2026年は、私たちの社会や産業が大きく変わる転換点となるかもしれません。AI(人工知能)やロボティクス、エネルギー、通信など、さまざまな分野で技術の進化が加速しており、これらの技術が研究室の中から飛び出し、私たちの生活やビジネスの現場で実際に使われ始める時期が到来すると予測されています。
政府も国の未来を左右する「重要技術リスト」の策定を進めており、どの技術に力を入れるべきかが明確になりつつあります。一方で、企業もAIやエネルギー、新しい材料といった分野で、これまでにないほど研究開発に力を入れています。このような背景の中で、ストックマーク株式会社は、未来の技術トレンドを深く掘り下げる無料オンラインセミナー『2026年 技術トレンド最前線 ― 国家戦略と産業ニーズから読む次のブレイクスルー』を2025年12月17日(水)に開催します。
このセミナーは、製造業に携わる方々はもちろん、新しいビジネスチャンスを探している方、技術の最先端に触れたいすべての方にとって、貴重な情報源となるでしょう。

なぜ今、2026年の技術トレンドを知る必要があるのか
現代社会では、AIやロボット技術の進化、新しいエネルギー源の開発、高速な通信技術の普及など、目覚ましい技術革新が次々と起こっています。これらの技術は、これまでSFの世界の話だと思われていたことを現実のものにしつつあります。
研究から実用化へ:技術の移行期
2026年は、これらの最先端技術が「研究室での発見」という段階から、「実際に社会で使われる製品やサービス」へと大きく移行する年になると見られています。例えば、AIは単にデータを分析するだけでなく、私たちと自然な会話をしたり、複雑な作業を自動で行ったりする「AIエージェント」として、より身近な存在になるでしょう。ロボットも、工場だけでなく、医療や介護、物流など、より多様な場所で活躍するようになるはずです。このような技術の実用化は、私たちの働き方や生活、そして産業のあり方そのものを根本から変える可能性を秘めています。
国家戦略と産業ニーズの合致
各国政府は、自国の競争力を高め、未来の社会を豊かにするために、特定の技術分野に重点的に投資する戦略を立てています。日本政府も「重要技術リスト」の策定を進めており、どの技術が国の未来にとって不可欠であるかを明確にしようとしています。これは、企業が今後どの分野に注力すべきか、どのような技術開発が国の支援を受けやすいかを知る上で非常に重要な情報となります。
同時に、産業界でも、企業が新しい製品やサービスを生み出すために、AI、エネルギー、先端材料といった分野での研究開発テーマが急速に増えています。これは、技術の進化が市場のニーズと結びつき、具体的なビジネスチャンスへと繋がっていることを示しています。国家戦略と産業ニーズが合致することで、技術革新はさらに加速し、次の大きなブレイクスルー(飛躍的な進歩)が生まれる土壌が整いつつあると言えるでしょう。
2026年に注目すべき主要な技術領域
今回のセミナーでは、特に以下の分野に焦点を当てて、2026年に注目すべき技術潮流を詳しく解説します。AI初心者の方にも分かりやすいように、それぞれの技術がどのようなもので、私たちの社会にどのような影響を与える可能性があるのかを見ていきましょう。
1. 先端エネルギー・蓄エネルギー技術
地球温暖化対策やエネルギー安定供給のために、新しいエネルギー技術の開発が急務となっています。これには、太陽光や風力といった再生可能エネルギーの効率を高める技術や、発電した電力を効率よく貯めておくための次世代バッテリー(蓄電池)技術などが含まれます。例えば、電気自動車の航続距離を伸ばしたり、災害時に電力を供給したりする上で、高性能な蓄電池は不可欠です。また、原子力発電に代わる安全でクリーンなエネルギー源として、核融合技術などの研究も進められており、これらが実用化されれば、私たちのエネルギー問題は大きく解決に向かうでしょう。
2. センシング技術
「センシング」とは、センサーを使ってさまざまな情報を検知・測定する技術のことです。例えば、スマートフォンに搭載されているGPSセンサーは位置情報を、カメラセンサーは画像を捉えます。2026年に注目されるセンシング技術は、さらに高度化し、私たちの身の回りのあらゆるものを「見える化」する役割を担います。自動運転車が周囲の状況を正確に把握するためには、高性能なレーダーやカメラ、LiDAR(ライダー)センサーが必要です。また、工場での異常を早期に発見したり、医療現場で患者の生体情報をリアルタイムでモニタリングしたりするなど、安全や効率を高める上で欠かせない技術となります。微細な変化を捉えることで、予測不能な事態を未然に防ぐことにも貢献するでしょう。
3. 材料科学
私たちの生活を支える製品は、すべて何らかの材料で作られています。材料科学は、より軽く、より強く、より機能的な新しい材料を生み出す学問です。例えば、航空機や自動車の軽量化は燃費向上に繋がり、環境負荷を低減します。また、スマートフォンや電子機器に使われる半導体材料の性能向上は、AIの処理速度や省電力化に直結します。セミナーで注目されるのは、特定の機能を持つ「機能性材料」や、環境に優しい「持続可能な材料」、さらには自己修復能力を持つような「スマート材料」の開発です。これらの新素材は、製品の性能を飛躍的に向上させるだけでなく、製造コストの削減や資源の有効活用にも貢献し、さまざまな産業に革新をもたらすことが期待されます。
4. 人工知能 (AI)
AIは、もはや特別な技術ではありません。私たちの生活のあらゆる場面で活用され始めています。特に2026年には、より高度な「生成AI」や、自律的に判断し行動する「AIエージェント」の進化が加速すると予測されています。生成AIは、文章や画像、音楽などを人間のように作り出すことができ、コンテンツ制作やデザインの分野で大きな変革をもたらしています。AIエージェントは、私たちの指示を理解し、複数のツールを連携させて複雑なタスクを自動で実行する能力を持ちます。これにより、例えばカスタマーサポートの自動化、データ分析の高速化、新薬開発の効率化など、ビジネスにおける多くの業務が劇的に効率化されるでしょう。AIは、単なるツールではなく、私たちの仕事の「パートナー」として進化していくと考えられます。
5. 先端コンピューティング
AIの進化を支えるのが、コンピューティング技術の進歩です。特に「先端コンピューティング」とは、従来のコンピューターでは処理しきれないような膨大なデータを高速で計算するための技術を指します。これには、量子力学の原理を利用して計算を行う「量子コンピューティング」や、AIの計算に特化した高性能な半導体(GPUなど)を用いた「高性能計算(HPC)」などが含まれます。量子コンピューティングはまだ研究段階ですが、これが実用化されれば、現在のコンピューターでは何万年もかかるような計算を瞬時に行うことが可能になり、新素材開発、創薬、金融モデリングなど、あらゆる分野に革命をもたらすと言われています。先端コンピューティングの進化は、AIのさらなる可能性を引き出すための基盤となります。
6. 宇宙関連技術
近年、宇宙は単なる科学研究の場から、新たなビジネスフロンティアへと変貌を遂げています。衛星通信技術の進化は、地球上のどこにいても高速インターネット接続を可能にし、遠隔医療や災害時の通信確保に貢献します。また、地球観測衛星は、気象予報の精度向上や農業の効率化、資源探査などに活用されています。さらに、宇宙旅行や月面基地建設といった「宇宙開発」も、民間企業主導で加速しており、宇宙産業は今後大きく成長することが予測されます。宇宙関連技術の発展は、地球上の課題解決に貢献するとともに、人類の活動領域を広げる新たな可能性を秘めています。
これらの技術はそれぞれが独立しているだけでなく、互いに連携し合うことで、より大きなイノベーションを生み出すでしょう。例えば、高性能なセンシング技術とAIが組み合わさることで、より高度な自動運転システムが実現したり、新しい材料科学が先端エネルギー技術の効率を向上させたりする、といった具合です。
登壇者紹介:専門家が読み解く技術の未来
本セミナーでは、株式会社リンカーズOI研究所のシニアリサーチフェローである喜多村悦至氏と、リサーチマネージャーの干場太一氏が登壇し、彼らが実施した詳細な技術調査と、政府の「重要技術リスト」候補の動向をもとに、2026年に注目すべき技術領域について深く掘り下げて解説します。
喜多村 悦至氏:バイオテクノロジーから先端技術動向調査まで
喜多村悦至氏は、英国Dundee大学での博士研究員や熊本大学での教員経験を通じて、DNA複製機構や染色体均等分配機構といった生命科学の根幹に関わる研究に取り組んできた経歴を持ちます。このアカデミアでの深い専門知識を活かし、現在はリンカーズ オープンイノベーション研究所でシニアリサーチフェローとして活躍されています。バイオテクノロジー領域を中心に、先端技術の動向調査や産学連携の促進活動を通じて、製造業向けの技術マッチングを支援しています。生命科学の視点から、技術の進化が社会に与える影響を多角的に分析し、未来を読み解く洞察を提供してくれるでしょう。
干場 太一氏:機械工学と大手家電メーカーでの経験を活かす
干場太一氏は、神戸大学大学院で機械工学を専攻し、生体金属材料(バイオマテリアル)の研究に励んだ後、大手家電メーカーで生活家電の技術開発や量産設計に携わった経験を持つ専門家です。その実務経験と技術的な知見を活かし、2024年からはリンカーズOI研究所でリサーチマネージャーとして、主にセンサー、機械、ソフトウェア分野における先端技術動向調査を担当し、製造業の活性化を支援しています。製品開発の最前線で培われた視点から、具体的な産業ニーズと技術トレンドの結びつきについて、実践的な解説が期待されます。
両氏の専門的な知見と経験に基づいた解説は、技術トレンドを深く理解し、自社のビジネス戦略に活かしたいと考える方々にとって、非常に有益な情報となるはずです。
セミナー開催概要
未来の技術動向を先取りし、次の一手を考えるためのヒントを得たい方は、ぜひこの無料オンラインセミナーにご参加ください。
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日時: 2025年12月17日(水) 11:00-12:00
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場所: オンライン開催
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参加費: 無料(事前登録制)
このような方におすすめです
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製造業を中心に、技術開発や研究開発に携わっている方
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自社の技術ロードマップに外部のトレンドを反映したいR&D(研究開発)関係者
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新製品開発や新規事業のテーマ探索を進める事業企画・技術企画の責任者または担当者
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ご自身の専門分野外のトレンドについて情報収集したい方
その他、次世代技術や最新トレンドにご興味がある方は、どなたでもお気軽にご参加いただけます。
▼オンラインセミナーの詳細と視聴登録はこちら▼
https://aconnect.stockmark.co.jp/seminar/20251217/
ストックマーク株式会社について
本セミナーを主催するストックマーク株式会社は、「価値創造の仕組みを再発明し、人類を前進させる」というミッションを掲げ、最先端の生成AI技術を活用して、多くの企業の変革を支援している企業です。
同社は、製造業向けAIエージェント「Aconnect」や、あらゆるデータを構造化して企業の資産に変える「SAT」といったサービスを提供しています。これらのサービスは、企業が持つ膨大な情報をAIの力で整理・分析し、新たな価値を生み出すための支援を行います。さらに、企業ごとに特化した生成AIの開発や、独自のシステム構築も支援しており、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に貢献しています。
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会社名: ストックマーク株式会社
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所在地: 東京都港区南青山一丁目12番3号 LIFORK MINAMI AOYAMA S209
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設立: 2016年11月15日
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代表者: 代表取締役CEO 林 達
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事業内容: 最先端の生成AI技術を活用した、企業のナレッジマネジメント・生成AIの業務適用を支援するサービスの開発・運営
まとめ
2026年に向けた技術トレンドは、AI初心者の方にとっても決して遠い未来の話ではありません。AIやロボティクス、エネルギー、先端材料といった分野でのブレイクスルーは、私たちの社会やビジネスに直接的な影響を与え、新たな機会と課題をもたらすでしょう。
ストックマーク株式会社が開催する無料オンラインセミナー『2026年 技術トレンド最前線 ― 国家戦略と産業ニーズから読む次のブレイクスルー』は、これらの重要な技術動向を体系的に学び、未来のビジネス戦略を練る上で不可欠な情報を提供します。リンカーズOI研究所の専門家による解説は、製造業の研究開発担当者から、新規事業を企画するビジネスパーソン、あるいは自身の専門分野を超えて知見を広げたい方まで、幅広い層にとって有益な内容となるはずです。
この機会に、未来を先取りし、次の一手を考えるためのヒントを得てみてはいかがでしょうか。無料での参加が可能ですので、ぜひセミナーに登録し、2026年以降の技術が描く未来図を、専門家と共に読み解いてみてください。未来のビジネスチャンスを掴むための第一歩を、このセミナーから始めてみましょう。

