AI時代の新たな価値創造を探る:宇宙、ロボティクス、スタートアップ連携を議論する「SCRUM CONNECT 2026」開催

AIが社会を変える時代、私たちはどこに価値を見出すのか?

現代社会は、AI(人工知能)の急速な進化によって、かつてないほどの変革期を迎えています。日々の生活からビジネス、産業構造に至るまで、AIはあらゆる領域に深く浸透し、私たちの常識を塗り替えつつあります。このような大きな流れの中で、「私たちはどこに新たな価値を生み出すべきなのか?」という問いは、社会全体にとって極めて重要なテーマとなっています。

スクラムベンチャーズとスクラムスタジオ株式会社は、この問いに真正面から向き合うべく、2026年4月24日(金)に「SCRUM CONNECT 2026」を開催します。本イベントでは、テクノロジーの進化が単独では持続的な変化を生み出せないという考えのもと、人が集い、挑戦が循環する「場」をどのように設計していくべきかに焦点を当てます。国内外の有識者を招き、最先端のテクノロジーとイノベーションエコシステムについて深く掘り下げていきます。

SCRUM CONNECT 2026

イベント概要:未来を議論する「SCRUM CONNECT 2026」

「SCRUM CONNECT 2026」は、AI時代の価値創造をテーマに、多角的な視点から議論を深めることを目的としています。本イベントでは、宇宙開発の最前線におけるAIの役割から、スタートアップと大企業、地域が連携してイノベーションを生み出す新たなモデルまで、幅広いトピックが取り上げられます。

■タイトル: SCRUM CONNECT 2026
■日時: 2026年4月24日(金)

  • 15:00 – 開場

  • 15:30 – 17:30 SCRUM CONNECT 2026

  • 17:30 – 19:00 ネットワーキング
    ■会場: ベルサール芝公園(東京都港区芝二丁目7番17号 住友芝公園ビル6F)
    ■ウェブサイト: https://2026.scrum-connect.com/

参加申し込み方法

本イベントへの参加方法は、会場参加とオンライン参加の2種類が用意されています。

  • 会場参加: 席数に限りがあるため、招待制となっています。会場での参加を希望する場合は、contact@scrum.vc まで個別に連絡が必要です。

  • オンライン参加: オンライン配信は、どなたでも参加可能です。イベントウェブサイトのリンクより申し込みができます。

  • 報道関係者: 報道関係者向けにはプレス席が用意されています。メディア名を添えて、contact@scrum.vc まで連絡が必要です。

基調セッション:スクラムベンチャーズが描く「テクノロジー」「まち」「カルチャー」の未来

イベントの冒頭では、スクラムベンチャーズ創業者の宮田拓弥氏が登壇し、「AIが社会自体を変えつつある中、私たちはどこに価値を生み出すのか?」という問いに対し、同社が注目する「テクノロジー」「まち」「カルチャー」という3つの要素を軸に解説します。

宮田 拓弥 – Scrum Ventures 創業者、ジェネラル・パートナー

宮田氏は、テクノロジーだけでは持続的な変化は生まれないという考えのもと、人が集まり、挑戦が循環する「場」をいかに設計するかが重要であると語ります。スクラムベンチャーズおよびスクラムスタジオの具体的な取り組み事例を通じて、その背景にある深い考え方と、未来に向けたビジョンが共有される予定です。例えば、「Hokkaido F Village X(HFX)」や「Full Bloom」といった事業共創プログラムは、まさにこの「場」の設計を具現化したものであり、地域や文化とテクノロジーが融合することで生まれる新たな価値創造の可能性を示しています。

最先端テクノロジー:宇宙×AI×ロボティクスのフロンティア

次に注目されるセッションは、「宇宙 × AI × ロボティクス最前線:次のフロンティアと新産業の未来」です。このセッションには、NASAでAI研究リードを務めるIgnacio G. López-Francos氏が登壇します。

Ignacio G. López-Francos – NASA AI Research Lead

López-Francos氏は、宇宙探査用ロボティクスおよび自律システム領域におけるAI開発の最前線を牽引する人物です。このセッションでは、いま最も注目される「宇宙 × AI × ロボティクス」というフロンティアの現状と未来について深く掘り下げられます。宇宙という極限環境下で稼働するロボットには、高度な自律性やオートメーション技術が不可欠です。これらの技術は、AIの進化を大きく加速させるだけでなく、そこで得られた知見は地上の産業にも大きな変革をもたらすでしょう。具体的なプロジェクト事例や実際の取り組みをもとに、この領域がどこへ向かい、私たちの社会やビジネスにどのようなインパクトを与えるのかが議論されます。AI初心者の方も、宇宙開発におけるAIの具体的な活用事例や、それが私たちの身近な生活にどう繋がるかを知る貴重な機会となるはずです。

登壇者プロフィール:Ignacio G. López-Francos氏

NASA AI Research Leadとして、AI、ロボティクス、自律システム、宇宙探査の交差領域で活躍しています。月面ロボティクスやミッションの自律化、AI戦略など幅広い研究に取り組む傍ら、シリコンバレーの先端技術やイノベーターとNASAをつなぐ役割も担っています。Metaやユナイテッド航空でのリーダーシップ経験に加え、宇宙ロボティクス分野における産学官連携フォーラム「Space Robotics Workshop(SRW)」を創設するなど、多岐にわたる活動を展開しています。研究成果はCVPR、NeurIPS、ICLR、Nature Communicationsなどの主要な国際会議・学術誌で発表されています。

革新的なスタートアップ技術:電波に依存しない通信「Ixana」が切り拓く新領域

続いては、スクラムベンチャーズの投資先スタートアップであるIxanaのCo-Founder & CEO、Angik Sarkar氏によるピッチとFireside Chatが行われます。

Angik Sarkar – Co-Founder & CEO at Ixana

Ixanaは、電波に依存しない革新的な通信技術を開発しています。同社独自の半導体およびシステムアーキテクチャを基盤とすることで、圧倒的な省電力性能と超低遅延を両立し、さらに高いプライバシー性と安全性を実現している点が大きな特徴です。従来の無線通信が抱える電波干渉、セキュリティリスク、消費電力の課題を根本から解決する可能性を秘めています。

すでに軍事領域での活用を見据えた提携・検討も進められており、ディフェンステック分野でも大きな注目を集めています。しかし、その可能性は軍事用途にとどまりません。次世代のウェアラブルデバイスやAIデバイスの基盤技術として、デバイス間の接続や通信のあり方そのものを再定義する可能性を秘めています。例えば、スマートウォッチやAR/VRデバイスといった、常に身体に装着されるデバイスにとって、省電力でセキュアな通信は必須であり、Ixanaの技術はこれらのデバイスの進化を大きく加速させるでしょう。

登壇者プロフィール:Angik Sarkar氏

Ixanaの共同創業者兼CEOを務め、電波に依存しない革新的な通信技術の開発をリードしています。

イノベーションエコシステム:スタートアップ×大企業×地域連携の最前線

もう一つの主要セッションは、「スタートアップ × 大企業 × 地域連携:米国&日本の先進VCモデル最前線」です。このセッションには、米国の先進VCモデルであるTitletownTechのManaging Partner、Craig Dickman氏が登壇します。

Craig Dickman – Managing Partner of TitletownTech

Dickman氏は、大企業、スタートアップ、地域をつなぎ、持続的なイノベーションを生み出すために何が必要かについて、TitletownTechの取り組みを通じて解説します。TitletownTechは、NFLチームのグリーンベイ・パッカーズとマイクロソフトがユニークなパートナーシップを組んで設立されたベンチャーキャピタルであり、地域に根ざしたイノベーション創出の成功事例として知られています。このセッションでは、TitletownTechの設立ビジョン、戦略、そして投資とエコシステム構築の推進方法が共有されます。

さらに、日本におけるスクラムベンチャーズおよびスクラムスタジオが手がける「Hokkaido F Village X(HFX)」や「Full Bloom」といった取り組みと比較しながら、それぞれのプロジェクトがどのようなビジョンと戦略のもとで立ち上がり、ベンチャー投資とエコシステムづくりを推進しているのかが紐解かれます。現場で直面した課題やその乗り越え方まで、実践者・推進者の視点から、リアルな事例を通して探ります。AI初心者の方も、具体的な事例を通じて、いかにイノベーションが生まれ、地域や産業が活性化されるのかを学ぶことができるでしょう。

登壇者プロフィール:Craig Dickman氏

グリーンベイ・パッカーズとマイクロソフトのユニークなパートナーシップによって設立されたベンチャー/イノベーションファームであるTitletownTechのマネージングパートナーです。Titletown Techの設立ビジョンと戦略の策定に貢献し、現在はエネルギー、サプライチェーン、製造業、デジタルヘルスなどの分野における投資およびポートフォリオ運営を統括しています。複数の特許を持つ発明家であり起業家として、Breakthrough Fuelを創業し、47カ国へと事業を拡大後、2019年に成功裏に買収されました。グリーンベイ・パッカーズの取締役会メンバーも務めています。

医療の未来を拓く:AI創薬とGLP-1革命が交差する最前線「Olio Labs」

もう一つの投資先スタートアップとして、AIを活用し次世代の併用療法を実現するOlio LabsのCo-Founder & CTO、Tom Roseberry氏によるピッチとFireside Chatが予定されています。

Tom Roseberry – Co-Founder & CTO at Olio Labs

Olio Labsは、独自のAIモデルにより数千の分子間相互作用を同時に扱うシミュレーションおよび解析を行い、自動化された動物実験基盤と組み合わせることで、最適な薬剤の組み合わせを高精度に予測します。これにより、従来の単一薬剤では避けられなかった副作用を抑えた、新たな治療アプローチの実現を目指しています。従来の創薬プロセスは、莫大な時間とコストがかかり、成功率も低いという課題がありました。AIを活用することで、このプロセスが大幅に高速化され、より効率的で効果的な薬剤開発が可能になります。

現在は、GLP-1受容体作動薬(Ozempicなどに代表される、糖尿病治療や肥満治療に用いられる薬剤)が牽引する肥満・代謝疾患領域において、効果と副作用のトレードオフを解消する治療法の開発に注力しています。AI創薬とGLP-1革命が交差する最前線から、医療の未来に迫るセッションとなるでしょう。AI初心者の方も、AIがどのように私たちの健康や医療に貢献していくのか、具体的なイメージを持つことができるはずです。

登壇者プロフィール:Tom Roseberry氏

航空宇宙およびバイオテクノロジー分野において、複雑系システムの設計・実装を15年以上にわたり主導してきた機械エンジニア兼神経科学者です。Neuralink、Loyal、Olio Labsなどシリコンバレーの先進的スタートアップにて、多分野横断のチームを率いてきました。研究段階の先端技術を社会実装へと導くことを専門とし、現在はOlio Labsにて、生物学的システムに工学的アプローチを適用し、人々の健康を向上させるスケーラブルな技術開発を推進しています。

スクラムベンチャーズとスクラムスタジオについて

本イベントの主催であるスクラムベンチャーズは、米国と日本を拠点にアーリーステージのスタートアップ企業に投資するベンチャーキャピタルです。これまでにAI&ロボティクス、気候テック、モビリティ、ヘルスケア、コマース、スポーツ&エンターテインメントなど幅広い分野の革新的な140社を超えるスタートアップに投資を行ってきました。資金提供に加え、事業成長支援、共同投資家の紹介、グローバル展開支援、事業提携先の紹介などを通じて、投資先企業の企業価値向上に取り組んでいます。

子会社であるスクラムスタジオ株式会社は、日本企業とグローバルスタートアップの新規事業創出を手がけるオープンイノベーションの専門家です。『Hokkaido F Village X』や『Full Bloom』などのプログラムの企画運営を行う「事業共創事業」や、海外スタートアップの日本進出を支援する「インキュベーション事業」を展開し、日本企業と世界中のスタートアップとの新たな事業、価値創造を推進しています。

まとめ:ポストAI時代の新たな可能性を共に探る

「SCRUM CONNECT 2026」は、AIが社会を根本から変えつつある現代において、私たちがどこに新たな価値を見出し、いかに未来を築いていくべきかを深く考えるための貴重な機会を提供します。NASAのAI研究リードによる宇宙開発の最前線から、米国の先進VCモデル、そして革新的なスタートアップによる次世代通信技術やAI創薬まで、多岐にわたるテーマが議論されます。

本イベントを通じて、参加者はAI時代のビジネスチャンスや社会変革のヒントを得られるだけでなく、業界のリーダーやイノベーターとのネットワーキングを通じて、新たな協業の可能性を見出すことができるでしょう。オンライン参加も可能なため、場所を問わず最先端の知見に触れることができます。ポストAI時代の新たな可能性を共に探り、未来を創造する一歩を踏み出すために、ぜひ「SCRUM CONNECT 2026」への参加を検討してみてはいかがでしょうか。

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