アパレル業界のDXを加速!東レACSが「第55回 ASM OSAKA」で最新CAD・3Dバーチャルフィッティング・AI活用データ管理システムを展示

アパレル業界のDXを加速!東レACSが「第55回 ASM OSAKA」で最新CAD・3Dバーチャルフィッティング・AI活用データ管理システムを展示

アパレル業界は、ファッションの多様化や消費者のニーズの変化、そして生産プロセスの複雑化といった多くの課題に直面しています。これらの課題を解決し、より効率的で持続可能なビジネスモデルを構築するためには、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が不可欠です。

このような背景の中、東レACS株式会社は、アパレル業界のDXを強力にサポートする最新のデジタルソリューションを「第55回 ASM OSAKA」にて展示することを発表しました。2026年3月6日(金)から7日(土)までの2日間、インテックス大阪で開催されるこのイベントで、同社は3Dバーチャルフィッティングソフトを含むアパレルCADシステム「CREACOMPO®Ⅱ」や、AIを活用したアパレル向けデータ管理システム「XIFORM®」の最新バージョンを披露します。AI初心者の方にも分かりやすいように、それぞれのシステムがアパレル業界にもたらす革新について詳しくご紹介します。

「第55回 ASM OSAKA」とは

「ASM OSAKA(Apparel & Sewing Machine promotion)」は、アパレル産業における最新の技術やソリューションが一堂に会する展示会です。縫製機械やアパレルCAD、生産管理システムなど、アパレル製品の企画から生産、販売までのあらゆるプロセスを支援する技術が紹介されます。

東レACS株式会社は、この展示会において「CREACOMPO®ⅡとXIFORM®が企画・設計の業務効率化でファッション業界をサポート」というテーマのもと、来場者がアパレル業界の未来を体感できるような展示を行う予定です。ブースはインテックス大阪の3号館、ブースNo.32に設けられます。

詳細はこちらのリンクで確認できます。
https://www.toray-acs.co.jp/event/202602050900/

アパレル業界の課題とデジタルソリューションの重要性

現代のアパレル業界では、消費者の嗜好が多様化し、トレンドの移り変わりが非常に速くなっています。これに対応するためには、多品種少量生産や短納期での製品供給が求められます。しかし、伝統的な手法では、デザインの企画から型紙作成、試作、生産までのリードタイムが長く、コストもかさむ傾向にありました。

また、膨大なデザインデータ、パターンデータ、素材情報、縫製指示書などの情報を効率的に管理・共有することも大きな課題です。情報が散在していると、重複作業や修正漏れ、転記ミスが発生しやすくなり、結果として生産性の低下や品質問題につながる可能性があります。

これらの課題を解決し、競争力を維持・向上させるために、デジタル技術、特にCAD(Computer Aided Design)システム、3Dシミュレーション、そしてAIを活用したデータ管理システムの導入が不可欠となっています。これらの技術は、デザインプロセスの効率化、試作回数の削減、情報の一元管理、そして生産計画の最適化を可能にし、アパレル業界のDXを強力に推進する基盤となります。

アパレルCADシステム「CREACOMPO®Ⅱ」の進化

CREACOMPO®Ⅱは、アパレル製品の型紙(パターン)をコンピューター上で作成・修正・グレーディング(サイズ展開)するアパレル専用のCADシステムです。従来手作業で行っていた型紙作成をデジタル化することで、多くのメリットが生まれます。

アパレルCADソフトウェア「PatternMagic II」の画面

多品種小ロット生産とリードタイム短縮をアシスト

アパレル業界では、少量多品種の生産が主流になりつつあります。CREACOMPO®Ⅱは、型紙の修正やサイズ展開を迅速に行えるため、様々なデザインやサイズに素早く対応できます。これにより、新商品の企画から市場投入までのリードタイムを大幅に短縮し、市場の変化に柔軟に対応することが可能になります。例えば、あるデザインの型紙を少しだけ修正して別のバリエーションを作る場合でも、手作業ではゼロから作り直すような手間がかかることがありますが、CADシステムを使えば数クリックで変更が完了します。

柔軟な運用タイプとコスト最適化

このシステムは、お客様の利用環境に合わせて、クラウドサービスやクライアントサーバーなど、複数の運用タイプを選択できます。クラウドサービスを利用すれば、インターネット環境があればどこからでもアクセスできるため、リモートワークや分散型のチームでの作業が容易になります。また、契約本数を定期的に見直すことで、ビジネスの規模やニーズに合わせた最適なコストでの運用が可能です。これにより、初期投資を抑えつつ、必要な時に必要なだけサービスを利用できる柔軟性が提供されます。

詳細はこちらで確認できます。
https://www.toray-acs.co.jp/products/creacompo2/

3Dバーチャルフィッティングソフト「PATTERN MAGIC®Ⅱ3D」で試作を削減

PATTERN MAGIC®Ⅱ3Dは、2Dで作成した型紙をコンピューター上の3Dボディに着せ付けて、実際に服を仕立てたかのようにシミュレーションできる画期的なソフトです。これにより、物理的な試作を大幅に削減し、デザイン確定までの時間と労力を劇的に減らすことができます。

3Dバーチャルフィッティングソフト「PATTERN MAGIC®Ⅱ3D」の画面

気軽に型紙を立体化

これまでのアパレル製品開発では、デザイン画を基に2Dの型紙を作成し、それを縫い合わせて試作品を作り、フィッティングを繰り返すのが一般的でした。このプロセスは時間もコストもかかります。PATTERN MAGIC®Ⅱ3Dを使えば、2Dの型紙を瞬時に3Dモデルに適用し、バーチャル空間で立体的なイメージを確認できます。これにより、デザインの初期段階でシルエットやフィット感を把握しやすくなり、デザイナーやパタンナーの負担が軽減されます。

比較や確認が簡単にできる

3Dシミュレーション上では、様々な柄(パターン)の設定や、異なるサイズでの着せ付けを簡単に試すことができます。例えば、ストライプ柄が3Dモデル上でどのように見えるか、MサイズとLサイズでシルエットにどのような違いが出るかなどを、瞬時に比較検討できます。これにより、デザインの選択肢を広げつつ、より正確な判断を下すことが可能になります。また、色や素材の変更もバーチャル上で簡単に行えるため、多角的な視点からデザインを検証できます。

工業用ボディで確認できる

このソフトでは、単なる仮想のボディだけでなく、実際の工業用ボディのデータを取り込んでシミュレーションを行うことができます。これにより、現実の生産プロセスに近い環境でフィット感やドレープ感を検証できるため、試作品と最終製品のギャップを最小限に抑えることが期待できます。結果として、物理的な試作回数を削減し、開発コストと時間を大きく節約することに貢献します。

詳細はこちらで確認できます。
https://www.toray-acs.co.jp/products/lp/pattern-magic2-3d/

AIを活用したアパレル向けデータ管理システム「XIFORM®」

XIFORM®は、アパレル製品の生産プロセスで発生する多種多様な情報を一元的に管理し、共有・活用するためのデータ管理システムです。特に最新バージョンVer.11では、AIを活用した新機能と連携事例が展示される予定であり、データ管理の効率をさらに高めることが期待されます。

XiformMagicソフトウェアで表示されたジャケットの縫製仕様書

情報の一元管理で欲しいデータがすぐ見つかる

アパレル製品の製造には、「縫製仕様書」「加工指図書」「発注書」など、多くの書類やデータが必要です。これらの情報が個別に管理されていると、必要な時に必要な情報を見つけるのが困難になりがちです。XIFORM®は、これらの情報をデータベースで一元的に管理することで、例えば「特定の品番の縫製仕様書をすぐに見つけたい」といった要望にも瞬時に対応できます。これにより、情報検索にかかる時間を大幅に短縮し、業務の停滞を防ぎます。

重複作業、修正漏れ、転記ミスの解決

情報が散在していると、同じデータを複数の担当者が入力したり、修正が反映されずに古い情報で作業が進んでしまったり、手書きや手入力による転記ミスが発生したりするリスクがあります。XIFORM®は、情報を一元管理し、リアルタイムで共有できるため、これらの問題を根本的に解決します。一度入力されたデータはすべての関係者に共有され、修正も即座に反映されるため、常に最新かつ正確な情報に基づいて作業を進めることができます。これにより、業務の質が向上し、生産性も高まります。

様々なシステムやアプリケーションとデータ連携できる

XIFORM®の大きな特長の一つは、他の様々なシステムやアプリケーションとのデータ連携が可能な点です。例えば、CADシステムで作成したパターンデータや、販売管理システムからの受注データ、あるいはサプライヤーからの素材情報などと連携することで、情報が分断されることなく、企画から生産、販売までの一連のプロセスをスムーズにつなげることができます。これにより、企業全体のデータ活用が促進され、より高度な意思決定が可能になります。

AIを活用した新機能と連携事例

最新バージョンVer.11では、AIを活用した新機能が搭載される予定です。AIは、膨大な過去のデータからパターンを学習し、例えば以下のような形で業務を支援するでしょう。

  • 需要予測の精度向上: 過去の販売データやトレンド情報、SNSの動向などをAIが分析し、将来の需要を予測します。これにより、過剰生産や在庫不足のリスクを低減し、最適な生産計画を立てることが可能になります。AI初心者の方にとっては、AIが「未来を予測する賢いアシスタント」のように機能すると考えると分かりやすいでしょう。

  • デザイン提案のサポート: AIが過去のデザインデータやトレンド、顧客の好みなどを分析し、新しいデザインのアイデアや素材の組み合わせを提案する機能が実装される可能性もあります。これにより、デザイナーの創造性を刺激し、商品開発のスピードアップに貢献するでしょう。

  • 品質管理の自動化: 生産工程で収集されるデータをAIが分析し、不良品の発生パターンを早期に検出したり、品質異常の兆候を予測したりするかもしれません。これにより、品質問題の未然防止や迅速な対応が可能になります。

これらのAI機能は、XIFORM®が単なるデータ管理システムではなく、アパレル企業の競争力を高めるための戦略的なツールへと進化していることを示しています。AIが導入されることで、人間だけでは見つけにくいデータ間の関連性や傾向を発見し、より賢い業務遂行をサポートしてくれるでしょう。

詳細はこちらで確認できます。
https://www.toray-acs.co.jp/products/xiform/

まとめ:アパレル業界の未来を切り拓くデジタルソリューション

東レACS株式会社が「第55回 ASM OSAKA」で展示する「CREACOMPO®Ⅱ」、「PATTERN MAGIC®Ⅱ3D」、そして「XIFORM®」は、それぞれがアパレル業界の異なる課題に対応しつつ、連携することで企画・設計から生産管理までの全プロセスを最適化する強力なソリューションを提供します。

アパレルCADシステム「CREACOMPO®Ⅱ」は、型紙作成の効率を飛躍的に向上させ、多品種小ロット生産への対応を容易にします。3Dバーチャルフィッティングソフト「PATTERN MAGIC®Ⅱ3D」は、試作回数を削減し、デザイン確定までの時間とコストを大幅に節約します。そして、AIを活用したデータ管理システム「XIFORM®」は、膨大な情報を一元管理し、重複作業やミスをなくすだけでなく、AIによる高度な分析で将来のビジネス戦略をサポートする可能性を秘めています。

これらのデジタル技術の導入は、アパレル業界が直面する課題を解決し、持続可能な成長を実現するための鍵となります。AI初心者の方々も、これらのシステムがどのようにアパレル業界の「ものづくり」を革新し、私たちの身近なファッションアイテムがより効率的に、そして高品質に生み出されるかを理解できたのではないでしょうか。

「第55回 ASM OSAKA」は、これらの最新技術に直接触れ、東レACS株式会社の担当者から詳しい説明を聞く絶好の機会です。アパレル業界の未来を担う技術に興味のある方は、ぜひ会場に足を運んでみてはいかがでしょうか。きっと、新たな発見とビジネスチャンスが待っていることでしょう。

東レACS株式会社のウェブサイトはこちらです。
https://www.toray-acs.co.jp/

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