LGエレクトロニクス・ジャパンは、2025年12月1日(月)より、4K有機ELテレビの新たなエントリーモデル「OLED B5」シリーズを順次発売することを発表しました。この新シリーズは、有機ELテレビが持つ圧倒的な映像美に加え、AI(人工知能)技術を駆使した画質・音質の最適化、そしてユーザー体験を向上させるパーソナライゼーション機能を搭載している点が大きな魅力です。AI初心者の方でも、このテレビがどのように日々の視聴体験を変えるのか、その詳細を分かりやすくご紹介します。
有機ELテレビのパイオニアが贈る、手の届きやすいエントリーモデル
LGエレクトロニクスは、グローバルで2013年、日本国内では2015年に大型有機ELテレビを発売して以来、この分野のパイオニアとして革新的な製品を世に送り出してきました。その結果、有機ELテレビのグローバル出荷台数シェアで12年連続No.1を獲得(※1)。日本においても、70インチ以上の超大型有機ELテレビのメーカー別出荷台数シェアでNo.1(※2)を誇るなど、その技術力と市場での存在感は揺るぎないものとなっています。
これまでも、お客様が最適な一台を選べるよう、毎年多様なモデルを展開し、有機ELテレビの普及に貢献してきました。そして今回、既存のハイエンドモデルに加え、より多くの方に有機ELテレビの魅力を体験していただくためのエントリーモデルとして「OLED B5」シリーズが加わります。
「OLED B5」シリーズは、有機ELテレビならではの「深みのある黒」と「忠実な色表現」をそのままに、他のハイエンドモデルと比較して、より手頃な価格帯を実現しています。ラインナップは、さまざまなライフスタイルに対応できるよう、65インチ、55インチ、48インチの全3サイズが用意されています。

「OLED B5」シリーズ 発売概要
| シリーズ | 品番 | 型 | 価格(予想実売価格・税込) | 発売予定日 |
|---|---|---|---|---|
| OLED B5 | OLED65B5PJA | 65 | オープン価格(218,000円前後) | 2025年12月1日(月) |
| OLED B5 | OLED55B5PJA | 55 | オープン価格(164,800円前後) | 2025年12月1日(月) |
| OLED B5 | OLED48B5PJA | 48 | オープン価格(144,800円前後) | 2025年12月1日(月) |
「OLED B5」の各製品ページはこちらです。
独自開発のリアルタイムAIプロセッサーが実現する、圧倒的な映像とサウンド
「OLED B5」シリーズの心臓部には、LGが独自開発した「リアルタイムAIプロセッサー」が搭載されています。このAIプロセッサーは、世界中の膨大な映像データを学習し、ディープラーニングアルゴリズムによって強化されています。これにより、テレビが視聴しているコンテンツのジャンル、品質、場面、さらには制作者の意図までを正確に判断し、その情報に基づいて映像と音質をリアルタイムで最適化します。地上波放送から最新のネット動画まで、あらゆるコンテンツがまるで目の前にあるかのような臨場感あふれる体験へと昇華されます。
AIが映像を美しく進化させる「AI映像プロ」
「AI映像プロ」は、AIプロセッサーが映像コンテンツを詳細に分析し、その内容に最適な画質を提供する技術です。具体的な機能を見ていきましょう。
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AIスーパーアップスケーリング
- この機能は、低解像度の映像を4K画質に変換する技術です。AIが世界中の多様な映像データを学習しているため、元の映像の解像度や画質を正確に判別し、ノイズを効果的に除去します。例えば、昔のテレビ番組や画質の低いオンライン動画も、OLED B5で視聴すると、まるで最初から4Kで撮影されたかのような高精細な映像に生まれ変わります。細部までクリアになり、より鮮明な視聴体験が期待できます。
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オブジェクト型リアルタイム映像処理
- AIが映像を分析する際、単に全体を処理するだけでなく、映像の中の「オブジェクト」(人物の顔や体、車、動物など)や「前景・背景」を個別に認識し、強化します。これにより、アップスケーリングされた4K映像は、単に高精細になるだけでなく、奥行きや立体感が強調され、よりリアルな表現が可能になります。視聴者が特に注目するであろう部分が、AIによってさらに鮮やかに、魅力的に描かれます。
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AIダイナミックトーンマッピングプロ
- HDR(ハイダイナミックレンジ)映像は、明るい部分と暗い部分の差をより豊かに表現し、肉眼で見るようなリアルな映像を再現します。しかし、一般的なHDR10形式では、映像全体で一つのメタデータしか持たないため、シーンごとの細かな調整が難しい場合があります。「AIダイナミックトーンマッピングプロ」は、AIが映像を1フレームごとに細かく分析し、コントラストと色を最適化します。さらに、1フレームを5,000以上の領域に細分化し、それぞれの領域のトーンカーブと明るさをAIが調整することで、よりきめ細やかでリアルな映像表現を実現します。これにより、HDR10のコンテンツでも、まるでDolby Vision®のような高品質な視聴体験が得られるでしょう。
コンテンツや環境に合わせて映像を最適化するその他の機能
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Dolby Vision®: シーンまたはフレーム単位で映像を制御するHDRフォーマットに対応しており、映画、ゲーム、ストリーミングなど、あらゆるコンテンツでダイナミックな画質を楽しめます。
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FILMMAKER MODE™: 映画制作者の意図通りの原画質を再現するモードです。フレーム数補完をオフにすることで、映画やドキュメンタリー番組を、制作されたそのままの映像で楽しむことができ、作品の世界観に深く没入できます。
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AI輝度: 明るい部屋でテレビを視聴する際、暗いシーンが見えにくくなることがあります。AI輝度機能は、AIが暗部の輝度を最適化し、映像全体の明るさを調整するのではなく、明るさが必要な部分のみを細かく調整することで、黒つぶれを防ぎ、常に最適な明るさで映像を提供します。
AIが音響を豊かにする「AIサウンドプロ」
高画質に劣らず、音質も視聴体験を大きく左右します。「OLED B5」は、AIプロセッサーによって高画質に相応しい音響体験を提供します。
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バーチャルサウンド
- 通常の2チャンネルオーディオを、AIが分析し、臨場感あふれる立体的な9.1.2chサウンドに変換します。これにより、音が前後左右だけでなく、上方向からも聞こえるような空間的なサラウンド効果が生まれ、映像への没入感が格段に高まります。まるで映画館にいるかのような迫力あるサウンドが、ご自宅で体験できるでしょう。
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アダプティブサウンドコントロール
- AIが視聴している映像のジャンル(ニュース、映画、音楽など)をリアルタイムで分析し、それぞれのジャンルに最適なサウンドに自動で調整します。例えば、ニュース番組では人の声が聞き取りやすいように音声を強調したり、アクション映画では爆発音や効果音を際立たせたりと、コンテンツに合わせた最適な音響を提供します。これにより、常に快適なサウンドでコンテンツを楽しめます。
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Dolby Atmos®: 映像と完璧に調和しながら、上方向を含むあらゆる方向からサウンドが移動する画期的な立体音響技術です。この機能により、まるで映像の中に入り込んでしまったかのような、究極の没入感あふれる視聴体験を実現します。
AIでさらに便利に、快適に進化したユーザビリティ
「OLED B5」シリーズは、視聴体験だけでなく、テレビの操作性もAIによって大きく進化しています。特に注目すべきは、AIボタンが新しく追加された「マジックリモコン」です。

このAIボタンを押して話しかけるだけで、AIがさまざまなリクエストに応えてくれます。具体的なAI機能を見ていきましょう。
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AI音声認識
- AIボタンを押して話しかけるだけで、自身のLGアカウントに自動で切り替わります。これにより、ログイン情報を毎回入力し直す手間がなくなり、シームレスに最適化された視聴環境にすぐにアクセスできます。家族それぞれがお気に入りの設定やコンテンツリストを簡単に呼び出せるため、よりパーソナルな体験が可能です。
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AIチャットボット
- テレビの設定や操作方法に迷った時、AIチャットボットがあなたの質問に答えてくれます。話しかけるだけで、明るさやサウンドの調整、特定の機能の探し方など、テレビに関するあらゆる疑問を解決できます。まるで専属のコンシェルジュがいるかのように、スムーズな設定が可能です。
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AIコンシェルジュ
- 視聴履歴や検索ワードをAIが学習し、あなたの「観たい」を提案します。次に何を見ようか迷ったときに、AIがあなたの好みに合った映画や番組、動画コンテンツをおすすめしてくれるため、新たな発見があるかもしれません。
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パーソナルピクチャーウィザード
- 画質設定は専門知識が必要で難しいと感じる方も多いでしょう。この機能では、提示される絵の中から好きな絵を選ぶだけで、AIが約16億通りものパターンの中から、あなた好みの画質を提案してくれます。画質に詳しくない方でも、簡単に自分に合った美しい画質でコンテンツを視聴できるようになります。
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パーソナルサウンドウィザード
- 音質も同様に、提示されるサウンドの中から好みのサウンドを数回選ぶだけで、AIが約4,000万通りのパターンの中から、あなたに最適なサウンドをおすすめします。これにより、誰でも簡単に、自分だけの理想的な音響環境を構築できます。
これらのAI機能を活用することで、テレビの操作がより直感的になり、コンテンツ視聴がこれまで以上に快適でパーソナルな体験へと進化するでしょう。
“観たい”に応える多彩なコンテンツと将来性を提供する「webOS」
「OLED B5」シリーズは、LG独自のスマートテレビOS「webOS」を採用しています。このOSは、直感的で使いやすいインターフェースが特長で、Netflix、YouTube、Amazon Prime Videoなど、多彩なVOD(ビデオオンデマンド)アプリを通じて、お客様の「観たい」に応える幅広いジャンルのストリーミングコンテンツを簡単に楽しむことができます。
さらに、「webOS」は5年間無償でアップデートが保証されています(※5)。これにより、ご購入後もソフトウェアを更新するだけで、常に最新のOS機能やセキュリティ対策を利用できます。時間が経っても陳腐化しにくい、長く安心して使えるテレビと言えるでしょう。
有機ELだからこそ実現できる、圧倒的なゲーム体験
近年、テレビ選びにおいてゲーム性能を重視する方が増えています。「OLED B5」シリーズは、有機ELテレビならではの特性を最大限に活かし、ゲーマーにとっても魅力的な体験を提供します。
有機ELパネルは、画素一つ一つが自発光するため、繊細でリアルな色彩表現と、液晶テレビでは困難な0.1ms以下の高速な応答速度を実現します。これにより、動きの速いゲームシーンでも残像感が少なく、遅延を気にすることなく、非常にスムーズでリアルなゲームプレイが可能です。
さらに、「NVIDIA® G-SYNC® Compatible」と「AMD FreeSync™ Premium テクノロジー」に対応しているため、PCゲーマーが懸念するティアリング(画面のズレ)やスタッタリング(カクつき)を抑制し、常に滑らかな映像でゲームを楽しめます。また、HDRゲームの画質を最適化する「HGiG」にも対応しており、制作者の意図通りの美しいHDR映像でゲームの世界に没入できるでしょう。
安心して長く使えるサポート体制
LGエレクトロニクスは、製品購入後のサポート体制も充実させています。お客様からの問い合わせには、電話、メール、LINE、チャットボットといった複数のチャネルを通じて対応しており、困ったときにすぐに相談できる環境が整っています。
また、日本全国に約70拠点の修理ネットワークを構築しており、万が一の故障の際も迅速な対応が期待できます。特に東京23区内であれば、テレビ製品を含むすべてのLG製品の修理対応が72時間以内に完了するよう努めているとのことです(※6)。購入後も安心して長く製品を使い続けられるよう、手厚いカスタマーサービスが提供されています。
「Life’s Good」のブランドスローガンに込められた想い
LGエレクトロニクスのブランドスローガン「Life’s Good」には、「世界中のお客様をワクワクさせ、感動を提供する」という強い想いが込められています。これは、多様化する消費者のニーズに応え、より良い生活を実現するためのLGエレクトロニクスの企業姿勢を象徴しています。
同社は、革新的なスマートソリューションを通じて「Innovation for a Better Life」(より良い生活のための革新)というミッションを掲げ、お客様の日常をより豊かに、より健やかに、より創造的なものにすることを目指しています。また、持続可能な社会の実現にも積極的に貢献しており、2030年までに二酸化炭素排出量を50%削減(2017年比)、2050年までに再生可能エネルギーへの完全移行を公約するなど、環境に配慮した製品設計と企業活動を通じて、国際的な責任を果たしています。
まとめ
LGエレクトロニクスが新たに発売する4K有機ELテレビ「OLED B5」シリーズは、有機ELテレビの美しい映像と、最先端のAI技術を融合させた、まさに次世代のエントリーモデルと言えるでしょう。独自開発のリアルタイムAIプロセッサーによる高画質・高音質化、AIマジックリモコンによる直感的な操作、そしてユーザー一人ひとりにパーソナライズされた視聴体験は、日々のテレビ視聴を格段に向上させます。
さらに、最新の「webOS」による豊富なコンテンツ提供や、有機ELならではの圧倒的なゲーム体験、そして充実したサポート体制も、このテレビの大きな魅力です。AI初心者の方でも、複雑な設定なしに、AIの恩恵を存分に享受できる設計となっています。リビングの中心に「OLED B5」を迎えれば、きっと「Life’s Good」というブランドスローガンが示すような、より豊かで感動的な毎日が待っていることでしょう。
(※1)2024年1~12月における有機ELテレビ出荷台数ベース。Omdia・TV Sets(Emerging Technologies)Market Tracker調べ。
(※2)2024年1~12月における70V型以上有機ELテレビ出荷台数ベース。Omdia・TV Sets(Emerging Technologies)Market Tracker調べ。
(※3)AI映像プロは、各種VODサービスの著作権保護がかかったコンテンツには適用されません。
(※4)AIマジックリモコンのご利用には、インターネット接続が必要で、表示されるメニューはリリース時に異なる場合があります。なお、おすすめキーワードは、アプリや時間帯によって異なります。
(※5)5年間で計4回のOSアップデートを保証します。アップデートのタイミングは年ごとに変更になる場合があります。ご購入時期に関わらず、2025年モデルの最終アップデートは2029年です。なお、アップデート内容はモデルや国により異なります。
(※6)東京23区内の場合でも、部品供給状況などにより、72時間以内に対応できない場合がございます。

