長瀞町に「AIとろにゃん」登場!全国初の自治体窓口・観光案内AIアバターが実証実験を開始
埼玉県長瀞町において、最新のAI技術を活用した画期的な取り組みがスタートしました。JetB株式会社が提供するAIアバターサービス「うちのAI Avatar」と、町の公式マスコットキャラクター「とろにゃん」が融合し、自治体窓口と観光案内の両方を担うAIアバターとして導入されたのです。この試みは、自治体の公式マスコットキャラクターを主体とした3Dアバターに生成AIを組み合わせ、庁舎総合窓口で住民対応を行うものとして、全国で初めての公開事例となります。

なぜ今、AIアバターが必要なのか?長瀞町の課題と目指す未来
長瀞町は、年間およそ300万人もの人々が訪れる、埼玉県内でも有数の観光地です。近年は特に、海外からの観光客も増加しており、役場の窓口には住民だけでなく、国内外の観光客からも多種多様な問い合わせが寄せられています。
しかし、これまでの長瀞町には、来庁者や観光客のための総合案内窓口が設けられていませんでした。そのため、来庁者への対応をより効率的に行うこと、そして多様な言語に対応することは、長年にわたる重要な課題となっていたのです。
今回の実証実験では、町民に広く親しまれている「とろにゃん」をAIの「顔」として採用することで、「誰もが気軽に話しかけられる窓口」の実現を目指しています。これにより、行政手続きの案内から観光情報まで、なんと15もの言語で幅広く案内することが可能になります。これにより、住民も観光客も、よりスムーズに、そして快適に情報を得られるようになることが期待されます。
実証実験の概要:いつ、どこで、何ができる?
この全国初の取り組みは、2026年3月27日(金)に開始され、同年8月末までの約5ヶ月間にわたって実施されます。
設置場所と期間:
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前期(2026年3月27日〜5月末): 長瀞町役場1階ロビー
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後期(2026年6月〜8月末): 長瀞町観光案内所
対応言語:
日本語を含む、全15言語
主な案内内容:
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窓口案内
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行政手続き案内
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観光情報のご案内
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その他、来庁者からの多様な質問に対応
利用料:
無料
利用方法:
サイネージ(デジタル表示板)に映し出された「とろにゃん」に、直接話しかけるだけで利用できます。特別な操作は不要で、誰でも簡単に利用開始できる設計です。
「うちのAI Avatar」の秘密:AI初心者でもわかる技術の特長
今回の実証実験で採用されているのは、JetB株式会社が開発・提供する対話型AIサービス「うちのAI Avatar」です。このサービスがどのようにして「とろにゃん」を賢く、親しみやすい存在にしているのか、その技術的な特長をAI初心者の方にも分かりやすくご紹介します。

1. 生成AIによる柔軟な対話:まるで人間と話すように
従来のチャットボット(自動応答プログラム)は、あらかじめ決められたシナリオに沿ってしか回答できませんでした。しかし、「うちのAI Avatar」は、ChatGPTをベースとした「生成AI」という技術を活用しています。生成AIは、人間が話す言葉(自然言語)の意図を深く理解し、その場で適切な回答を「生成」することができます。これにより、利用者の質問に対して、まるで人間と話しているかのように、より自然で柔軟な対話が可能になります。質問の仕方が多少異なっても、AIが意図を汲み取ってくれるため、ストレスなく情報を得ることができます。
2. 話しかけるだけで15言語に自動対応:言葉の壁をなくす
長瀞町には多くの外国人観光客が訪れますが、言葉の壁は大きな課題でした。「うちのAI Avatar」の大きな特長の一つは、日本語のデータを学習させるだけで、自動的に多言語に対応できる点です。利用者が自分の母国語で「とろにゃん」に話しかけると、その言語で回答が返ってきます。それぞれの言語ごとに個別の設定を行う必要がないため、非常に効率的で、世界中の人々が安心して利用できるサービスとなっています。
3. 待ち時間を感じさせない高速応答:ストレスフリーな体験
AIとの対話で気になるのが、応答速度です。質問してから回答が返ってくるまでに時間がかかると、利用者はストレスを感じてしまいます。「うちのAI Avatar」は、JetB株式会社独自の「2段階音声生成技術」を採用することで、利用者が話しかけてから回答が返ってくるまでの時間を大幅に短縮しています。これにより、スムーズで快適な対話体験を提供し、窓口での「待ち時間」をほとんど感じさせません。
4. 公式情報に基づく正確な案内:信頼できる情報源
AIが提供する情報が正確であることは、特に自治体窓口や観光案内においては非常に重要です。「うちのAI Avatar」は、長瀞町の公式ウェブサイトや観光パンフレットなど、公的に提供されている信頼性の高い情報をもとに回答を生成します。これにより、利用者は常に正確で信頼性の高い情報を得ることができ、安心してサービスを利用できます。
実証実験で検証されるテーマ:未来への一歩
今回の実証実験では、導入したAIアバターが実際にどのような効果をもたらすのか、いくつかの重要なテーマについて検証が行われます。
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住民サービスへの効果: 窓口での待ち時間の変化、利用者の満足度などを測定し、住民サービスの質の向上に貢献できているかを確認します。
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多言語対応の実用性: 外国人利用者の反応や、多言語での対応精度を評価します。これにより、真に役立つ多言語対応が実現できているかを見極めます。
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業務効率化への貢献: 職員の窓口対応にかかる負担がどのように変化したかを分析し、役場業務の効率化にどれだけ貢献できているかを検証します。
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観光振興との連携: 観光案内所での活用可能性を深く探り、地域の観光振興にAIアバターがどのように貢献できるかを検討します。
これらの検証を通じて得られた知見は、AIアバターサービスのさらなる改善や、他の自治体・公共施設への展開に向けた貴重なデータとなります。
今後の展望:AIが拓く新しい公共サービス
今回の実証実験は、前期の「役場」と後期の「観光案内所」という2段階で実施されます。それぞれの設置場所での利用状況や、利用者からのフィードバックを詳細に分析することで、AI窓口案内の精度をさらに向上させていく計画です。そして、この長瀞町での成功事例を基に、全国の他の自治体や公共施設へと「うちのAI Avatar」の導入を推進していくことが期待されます。AI技術が、より身近な公共サービスに溶け込み、私たちの生活を豊かにする未来がすぐそこまで来ています。
「うちのAI Avatar」について
「うちのAI Avatar」は、JetB株式会社が提供する法人向けの対話型AIエージェントサービス「うちのAI」のアバター型プロダクトです。ChatGPTをベースとした高精度な自然言語処理技術と、JetB独自の2段階音声生成技術を組み合わせることで、キャラクターやアバターと連動した、非常に自然な音声対話体験を提供します。
このサービスの特長は、専門的な知識がなくても、Excel、Word、PDFなどの既存のデータをアップロードするだけで、簡単に専用のAIを構築できる点です。そのため、接客、窓口案内、観光案内、社内ヘルプデスクなど、幅広い用途での活用が進められています。
JetB株式会社について
JetB株式会社は、東京都新宿区に本社を置く、AI関連事業を幅広く展開する企業です。生成AIを活用したSaaSプロダクト「うちのAI」や、定額制のAI面接サービス「Our AI面接」、生成AI企業研修サービス「AI Switch」など、多岐にわたるAI分野のサービスを提供しています。
また、特許を取得したLLMO(AIO)に最適化されたCMS「JetCMS」や、AIライティングツール「うちのライター」の開発・提供を通じて、生成AIを活用したコンテンツマーケティング支援も行っています。さらに、AIにウェブ発注相談ができるウェブ媒体「優良WEB」の運営も手がけるなど、AIとウェブ技術の融合を推進しています。
本件に関するお問い合わせ
JetB株式会社
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TEL:03-5919-0055
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E-mail:info@uchino.ai

