FLIGHTS SCAN HANDY新シリーズ登場!Visual SLAM搭載で建設現場のDXを加速する最先端レーザースキャナー

建設や測量の現場では、日々進化する技術が導入され、作業の効率化や精度の向上が求められています。特に、3次元(3D)データの活用は、今や現場の標準となりつつあります。そんな中、株式会社FLIGHTSは、建設・測量現場で高い評価を得ているハンドヘルド型レーザースキャナー「FLIGHTS SCAN HANDY」シリーズを大幅に刷新しました。
今回発表された新シリーズは、「FLIGHTS SCAN HANDY 2」と、さらに高性能なハイエンドモデル「FLIGHTS SCAN HANDY 2 Plus(3モデル)」の計4タイプです。これらの新製品は、最新の技術である「Visual SLAM(ビジュアル・スラム)」と「3D Gaussian Splatting(スリーディー・ガウシアン・スプラッティング、以下3DGS)」に対応し、建設現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)を強力に後押しします。
この新しいレーザースキャナーが、どのように現場の課題を解決し、作業を効率化するのか。AI初心者の方にも分かりやすい言葉で、その魅力と性能を詳しくご紹介します。
ラインナップ拡充の背景:多様化する現場のニーズに応える
近年、「i-Construction(アイ・コンストラクション)」という取り組みが推進され、建設現場では3Dデータの活用が急速に普及しています。これは、測量から設計、施工、維持管理までの一連のプロセスで3Dデータを活用し、生産性向上を目指すものです。
このような流れの中で、現場からは「手軽に使えるハンドヘルド型スキャナーが欲しい」という声が高まっていました。しかし、単に手軽なだけでなく、「GPS(GNSS)の電波が届かない地下や、複雑な構造の現場でも、高い精度を維持したい」「広範囲を短時間で正確に計測したい」といった、より高度で多様なニーズも生まれていました。
FLIGHTS社は、これらの現場の声に応えるため、既存の「FLIGHTS SCAN HANDY」シリーズが持つ「軽量・コンパクトで持ち運びやすい」「機動性が高く、どんな場所でも使いやすい」という強みを保ちつつ、最新技術を取り入れた新ラインナップを開発しました。これにより、小さな部屋の計測から、長いトンネル、広大な造成地まで、あらゆる建設現場のDXを加速させることを目指しています。
新製品の共通特徴:Visual SLAMが実現する安定した計測
新シリーズの「FLIGHTS SCAN HANDY 2」と「FLIGHTS SCAN HANDY 2 Plus」の全モデルに共通して搭載されているのが、「Visual SLAM」という画期的な技術です。AI初心者の方には聞き慣れない言葉かもしれませんが、これは「自分の位置を推定しながら、同時に周囲の地図を作成する」ための技術です。
Visual SLAMとは?
通常、屋外で測量を行う際には、GPS(GNSS)という衛星からの電波を使って、機器の正確な位置を把握します。しかし、地下空間やトンネルの中、あるいは高い建物に囲まれた場所などでは、GPSの電波が届きにくく、正確な位置情報を取得することが困難になります。これは、測量現場で長年の課題でした。
Visual SLAMは、この課題を解決するために開発された技術です。スキャナーに搭載されたカメラが周囲の映像をリアルタイムで捉え、その映像の変化から、スキャナーがどの方向にどれだけ動いたかを判断します。まるで、人間が目で周りの景色を見ながら、自分がどこにいるかを認識し、同時に周りの環境を頭の中で地図にするようなイメージです。
この技術のおかげで、GPSの電波が届かない地下や、似たような景色が続くトンネルのような場所でも、スキャナーは自分の位置を見失うことなく、安定して周囲の3Dデータを正確に計測できるようになりました。これにより、これまで難しかった場所での測量作業が、より手軽に、そして高精度に行えるようになります。
FLIGHTS SCAN HANDY 2:新スタンダードの進化

「FLIGHTS SCAN HANDY 2」は、これまでの「FLIGHTS SCAN HANDY」モデルが持つ「機動性」や「使いやすさ」といった利点をそのままに、さらに進化した新スタンダードモデルです。
このモデルには、2つのパノラマカメラが搭載されています。このデュアルカメラとVisual SLAM技術の組み合わせにより、スキャンの安定性が格段に向上しました。これにより、地下空間や特徴の少ないトンネルなど、これまで計測が難しかった環境でも、機器が自分の位置を正確に把握し、安定してマッピング(地図作成)を行うことが可能です。
また、取得した3Dデータは、高品質な点群着色や3DGSモデルの作成に対応しています。点群着色とは、計測した点の集まり(点群)に、カメラで撮影した色情報を加えることで、よりリアルな3Dデータを作成する技術です。そして3DGSは、点群データよりもさらにリアルで、まるでそこにいるかのような立体的な空間を再現する新しい技術です。
手軽に持ち運べるサイズ感でありながら、高品質な3Dデータを取得できるため、様々な現場で活躍が期待されます。
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相対精度: ≤2cm
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絶対精度: ≤3cm
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特徴: デュアルカメラ搭載、Visual SLAM対応、高品質な点群着色、3DGSモデル作成に対応


詳細はこちらからご覧ください:
https://flights-scan.com/product/flights-scan-handy/
FLIGHTS SCAN HANDY 2 Plus:多様な現場に寄り添う次世代ハイエンドモデル

「FLIGHTS SCAN HANDY 2 Plus」は、新シリーズの最上位モデルとして開発されました(2026年1月時点)。このモデルは、非常に要求の高い現場での使用を想定しており、より高精度で広範囲の計測を可能にするための様々な機能が搭載されています。
本体には、前・右・左に計3つのパノラマカメラと、Visual SLAMのためのデュアルカメラが搭載されています。これにより、あらゆる方向からの高精度なデータ取得が可能となり、非常に精細な点群着色と、まるで実物そっくりな空間を再現する3DGSを実現します。
また、高性能なレーザーセンサーを搭載しているため、既存モデルと比較して約1.5倍から4倍の長距離計測と、約1.6倍から3.2倍の高速スキャンが可能になりました。これにより、広大な現場でも短時間で効率的に、そして環境の制約を受けずに高精度なデータを取得できます。
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相対精度: ≤1cm
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絶対精度: ≤3cm
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特徴: トリプルパノラマカメラ、Visual SLAM対応、選べる3つの高性能センサー、長距離・高速スキャンに対応


詳細はこちらからご覧ください:
https://flights-scan.com/product/flights-scan-handy2plus/
現場に合わせて選べる3つのモデル
「FLIGHTS SCAN HANDY 2 Plus」は、業務の目的や現場の規模に応じて最適なセンサーを選べるよう、3つの異なるモデルが用意されています。
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XT16: 小規模から中規模の現場や、土工補完測量(土を削ったり盛ったりする工事の際に、追加で測量を行うこと)を効率的に行いたい方に適しています。
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XT32: 小規模から中規模の現場で、特に複雑な形状の構造物がある場合の補完測量に強みを発揮します。
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M2X: 大規模な現場で、広範囲を効率的に測量したり、高精度な3Dモデリングを行いたい場合に最適なモデルです。
これらの選択肢により、ユーザーは自分の仕事内容に最も合ったスキャナーを選ぶことができ、無駄なく最大の効果を得られます。
販売情報とFLIGHTS社について
新シリーズの「FLIGHTS SCAN HANDY 2」と「FLIGHTS SCAN HANDY 2 Plus」は、2026年1月29日より受注を開始しており、順次出荷が予定されています。価格については、FLIGHTS社へお問い合わせください。
また、新製品の性能を実際に体験できる無料実演会が全国で順次開催される予定です。興味のある方は、下記のWebサイトで詳細をご確認ください。
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※製品のデザインや仕様は、予告なく変更される場合があります。
株式会社FLIGHTSとは

株式会社FLIGHTSは、建設業界における専門的な計測業務に特化し、「計測業務の効率化」と「計測成果のデジタル化」を推進するテクノロジースタートアップです。
同社は、大手の建設コンサルタントや航空測量会社で事業開発や研究開発の経験を積んだメンバーを中心に構成されています。そのため、既存の業務内容や役割、計測方法、成果に求められる要件、関連する法律や規制などを深く理解した上で、製品開発を行っています。この専門性が、FLIGHTS社の製品の大きな強みとなっています。
主な事業としては、測量業務向けのLiDAR(ライダー)「FLIGHTS SCAN」や、橋梁点検向けのソフトウェア「FLIGHTS CONTROL」の開発・提供を通じて、建設業界の課題解決に貢献しています。
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公式HP: https://flightsinc.jp/
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愛知本社: 愛知県名古屋市昭和区鶴舞1丁目2番32号
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東京本社: 東京都渋谷区道玄坂1丁目19-12道玄坂今井ビル6階
まとめ:進化するテクノロジーが建設現場の未来を拓く
FLIGHTS社の新しいハンドヘルド型レーザースキャナー「FLIGHTS SCAN HANDY 2」と「HANDY 2 Plus」シリーズの登場は、建設・測量現場のデジタルトランスフォーメーションをさらに加速させることでしょう。
GPSが届かない場所でも高精度な計測を可能にするVisual SLAM技術と、現実空間をよりリアルに再現する3DGSへの対応は、これまでの測量作業の常識を大きく変える可能性を秘めています。手軽に持ち運び、高精度な3Dデータを取得できるこれらのスキャナーは、現場の作業負担を軽減し、生産性向上に大きく貢献するはずです。
小規模な現場から大規模な工事まで、あらゆる建設現場のニーズに対応できるよう、複数のモデルが用意されている点も、ユーザーにとっては大きなメリットです。この新しいテクノロジーが、建設業界の効率化と品質向上にどのような影響をもたらすのか、今後の展開に大いに注目が集まります。

