【AI×保育DX】先生の負担を劇的に軽減!「園支援システム+バスキャッチ」に生成AIによる指導要録作成支援機能が登場

保育現場の新たな味方!AIが指導要録作成をサポート

子育て支援の現場である幼稚園、保育園、認定こども園では、子どもたちの成長を記録し、小学校へ引き継ぐための「指導要録」の作成が義務付けられています。この指導要録は、一人ひとりの子どもの成長を詳細に記す必要があり、年度末の多忙な時期に先生方にとって大きな負担となっていました。膨大な時間を要するこの作業は、保育現場の共通の課題の一つです。

このような状況の中、VISH株式会社が提供する「園支援システム+バスキャッチ」に、生成AIを活用した画期的な新機能が登場しました。2026年2月2日より提供が開始されたこの「指導要録作成支援機能(β版)」は、日々の温かい記録を大切にしながら、先生方の文章作成負担を軽減し、記録内容をより豊かにすることを目的としています。AIという最新技術が、どのように保育現場の課題解決に貢献するのか、詳しく見ていきましょう。

日々の気づきや育ちの記録をもとに、生成AIで指導要録作成をやさしく支援

「園支援システム+バスキャッチ」とは?

「園支援システム+バスキャッチ」は、2010年のリリース以来、全国の幼稚園・保育園・認定こども園で広く導入されているICTシステムです。このシステムは、園と保護者をつなぐ連絡・管理業務のICT化を支援し、長年にわたり多くの現場で利用されてきました。

園からの連絡や欠席連絡、登降園管理、園バス運行管理など、多岐にわたる業務をデジタル化することで、先生方の事務作業を効率化し、子どもたちと向き合う時間を増やすことに貢献しています。これまでの15年間、現場の声を取り入れながら継続的な機能改善と使いやすさの向上に努めており、管理画面や保護者アプリのデザイン刷新、課外教室管理機能の強化、園児検索機能の拡張など、現場の利便性を高めるアップデートが定期的に実施されています。

この長年の運用で培われた知見と蓄積されたデータを土台に、近年は生成AIを活用した新たな機能開発にも積極的に取り組んでおり、今回の指導要録作成支援機能もその一つです。

公式サイトはこちらから確認できます。
園支援システム+バスキャッチ

指導要録作成の負担とAIによる解決策

指導要録は、子どもたちの園での成長の様子や指導の過程を記録し、小学校へ引き継ぐための公的な重要書類です。この書類は、一人ひとりの子どもの個性を詳細に記述する必要があり、その作成には多大な時間と労力がかかります。

具体的には、

  • 個別対応の難しさ: 各子ども個別に作成するため、個々の様子を反映させるためには、例文を参照しつつも最終的には先生がゼロから文章を検討する必要がありました。

  • 年度末の業務集中: 年度末は進級・卒園準備、保護者対応など、他の業務も集中するため、指導要録作成がさらに大きな負担となっていました。

  • 記録内容の質の維持: 多忙な中でも、子どもの成長を正確かつ魅力的に伝える質の高い文章を作成し続けることは容易ではありません。

「園支援システム+バスキャッチ」では、これらの課題を解決するため、ICTに蓄積された日々の気づきや育ちの記録をより有効に活用できる仕組みとして、生成AIを用いた指導要録作成支援機能の開発を進めてきました。この機能は、先生方が日々記録している子どもたちの活動報告をAIが分析し、指導要録の文章案を自動で生成することで、先生方の負担を大幅に軽減することを目指しています。

新機能(β版)の画期的な特長

今回リリースされた指導要録作成支援機能(β版)には、保育現場のニーズに応えるための様々な特長があります。AI初心者の方にも分かりやすいように、それぞれの特長を詳しく解説します。

AI要録機能の活用方法

1. 活動報告を参照し、AIが指導要録の文章案を生成

この機能の最も基本的な特長は、園内で日々蓄積される子どもたちの「活動報告」をAIが参照し、指導要録の文章案を自動で生成する点です。先生方は、日々の保育の中で気づいたことや、子どもたちの成長の様子を活動報告としてシステムに入力します。AIは、これらの膨大な記録の中から、指導要録に必要な情報を抽出し、適切な文章としてまとめ上げます。

これにより、先生方が過去の記録を一つ一つ振り返り、文章を組み立てるという時間のかかる作業から解放されます。AIがたたき台を作成してくれるため、先生方はその文章案を基に加筆・修正するだけで済み、大幅な時間短縮と精神的な負担の軽減につながります。

2. 記録が少ない場合でも内容を補完

全ての子どもについて、毎日詳細な活動記録を残すことは難しい場合もあります。記録が十分でない子どもがいる場合でも、このAI機能は力を発揮します。生成AIは、限られた記録からでも文脈を読み取り、不足している情報を補いながら、指導要録としてまとまりのある文章を作成することが可能です。

これにより、記録の量に左右されずに一定の品質を保った指導要録を作成できるようになり、先生方の「もっと記録しておけばよかった」という後悔を減らし、安心して日々の保育に集中できる環境を提供します。

3. 既存文章をAIが校正・編集する補助機能を搭載

AIはゼロから文章を作成するだけでなく、先生方が既に入力した文章をより洗練させるための補助機能も備えています。具体的には、以下の校正・編集が可能です。

  • 表現の整理: 文章がより自然で分かりやすくなるように、表現を整えます。

  • 文章の言い換え: 同じ内容でも、異なる表現を提案し、文章のバリエーションを豊かにします。

  • 誤字脱字や文の流れの調整: 人間が見落としがちな誤字脱字を指摘し、文章全体の論理的なつながりや流れをスムーズに調整します。

この機能により、「人が書いた文章を整える」という用途でもAIを活用できます。先生方が書いた温かい言葉や具体的なエピソードを活かしつつ、専門的な視点から文章の質を高めることができるため、より質の高い指導要録が効率的に作成できます。

4. 入力画面を刷新し、操作性を向上

今回のAI機能搭載を機に、指導要録の入力画面も刷新されました。新しいUI(ユーザーインターフェース)は、AIが生成した文章案を確認しながら、先生方が直接修正や追記を行えるように、入力画面が右側に配置されています。

これにより、AIが提案した内容を見ながら、自分の言葉で表現を加えたり、具体的なエピソードを挿入したりといった作業がスムーズに行えます。直感的な操作性で、AIと人間が協働して文章を作成するプロセスが、より快適になりました。

AI要録生成と編集画面のイメージ

5. 従来通り「例文」を活用可能

「園支援システム+バスキャッチ」では、これまでも指導要録作成を支援するための「例文機能」が提供されていました。この例文機能は、新機能が加わった後も引き続き利用可能です。

先生方は、AIが生成した文章案を参考にしつつ、必要に応じて例文を組み合わせるなど、園や先生自身の運用スタイルに合わせた柔軟な使い方ができます。AIの力を借りながらも、これまでの経験や知見を活かせるため、安心して新しい機能を取り入れることが可能です。

β版提供と今後の展望

この指導要録作成支援機能は、現在β版として提供されており、ご契約している全ての施設で利用できます。VISH株式会社は、β版を通じて現場からのフィードバックを積極的に収集し、より使いやすい機能へと改善を重ねていく方針です。

生成AIによる文章はあくまで作成を補助するものであり、最終的な内容は先生方自身が確認・編集することが可能です。これにより、AIの利便性を享受しつつも、教育者としての責任と判断をしっかりと果たすことができます。将来的には、正式版リリースにあたり有料機能としての提供も検討されているとのことですが、その際は料金体系や提供形態について事前に十分な案内が行われます。

VISH株式会社は、15年間、園の現場と共に歩んできた運用知見と蓄積されたデータを基盤に、今後も生成AIのような新しい技術を積極的に取り入れていくとしています。教職員の業務負担を軽減し、子ども一人ひとりと向き合う時間を創出することに貢献し、ICTを通じて「ゆとり」と「笑顔」が生まれる教育・保育現場の実現を目指しています。

VISH株式会社について

VISH株式会社は、2004年12月に設立された企業で、愛知県名古屋市に本社を構えています。代表取締役は田淵 浩之氏です。同社は、IT技術を通じて社会に貢献することを目指し、今回の「園支援システム+バスキャッチ」のような教育・保育現場向けのICTソリューションを開発・提供しています。

企業ウェブサイトはこちらから確認できます。
VISH株式会社

まとめ:AIが拓く保育DXの未来

VISH株式会社が提供する「園支援システム+バスキャッチ」の指導要録作成支援機能(β版)は、保育現場の長年の課題であった事務作業の負担を、生成AIの力で大きく軽減する画期的な取り組みです。

日々の温かい記録を基にAIが文章案を生成し、さらには内容の補完や校正・編集までサポートすることで、先生方はより本質的な「子どもたちとの関わり」に集中できるようになります。このAI技術の導入は、単なる業務効率化に留まらず、保育の質の向上、そして先生方の心に「ゆとり」と「笑顔」をもたらし、子どもたちの健やかな成長をさらに力強く支えることになるでしょう。AI初心者の方も、この新しい技術が保育現場にもたらすポジティブな変化に注目してみてください。

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