NifMoがオンライン本人確認を強化!マイナンバーカード対応「LIQUID eKYC」導入で格安SIMの契約がより安全・スムーズに
近年、スマートフォンやインターネットを通じたオンラインサービスが私たちの生活に深く浸透しています。それに伴い、オンラインでの本人確認(eKYC)の重要性が増しています。今回、@niftyのMVNOサービス「NifMo」が、株式会社Liquidが提供するオンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」の「ICおまかせパック」を導入し、マイナンバーカードを使った公的個人認証サービス(JPKI)に対応することを発表しました。
これにより、NifMoの音声通話対応SIMやSMS対応SIMを新規で申し込む際、これまでのような本人確認書類の画像をアップロードする方法ではなく、より安全でスムーズな本人確認が可能になります。この変更は2026年3月4日(水)から適用されます。この記事では、AI初心者の方にも分かりやすいように、eKYCとは何か、なぜNifMoがこのサービスを導入したのか、そしてそれが私たちユーザーにどのようなメリットをもたらすのかを詳しくご紹介します。
オンライン本人確認(eKYC)とは?なぜ今、注目されているのか
オンライン本人確認、通称「eKYC(イー・ケイ・ワイ・シー)」は、「electronic Know Your Customer」の略で、インターネットを通じて本人確認を完結させる仕組みのことです。銀行口座の開設、クレジットカードの申込、スマートフォンの契約など、これまで対面や郵送で行われていた本人確認手続きを、スマートフォンやパソコンを使ってオンライン上で行えるようにする技術です。
eKYCが必要とされる背景
デジタル化が進む現代社会では、様々な手続きがオンラインで完結することが求められています。しかし、オンラインでの手続きには、なりすましや不正利用のリスクが常に伴います。そこで、犯罪収益移転防止法や携帯電話不正利用防止法といった法律に基づき、サービス提供側には厳格な本人確認が義務付けられています。eKYCは、この法的要件を満たしつつ、ユーザーの利便性を損なわない形で本人確認を行うための重要な手段として注目されています。
従来の本人確認方法(例えば、運転免許証のコピーを郵送する、店頭で提示するなど)と比較して、eKYCには以下のようなメリットがあります。
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利便性の向上: 24時間365日、場所を選ばずに自宅などから手続きが可能です。店舗に足を運んだり、郵送の手間が省けます。
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手続きの迅速化: リアルタイムで本人確認が完了するため、サービスの利用開始までの時間が大幅に短縮されます。
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セキュリティの強化: AIや生体認証技術を活用することで、本人確認書類の偽造やなりすましを防ぎ、高いセキュリティレベルを確保できます。
NifMoが導入する「LIQUID eKYC」の「ICおまかせパック」とは?
今回NifMoが導入するのは、株式会社Liquidが提供する「LIQUID eKYC」の「ICおまかせパック」です。このサービスは、特にマイナンバーカードのICチップを活用した公的個人認証サービス(JPKI)に対応している点が大きな特長です。
公的個人認証サービス(JPKI)とは
JPKI(Japanese Public Key Infrastructure)とは、マイナンバーカードに搭載されているICチップに記録された電子証明書を利用して、オンラインで本人確認や電子署名を行うための国の仕組みです。この電子証明書は、個人情報保護のため高度な暗号化技術で保護されており、偽造や改ざんが極めて困難です。
「LIQUID eKYC」の「ICおまかせパック」では、ユーザーが自身のスマートフォンを使ってマイナンバーカードのICチップを読み取ることで、このJPKIを利用した本人確認を行います。これにより、本人確認書類の画像偽造や、第三者によるなりすまし契約といったリスクを大幅に低減し、サービスの安全性を飛躍的に向上させることが期待できます。
LIQUID eKYCの実績と信頼性
LIQUID eKYCは、ITR「ITR Market View:アイデンティティ・アクセス管理/個人認証型セキュリティ市場2025」のeKYC市場において、ベンダー別売上金額シェアで2019年度から2024年度予測まで6年連続でNo.1の実績を誇ります。この実績は、多くの企業に選ばれ、信頼されていることの証です。高いセキュリティと使いやすさを両立させる技術力と運用実績が、この市場シェアに繋がっています。

なぜNifMoは「LIQUID eKYC」を選んだのか?
NifMoが「LIQUID eKYC」の導入を決定した背景には、日本の法律改正への対応と、Liquidが提供するサービスの優れた点が挙げられます。
携帯電話不正利用防止法改正への対応
2026年度に予定されている携帯電話不正利用防止法の改正を見据え、NifMoは従来よりもさらに本人確認精度の高い公的個人認証サービス(JPKI)への対応を検討していました。この法改正は、携帯電話の不正な契約や利用を防ぎ、私たちの安全な通信環境を守ることを目的としています。より厳格な本人確認が求められる中で、JPKIは最も信頼性の高い本人確認方法の一つとして位置づけられています。
LIQUID eKYCが評価されたポイント
NifMoが「LIQUID eKYC」を選んだ主な理由は以下の通りです。
- eKYC市場シェアNo.1の実績と信頼性:長年にわたる実績と、多くの導入企業からの信頼が、安定したサービス提供の基盤となります。
- 「法令遵守(コンプライアンス)」と「ユーザーの利便性」を高い次元で両立できる点:厳格な法的要件を満たしつつも、ユーザーがストレスなく、簡単に本人確認を完了できる設計が評価されました。例えば、犯罪収益移転防止法や携帯電話不正利用防止法といった複雑な規制に対応しながらも、ユーザーはスマートフォンアプリのガイドに従ってマイナンバーカードをかざすだけで手続きが完了するといった、直感的な操作性を実現しています。
- ICチップ読み取りのガイドなどが親切で、ユーザーが迷わず直感的に操作できる設計:AI初心者やデジタルデバイスに不慣れな方でも、スムーズに本人確認を進められるよう、分かりやすい操作ガイドやインターフェースが提供されています。これにより、途中で手続きを諦めてしまう「離脱率」を低く抑えることができます。
- 開発および既存システムへの組み込みの容易さ:NifMo側の既存システムへ「LIQUID eKYC」を連携させる際の技術的なハードルが低く、スムーズな導入が可能であったことも重要な選定理由となりました。API(アプリケーションプログラミングインターフェース)が充実しているため、開発期間やコストを抑えながら、短期間でのサービス開始を実現できます。
これらの評価ポイントにより、NifMoは本人確認書類の画像偽造や、第三者によるなりすまし契約といったリスクを効果的に防止し、サービスの安全性を大幅に向上させることが期待されています。
@niftyのMVNOサービス「NifMo」について詳しく知ろう
「NifMo(ニフモ)」は、@niftyが提供する格安SIM(MVNO)サービスです。MVNOとは「Mobile Virtual Network Operator」の略で、自社で通信回線を持たずに、NTTドコモなどの大手キャリアの回線を借りて通信サービスを提供する事業者のことを指します。
NifMoの主な特長
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安心の通信品質: NTTドコモの回線を利用しているため、広範囲で安定した通信が可能です。都市部はもちろん、地方でも快適にインターネットや通話を利用できます。
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お得なポイント活用: ニフティポイントを1.5倍の価値で通信費に充当できるため、実質的な通信費を抑えることができます。普段@niftyのサービスを利用している方にとっては、さらにお得になります。
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光回線とのセット割: @niftyの光回線サービスとセットで利用することで、月額料金が割引になるため、インターネットとスマートフォンの両方をお得に利用できます。
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データシェアと容量加算ボーナス: 家族間でデータ容量を分け合ったり、特定の条件でデータ容量が追加されるボーナスがあるため、データを無駄なく効率的に使えます。これにより、通信費をさらに抑えることが可能です。
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法人向けサービス: 従業員用のスマートフォンやIoT/M2M機器など、複数回線でデータを共有できる「法人シェアプラン」も提供しています。Web上の管理ツールで一括管理できるため、企業の通信コスト削減や業務効率化にも貢献します。
NifMoサービスページ:https://nifmo.nifty.com/
「LIQUID eKYC」を提供する株式会社Liquidについて
株式会社Liquidは、「生体認証を活用し、認証を空気化することで、世界約80億人全ての人があるがままの状態であらゆるサービスを簡単・安全に使える、なめらかな社会の実現」を目指している企業です。AI技術、特に生体認証技術や画像解析技術を専門としています。
LIQUID eKYCの技術力
LIQUID eKYCは、ネット上での契約やアカウント登録、口座開設時などに必要な身元確認をオンラインで完結させるサービスです。その核となる技術は以下の通りです。
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本人確認書類の撮影・ICチップ読み取り: 運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類をスマートフォンのカメラで撮影したり、ICチップを読み取ったりする技術です。
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自撮りの顔写真との照合: ユーザーが自撮りした顔写真と、本人確認書類の顔写真を比較照合することで、なりすましを防ぎます。
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公的個人認証(JPKI / スマホJPKI)の活用: マイナンバーカードの電子証明書を利用することで、さらに厳格な本人確認を実現します。
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独自のAI技術、生体認証技術、OCR技術: これらの技術を組み合わせることで、本人確認書類の自動読み取り精度を高め、撮影開始から完了までの離脱率の低さを実現しています。つまり、ユーザーが途中で諦めてしまうことなく、スムーズに手続きを終えられるように工夫されています。
ELEMENTSグループ全体で、累計本人確認件数は約1.5億件、累計契約数は約600社という実績があり、その技術力と信頼性が広く認められています。
Liquidの目指す社会
Liquidは、金融の取引時確認(犯罪収益移転防止法)、携帯電話契約(携帯電話不正利用防止法)、中古品買取(古物営業法)、不動産取引、CtoC取引など、様々な分野でオンラインでの本人確認が求められる中で、業界や導入事業者を横断して不正検知を行う仕組みを提供しています。これにより、利便性とセキュリティの両面を追求し、より安全で「なめらかな社会」の実現に貢献しています。
LiquidのWebサイト:https://liquidinc.asia
主なサービスサイト:
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身元確認サービス「LIQUID eKYC」:https://liquidinc.asia/liquid-ekyc/
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当人認証サービス「LIQUID Auth」:https://liquidinc.asia/liquid-auth/
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デジタルIDウォレット「PASS」:https://liquidinc.asia/smartcity/
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外国人向けデジタルIDウォレット「GPASS」:https://liquidinc.asia/gpass/
公的個人認証サービス(JPKI)をさらに詳しく知ろう
公的個人認証サービス(JPKI)は、マイナンバーカードのICチップに格納されている「電子証明書」を利用した本人確認の仕組みです。AI初心者の方にも分かりやすいように、その仕組みとメリットをさらに深掘りしましょう。
マイナンバーカードと電子証明書
マイナンバーカードには、大きく分けて2種類の電子証明書が搭載されています。
- 署名用電子証明書: インターネットで電子申請を行う際などに、文書が改ざんされていないこと、そして本人が作成したものであることを証明するために使われます。例えば、e-Taxでの確定申告などで利用されます。
- 利用者証明用電子証明書: ログインする際に、本人であることを証明するために使われます。コンビニでの住民票取得や、マイナポータルへのログインなどで利用されます。
今回のNifMoでの本人確認では、主に利用者証明用電子証明書が活用されることになります。スマートフォンでマイナンバーカードのICチップを読み取ることで、カードに記録された情報を安全に、かつ正確にサービス提供者側へ伝え、本人が間違いなく申し込んでいることを確認します。
公的個人認証に関するページ:https://liquidinc.asia/jpki/
JPKIのセキュリティがなぜ高いのか
JPKIが高いセキュリティを誇る理由はいくつかあります。
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物理的なカードによる認証: ICチップが搭載されたマイナンバーカードという物理的な媒体が必要なため、オンライン上の情報だけで完結する認証よりも、なりすましのリスクが低減されます。
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暗証番号による保護: ICチップの読み取りには、ユーザー自身が設定した暗証番号の入力が必要です。これにより、万が一カードが盗難・紛失しても、不正利用されるリスクを最小限に抑えられます。
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高度な暗号技術: 電子証明書は、国の機関によって厳重に管理され、高度な暗号技術で保護されています。これにより、データの改ざんや漏洩を防ぎます。
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法的根拠に基づく運用: JPKIは「電子署名等に係る地方公共団体情報システム機構の認証業務に関する法律」に基づいて運用されており、その信頼性と法的有効性が保証されています。
このように、JPKIは物理的なカード、暗証番号、高度な暗号技術、そして法的根拠という複数の層で保護されているため、非常に信頼性の高い本人確認方法と言えるのです。
まとめ:NifMoの進化とオンラインサービスの未来
NifMoが「LIQUID eKYC」の「ICおまかせパック」を導入し、マイナンバーカードを用いた公的個人認証サービス(JPKI)に対応したことは、利用者にとって大きなメリットをもたらします。
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より安全な契約: 本人確認書類の偽造やなりすましによる不正契約のリスクが大幅に減少し、安心してサービスを利用できるようになります。
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よりスムーズな手続き: 従来の画像アップロードよりも、ICチップ読み取りによる本人確認は、より迅速かつ確実に完了することが期待されます。これにより、NifMoの利用開始までの時間が短縮され、利便性が向上します。
この取り組みは、NifMoのサービス向上だけでなく、日本のオンラインサービス全体の安全性と利便性の向上に貢献するものです。AI技術を活用したeKYCは、今後も様々な分野で普及が進み、私たちのデジタルライフをより安全で快適なものにしていくでしょう。AI初心者の方も、この機会にぜひeKYCやマイナンバーカードの活用に注目してみてください。
関連情報
ニフティ株式会社について
ニフティ株式会社は、「ニフティとなら、きっとかなう。With Us, You Can.」をコーポレートメッセージに掲げ、安心・安全なネットワーク環境を提供するネットワークサービス事業と、お客様の生活に役立つWebサービス事業を展開しています。お客様の快適なインターネット利用を支援するためのサービス提供に注力しています。
Webサイト:https://www.nifty.co.jp/
株式会社ELEMENTSについて
株式会社ELEMENTSは、生体認証・画像解析・機械学習技術を活用した個人認証ソリューション、衣食住における個人最適化ソリューション、個人情報を管理するクラウドサービスの開発・提供を行っています。
Webサイト:https://elementsinc.jp/

