世界最大級のネットワーク展示会「MWC26 Barcelona」最新報告会が開催!新世代5GとAIが製造業DXを加速
2026年3月17日(火)に、ストックマーク株式会社が主催する無料オンラインセミナー「世界最大級のネットワーク展示会『MWC26 Barcelona 最新報告会』― 新世代5Gと産業応用の現在地」が開催されます。
このセミナーでは、スペインのバルセロナで開催された世界最大級のネットワーク展示会「MWC26 Barcelona」で発表された、最新の通信技術や産業応用に関する情報が詳しく解説されます。特に注目されるのは、次世代の通信規格である「新世代5G」が、製造業をはじめとする様々な産業分野でどのように活用され、企業のデジタル変革(DX)を推進していくのかという点です。

MWC26 Barcelonaとは?世界が注目するネットワーク技術の祭典
MWC(旧Mobile World Congress)は、毎年スペインのバルセロナで開催される、モバイル通信技術に関する世界最大級の展示会です。世界中の通信事業者、デバイスメーカー、ソフトウェアベンダー、そして関連する産業界の企業が一堂に会し、最新の技術や製品、サービスを発表します。
近年、MWCではスマートフォンなどの消費者向け技術だけでなく、5G(第5世代移動通信システム)を基盤とした産業向けソリューションが大きな注目を集めています。特に製造業、物流、医療、農業といった分野での5G活用は、生産性の向上、コスト削減、新たなサービスの創出に直結するため、世界中の企業がその動向を注視しています。
MWC26 Barcelonaでは、これまでの5Gからさらに進化した「5G-Advanced」や、企業が自社の工場や敷地内に構築できる「Private(ローカル)5G」といった新世代5Gの技術が、産業現場でどこまで実用化され、どのような価値を生み出すのかという点が大きなテーマになると見込まれています。これらの技術は、まさに製造業のDXを加速させる鍵となるでしょう。
新世代5Gと産業応用の「今」:5G-AdvancedとPrivate 5Gの可能性
5G-Advancedとは
現在の5Gは非常に高速で低遅延な通信を実現していますが、「5G-Advanced」はそれをさらに進化させたものです。例えば、より多くのデバイスを同時に接続できるようになり、さらに安定した通信が可能になります。これにより、工場内の膨大なセンサーデータや高精細な映像データをリアルタイムで収集・分析することが容易になり、生産ラインの最適化や異常検知の精度向上に繋がると期待されています。
Private(ローカル)5Gとは
Private 5Gは、企業や工場が自社の敷地内に構築できる専用の5Gネットワークです。公衆回線とは異なり、外部からの影響を受けにくく、高いセキュリティと安定した通信環境を確保できるのが大きな特徴です。製造業においてPrivate 5Gが注目される理由は多岐にわたります。
- 高セキュリティ: 企業の機密データや生産ノウハウが外部に漏洩するリスクを低減できます。
- 超低遅延: ロボットの遠隔操作や自動運転搬送車(AGV)の制御など、ミリ秒単位の遅延が許されない場面でも安定した動作が可能です。
- 大容量・高速通信: 多数のIoTデバイスから送られる膨大なデータを滞りなく処理し、リアルタイムでのデータ分析やAI活用を可能にします。
- 柔軟なカスタマイズ性: 企業の特定のニーズに合わせてネットワークを設計・最適化できるため、既存のITインフラとの連携もスムーズに行えます。
これらの特徴により、Private 5Gはスマートファクトリーの実現、製造現場の自動化・効率化、予知保全、遠隔監視など、製造業DXの様々な側面で現実的な選択肢として関心が高まっています。
製造業における具体的な活用例
-
スマートファクトリー: 生産ラインのロボットや設備、センサーをPrivate 5Gで接続し、リアルタイムで稼働状況を監視・制御することで、生産効率を最大化します。
-
高精細映像による遠隔検査・監視: 高速・大容量通信を活かし、工場内の高精細カメラ映像をリアルタイムで伝送。熟練技術者が遠隔地から検査や監視を行い、品質管理の向上や異常の早期発見に役立てます。
-
自動搬送車の最適化: 工場内を走行するAGV(無人搬送車)の経路最適化や、複数のAGV間の協調制御を低遅延で実現し、物流の効率化を図ります。
-
設備の予知保全: 設備に設置されたセンサーから振動、温度、音などのデータを常時収集し、Private 5Gを通じてAIがリアルタイムで分析。故障の兆候を早期に検知し、計画的なメンテナンスを行うことで、突発的なダウンタイムを削減します。
-
AR/VRを活用した作業支援: 作業員が装着するスマートグラスに、Private 5Gを介して作業手順やマニュアル、遠隔地の専門家からの指示などをリアルタイムで表示。作業品質の向上や新人教育の効率化に貢献します。
これらの活用例は、製造現場における「使う側」の課題解決に直結し、Private 5Gが単なる通信技術に留まらず、ビジネス価値を生み出す強力なツールとなることを示しています。
AIが切り拓く5G活用の未来
本セミナーでは、新世代5Gの活用だけでなく、AIがどのように5Gの導入設計や運用を支援するのかについても詳しく解説されます。AIは、複雑なネットワークの最適化、膨大なデータの分析、セキュリティ脅威の検知など、多岐にわたる役割を果たすことが期待されています。
例えば、AIはPrivate 5Gネットワークのトラフィックを監視し、最適な通信経路を自動で選択したり、帯域幅を動的に調整したりすることで、ネットワーク性能を最大限に引き出すことができます。また、製造現場のIoTデバイスから収集されるビッグデータをAIが分析することで、生産プロセスのボトルネックを発見したり、不良品の発生原因を特定したりすることも可能になります。
MWC26 Barcelonaでも、AIが5Gネットワークのインテリジェンスを高め、より効率的で安全な産業応用を実現するための重要な要素として扱われていたことでしょう。

セミナー登壇者:杉沼浩司氏の専門性と知見
本セミナーの登壇者は、日本大学生産工学部数理情報工学科講師(非常勤)兼 自動車工学リサーチ・センター 客員研究員である計算機工学者の杉沼浩司氏です。
杉沼氏は、1998年にカリフォルニア大学アーバイン校でPh.D.(電気・計算機工学)を取得後、ソニー株式会社で通信、信号処理、個人用移動機などの研究開発に長年従事してきました。2011年からは日本大学で教育と研究に携わり、移動体通信とその車両応用を専門としています。
杉沼氏は2010年代前半からMWCに毎年通い、5G導入などモバイル通信技術の大きな変化を現場で見てきました。民生技術のCES、放送のNABShow、CGのSIGGRAPHなど、様々な国際展示会にも長年足を運び、幅広い技術トレンドを深く理解しています。また、米国連邦航空局の上級地上教官資格を持ち、「空飛ぶ基地局」(ドローンを活用した通信中継など)についても飛行と技術者の両方の観点から状況を追跡しているという、非常にユニークな知見をお持ちです。
その深い専門知識と長年の現地視察経験から、MWC26 Barcelonaで得られた新世代5Gと産業応用の「現在地」を、産業利用・実装の視点も含めて分かりやすく整理し、参加者に具体的なヒントを提供してくれるでしょう。
このセミナーはこんな方におすすめです
このオンラインセミナーは、特に以下のような課題意識や関心をお持ちの方々に最適な内容です。
-
通信技術を「産業活用の手段」として捉え直したい方: 5Gを単なる高速通信技術としてではなく、自社のビジネス課題を解決するためのツールとして活用する方法を知りたい方。
-
技術トレンドを“将来の話”ではなく、“実装・活用の段階”として把握したい方: 最新技術が実際に現場でどのように使われ、どのような成果を出しているのか、具体的な事例や現状を知りたい方。
-
現場・業務のデジタル化や効率化を進めるうえで、新たな選択肢を探している方: 既存のDX施策に行き詰まりを感じている、あるいは新しい技術導入を検討している方。
-
研究開発・企画・DX・生産技術など、技術導入やテーマ判断に関わる方: 自社の将来的な戦略立案や、具体的な技術導入プロジェクトの検討に役立つ情報を求めている方。
AI初心者の方にも分かりやすい言葉で、最新の技術動向と具体的な活用方法が解説されるため、安心してご参加いただけます。
セミナー開催概要
-
日 時: 2026年3月17日(火) 10:00-11:00
-
場 所: オンライン
-
参 加 費: 無料 (事前登録制)
お申し込みはこちら
セミナーの詳細確認および参加登録は、以下のリンクから可能です。
ストックマーク株式会社について
本セミナーを主催するストックマーク株式会社は、「価値創造の仕組みを再発明し、人類を前進させる」をミッションに掲げ、最先端の生成AI技術を活用して、多くの企業の企業変革を支援している企業です。
同社は、製造業向けAIエージェント「Aconnect」や、あらゆるデータを構造化し企業の資産に変える「SAT」といったサービスを運営しています。これらのサービスは、生成AIの力を活用して、企業のナレッジマネジメントを効率化し、業務プロセスにAIを適用することを支援します。
「Aconnect」は、特に製造業の現場が抱える複雑な課題に対し、AIがエージェントとして機能し、情報収集、分析、意思決定支援を行うことで、生産性向上や品質改善に貢献します。また、「SAT」は、社内外に散らばる非構造化データをAIが解析し、ビジネスに役立つ形で整理・構造化することで、企業の隠れた資産を顕在化させます。
さらに、企業特化型の生成AI開発や、独自のシステム構築支援も手掛けており、顧客企業の具体的なニーズに応じたオーダーメイドのAIソリューションを提供しています。ストックマーク株式会社は、AI技術の最前線で企業が直面する課題を解決し、新たな価値創造をサポートする重要な役割を担っています。
まとめ
新世代5GとAIは、これからの産業界、特に製造業のDXを推進する上で欠かせない技術です。MWC26 Barcelonaで示された最新のトレンドをいち早くキャッチし、自社のビジネスにどう活かすかを考えることは、企業の競争力強化に直結します。
本セミナーは、通信・ネットワーク分野の第一人者である杉沼浩司氏が、現地での豊富な知見をもとに、AI初心者にも分かりやすい言葉で、これらの技術の「現在地」と「未来」を解説します。製造業のDX推進、新たな技術導入、業務効率化に関心のある方は、この貴重な機会をぜひご活用ください。
