【AI×クラウドカメラ】セーフィーとニューラルグループが技術検証に成功!工事不要でAIソリューションを即時導入、現場のDXを加速

セーフィーとニューラルグループがAI解析プラットフォームの技術検証に成功!国内35万台超のカメラが工事不要でAIソリューションに

現代社会において、人手不足は多くの産業で深刻な問題となっています。特に、現場での目視確認や手入力といったアナログな業務は、限られた人員での生産性向上を妨げる大きな要因です。こうした課題を解決するために注目されているのが、AI(人工知能)を活用した「現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)」です。

しかし、高度なAI解析を導入するには、専用のカメラへの交換や大規模なサーバー設置工事が必要となることが多く、導入コストや時間が大きな障壁となっていました。

そんな中、クラウド録画サービスで国内シェアNo.1(※1)を誇るセーフィー株式会社と、多様なAI技術を持つニューラルグループ株式会社が、この課題を解決する画期的な技術連携に成功しました。この連携により、セーフィーが提供する国内最大級の約35.4万台(※2)のカメラネットワークに、新たな機器設置や配線工事を一切行うことなく、ニューラルグループのAIソリューションをすぐに適用できる技術的基盤が確立されたのです。

NEURAL x safie 現場DX

(※1)テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査(2024)」より、エンジン別カメラ登録台数ベースのシェア(55.3%)
(※2)2025年12月末時点

セーフィーのクラウド録画サービス「Safie(セーフィー)」とは

セーフィー株式会社が提供する「Safie(セーフィー)」は、カメラとインターネットをつなぐだけで、いつでもどこからでも映像を確認できるクラウド録画サービスです。この手軽さから、多くの企業や個人に利用され、クラウド録画サービス市場で国内シェアNo.1を獲得しています。

セーフィーは「映像から未来をつくる」というビジョンのもと、映像データを活用して人々の意思決定を支援し、あらゆる産業の現場DXを推進することを目指しています。小売、土木・建築、製造、医療など、多岐にわたる分野で、映像データの活用を通じて業務の効率化や新たな価値創出に貢献しています。

AIの総合カンパニー、ニューラルグループとは

ニューラルグループ株式会社は、画像や動画のAI解析において、非常に高度な技術を持つ企業です。物体検知、種別分類、空間認識、人体・動態解析、表情・閲覧解析など、多種多様なAI技術を独自に開発・保有しています。

これらの技術は、例えば「映像の中に何が映っているか」「人や車がどのように動いているか」「どんな種類の車か」といったことを、AIが自動で判断・分析することを可能にします。ニューラルグループは、これらのAI技術を社会のさまざまな課題解決に応用することを目指しています。

工事不要でAIソリューションを即時導入!画期的な技術連携の全貌

今回の技術連携の最大のポイントは、「工事不要」でAIソリューションを導入できる点にあります。これまでのAI導入では、以下のような課題がありました。

  • 専用のエッジAIカメラへのリプレイス: カメラ自体にAIを搭載した「エッジAIカメラ」は高性能ですが、既存のカメラを交換する必要があり、コストと手間がかかります。

  • 現地での大規模なサーバー設置工事: AI解析には大量のデータ処理が必要なため、高性能なサーバーを現地に設置する必要があり、これもまたコストと工期が増大する原因でした。

既存カメラが「今日から使えるAI」に

今回の連携では、セーフィーのクラウドプラットフォーム上にある映像データを、ニューラルグループが独自開発したAI解析システムにリアルタイムで連携し、解析することに成功しました。これにより、セーフィーの既存のカメラをそのまま活用できるため、以下のような大きなメリットが生まれます。

  • 低コスト: 新たなカメラや大規模なサーバーを導入する必要がないため、初期投資を大幅に抑えられます。

  • スピーディーな導入: 大がかりな設置工事が不要なため、AIソリューションを短期間で導入し、すぐに使い始めることができます。

  • 手軽さ: すでにセーフィーのカメラを導入している企業であれば、追加の負担が少なく、AI活用を始められます。

この技術連携は、これまでAI導入のハードルが高かった企業にとって、「今日から使えるAI解析」という新しい選択肢を提供し、現場のDXを加速させる強力な基盤となります。

第一弾の成果:駐車場管理を革新する「デジパーク」

今回の技術検証の第一弾として、ニューラルグループの主力サービスである駐車場満空把握ソリューション『デジパーク』において、API経由の映像を用いた実運用レベルの解析精度が実証されました。

『デジパーク』は、駐車場の満空情報をリアルタイムで把握できるサービスです。このソリューションでは、単に車両の有無を検知するだけでなく、乗用車やトラックといった車種の判別まで高精度に行うことが可能です。すでに大規模商業施設や物流施設で多くの実績があり、駐車場管理の効率化に貢献しています。

「デジパーク」の具体的な特長

デジパークには、現場のニーズに応える以下の特長があります。

特長1 拡がる導入実績

デジパークは、エッジAIカメラを活用した駐車場内の満空把握を実現するサービスとして、屋内外の駐車場、商業施設、物流施設など、幅広い場所で設置が進んでいます。高い運用精度と堅牢な情報セキュリティが評価され、大型商業施設や大手不動産デベロッパーでの採用が拡大しています。

特長2 エッジAI技術で実現される安定したオペレーションと高セキュリティ

ニューラルグループは、最先端の深層学習アルゴリズムを小型のエッジ機器に搭載する独自技術を開発しています。この技術とセーフィーの安定したクラウド基盤を組み合わせることで、高いセキュリティとプライバシー保護を実現しながら、設備投資コストを抑制することが可能になります。

AI初心者の方のために少し補足すると、「エッジAI」とは、カメラなどの現場の機器(エッジデバイス)で直接AIが動く仕組みのことです。これにより、すべての映像データをクラウドに送る前に、現場である程度の処理ができるため、通信負荷を減らし、リアルタイム性を高めることができます。今回の連携では、このエッジAIの高度な技術とクラウドの安定性を両立させています。

特長3 わかりやすいUI

デジパークで取得したデータは、管理者用のWEB UI(ユーザーインターフェース)を通じて閲覧・蓄積されます。このUIは、多様な管理者が直感的に利用できるよう、シンプルなデザインが採用されており、リアルタイムで情報を確認し、日常のオペレーションにすぐに役立てることが可能です。

システム構成図 Safie developer ID セーフィーカメラ連携機能 ログイン カメラ選択 ログイン・アクセス許可 safie カメラ・認証 画像 コンバーター AI解析プラットフォーム デジパーク 満 混 空

上記システム構成図が示すように、セーフィーカメラからの映像データがAI解析プラットフォームに連携され、デジパークを通じて駐車場の「満」「混」「空」といった状態が分かりやすく表示されます。

P デジパーク

今後の展望:スマートシティ実現へ向けて

今回の技術検証の成功を受けて、今後は実用化フェーズへと移行し、さらなるAIソリューションの連携が計画されています。

ニューラルグループは、『デジパーク』以外にも、以下のような先進的なAIソリューションを提供しており、これらとの連携も順次進められる予定です。

これらの連携により、駐車場解析や防犯を含む多角的なAIソリューションが展開され、現場の課題解決に貢献していくことでしょう。将来的には、両社のカメラネットワークや販売チャネルの相互連携も視野に入れ、スマートシティの実現と社会全体の課題解決に貢献していくことが期待されます。

セーフィー株式会社について

セーフィー株式会社は、「映像から未来をつくる」というビジョンのもと、クラウド録画・映像管理プラットフォーム『Safie(セーフィー)』を運営しています。あらゆる産業の「現場」を映像データでDXすることを目指し、企業から個人まで誰もが手軽に利用できる映像プラットフォームを提供しています。

同社は、データガバナンス(データの適切な管理・運用)に関する指針を遵守しており、社外有識者からの助言を受けながら、プライバシー保護などの実務上の運用基準の見直しも定期的に行っています。データ活用における透明性と信頼性を重視する姿勢は、ユーザーが安心してサービスを利用するための重要な要素です。

セーフィー株式会社の詳細は以下のリンクからご確認いただけます。

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まとめ

セーフィーとニューラルグループによるAI解析プラットフォームの技術検証成功は、日本の多くの産業が抱える労働力不足や業務効率化の課題に対し、強力な解決策を提示するものです。既存のカメラをそのまま活用し、工事不要で高度なAIソリューションを導入できるこの技術は、導入のハードルを大きく下げ、より多くの企業が手軽にDXを推進できる可能性を秘めています。

駐車場の満空把握ソリューション「デジパーク」での成功を皮切りに、人流解析や車番認識といった多様なAIソリューションが展開されることで、現場の安全管理、業務効率化、顧客体験の向上など、幅広い分野での進化が期待されます。この連携が、スマートシティの実現と持続可能な社会の構築に大きく貢献していくことでしょう。

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