の企業活動において、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進は避けて通れない課題です。特に、マーケティングコンテンツや商品情報など、企業が日々生み出す膨大な情報の管理と活用は、ビジネスの成否を左右する重要な要素となっています。しかし、多くの企業では、情報が散在し、効率的な活用ができていないのが現状です。

このような課題に対し、富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社と株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(VPJ)が、販売代理店契約を締結し、企業の情報活用DXを強力に支援する協業を開始しました。この協業は、全国の企業に向けて、持続可能な情報活用DXの推進を目指すものです。本記事では、この注目の協業が、企業のビジネスにどのような変革をもたらすのかを、AI初心者の方にも分かりやすい言葉で詳しく解説していきます。

富士フイルムビジネスイノベーションジャパンとVPJの協業がもたらすインパクト

企業が直面する情報活用の課題は多岐にわたります。例えば、デジタルコンテンツ(画像、動画、文書など)がさまざまな場所に分散して保存され、必要な時に見つけ出すのが難しい、同じようなコンテンツが重複して制作されてしまう、ブランドイメージや表記に統一性がなく、顧客に誤解を与えてしまう可能性がある、といった問題が挙げられます。さらに、法規制やコンプライアンス(法令遵守)への対応も求められ、情報を正しく、効率的に活用できる体制を整えることが、多くの企業にとって喫緊の課題となっています。

このような状況の中、富士フイルムビジネスイノベーションジャパンは、長年にわたり全国を網羅する広範な営業ネットワークと、専門のSE(システムエンジニア)チームによる高い技術提案力を培ってきました。また、複合機やプロダクションプリンターといったハードウェアを起点とし、紙媒体からデジタルメディアへとシームレスにつなぐ、ハイブリッドな情報活用支援で数多くの実績を築いています。これは、単に製品を販売するだけでなく、顧客の具体的な課題に寄り添い、最適なソリューションを提供してきた証と言えるでしょう。

一方、VPJは、デジタルアセット管理(DAM)と商品情報管理(PIM)を統合した独自のDXソリューション「CIERTO(シェルト)」を開発・提供しています。CIERTOは、画像、動画、商品情報、販促物といった多種多様なコンテンツを一元的に管理し、Webサイト、SNS、ECサイトなど、様々なチャネルへの展開を効率化する仕組みを提供します。さらに、近年では生成AIや外部サービスとの連携にも積極的に取り組み、コンテンツ制作から管理・配信に至るワークフロー全体の最適化を支援しています。マーケティング部門や制作会社、印刷会社、流通業界など、幅広い分野で豊富な導入実績を持つ点もVPJの強みです。

今回の協業は、富士フイルムビジネスイノベーションジャパンが持つ「現場に根ざした全国的な営業・技術支援体制」と、VPJが提供する「高度なコンテンツマネジメントプラットフォーム」を融合させることで、企業の情報活用力を飛躍的に高める「統合コンテンツマネジメント支援」を本格的に展開するものです。両社の強みを掛け合わせることで、コンテンツ制作から管理、そして多様な媒体への配信に至るまでの一連の業務を最適化し、あらゆる企業において持続可能な情報活用DXを実現していくことが期待されます。

「CIERTO」とは?統合型DAM・PIMソリューションの全貌

協業の中心となるVPJの「CIERTO」は、デジタルアセットマネジメント(DAM)と商品情報管理(PIM)という二つの重要な機能を統合した、国内でもユニークなDXソリューションです。それぞれの機能がどのようなものか、AI初心者の方にも分かりやすく解説します。

デジタルアセットマネジメント(DAM)とは?

DAMは「Digital Asset Management」の略で、企業が保有するデジタルコンテンツ(画像、動画、音声、PDFファイル、デザインデータなど)を効率的に管理するためのシステムです。想像してみてください。もし会社のWebサイトやパンフレットで使う写真が、担当者ごとにバラバラのフォルダに保存されていたり、古いバージョンのデータが誤って使われてしまったりしたらどうでしょう?

DAMは、これらのデジタルアセットを中央で一元管理し、必要な時にすぐに検索・利用できる状態にします。具体的には、以下のようなメリットがあります。

  • 一元管理と検索性向上: 散在していたデジタルアセットを一つの場所に集約し、キーワードやタグで簡単に検索できるようになります。

  • バージョン管理: 複数のバージョンが存在する場合でも、最新のデータがどれか、過去の変更履歴はどうなっているかを明確に管理できます。

  • 利用権限の管理: 誰がどのコンテンツを使えるか、どのような用途で使えるかを設定し、誤った利用や無断利用を防ぎます。

  • フォーマット変換: Web用、印刷用など、用途に応じた最適なフォーマットに自動で変換して提供できます。

これにより、コンテンツ制作の効率が上がり、ブランドイメージの統一も図れるようになります。

商品情報管理(PIM)とは?

PIMは「Product Information Management」の略で、企業が取り扱う商品の詳細な情報を一元的に管理するためのシステムです。例えば、アパレル企業であれば、商品の色、サイズ、素材、価格、在庫状況、商品説明文、関連する画像や動画など、多岐にわたる情報を管理する必要があります。これらの情報がバラバラに管理されていると、ECサイトやカタログ、店頭POPなどで情報に間違いが生じたり、更新に時間がかかったりする問題が発生します。

PIMは、これらの商品に関するあらゆる情報を集約し、正確かつ最新の状態に保ちます。主なメリットは以下の通りです。

  • 情報の一元化と正確性: 商品の基本情報、仕様、特徴、価格、在庫などの情報を一つのデータベースで管理し、情報の重複や不整合を防ぎます。

  • マルチチャネル展開の効率化: ECサイト、Webサイト、紙のカタログ、モバイルアプリなど、さまざまな販売チャネルに必要な商品情報を自動で連携・配信できます。

  • 多言語対応: グローバル展開する企業にとって、多言語での商品情報管理と配信を効率的に行えます。

  • 製品開発の迅速化: 新商品の企画・開発段階から情報を一元管理することで、市場投入までの時間を短縮できます。

PIMは、特にECサイトでの商品情報が豊富で正確であることが求められる現代において、顧客体験の向上と販売促進に大きく貢献します。

CIERTOが統合する価値

CIERTOは、このDAMとPIMを一つにまとめることで、さらに大きな価値を生み出します。例えば、ある商品の情報をPIMで管理しているとします。その商品に関連する高解像度の画像やプロモーション動画はDAMで管理されています。CIERTOは、これらをシームレスに連携させることで、「この商品にはこの画像と動画を使う」という紐付けを自動的に行い、必要な時に最適なコンテンツを最適なチャネルに配信できるようになります。

これにより、企業は「ワンソース・マルチユース」という理想的な情報活用を実現できます。つまり、一つの情報を元に、Webサイト、ECサイト、SNS、印刷物など、様々な媒体やチャネルで活用できるようになり、制作コストの削減、情報更新の手間削減、そして何よりもブランドイメージの一貫性維持に大きく貢献します。

CIERTOは、画像認識や自然言語処理などの最先端AI機能を活用し、コンテンツのタグ付けや分類を自動化する機能も備えています。さらに、クラウドストレージ連携やオンラインコミュニケーション機能など、最新技術をいち早く取り入れ、進化を続けているDXソリューションです。

その先進性と実績は、総務省が支援する「ASPICクラウドアワード」において、2019年に総合グランプリ、2024年には「CIERTO PIM」が準グランプリを受賞したことからも伺えます。

CIERTOの製品サイトはこちらです。
https://www.vpj.co.jp/product/cierto/

協業がもたらす具体的な取り組み

今回の販売代理店契約を通じて、富士フイルムビジネスイノベーションジャパンとVPJは、以下の3つの取り組みを中心に推進していくとしています。

1. 統合コンテンツマネジメント支援

CIERTOを基盤として、画像、動画、商品情報、販促物といった企業の多様なコンテンツを一元的に管理し、WebサイトやSNS、ECサイトなど、複数のチャネルへの展開を効率化します。富士フイルムビジネスイノベーションジャパンの全国規模の営業体制と専門SEチームが、CIERTOの導入から、実際に企業内で活用が定着するまでを伴走型で支援します。これにより、企業の情報活用力を最大限に引き出すことを目指します。

2. 業務プロセス改善の設計と運用支援

コンテンツの制作から承認、そして配信に至るまでの一連の業務プロセスは、多くの企業で属人化(特定の担当者しかできない状態)したり、非効率な手順が含まれていたりすることが少なくありません。この協業では、複合機やプロダクションプリンターを起点とした紙とデジタルを横断する富士フイルムビジネスイノベーションジャパンの支援力と、VPJが長年培ってきたワークフロー設計のノウハウを組み合わせます。

具体的には、コンテンツの企画段階から、社内での承認プロセス、そして最終的な配信まで、各ステップを最適化するための設計を行い、その運用を支援します。これにより、特定の担当者に業務が集中することを避け、誰でもスムーズに作業を進められるようにすることで、持続可能な業務改善を実現します。

3. 共同セミナーの開催やイベント出展

両社の持つ知見や、CIERTOの活用事例、最新のDXトレンドなどを広く社会に発信するため、共同でセミナーを開催したり、業界のイベントに積極的に出展したりしていきます。これにより、より多くの企業に情報活用DXの重要性やCIERTOの具体的なメリットを知ってもらい、市場における認知度を拡大するとともに、顧客企業への理解促進を図ります。

企業DXの未来を拓く展望

VPJは、富士フイルムビジネスイノベーションジャパンとの協業を通じて、企業の情報活用に新たな基盤を提供し、統合コンテンツマネジメントによるDXをさらに加速させていくと表明しています。今後は、共同セミナーやイベント開催を通じた啓発活動を積極的に展開し、より多くの企業の情報活用に関する課題解決を支援していくことでしょう。

さらに、次世代を見据えた取り組みとして、生成AIやクラウドサービスとの連携による新たなワークフローの実装、セキュリティやコンプライアンス対応の強化などにも積極的に取り組んでいく予定です。これにより、企業が安心して情報を活用できる環境を整備し、持続的な価値提供モデルを構築していくことが期待されます。

各社の紹介

富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社について

富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社は、東京都江東区に本社を置く企業です。取締役社長は旗生 泰一氏が務めています。同社は、複合機やプロダクションプリンターなどのハードウェアと、それらを活用したソリューション提供を通じて、企業のビジネスイノベーションを支援しています。全国に広がる営業ネットワークと技術力で、多岐にわたる業界の顧客をサポートしています。

URL: https://www.fujifilm.com/fb/company/fbj?lnk=flyout

株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパンについて

株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(VPJ)は、東京都渋谷区に本社を置く企業で、代表取締役社長は三村 博明氏です。1994年1月6日に設立され、DAM(デジタル資産管理)を核としたDXソリューション事業を展開しています。Web、EC、SNS、カタログ、映像、出版など、企業の事業活動における多様な媒体やコンテンツの制作・管理・配信を支援しています。

URL: https://www.vpj.co.jp/

まとめ

富士フイルムビジネスイノベーションジャパンとVPJの協業は、現代の企業が抱える情報活用に関する課題を解決し、DXを強力に推進するための重要な一歩と言えるでしょう。富士フイルムビジネスイノベーションジャパンの全国的な支援体制と、VPJの先進的な統合型DAM/PIMソリューション「CIERTO」が融合することで、コンテンツの制作から管理、配信までのプロセスが劇的に効率化され、企業はより迅速かつ正確に情報を発信できるようになります。

これにより、企業のブランド価値向上、コスト削減、そして最終的には競争力強化へとつながるはずです。AI初心者の方も、この協業がもたらす情報活用の未来にぜひ注目してみてください。今後、両社がどのような具体的な成果を生み出し、日本の企業のDXを牽引していくのか、その動向から目が離せません。

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