【2026年問題】Access・Notesの「レガシーIT」をAIで高速移行!ラモ・テクノロジーが「ITリノベーションプラットフォーム」と新ツール「N2P」を発表

レガシーITの課題をAIで解決!ラモ・テクノロジーが「ITリノベーションプラットフォーム」と新ツール「N2P」を初公開

日本企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させる上で、長年の課題となっているのが「レガシーIT」と呼ばれる古いシステムです。特に、Microsoft AccessやLotus Notesといったシステムは、多くの企業で今も現役で稼働しており、業務効率化や最新技術の導入を阻む大きな壁となっています。

このような状況を打破するため、ラモ・テクノロジー株式会社は、2026年4月8日(水)から10日(金)に東京ビッグサイトで開催される「JAPAN IT WEEK Spring 2026 / JAPAN StartUP SUMMIT 2026」にて、革新的な「ITリノベーションプラットフォーム戦略」と、Notesからプリザンター(Pleasanter)への高速移行を実現する新ツール「N2P(Notes to Pleasanter)」を初公開すると発表しました。

この記事では、AI初心者の方にも分かりやすく、レガシーITが抱える問題点から、ラモ・テクノロジーが提供するソリューションの全貌、そして新ツール「N2P」がもたらす変化について、詳しくご紹介します。

なぜ今、レガシーITの刷新が急務なのか?「2025年の崖」のその先

経済産業省が警鐘を鳴らした「2025年の崖」という言葉をご存知でしょうか?これは、多くの企業が抱える古い基幹システムが、DXを阻害し、経済的な損失をもたらす可能性を指摘したものです。この2025年を過ぎた今も、多くの日本企業にはAccessやNotesといったレガシーシステムが残り、以下のような深刻な課題を引き起こしています。

  • 仕様書のない現場システムが業務改善を阻む: 長年使われてきたシステムの中には、開発当時の記録(仕様書)が残っておらず、システムの内容を理解するのに時間がかかったり、改修が困難になったりするケースが少なくありません。これにより、新しい技術の導入や業務プロセスの改善が進まなくなってしまいます。

  • データサイロ化でAI活用が不可能に: 各部門がそれぞれ独自のシステムやデータベースを持っていると、情報がバラバラに散らばってしまい、会社全体でデータを統合して分析することができません。これでは、現代のビジネスに不可欠なAI(人工知能)を活用したデータ分析や意思決定が難しくなります。

  • Shadow ITによるガバナンス不足とセキュリティリスク: 会社が正式に承認していないシステム(ExcelマクロやAccessデータベースなど)が現場で独自に運用されることを「Shadow IT(シャドーIT)」と呼びます。これは、管理が行き届かず、情報漏洩などのセキュリティリスクや、システムの維持管理にかかるコストの増大につながります。

  • 属人化による機能喪失のリスク: システムの知識や運用方法が特定の担当者にしか分からない「属人化」が進むと、その担当者が異動したり退職したりした場合に、システムが機能しなくなるリスクがあります。これは企業の継続的な運営にとって大きな脅威となります。

これらの課題は、単なるシステムの老朽化にとどまらず、AI時代における企業の競争力を根本から揺るがす構造的な問題なのです。

ラモ・テクノロジーの「ITリノベーションプラットフォーム戦略」とは

ラモ・テクノロジー株式会社は、これらのレガシーITの課題に対し、独自の「ITリノベーションプラットフォーム戦略」を提唱しています。同社は、単なるローコード開発を提供するだけでなく、企業のIT資産全体を現代に再構築する「ITリノベーション企業」として、市場で独自の地位を確立しているとのことです。

この戦略は、以下の4つの層(レイヤー)から構成されており、レガシーシステムからの脱却からAI活用に至るまでを一気通貫で支援します。

日本企業のDXを加速させるITリノベーション戦略図。レガシーITのデータサイロ問題を解決し、Access/NotesからPleasanterへ移行。AI活用で意思決定支援と業務自動化を実現するロードマップと価値を解説。

Layer 1: Migration Engine(移行エンジン)

この層では、古いシステムから新しいシステムへの「高速自動移行」を実現します。具体的には、以下の二つのツールが中心となります。

  • A2P(Access to Pleasanter): Microsoft Accessで構築されたシステムを、ローコードプラットフォームのプリザンターへ高速かつ自動で移行するツールです。2025年1月から提供されており、すでに大手企業での運用実績が増加しているとのことです。

  • N2P(Notes to Pleasanter): 今回初公開される新ツールで、HCL Domino/Notesのデータやデータベース設計をプリザンターへ自動で移行します。2026年4月下旬のリリースが予定されており、日本の企業に多く残るNotes資産の刷新に大きく貢献すると期待されています。

これらの移行エンジンにより、これまで時間とコストがかかっていたレガシーシステムの移行作業を、大幅に効率化し、リスクを低減することが可能になります。

Layer 2: Automation Layer(自動化層)

移行後のシステム運用を自動化するためのツール群「LAMO Tools Set」が提供されます。これには、PP Sync、CreateSiteFromCSV、Import Data Toolsが含まれ、プリザンターの運用をよりスムーズにするための機能が盛り込まれています。これらのツールは2026年5月以降の提供が予定されています。

Layer 3: Application Platform(アプリケーションプラットフォーム)

オープンソース・ローコードプラットフォームである「プリザンター」を基盤として、業務アプリケーション、ワークフロー、データ管理などを統合します。これにより、各部門に散らばっていた業務システムやデータが一元化され、企業全体のガバナンスが強化されます。プリザンターは柔軟なカスタマイズ性と拡張性を持ち、企業のさまざまな業務要件に対応できることが強みです。

Layer 4: AI Layer(AI層)

ITリノベーションプラットフォーム戦略の最終目標は、AI活用による業務の高度化です。この層では、以下のAIツールが導入されます。

  • AIコンバーター for Pleasanter: A2PやN2Pで抽出したレガシーシステムの「ビジネスロジック」(業務のルールや処理の流れ)を、AIがプリザンターで実装可能な形に変換します。これにより、手作業でのコード変換にかかる手間と時間を大幅に削減できます。

  • M-RAG for Pleasanter: プリザンターの開発や運用に必要な情報について、AIが質問に回答するRAG(Retrieval Augmented Generation)システムです。これは、ITヘルプデスクの運用支援や、開発者の生産性向上に貢献します。

これらのAIツールはMirurei株式会社のソリューションを活用しており、企業が持つ貴重なデータをAIが活用しやすい形に整備し、意思決定支援や業務自動化を実現することを目指しています。

日本企業のDXを加速させる新ツール「N2P(Notes to Pleasanter)」のポイント

今回初公開される「N2P(Notes to Pleasanter)」は、日本の大企業などで数十万ものデータベースが現役で稼働しているHCL Domino/Notesシステムの移行に特化した画期的なツールです。

N2Pの主なポイントは以下の通りです。

  • HCL Domino/Notesは日本の大企業などで数十万DBが現役稼働: Notesは長年にわたり、日本企業の様々な業務で利用されてきました。しかし、その老朽化や維持コストの増大が課題となっており、多くの企業が移行先を探しています。

  • 設計仕様書なしでも自動解析し、設計書を作成: レガシーシステムでよくある「仕様書がない」という問題に対応するため、N2PはNotesのデータベース設計を自動で解析し、移行に必要な設計書を自動で生成する機能を持っています。これにより、移行プロジェクトの大きな障害が取り除かれます。

  • A2Pで培った移行エンジン技術を応用。高速・低コスト・低リスクを実現: Access移行ツール「A2P」で培われた高度な移行エンジン技術をNotes移行に応用することで、高速かつ低コスト、さらに低リスクでのシステム移行を可能にしています。

  • 大手SIerに比べ移行費用を大幅削減。開発中のパートナー間接販売にも対応予定: N2Pを活用することで、従来のSIer(システムインテグレーター)による大規模な移行プロジェクトと比較して、費用を大幅に削減できる見込みです。また、今後はパートナー企業を通じた間接販売も計画されており、より多くの企業がこのソリューションを利用できるようになるでしょう。

プリザンター(Pleasanter)とは?ローコードで業務改善を実現

N2PやA2Pの移行先として採用されている「プリザンター(Pleasanter)」は、オープンソースのノーコード・ローコード開発ツールです。プログラミングの専門知識がなくても、簡単な操作で業務アプリケーションを開発・構築できることが大きな特徴です。

プリザンターは、以下のような点で多くの企業に支持されています。

  • 柔軟なカスタマイズ性と拡張性: 企業ごとの独自の業務プロセスに合わせて、柔軟にシステムをカスタマイズできます。また、将来的な機能追加やシステム連携にも対応しやすい拡張性を持っています。

  • 企業内システムの内製化を支援: 外部のベンダーに頼らず、自社の従業員が主体となってシステム開発や改善を進める「内製化」を強力に後押しします。これにより、開発コストの削減や、業務に即した迅速な改善が可能になります。

  • 業務改善の基盤として活用: ワークフロー管理、タスク管理、顧客管理など、さまざまな業務アプリケーションの基盤として活用されており、企業のDX推進に貢献しています。

株式会社インプリムの代表取締役である内田太志氏も、ラモ・テクノロジーのN2P公開について「Notesをはじめとするレガシーシステムの刷新は、多くの企業にとって避けて通れないテーマです。その移行をより現実的かつスムーズに進める選択肢が広がることは、プリザンターをご活用いただく企業様にとっても大きな意義があります」とコメントしており、プリザンターがレガシーシステム移行における重要な役割を担うことを強調しています。

どんな企業におすすめ?ラモ・テクノロジーのソリューションが役立つターゲット層

ラモ・テクノロジーの「ITリノベーションプラットフォーム戦略」は、特に以下のような企業や担当者の方々に大きなメリットをもたらします。

  • 製造業・商社・物流・金融などの大企業IT部門・情報システム部: 大規模なレガシーシステムを抱え、DX推進に課題を感じている企業にとって、抜本的な解決策となります。

  • Notes/Access/Excelの移行・刷新を検討中の担当者: 現在、これらのレガシーシステムを利用しており、新しいシステムへの移行や刷新を具体的に考えている方に最適です。

  • ローコードプラットフォーム(Pleasanter)の導入・活用を検討中の企業: 業務の内製化や迅速なシステム構築を目指し、プリザンターのようなローコードツールに関心がある企業におすすめです。

  • 生成AI・RAGを業務に活用したいDX推進担当者: 最新のAI技術を企業のデータと連携させ、業務の効率化や意思決定の高度化を図りたいと考えている方にとって、具体的な道筋を示すソリューションです。

  • プリザンター関連の開発・サポートを担うSIer・パートナー企業: プリザンターエコシステムの中で、新たなビジネスチャンスを模索しているシステムインテグレーターやパートナー企業にとっても、N2Pは魅力的なツールとなるでしょう。

ラモ・テクノロジー代表からのメッセージ

ラモ・テクノロジー株式会社の代表取締役、広瀬倫理氏は、今回の発表にあたり、「レガシーITの刷新は、もはや”いつかやること”ではありません。AI時代に生き残るための今すぐ取り組むべき経営課題です。ラモ・テクノロジーは、Access・Notes・Excelという日本企業固有のレガシー資産を低コスト・高速で現代化し、そのデータをAIが活用できる形に整備する日本でここにしかない「ITリノベーションプラットフォーム」を提供します。JAPAN StartUP SUMMIT 2026においてこの戦略とN2Pを初めて公の場でお披露目できることを大変楽しみにしています。ぜひブースへお立ち寄りください」とコメントしています。

また、AI専門会社であるMirurei株式会社の代表取締役、グエン・フィ・タン氏も、「弊社はベトナムIT企業HBLABグループのAI専門会社です。ラモテクノロジー株式会社様とはLowCodeをはじめとしたIT事業全般において協調体制を敷いております。今回は弊社のIT基盤技術を採用していただくことにより、案件の量産モデルをより効果的に進めてまいりたいと考えております」と述べ、両社の連携によるソリューションの強化に期待を寄せています。

まとめ:AI時代のDXを加速する「ITリノベーション」

ラモ・テクノロジー株式会社が提唱する「ITリノベーションプラットフォーム戦略」と、新ツール「N2P(Notes to Pleasanter)」の登場は、日本企業が長年抱えてきたレガシーIT問題に、具体的かつ実践的な解決策をもたらします。

AccessやNotesといった古いシステムからの高速移行、そしてそのデータをAIが活用できる現代的な基盤へと再構築することで、企業はDXを加速させ、競争力を高めることができます。AI初心者の方も、この機会に自社のIT環境を見直し、AI時代にふさわしい「ITリノベーション」の可能性を検討してみてはいかがでしょうか。

この革新的なソリューションは、「JAPAN IT WEEK Spring 2026 / JAPAN StartUP SUMMIT 2026」で初めて一般公開される予定です。興味を持たれた方は、ぜひ会場で詳細を確認してみてください。

会社概要

ラモ・テクノロジー株式会社

  • 設立: 2020年7月

  • 代表取締役: 広瀬 倫理

  • 所在地: 埼玉県戸田市喜沢2-37-5-101

  • 事業内容: DXコンサルティング / Pleasanter導入支援 / レガシー移行ツール開発 / LAMO Academy(Pleasanter教育) / Pleasanter技術支援サービス

  • 公式サイト: https://lamo-tech.com/

  • お問い合わせ: info@lamo-tech.com

株式会社インプリム

Mirurei株式会社

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