NTT都市開発が『WOVN.io』でコーポレートサイトの英語対応をAI自動化!グローバル情報発信のDXを加速

NTT都市開発がAI活用でコーポレートサイトを多言語化!グローバル情報発信を自動化しDXを加速

現代のビジネス環境において、企業が世界に向けて情報を発信する重要性はますます高まっています。特に、海外に事業展開する企業にとって、自社のウェブサイトを多言語化することは、もはや必須の取り組みと言えるでしょう。しかし、その多言語化の運用には、これまで多くの時間、コスト、そして労力がかかっていました。

今回、NTT都市開発株式会社(以下、NTT都市開発)は、この長年の課題を解決するため、Wovn Technologies株式会社が提供するWebサイト多言語化AIソリューション『WOVN.io(ウォーブン・ドットアイオー)』を導入しました。これにより、同社のコーポレートサイトの英語対応が自動化され、ニュースリリースなどの鮮度の高い情報も、日本語とほぼ同じタイミングで英語で発信できるようになったのです。これは、NTT都市開発のグローバル戦略における大きな一歩であり、AIを活用した企業の情報発信のDX(デジタルトランスフォーメーション)を象徴する事例と言えます。

NTT都市開発とWOVN.ioのロゴ

NTT都市開発が抱えていた多言語情報発信の課題

NTT都市開発は1986年に設立されて以来、NTTグループの総合不動産会社として、オフィスビルの開発・賃貸事業をはじめ、商業施設、住宅、ホテル事業など、幅広い領域で事業を展開してきました。不動産分野で培った豊富な知見に加え、NTTグループが持つICT(情報通信技術)、エネルギー、環境技術といったリソースを最大限に活用し、地域が抱える様々な課題に向き合いながら、魅力的な街づくりを推進しています。

同社は2009年よりグローバル事業に本格的に参画し、英国、米国、豪州、そして東南アジアといった世界各地で事業を展開しています。このようなグローバルな事業展開において、英語での情報発信は企業ブランディングや海外投資家、ビジネスパートナーとのコミュニケーションにおいて、まさに「必須」と位置付けられています。そのため、これまでもコーポレートサイトを日本語と英語で公開し、情報発信を行っていました。

しかし、従来の英語サイトの運用には、いくつかの大きな課題がありました。特に、ニュースリリースのように更新頻度が高く、鮮度が求められるコンテンツにおいては、その課題が顕著でした。

従来の多言語サイト運用における具体的な課題

  1. 翻訳にかかる手間と時間: 記事が作成されるたびに、専門の翻訳会社へ依頼し、その翻訳内容をチェックし、必要に応じて修正を行うというプロセスは、非常に多くの時間と労力を要していました。これは、担当者の業務負担を増大させる要因となっていました。
  2. 高額なコスト: 翻訳会社への依頼は、その都度費用が発生します。特に、更新頻度が高いサイトでは、年間を通して翻訳コストが膨大になる傾向がありました。
  3. 情報発信のタイムラグ: 翻訳やチェックのプロセスに時間がかかるため、日本語版の公開から英語版の公開までにタイムラグが生じていました。これにより、ニュース性が低下してしまったり、場合によっては情報が古くなってから英語版が公開されるという事態も発生していました。
  4. 英語発信コンテンツの限定: 上記の課題から、全ての日本語コンテンツを英語化することが難しく、英訳する記事を限定せざるを得ないケースもありました。これは、海外のステークホルダーに対して、十分な情報を提供できないという問題につながっていました。

これらの課題は、NTT都市開発がグローバル事業をさらに拡大していく上で、解決すべき喫緊の課題として認識されていました。そこで、コーポレートサイトの多言語運用を自動化できるソリューションとして、WOVN.ioの導入が検討されることになったのです。

AIで多言語化を加速する『WOVN.io』とは?

『WOVN.io』は、「企業のグローバリゼーションを、AIで加速する」というミッションを掲げるWovn Technologies株式会社が提供するWebサイト多言語化AIソリューションです。このソリューションは、ウェブサイトを最大45言語、79のロケール(言語と地域の組み合わせ)に多言語化することを可能にし、企業の海外戦略、訪日外国人対応、在留外国人対応などを強力に支援します。

AI初心者の方にも分かりやすく説明すると、WOVN.ioは、まるで優秀な通訳者とウェブサイトの専門家が一体になったようなサービスです。私たちが普段見ているウェブサイトの情報を、AIが瞬時に読み取り、指定された言語に自動で翻訳してくれます。しかも、単に文字を置き換えるだけでなく、ウェブサイトのデザインやレイアウトを崩さずに、自然な形で多言語コンテンツを表示する技術が詰め込まれています。

AIが多言語化にもたらす革新

従来の多言語化は、人間による翻訳が中心でした。もちろん、人間の翻訳は品質が高いですが、時間とコストがかかります。AI翻訳は、この課題を根本的に解決します。大量のデータを学習したAIは、人間では到底追いつかないスピードで翻訳を行い、ウェブサイトの更新と同時に多言語版を生成できます。

WOVN.ioは、既存のウェブサイトに「後付け」で導入できるという点が大きな特徴です。つまり、ウェブサイトを根本から作り直す必要がなく、簡単な設定を行うだけで、多言語化を実現できます。これにより、多言語化に必要なシステム開発のコストや、多言語サイト運用にかかる人的リソースの削減、そして導入期間の大幅な短縮が可能となります。

現在、WOVN.ioは大手企業をはじめとして、18,000サイト以上に導入されており、その実績がサービスの信頼性を物語っています。

NTT都市開発がWOVN.ioを選んだ3つの決め手

NTT都市開発が数ある多言語化ソリューションの中からWOVN.ioを選んだのには、明確な理由があります。特に、以下の3つの点が導入の決め手として高く評価されました。

1. システム開発不要で簡単な導入、英語運用を自動化

WOVN.ioは、大掛かりなシステム開発やプログラミングの専門知識がなくても、ウェブサイトにタグを挿入するだけの簡単な作業で導入が可能です。つまり、ITの専門家ではない担当者でも、手軽に英語サイトの運用を自動化できるという点が大きな魅力でした。これにより、導入にかかる時間やコストを大幅に削減し、迅速に多言語対応を開始できました。

2. 国際特許技術で日本語・英語の同時発信を実現

WOVN.ioが持つ最大の強みの一つが、その国際特許技術です。この技術により、ウェブサイトの日本語コンテンツが更新されると、AIがそれを自動で検知し、瞬時に翻訳を行い、英語サイトに反映します。これにより、日本語版と英語版の間に生じていたタイムラグが解消され、ほぼ同時に情報を発信することが可能になりました。

ニュースリリースのような鮮度が命のコンテンツも、日本語版と同時に英語版を公開できるため、グローバルな情報発信力を格段に向上させることができます。これは、まさに「情報の鮮度」がビジネスの競争力に直結する現代において、企業にとって非常に価値のある機能です。

3. NTTグループにおける豊富な活用実績

NTT都市開発がWOVN.ioの導入を決定する上で、大きな後押しとなったのが、NTTグループ内での豊富な活用実績でした。例えば、NTT都市開発が運営する「秋葉原UDX」のウェブサイトや、NTTアーバンソリューションズ株式会社など、NTTグループの他の企業でもWOVN.ioが多言語運用を支援しています。同じグループ企業での実績は、WOVN.ioの信頼性と実用性を裏付ける強力な証拠となり、安心して導入を進めることができました。

WOVN.io導入後のNTT都市開発コーポレートサイト

WOVN.ioが導入されたNTT都市開発のコーポレートサイトでは、日本語を元言語として、英語対応が行われています。これにより、海外のビジネスパートナーや投資家、そして世界中の人々が、NTT都市開発の事業内容や最新情報を、よりスムーズに、そしてリアルタイムに近い形で把握できるようになりました。

NTT都市開発の英語対応コーポレートサイト

サイトはこちらからご覧いただけます。
NTT都市開発コーポレートサイト

導入後は、更新性の高いニュースリリースなども業務負担をかけることなく自動で翻訳され、日本語とほぼ同じタイミングで公開されています。これにより、これまで翻訳にかかっていた時間やコストが大幅に削減され、担当者はより戦略的な業務に集中できるようになりました。また、情報発信のスピードが向上したことで、海外のステークホルダーに対して、常に最新の情報を届けることが可能となり、企業としての透明性や信頼性の向上にも寄与しています。

今後の展望:グローバルな街づくりとAI多言語化の進化

NTT都市開発は、不動産サービスの提供を通じて、地域社会が抱える様々な課題と向き合い、新たな「街づくり」を推進していくことを目指しています。今回のWOVN.io導入により、国内外での取り組み事例を幅広い層に届けるための情報発信基盤が強化されました。今後は、コーポレートサイトの更新をさらに強化し、英語での情報発信を積極的に続けていくことで、グローバルな事業展開を加速させていくことでしょう。

一方、Wovn Technologies株式会社も、「企業のグローバリゼーションを、AIで加速する」というミッションのもと、多言語化AIソリューションの製品開発・提供を続けていく方針です。AI技術は日々進化しており、AI翻訳の精度も飛躍的に向上しています。将来的には、より多くの言語への対応や、さらに高度なローカライゼーション(地域に合わせた情報最適化)機能が提供されることでしょう。WOVN.ioのようなAIを活用したソリューションは、今後も企業のグローバル展開を強力に支え、世界中の人々が言葉の壁を感じることなく情報にアクセスできる社会の実現に貢献していくことが期待されます。

AIが変える企業の情報発信の未来

今回のNTT都市開発の事例は、AIが企業のDXをどのように推進できるかを示す好例です。多言語化という一見地味に見える課題も、AIを活用することで劇的に効率化され、企業のグローバル競争力を高める重要な要素となり得ます。

AIは、単に翻訳するだけでなく、ウェブサイトのコンテンツを分析し、ターゲットとする地域の文化や習慣に合わせた表現を提案するなど、より高度な多言語化を実現する可能性を秘めています。これにより、企業はよりパーソナライズされた情報発信が可能となり、世界中の顧客とのエンゲージメントを深めることができるでしょう。

WOVN.ioの詳細については、以下のリンクからご覧いただけます。

NTT都市開発とWOVN.ioの取り組みは、AIがビジネスの現場にもたらす変革の兆しであり、今後も多くの企業がこのようなAIソリューションを活用し、グローバル市場での存在感を高めていくことが予想されます。言葉の壁が低くなることで、企業と世界中の人々とのコミュニケーションがより活発になり、新たなビジネスチャンスやイノベーションが生まれることに期待が寄せられます。

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