生成AI活用サービス「AIパンチャー」オンプレミス版が登場!医療機関・自治体の閉域ネットワークで業務自動化を加速

生成AI活用サービス「AIパンチャー」オンプレミス版が登場!医療機関・自治体の閉域ネットワークで業務自動化を加速

近年、ChatGPTをはじめとする生成AIの進化は目覚ましく、ビジネスにおける活用が急速に進んでいます。しかし、その一方で「プロンプト作成が難しい」「専門知識が必要」「セキュリティ面が不安」といった課題も浮上しています。

特に、医療機関や自治体のような、機密性の高い情報を扱う組織では、インターネットに接続しない「閉域ネットワーク」での業務が多く、生成AIの活用は難しい状況にありました。このような背景の中、オープン株式会社は、これらの課題を解決する画期的なサービス「AIパンチャー」のオンプレミス版の提供を2026年3月に開始しました。これにより、高いセキュリティを保ちながら、誰でも手軽に生成AIを活用した業務自動化を実現できるようになります。

AIパンチャーとは?なぜオンプレミス版が必要とされたのか

「AIパンチャー」は、生成AIの力を活用し、日々のルーティンワークを自動化するサービスです。特長は、プログラミングの知識が一切不要であること。簡単な日本語で指示を出すだけで、データの仕分けや資料作成などをAIが代行してくれます。

生成AI活用における既存の課題

多くの企業が生成AIの導入を検討・推進する中で、以下のような課題に直面していました。

  • 本格的な活用への準備工数: 期待通りの結果を得るためには、AIへの指示(プロンプト)を詳細に作成する必要があり、これに多くの時間や労力がかかります。

  • 専門知識を持つエンジニアの不在: 高度な生成AIを導入し、自社の業務に合わせてカスタマイズするには、専門的な知識を持ったエンジニアが不可欠です。しかし、そのような人材の確保は容易ではありません。

  • セキュリティとネットワークの制約: 特に医療機関や自治体では、患者情報や住民情報といった機密性の高いデータを扱うため、インターネットに接続された環境でのAI活用はセキュリティリスクが高いと判断されがちです。そのため、外部ネットワークから遮断された「閉域ネットワーク」での業務が中心となり、インターネット経由で提供される汎用的な生成AIサービスの利用は困難でした。

閉域ネットワークでのDX化を可能にする「オンプレミス版」

オープン株式会社は、これまで閉域環境でのRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)導入・活用の支援で培ったノウハウと技術力を結集し、これらの課題を解決するために「AIパンチャーオンプレミス版」を開発しました。

「オンプレミス」とは、システムを自社で所有するサーバーや設備内に構築・運用する形態を指します。これにより、外部ネットワークに接続することなく、完全に隔離された環境でAIパンチャーを利用できます。このオンプレミス版の登場により、医療機関や自治体は、高いセキュリティを維持しながら、生成AIを活用した業務自動化を自前のネットワーク上で進めることが可能になりました。

AIパンチャーオンプレミス版の主な機能と特長

AIパンチャーオンプレミス版は、プログラミング知識がない方でも直感的に操作できるよう設計されています。簡単な日本語入力だけで、様々な業務を自動化できるのが最大の魅力です。

AIバンチャーのドキュメント管理システム

誰でも簡単に使える操作性

AIパンチャーオンプレミス版は、設定画面に項目名とAIへの命令(プロンプト)を箇条書きで入力するだけで利用を開始できます。対応させたい情報やファイルを読み込ませれば、後の作業はAIが自動で実行します。これにより、専門的なスキルがなくても、誰もがAIを業務に活用できるようになります。

AIパンチャーのロゴ

さらに、設定画面内には「プロンプトストア」が用意されており、業務やDX(デジタルトランスフォーメーション)に必要なプロンプトが豊富に揃っています。ユーザーは、ストアから必要なプロンプトを検索し、インストールするだけで、すぐに業務自動化のセットアップを完了させることが可能です。これにより、一からプロンプトを考える手間が省け、迅速な導入が実現します。

AIパンチャーの管理画面

AIパンチャーでできること

AIパンチャーは、多岐にわたる業務の自動化に対応します。

  1. 入力業務の自動化: 例えば、紙の名刺やアンケート、申込書などから情報を読み取り、顧客管理システムやデータベースに自動で入力する作業を効率化します。手作業による入力ミスを減らし、時間を大幅に節約できます。
  2. 資料作成の自動化: 営業メモや会議の議事録、収集したデータなどをもとに、指定されたフォーマット(提案書、報告書、議事録など)に合わせて自動で資料を作成します。これにより、資料作成にかかる時間を短縮し、本来の業務に集中できます。
  3. 紙書類のデータ化・仕分け: 請求書、領収書、契約書といった様々な紙媒体の書類をスキャンしてデータ化し、内容に応じて自動で分類・整理します。これにより、書類の検索性が向上し、管理の手間が軽減されます。
  4. 社内データベースの構築: 散在している情報を効率的に収集・整理し、検索可能な社内データベースを自動で構築します。必要な情報に素早くアクセスできるようになり、意思決定の迅速化や業務効率の向上に貢献します。

柔軟な対応デバイス

AIパンチャーは、様々なデバイスからのデータ入力に対応しています。

AIパンチャーの入力方法

  1. パソコン: PDF、Word、Excelといった一般的なオフィスファイルを直接アップロードして処理できます。
  2. スマートフォン: スマートフォンのカメラで書類の写真を撮り、そのままAIパンチャーに送信してデータ化・処理を行うことができます。外出先や現場での情報収集にも便利です。
  3. スキャナー: 紙の書類をスキャナーでデータ化し、AIパンチャーに送信することで、大量の紙書類を一括で処理することが可能です。

AIパンチャーの特長

  • 全文解析が可能な精度の高いOCRを搭載: 従来のOCR(文字データ変換機能)では難しかった、手書き文字や非定型フォーマットの書類でも、高精度で文字を読み取り、全文を解析することが可能です。

  • 対応フォーマットの制限なし、非定型書類のデータ化が可能: 請求書や領収書のようにフォーマットが一定でない書類でも、AIが内容を理解し、必要な情報を正確にデータ化できます。これにより、様々な種類の書類に対応可能です。

  • 設定は1画面だけで、エンジニアも専門知識も不要: 直感的なユーザーインターフェースにより、複雑な設定画面を操作する必要がなく、たった1つの画面で必要な設定を完結できます。これにより、ITの専門知識がない方でも、すぐにAI活用を始められます。

AIパンチャーの活用例

AIパンチャーは、様々な業種・業務で活用が期待されます。

  • 名刺から顧客管理システム登録用のデータを自動作成し、さらに契約書の自動作成も可能: 新しい顧客の名刺情報をスキャンするだけで、必要な情報を自動で抽出し、顧客管理システムに登録します。さらに、その情報をもとに契約書の下書きを自動作成するといった、一連の業務を効率化できます。

  • 営業メモから自社フォーマットの提案書を自動作成: 営業担当者が作成した手書きやテキスト形式のメモから、AIが顧客のニーズや提案内容を理解し、会社の規定フォーマットに沿った提案書を自動で作成します。これにより、営業担当者は提案活動に集中できます。

  • 請求書や領収書のデータ化と仕分け: 会計処理において、大量の請求書や領収書をスキャンし、日付、金額、取引先などの情報を自動で抽出し、会計システムへの入力や適切なフォルダへの仕分けを行います。経理業務の負担を大幅に軽減します。

  • 不動産業における物件概要書の自動作成: 物件の現地調査メモや写真情報から、AIが物件の特長を把握し、詳細な物件概要書を自動で作成します。これにより、物件情報の公開までの時間を短縮し、業務の迅速化を図れます。

導入検討中の方向けにセミナーを開催

オープン株式会社は、AIパンチャーオンプレミス版の導入を検討している企業向けに、サービス紹介セミナーを開催します。このセミナーでは、閉域ネットワーク環境でいかにAIを活用し、業務を効率化できるかについて詳しく解説されます。

  • タイトル: AIパンチャー オンプレミス版 ご紹介セミナー ~ネット不要。日本語で指示するだけで、データ抽出から資料作成まで自動実行~

  • 開催日時: 2026年4月8日(水)16:00~16:30

  • 登壇者: オープン株式会社 Automation事業部 営業本部 重久 聖

  • 概要: 「AIを活用したいが、機密情報の流出は絶対に許されない」という病院・自治体・金融機関など、高いセキュリティが求められる組織に向けたオンプレミス型ソリューションが紹介されます。AIパンチャーは単なるOCR(文字読み取り機能)に留まらず、アップロードされた書類に対し、日本語の指示(プロンプト)を理解し、情報の抽出・整理、そして自社指定フォーマット(Excel/Word/PPT)への流し込みまでを一括で自動実行します。本セミナーでは、3月にリリースされたオンプレミス版が「外部との接続を遮断したまま」現場のルーティン業務を大幅に削減する仕組みが30分で解説されます。

  • 申込URL:
    https://rpa-technologies.com/seminar_260408/

今後の展望

オープン株式会社は、「AIパンチャーオンプレミス版」の提供を通じて、これまで閉域環境という制約ゆえに停滞していたDX化や業務効率化を大きく加速させていく方針です。従来の生成AIを用いたシステム開発や運用には、専門のエンジニアによる構築が必須とされていました。しかし、本サービスは日本語でシステム構築が可能なため、特別な知識がなくても操作でき、利用するだけで現場のAI人材強化につながると期待されています。

また、汎用的なAIサービスが抱える以下の課題もクリアしています。

  • 情報ソースが不明: AIパンチャーオンプレミス版は、自社内で閉じた環境で運用されるため、情報の出所が明確であり、信頼性の高い情報処理が可能です。

  • 入力した情報が学習される: 外部の汎用AIサービスでは、入力したデータがAIの学習に利用され、機密情報が流出するリスクが懸念されます。しかし、オンプレミス版ではそのような心配がなく、セキュリティ面での不安から解放されます。

  • 繰り返し業務に対応できない(毎回プロンプトを書く必要がある): AIパンチャーは、一度設定したプロンプトを再利用できるため、繰り返し発生する定型業務を効率的に自動化できます。毎回プロンプトを書き直す手間がなく、業務の煩わしさが軽減されます。

AIの活用が生産性を大きく左右する時代において、オープン株式会社は業務環境を問わずAIを活用できるよう、今後も継続的な機能拡充を目指していくとしています。

オープン株式会社 会社概要

オープン株式会社は、スマートロボット(RPA、AI)を活用した情報処理サービスやコンサルタント事業、アウトソーシング事業、デジタルマーケティング、オンライン広告事業などを展開しています。

  • 本社所在地: 東京都港区西新橋3-3-1 KDX西新橋ビル 3階

  • 設立: 2013年7月

  • 代表者: 代表取締役執行役員社長 石井 岳之

  • 資本金: 3,000万円

  • 事業内容: スマートロボット(RPA、AI)を活用した情報処理サービス、コンサルタント事業、アウトソーシング事業、デジタルマーケティング、オンライン広告事業

  • サービスページ: https://rpa-technologies.com/ai-puncher

  • コーポレートサイト: https://open.co.jp/

このニュースリリースに記載されている会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

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