全国初!長瀞町のご当地キャラ「とろにゃん」がAIアバターとして窓口案内を開始
埼玉県長瀞町は、公式マスコットキャラクターである「とろにゃん」を3D・AIアバター化した窓口案内サービスの実証実験を、令和8年3月27日(金)より開始します。これは、自治体の総合窓口において、公式マスコットキャラクターを主体とした3D・AIアバターによる案内サービスの導入としては、公開事例として全国初の試みです。
この革新的な取り組みは、JetB株式会社が提供するAIアバターサービス「うちのAI Avatar」を活用したものです。生成AIと15言語対応により、来庁者が「話しかけたくなる」自治体窓口の実現を目指します。

自治体窓口が直面する課題とAIアバター導入の背景
近年、全国の自治体では、深刻な課題に直面しています。職員数の減少が進む一方で、住民のニーズは複雑化・多様化しており、窓口業務の負担は増大する一方です。さらに、インバウンド観光客の増加に伴い、多言語での案内体制の整備も喫緊の課題となっています。
政府はこうした状況に対し、「自治体DX(デジタルトランスフォーメーション)」を推進しており、AIなどの先端技術を現場に導入し、住民サービスの質を維持・向上させる取り組みが各地で求められています。
長瀞町も例外ではありませんでした。役場には総合案内窓口が設置されておらず、来庁者対応の効率化が課題となっていました。また、年間約300万人が訪れる有数の観光地であるため、外国人観光客への多言語対応の強化も強く求められていました。
このような背景の中、JetB株式会社は自治体が抱える課題に対し、「うちのAI Avatar」の技術を活用した解決策を提案しました。長瀞町との綿密な協議を経て、今回の全国初となる実証実験の実施が決定されました。
「うちのAI Avatar」とは?画期的な5つの特徴
今回の実証実験で活用される「うちのAI Avatar」は、自治体窓口の課題を解決するために開発された、非常に優れたAIアバターサービスです。その特徴を詳しく見ていきましょう。
1. ご当地キャラクター「とろにゃん」の3Dアバター化で親しみやすい窓口に
「うちのAI Avatar」は、長瀞町の公式マスコットキャラクターである「とろにゃん」を精巧な3Dアバターとしてデジタルサイネージに登場させます。画面上で親しみのあるキャラクターが来庁者をお出迎えし、AIの音声がナレーション形式で案内することで、まるで人間と話しているかのような、自然で話しかけやすい窓口を実現します。
これにより、来庁者は気軽に質問しやすくなり、特に初めて役場を訪れる方や、どこに相談すれば良いか迷っている方にとって、大きな安心感を提供することでしょう。ご当地キャラクターが案内役を務めることで、地域の魅力発信にもつながります。
2. 世界人口の約90%をカバーする15言語対応で多言語の壁を解消
増加する訪日外国人観光客への対応は、多くの自治体にとって大きな課題です。「うちのAI Avatar」は、日本語のデータを学習させるだけで、英語、中国語、韓国語をはじめとする15言語に自動で対応します。これにより、言語ごとの個別設定は不要となり、自治体は手間なく多言語案内体制を強化できます。
この15言語対応は世界人口の約90%をカバーすると言われており、長瀞町のような国際的な観光地において、外国人観光客が言語の壁を感じることなく、必要な情報をスムーズに入手できるようになることは、観光客の満足度向上に大きく貢献するでしょう。行政手続きに関する問い合わせにも多言語で対応できるため、在住外国人の利便性向上にもつながります。
3. JetB独自の2段階音声生成技術による高速応答でストレスフリーな対話
従来のAIチャットボットでは、質問に対する回答までにタイムラグが生じ、利用者にとってストレスとなることがありました。「うちのAI Avatar」では、JetB独自の2段階音声生成技術を採用することで、音声応答におけるタイムラグを大幅に解消しています。
これにより、キャラクターの傍でAIがナレーション形式で回答する際に、まるで人間がすぐに答えているかのような、自然で柔軟な音声対話体験が実現されます。利用者は待つことなくスムーズに情報を得られるため、窓口業務の効率化にも寄与します。
4. 公式情報に基づく高精度な回答で信頼性の高い情報提供
AIによる情報提供で最も重要なのは、その正確性です。「うちのAI Avatar」は、長瀞町のホームページや観光パンフレットなどの公式情報を学習データとして使用しています。ChatGPTをベースとした高精度な自然言語処理技術により、公式情報に基づいた正確な回答を生成します。
これにより、来庁者は常に信頼性の高い情報を得ることができ、誤った情報による混乱を防ぐことができます。行政手続きや観光案内など、正確性が求められる場面でAIが力を発揮することで、住民や観光客の信頼を得られるでしょう。
5. 専門知識不要で導入・運用が簡単
AIシステムの導入や運用には、専門的な知識が必要だと思われがちです。しかし、「うちのAI Avatar」は、Excel、Word、PDFなどの既存データをアップロードするだけで、簡単に専用AIを構築できます。自治体側にAIの専門知識がなくても導入・運用が可能です。
この手軽さは、限られたリソースの中でDXを進めたい自治体にとって大きなメリットです。導入後のデータ更新も容易に行えるため、常に最新の情報を提供し続けることができます。
実証実験の概要と期待される効果
今回の実証実験は、長瀞町役場と観光案内所の2ヶ所で実施されます。具体的な概要は以下の通りです。
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実施期間: 令和8年3月27日(金)〜8月末
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設置場所①: 長瀞町役場1階ロビー(令和8年3月27日〜5月末)
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設置場所②: 長瀞町観光案内所(令和8年6月〜8月末)
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対応業務: 窓口案内、行政手続き案内、観光案内など
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対応言語: 世界人口の約90%をカバーする15言語
この実証実験を通じて、長瀞町は住民サービスの向上、職員の業務負担軽減、そして外国人観光客への多言語対応強化という複数の課題解決を目指します。特に観光案内所での導入は、年間約300万人が訪れる観光地の特性を活かし、より多くの観光客にスムーズな情報提供を行うことで、長瀞町の魅力を一層高めることにつながるでしょう。
「うちのAI Avatar」とJetB株式会社について
「うちのAI Avatar」は、JetB株式会社が提供する法人向け対話型AIエージェントサービス「うちのAI」のアバター型プロダクトです。ChatGPTベースの高精度な自然言語処理と、独自の2段階音声生成技術を組み合わせることで、キャラクターやアバターと連動した自然で柔軟な音声対話体験を実現しています。
自社のデータを学習させた専用AIを構築できるため、接客、窓口案内、観光案内、社内ヘルプデスクなど、幅広いシーンでの活用が期待されています。
「うちのAI Avatar」公式サイト: https://uchino.ai/avatar/
JetB株式会社は、AI関連事業を専門とする東京都新宿区の企業です。生成AIを活用したSaaSプロダクト「うちのAI」や定額制のAI面接サービス「Our AI面接」の開発、生成AI企業研修サービス「AI Switch」の提供など、AI分野で多岐にわたる事業を展開しています。また、特許取得のCMS「JetCMS」やAIライティングツール「うちのライター」の開発・提供を通じて、生成AIを活用したコンテンツマーケティング支援も行っています。
JetB株式会社 コーポレートサイト: https://jetb.co.jp/
AIアバターが拓く自治体窓口の未来
長瀞町でのAIアバター導入は、単なる一自治体の取り組みに留まらず、全国の自治体DXを加速させるモデルケースとなることが期待されます。職員の減少や住民ニーズの複雑化という課題は、多くの自治体に共通しており、AIアバターによる窓口案内は、これらの課題に対する有効な解決策となるでしょう。
また、多言語対応の強化は、国際観光を推進する上で不可欠な要素です。AIアバターが提供するスムーズな多言語案内は、訪日外国人観光客にとって日本の自治体や観光地がより利用しやすくなることを意味します。将来的には、行政手続きのさらなる効率化や、24時間対応可能な窓口サービスの実現など、AIアバターがもたらす可能性は無限大です。
まとめ
埼玉県長瀞町が全国で初めて導入するご当地キャラ「とろにゃん」のAIアバター窓口案内は、自治体DXの新たな一歩となる画期的な取り組みです。JetB株式会社の「うちのAI Avatar」が持つ多言語対応や高精度な回答、簡単な運用といった特徴は、多くの自治体が抱える課題を解決し、住民や観光客にとってより利便性の高いサービスを提供することを可能にします。
この実証実験の成功は、全国の自治体におけるAI活用を加速させ、よりスマートで効率的な行政サービスの実現に貢献するでしょう。長瀞町の「とろにゃん」が、日本の自治体窓口の未来を明るく照らす存在となることに期待が寄せられています。

