【AI初心者向け】フィジカルAI攻略の鍵は「ロボットの標準化」!SHIN-JIGENが提唱する第2世代On-site LearningエッジAIと未来の社会実装を徹底解説

SJ モーニングウェビナー開催

近年、AI技術の進化は目覚ましく、私たちの生活や産業に大きな変革をもたらしています。特に注目されているのが、物理的な世界とAIが融合する「フィジカルAI」と、AI処理を端末側で行う「エッジAI」です。これらの技術が社会に深く浸透するためには、ある重要な要素が不可欠であるとされています。それが「ロボットの標準化」です。

株式会社SHIN-JIGENは、このフィジカルAI攻略の鍵となる「ロボットの標準化」について深く掘り下げるウェビナーを開催します。AI初心者の方にも分かりやすいように、フィジカルAIやエッジAIの基礎から、なぜ標準化が重要なのか、そしてSHIN-JIGENが提唱する「第2世代On-site LearningエッジAI」がどのような未来を切り開くのかを詳しく解説していきます。

フィジカルAIとは?現実世界とAIの融合

「フィジカルAI」という言葉を耳にしたことがありますか?これは、人工知能(AI)を物理的な機械や装置に組み込み、現実世界で直接「知覚」「判断」「行動」を行わせる研究分野を指します。簡単に言えば、AIがただコンピューターの中で計算するだけでなく、ロボットや機械の「体」を通じて、私たちの目の前で実際に働きかける技術のことです。

例えば、自動運転車はフィジカルAIの一例です。センサーで周囲の状況(知覚)を把握し、AIが最適な走行ルートや危険回避の方法を判断します。そして、その判断に基づいてハンドルを切ったり、ブレーキをかけたり(行動)して、車を自律的に動かします。工場で働く産業用ロボットや、家庭で活躍するお掃除ロボットなども、フィジカルAIの身近な例と言えるでしょう。

フィジカルAIは、単なる情報処理に留まらず、人々の生活や社会活動を物理的に支援する技術として大きな注目を集めています。これにより、私たちの仕事の効率が上がったり、これまで不可能だった作業が可能になったりする未来が期待されています。

エッジAIとは?高速・安全なAI処理の秘密

フィジカルAIを動かす上で欠かせない技術の一つが「エッジAI」です。通常、AIによる複雑な情報処理は、インターネットの向こう側にある大規模なデータセンター(クラウド)で行われることが多いです。しかし、エッジAIは、AIによる情報処理を「エッジ」(ネットワークの末端、つまりAIを搭載した端末やデバイスそのもの)で行う技術です。

なぜエッジAIが重要なのでしょうか。それにはいくつかの大きなメリットがあります。

  1. リアルタイム性: クラウドにデータを送って処理し、結果を受け取るという一連の流れには、どうしても時間の遅れが生じます。しかし、エッジAIなら、デバイスのすぐそばで処理が完結するため、瞬時に判断を下し、行動に移すことができます。自動運転や工場でのロボット制御など、一瞬の判断が求められる場面ではこのリアルタイム性が不可欠です。
  2. 安全性・プライバシー: データをクラウドに送る必要がないため、情報漏洩のリスクを低減できます。特に、個人情報や機密性の高いデータを扱う場合には、エッジAIがより安全な選択肢となります。
  3. 通信コストの削減: 大量のデータを常にクラウドとやり取りする必要がなくなるため、通信にかかるコストや負荷を大幅に削減できます。
  4. 個別最適化: エッジAIは、それぞれの現場や環境に合わせて個別に学習し、最適な処理を行うことができます。これにより、多様なニーズに対応できる柔軟性が生まれます。

これらの特長から、エッジAIはAIの力を社会活動や実生活により密接に実装するための「インフラの概念を変える技術」として注目されています。フィジカルAIが現実世界で賢く、安全に動作するためには、エッジAIの存在が不可欠なのです。

SHIN-JIGENが提唱する「第2世代On-site LearningエッジAI」の革新性

株式会社SHIN-JIGENは、このエッジAI技術をさらに進化させた「第2世代On-site LearningエッジAI」を提案しています。この技術の最大の特長は、「置かれたその場で学んで考えられる」という点にあります。

従来のAIは、事前に大量のデータを学習させてから現場に導入するのが一般的でした。しかし、現場の状況は常に変化します。例えば、新しい部品が導入されたり、作業環境が変わったりするたびに、AIを再学習させるのは手間とコストがかかります。

SHIN-JIGENの「第2世代On-site LearningエッジAI」は、まさに現場でリアルタイムに学習し、状況に適応する能力を持っています。これにより、処理のリアルタイム性や安全性がさらに高まり、それぞれの現場に合わせた個別最適なAIの運用が可能になります。この「現場で学習する」能力こそが、モノとAIの融合を目指すフィジカルAIの社会実装において、非常に重要な鍵を握る技術とされています。

フィジカルAI攻略のカギ「ロボットの標準化」とは?

フィジカルAIが創造する新たな市場を攻略し、その技術を広く社会に普及させるためには、「ロボットの標準化」が不可欠であるとSHIN-JIGENは提唱しています。では、なぜ標準化がそれほど重要なのでしょうか。

ロボット技術は急速に進化しており、さまざまなメーカーから多様なロボットが開発されています。しかし、それぞれが独自の規格やインターフェースを持っていると、以下のような問題が生じます。

  • 互換性の欠如: 異なるメーカーのロボットや部品を組み合わせることが難しい。

  • 導入コストの増加: システムを構築するたびに、個別のカスタマイズが必要になり、コストがかさむ。

  • 技術普及の遅れ: 新しい技術が特定の環境でしか使えず、広く普及しない。

  • 安全性の確保の難しさ: 安全基準が統一されていないと、事故のリスクが高まる。

「標準化」とは、これらの課題を解決し、技術や製品がスムーズに連携し、安全かつ効率的に利用できるようにするための共通のルールや基準を定めることです。例えば、USB規格があるから、どのメーカーのパソコンにも様々な周辺機器を繋ぐことができるように、ロボットにも共通の「接続口」や「言葉」が必要なのです。

今回のウェビナーでは、ロボット分野における具体的な標準化の取り組み事例が紹介されます。そして、その知見をどのようにフィジカルAIに適用し、フィジカルAIがより多くの場所で活用される未来を築くべきかが解説される予定です。国際的なルール形成の重要性にも触れ、日本の技術が世界の市場で競争力を高めるための戦略が議論されます。

SJモーニングウェビナー開催概要:ロボット&フィジカルAIを攻略する標準化戦略

株式会社SHIN-JIGENは、フィジカルAIの社会実装に向けた標準化戦略を解説する「SJモーニングウェビナー」をオンラインで開催します。

<テーマ>
ロボット&フィジカルAIを攻略する標準化戦略とは?

<登壇者>

  • 是兼 慎也 氏:パナソニックホールディングス株式会社 プロダクト解析センター / ISO/TC299/WG4,WG15* 国際エキスパート

  • 岡本 球夫:株式会社SHIN-JIGEN バイスプレジデント

<日時>
2025年12月24日(水)午前8:20~8:50

<形式>
オンライン配信(Zoom)

<参加費>
無料(事前登録制)

<申込方法>
以下の専用フォームよりお申し込みください。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/2717574868629/WN_sGxDg5bPTpiOA0ZquD1m9g

※ISO/TC299は、ISOのロボット分野を担当する国際標準化委員会です。WG4はサービスロボットの性能規格、WG15はサービスロボットのインフラ規格を検討する作業部会です。

登壇者プロフィール

是兼 慎也(これかね しんや)氏

1998年兵庫県生まれ。岡山大学大学院自然科学研究科を修了後、2023年にパナソニックホールディングス株式会社に入社し、プロダクト解析センターに所属されています。ロボットの性能評価、標準化、スケジュール最適化を専門とし、ISO/IEC関連活動や国内外の標準化プロジェクトに参画。若くして経済産業省の戦略的国際標準化加速事業のプロジェクトリーダーとして規格開発を推進し、ISO/TC299/WG4では、自ら提案したISO 18646-7(サービスロボットのAI性能評価)の策定においてエディタに抜擢されるなど、国際標準化を牽引する新進気鋭の専門家です。日本のロボットの国際競争力向上に向けて精力的に取り組んでいます。

岡本 球夫(おかもと たまお)

1970年大阪府生まれ。京都大学大学院工学研究科修了後、名古屋大学大学院工学研究科で博士号を取得されています。松下電器産業(現パナソニック)に入社後、サービスロボットの開発や病院用搬送ロボット「HOSPI」の事業化、ロボット・AIの安全品質評価技術の開発などを担当。産業技術総合研究所の特定集中専門研究員としてAI品質に関する技術開発にも従事し、2023年には経済産業省の産業標準化事業賞を受賞されました。2025年より株式会社SHIN-JIGENに参画し、バイスプレジデント兼エッジAI事業統括として、エッジ学習型AI事業に取り組んでいます。

株式会社SHIN-JIGENとは?未来を実装するカンパニー

株式会社SHIN-JIGENは、「ロボティクスとエッジAI」を武器に、ブレークスルーをサポートする「未来実装カンパニー」です。日々の暮らしやビジネス、福祉生活に未来目線のプロダクトやサービスを提供し、未来を現在に実装することを目指しています。

会社概要

代表 藤本弘道氏の未来への情熱

SHIN-JIGENの代表取締役兼CEOである藤本弘道氏は、「未来実装家」として、企業の未来戦略を支援しています。SF作品『スタートレック』の影響を受け、テクノロジーが進んだ未来像を現実社会に「実装する」ことを志しています。アシストスーツ企業「ATOUN」の解散という経験を経て、新会社「SHIN-JIGEN」を立ち上げ、世の中にまだ存在しない技術や事業をゼロから生み出す仕組みづくりに取り組んでいます。

藤本氏は、大阪大学の小山助教授(当時)とともに設立した「株式会社Thinker(シンカー)」でも、「家電のように気軽に使えるロボットの実現」に挑戦しています。人と協働し、ともに学ぶ「協奏ロボット」の未来像を描き、その実現に向けて活動中です。

彼の言葉「未来にゴールはない。人の想像と挑戦の積み重ねが未来を更新していく」には、未来への強いメッセージが込められています。

藤本氏の哲学やこれまでの挑戦については、以下の関連リンクで詳しく知ることができます。

まとめ:フィジカルAIと標準化が切り開く新たな未来

フィジカルAIとエッジAIは、私たちの社会に大きな変革をもたらす可能性を秘めた技術です。特に、SHIN-JIGENが提唱する「第2世代On-site LearningエッジAI」のように、現場で自律的に学習し適応する能力は、これからの社会実装において極めて重要となるでしょう。

そして、これらの革新的な技術を社会の隅々まで普及させ、その恩恵を最大限に引き出すためには、「ロボットの標準化」という共通のルール作りが不可欠です。標準化によって、異なるシステム間の連携がスムーズになり、開発コストが削減され、より安全で信頼性の高いAIロボットが社会に導入される道が開かれます。

今回のウェビナーは、この未来を形作るための重要な一歩となるでしょう。AI初心者の方も、この機会にフィジカルAIと標準化の重要性について理解を深め、未来の技術がどのように私たちの世界を変えていくのかを体験してみてはいかがでしょうか。未来は、私たちの想像と挑戦の積み重ねによって、日々更新されていくのです。

SHIN-JIGENロゴ

株式会社SHIN-JIGENへのお問い合わせ先

お問い合わせページ:https://shin-jigen.co.jp/#CONTACT

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