INTLOOPがプログラミング学習プラットフォーム「Techpit」事業を譲受!DX時代のIT人材育成とフリーランス支援を強化

INTLOOPがプログラミング学習プラットフォーム「Techpit」事業を譲受

2025年11月13日、INTLOOP株式会社は、株式会社テックピットが運営するプログラミング学習プラットフォーム「Techpit」の事業譲受を発表しました。この動きは、急速に変化する現代社会において、IT人材の需要がますます高まる中で、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進と高度なIT人材育成を強力に後押しするものとして注目されています。

INTLOOPとTechpitのロゴ

INTLOOPとは?DX時代の企業を支えるコンサルティングファーム

INTLOOP株式会社は、企業が抱える複雑な経営課題を解決することをミッションとしています。同社は、社員のコンサルタントと、約52,000名(2025年7月末時点)もの登録を誇るフリーランスのコンサルタントやITエンジニアといったプロフェッショナル人材を組み合わせた「ハイブリッド型」の体制を特徴としています。

この独自の体制により、企業に対して柔軟かつ専門性の高いコンサルティングサービスを提供し、さらにプロフェッショナル人材のキャリアを支援する人材ソリューションサービスも展開しています。その他にも、デジタルトランスフォーメーションサービスや先端技術を活かした開発支援を行うテクノロジーソリューションサービスなど、多岐にわたる事業を通じて、企業の成長をサポートしています。

INTLOOP株式会社の詳細については、公式サイトをご覧ください。
https://www.intloop.com

Techpitとは?実践的なプログラミング学習の場

譲受された「Techpit」は、現役のエンジニアが実際に執筆した教材を通じて、プログラミングを「作りながら学ぶ」ことができる実践型の学習プラットフォームです。累計登録者数は約19,000名、提供される教材は140本以上にも及びます。

Techpitの大きな特徴は、JavaScript、React、Python、AWSといった最新の技術分野を幅広くカバーしている点です。また、教材執筆者も技術書籍の著者やCTO経験者など、第一線で活躍する約400名のエンジニアが名を連ねています。学習者同士や講師との交流を深めるコミュニティイベントも積極的に開催されており、単なる学習だけでなく、実践的なスキルの習得とネットワーク構築を同時に行える場として、多くのプログラミング学習者に支持されてきました。

事業譲受の目的:IT人材データベースの拡充とフリーランス支援の強化

今回の事業譲受は、INTLOOPのプロフェッショナル人材データベースを大幅に拡充することを主な目的としています。

「Techpit」の約19,000名の登録者がINTLOOPのプロフェッショナル人材コミュニティに加わることで、同社の持つ人材データベースは質・量ともに大きく拡大します。これにより、企業が抱える様々な課題に対して、より多様で専門性の高い人材を提案できるようになります。特に、Techpitの教材執筆に携わる約400名の現役エンジニアは、その専門性と経験から、INTLOOPが提供するプロフェッショナル人材のバリエーション強化とコミュニティ全体のレベル向上に大きく貢献すると考えられます。

さらに、Techpitが提供する実践的な学習基盤とコンテンツは、INTLOOPが展開するプロフェッショナルフリーランス支援サービスと高い相乗効果を生み出します。フリーランスのキャリア形成において、常に最新の技術を学び続けることは非常に重要です。Techpitの学習コンテンツを活用することで、フリーランスは自身のスキルを継続的にアップデートし、市場価値を高めることが可能になります。これにより、INTLOOPはフリーランスのライフタイムに寄り添った、より充実したキャリア形成支援を提供できるようになります。

事業譲受の背景:高まるIT人材の需要とリスキリングの重要性

今回の事業譲受の背景には、現代社会が直面しているIT人材に関する大きな課題があります。

近年、DX推進や生成AI(人工知能)の急速な普及により、企業のIT投資は拡大の一途を辿っています。これにより、IT人材に対する需要は飛躍的に増加していますが、一方で、現場で即戦力となる高度なIT人材は依然として不足している状況が続いています。この高度人材不足は、日本経済全体の成長を阻害する社会課題の一つとして認識されており、既存の人材を再教育し、新たなスキルを習得させる「リスキリング」の重要性が叫ばれています。

INTLOOPは、このような社会課題に対し、プロフェッショナル人材データベースの拡充を通じて柔軟に対応できる体制を一層強化します。専門性の高いプロフェッショナル人材が企業の課題解決を支援し、さらに未来の変革に対応できる人材の育成をサポートすることで、「人と企業の成長が循環する社会」の実現を目指しています。これは、個々のIT人材がスキルアップすることでキャリアを築き、そのスキルが企業の成長を促し、結果として社会全体の発展に貢献するという好循環を生み出すことを意味します。

譲受対象と対象外のサービス、そして契約承継について

今回の事業譲受における対象サービスと、引き続き株式会社テックピットが運営するサービスは以下の通りです。

<譲受対象>

  • Techpit(個人向け学習サービスおよび教材執筆者向けサービス)

<譲受対象外>
以下のサービスは、引き続き株式会社テックピットが運営します。

  • SI(システムインテグレーション)業界向けスキルマネジメントSaaS「SkillDB」

  • 伴走型研修などプロフェッショナルサービス全般

株式会社テックピットが引き続き運営する「SkillDB」は、SI業界に特化した3,000種類以上のスキルデータベースを軸に、スキルや人的資本を可視化できるサービスです。SkillDBの詳細については、サービスページをご覧ください。
https://lp.skilldb.jp/

<契約承継>
法人向けeラーニングサービスである「Techpit for Enterprise」などのサービスは、利用規約や個別の契約書に基づき、各企業の同意を得た上でINTLOOPが契約および運用を承継します。既存の利用企業へのサポート継続が最優先で進められます。

株式会社テックピット 代表取締役 山田晃平氏のコメント

株式会社テックピットの代表取締役である山田晃平氏は、今回の事業譲渡について以下のようにコメントしています。

「当社は、『エンジニアがエンジニアを育てるエコシステムをつくる』という理念のもと、現役エンジニアが自身の経験を教材化し、次世代へ技術をつなぐ仕組みとして『Techpit』を開発・運営してまいりました。このたび『Techpit』をINTLOOP様に譲渡することで、コンテンツがさらに拡充され、より多くのエンジニアや企業に価値を届けられると確信しております。」

また、同氏は今後の展望として、「当社は今後、SI業界向けのスキルマネジメントSaaS『SkillDB』にさらなる投資を行い、『スキルの民主化』を通じて、技術の力で日本を強くすることを目指してまいります」と述べており、Techpit事業の譲渡が、テックピット社の新たな成長戦略の一環であることがうかがえます。

まとめ:IT人材育成の新たな時代へ

INTLOOPによるプログラミング学習プラットフォーム「Techpit」事業の譲受は、IT人材の育成と活用において重要な意味を持つでしょう。

この統合により、INTLOOPは、より多くのプロフェッショナル人材を企業に紹介し、その成長を支援するだけでなく、フリーランスエンジニアが最新のスキルを習得し、キャリアを形成するための強力なプラットフォームを提供できるようになります。DX推進や生成AIの進化が加速する現代において、実践的なITスキルを持つ人材の育成は、企業だけでなく社会全体の発展に不可欠です。

今回の事業譲受は、単なる企業のM&A(合併・買収)に留まらず、日本のIT人材不足という社会課題に対する具体的な解決策の一つとして、大きな期待が寄せられています。INTLOOPが掲げる「人と企業の成長が循環する社会」の実現に向けて、Techpitが新たな価値創造の核となることが期待されます。これにより、多くの学習者が最新の技術を習得し、フリーランスとして活躍する機会が増え、結果として企業のDXが加速し、日本全体の競争力強化につながることが期待されます。

プログラミング学習を始めたいAI初心者の方から、さらなるスキルアップを目指す現役エンジニアまで、Techpitが提供する実践的な学びの機会は、これからのキャリア形成において重要な役割を果たすことでしょう。

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