アズビルがSharePoint社内ポータルをAIで多言語化!WOVN.io導入でグローバルコミュニケーションを加速し海外事業を拡大

アズビル、SharePoint社内ポータルをAIで多言語化!WOVN.io導入でグローバルコミュニケーションを加速し海外事業を拡大

アズビル株式会社(以下、アズビル)が、Wovn Technologies株式会社(以下、WOVN)が提供するWebサイト多言語化AIソリューション『WOVN.io(ウォーブン・ドットアイオー)』を導入し、社内ポータルサイトの多言語化を実現しました。この取り組みは、海外事業のさらなる拡大と、世界中の拠点にいる従業員間の双方向のコミュニケーション強化を目指すものです。

グローバル企業アズビルが直面したコミュニケーションの壁

アズビルは1906年に技術商社として創業し、現在はビル、工場、住宅分野で計測・制御技術を活かした製品やサービスを提供している企業です。国内外で幅広く事業を展開しており、現在では15カ国に海外拠点を持ち、約2,400人の従業員が世界中で活躍しています。同社の中期経営計画においても、海外事業の成長は非常に重要なテーマとして位置づけられています。

しかし、このグローバルな事業展開の中で、社内コミュニケーションには課題がありました。従来の海外拠点向け社内ポータルサイトは、主に英語での運用が中心でした。そのため、中国や東南アジアといった売上比率の高い地域では、言語の壁が原因でサイトの利用が進まないという状況にありました。これは、情報共有の偏りや、一部の従業員が最新情報にアクセスしにくいといった問題を引き起こしていました。

さらに、この海外向けポータルサイトは、日本語サイトとは別にHTMLで構築されており、情報システム部門が更新作業を一手に担っていました。このため、情報の更新には多くの手間と時間がかかり、多言語対応を進めようとすると、翻訳にかかるコストや作業負担が非常に大きくなるという問題もありました。結果として、発信できるコンテンツが限られ、日本本社から海外拠点への「一方通行」の情報発信が中心となり、海外拠点間での情報共有や相互のコミュニケーションが生まれにくい状況だったのです。

WOVN.io導入で実現した双方向コミュニケーションと業務効率化

これらの課題を解決するため、アズビルは社内ポータルサイトを刷新することを決定しました。新しいポータルサイトの基盤には、多くの企業で利用されている「SharePoint」を採用。これにより、各部門が主体的に情報を更新できる体制を構築しました。そして、より多くの言語で、より幅広い情報を、運用負担を抑えながら提供する手段として、AIを活用したWebサイト多言語化ソリューション『WOVN.io』が導入されました。

WOVN.ioの導入により、アズビルの社内ポータルサイトは、日本語と英語の両方を「元言語」として多言語化できるようになりました。具体的には、日本語のコンテンツは英語、簡体字、韓国語に、そして海外拠点発信の英語コンテンツは日本語、簡体字にそれぞれ多言語化されます。このように複数の元言語に対応できる柔軟性が、WOVN.io採用の大きな決め手の一つとなりました。

導入後、その効果は目覚ましいものでした。社内ポータルサイトの海外拠点での利用人数は、従来と比べて3倍以上に増加しました。さらに、サイト上での情報発信を希望する部門も増加し、各海外拠点でのESG(環境・社会・ガバナンス)に関わる環境保全活動などの取り組みが積極的に共有されるようになりました。これにより、以前の一方通行だった情報伝達から、拠点間で活発な情報交換が生まれる「双方向コミュニケーション」へと大きく変化しています。

WOVN.io導入によるコミュニケーション改善の図

WOVN.ioが選ばれた3つの理由

アズビルがWOVN.ioの導入を決めた背景には、主に以下の3つの理由があります。

1. SharePointへのスムーズな導入が可能

WOVN.ioは、お客様のWebサイト環境に応じて柔軟な導入方法を提供しています。アズビルが新しい社内ポータルサイトの基盤として選んだSharePointに対しても、WOVN.ioは専用のプラグインを用意しており、非常にスムーズな導入が実現しました。これにより、既存のシステム環境を大きく変更することなく、多言語化機能を追加することができました。

2. 運用工数を抑えながら、迅速な情報発信を実現

WOVN.ioの導入により、多言語対応にかかる負担が大幅に軽減されました。従来の「人力翻訳」では、コンテンツの量が増えるほど翻訳にかかる時間やコストが膨大になり、情報発信のスピードが落ちるという問題がありました。しかし、WOVN.ioのAIを活用した多言語化によって、日本語と英語のコンテンツを起点に、無理なく迅速に多言語展開ができるようになり、常に最新の情報を世界中の従業員に届けられるようになりました。

3. 導入から運用まで、きめ細やかな伴走型サポートを提供

WOVN.ioは、すでに18,000を超えるWebサイトやアプリに導入されており、その豊富な実績から得たノウハウをもとに、専任の担当者による手厚いサポートを提供しています。アズビルの運用体制に合わせて、日本語と英語の2言語を元言語とする特殊な運用方法についても、丁寧なサポートが行われました。これにより、アズビルは安心してWOVN.ioを導入し、その後の運用を継続できています。

社内ポータルサイト多言語対応イメージ

WOVN.ioとは?AIがWebサイトを多言語化する仕組み

ここで、AI初心者の方にも分かりやすいように、WOVN.ioがどのようなソリューションなのか、そしてどのようにWebサイトを多言語化するのかを詳しく見ていきましょう。

WOVN.ioは、「企業のグローバリゼーションを、AIで加速する」というミッションのもと開発された、Webサイト多言語化AIソリューションです。これは、簡単に言えば、Webサイトの内容をAIの力を使って自動的に、そして効率的に多言語に翻訳し、表示できるようにするサービスです。

AIが多言語化を実現する仕組み

  1. コンテンツの自動検出と翻訳: WOVN.ioを導入すると、Webサイトに掲載されているテキストや画像内の文字情報などをAIが自動的に検出します。そして、設定された言語(例えば日本語)から、目標とする言語(英語、中国語、韓国語など)へAIが翻訳を行います。この翻訳は、単語単位だけでなく、文脈を理解した上で自然な表現になるように工夫されています。
  2. 最大45言語・79ロケールに対応: WOVN.ioは、非常に多くの言語に対応しています。最大で45言語、そして79のロケール(言語と地域の組み合わせ)に多言語化が可能です。例えば、「英語」といっても、アメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語など、地域によって表現やニュアンスが異なる場合があります。WOVN.ioは、そうした地域ごとの違いにも対応できるため、より現地のユーザーに寄り添った情報提供が可能になります。
  3. 既存サイトへの「後付け」導入: WOVN.ioの大きな特徴は、既存のWebサイトに「後付け」で導入できる点です。これは、一から多言語サイトを構築する必要がないことを意味します。Webサイトのシステム開発をやり直したり、複雑な設定をしたりすることなく、比較的簡単に多言語化機能を追加できます。これにより、多言語サイトの構築にかかるシステム開発費用や、運用にかかる人的リソース、そして導入までの期間を大幅に削減することができます。
  4. 運用コストと期間の圧縮: 従来の多言語化では、コンテンツが増えるたびに手作業で翻訳し、それを各言語のWebページに反映させる必要がありました。しかし、WOVN.ioはAIによる自動翻訳や翻訳管理機能を提供するため、これらの作業にかかるコストや時間を劇的に減らすことができます。結果として、企業はより少ない負担で、迅速かつ継続的に多言語での情報発信を行えるようになります。

WOVN.ioは、大手企業をはじめとして18,000サイト以上で導入されており、その実績と信頼性は非常に高いと言えるでしょう。企業のグローバル戦略や、海外からの訪問者、日本に住む外国人への対応を成功に導くための強力なツールとなっています。

WOVN.ioについてさらに詳しく知りたい方は、以下の公式サイトをご覧ください。

今後の展望

アズビルは、今回のWOVN.io導入を機に、海外事業拡大に向けて社内ポータルサイトをグローバル全体でのコミュニケーション基盤として、さらに拡充していく計画です。より多くの従業員がサイトにアクセスし、積極的に情報を発信できる環境づくりを推進していくことで、企業全体の連携強化を目指します。

一方、WOVNも、アズビルのような企業の多言語での情報発信を支えるソリューションの提供を通じて、組織全体での情報共有とコミュニケーションの強化を支援し続けていく方針です。

まとめ:AIが拓くグローバルビジネスの未来

アズビルとWOVN.ioの事例は、AIを活用した多言語化ソリューションが、企業のグローバルビジネスにおいていかに重要な役割を果たすかを示す好例です。言語の壁は、時に情報共有の妨げとなり、文化的な理解や事業展開のスピードを鈍らせる要因となります。しかし、WOVN.ioのようなAIソリューションを導入することで、これらの課題を効率的に解決し、世界中の従業員が一体となって働く環境を構築することが可能になります。

今回の取り組みは、単なるWebサイトの翻訳に留まらず、社内コミュニケーションを活性化させ、結果として海外事業の成長を加速させるための戦略的な一手と言えるでしょう。AI技術の進化は、これからも企業のグローバル化を強力に後押しし、新たなビジネスチャンスを生み出す可能性を秘めています。AI初心者の方も、この事例を通じて、AIが身近なビジネス課題を解決し、企業の成長に貢献していることを感じていただけたのではないでしょうか。今後も、AIを活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)の動きに注目が集まります。

Wovn Technologies株式会社 企業情報

  • 会社名:Wovn Technologies株式会社

  • 所在地:東京都港区南青山2-26-1 D-LIFEPLACE南青山9F

  • 代表者:代表取締役社長 林 鷹治

  • 設立:2014年3月

  • 資本金:53億6,701万円(資本準備金含む)※2021年9月1日現在

  • 事業内容:Webサイト多言語化AIソリューション「WOVN.io」、アプリ多言語化AIソリューション「WOVN.app」の開発・運営

  • 会社HP:Wovn Technologies株式会社 公式サイト

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