Slackで生成AIを業務活用!GPT-5.2、Gemini 3 Flashなど最新モデル対応「Party on Slack」が企業AI導入を加速

Slackで生成AIを業務活用!「Party on Slack」が最新AIモデルに対応し企業AI導入を加速

近年、生成AIの進化は目覚ましく、テキスト生成だけでなく、画像生成、マルチモーダル処理、高度な推論能力を持つモデルが次々と登場しています。このような急速な進化の中で、企業が生成AIを業務に安全かつ効率的に取り入れるための基盤が求められています。

株式会社リバネスナレッジは、Slack上で複数の生成AIを業務利用できるアプリ「Party on Slack」において、OpenAI、Google、Anthropic、国内研究機関由来モデルなど、最新の生成AIモデルへの対応を拡充するアップデートを実施しました。このアップデートにより、企業は最先端のAI技術をSlackという既存の業務基盤上で安心して活用し続けられるようになります。

Slack上で生成AIを業務活用するアプリ「Party on Slack」

生成AIの急速な進化と企業利用における課題

生成AIは、私たちの働き方を大きく変える可能性を秘めていますが、企業がその恩恵を最大限に享受するにはいくつかの課題があります。

  • 新しいAIモデルが登場するたびにツールを切り替える負担: 各社から新しい強力なAIモデルが発表されるたび、異なるツールやインターフェースを使いこなす必要があり、従業員の学習コストや手間が増大します。

  • 業務フローと分断されたAI利用: AIツールが既存の業務コミュニケーションツールと連携していない場合、AIで得られた情報を再度手作業で共有する必要が生じ、業務の流れが途切れてしまいます。

  • セキュリティや情報管理への懸念: 企業の機密情報をAIに入力する際のセキュリティリスクや、AIが生成した情報の正確性、著作権、倫理的な問題など、情報管理に関する懸念は常に存在します。

「Party on Slack」は、これらの課題に対し、日々利用されているSlack上で生成AIを安全かつ柔軟に利用できる「AI活用レイヤー」として機能します。これにより、従業員は慣れ親しんだ環境で、最新のAI技術をスムーズに業務へ組み込むことが可能になります。

「Party on Slack」で利用可能になった主な最新生成AIモデル

「Party on Slack」は、直近のアップデートで以下の主要な生成AIモデルに対応しました。これらのモデルはそれぞれ異なる強みを持っており、業務内容に応じて最適なAIを選択・活用できるようになります。

GPT-5.2(OpenAI)

OpenAIの最新モデルであるGPT-5.2は、従来のGPTシリーズからさらに進化を遂げたモデルです。特に、高度な推論能力、長文の複雑な内容の理解、そして科学や数学といった専門分野における精度が大幅に向上しています。このモデルは、単に情報を生成するだけでなく、より深い分析や複雑な問題解決をサポートする能力を持ちます。また、安全性や信頼性に関する運用指針(System Card)の更新も行われており、AIの高度化と責任ある利用の両立を目指すOpenAIの姿勢が反映されています。

業務での活用例:

  • 複雑な契約書や技術文書の要約・分析

  • 市場調査レポートの作成支援

  • 科学論文の読解と重要なポイントの抽出

  • 高度なプログラミングコードの生成やデバッグ支援

GPT-Image-1.5(OpenAI)

GPT-Image-1.5は、OpenAIが提供する高精度な画像生成・編集に対応した最新の画像生成モデルです。テキストから画像を生成するだけでなく、既存の画像を編集したり、特定のスタイルで画像を生成したりする能力に優れています。

業務での活用例:

  • マーケティング資料やプレゼンテーション用のビジュアル素材の作成

  • WebサイトやSNS投稿用のオリジナル画像の生成

  • プロダクトデザインの初期コンセプトビジュアルの作成

  • 既存画像の修正やスタイル変更

Gemini 3 Flash(Google)

GoogleのGemini 3 Flashは、高速応答と低遅延を特長とする推論モデルです。このモデルは、素早い情報処理が必要な日常業務において特に効果を発揮します。

業務での活用例:

  • 会議の議事録からの要点抽出

  • 顧客からの問い合わせに対する迅速な回答案の生成

  • アイデア出しやブレインストーミングの補助

  • 短文の翻訳や校正

Gemini 3 Pro Preview(Google)

Gemini 3 Pro Previewは、高度な推論・分析能力を備えたモデルです。複雑な業務ロジックの検討や、大量のデータに基づいた情報整理・分析といった、より高度なタスクに適しています。

業務での活用例:

  • 事業計画の策定における市場分析

  • 財務データの詳細な分析とレポート作成

  • 複雑なデータセットからの傾向分析と洞察の抽出

  • 戦略立案のための多角的な情報整理

Claude Opus 4.5(Anthropic)

AnthropicのClaude Opus 4.5は、長文の理解、情報の構造化、そして推論精度に強みを持つモデルです。特に、文書作成やレビュー、分析業務など、高い精度が求められる用途でその真価を発揮します。

業務での活用例:

  • 契約書やレポートなど長文ドキュメントの作成支援

  • 法務関連文書のレビューとリスク特定

  • 複雑な顧客フィードバックの構造化と分析

  • 企画書や提案書の構成案作成

PLaMo(Preferred Networks)

PLaMoは、国内研究機関であるPreferred Networks由来の大規模言語モデルです。日本語の理解・生成に特に強みを持ち、日本国内の企業での業務利用を見据えた選択肢として、「Party on Slack」に対応しました。

業務での活用例:

  • 日本の商習慣や文化に即したビジネス文書の作成

  • 日本語のニュアンスを正確に捉えた顧客対応スクリプトの生成

  • 国内市場向けのマーケティングコピー作成

  • 社内コミュニケーションにおける日本語表現の支援

モデルの強みを組み合わせた、業務に最適な生成AI活用

生成AIモデルはそれぞれ異なる得意分野を持っています。「Party on Slack」では、これらの特性を理解し、複数の生成AIをSlack上で使い分けたり、組み合わせて活用したりすることが可能です。これにより、単一のAIでは実現できなかった、より高度で効率的な業務フローを構築できます。

SlackのAIアシスタント設定画面で、GPTモデルの選択肢がリストされたドロップダウンメニューが表示されています。

Claude × GPT-Image-1.5 の連携事例

例えば、テキストベースの生成AIと画像生成AIを連携させることで、以下のように役割分担を明確にした運用が実現できます。

  • Claudeシリーズの強み:プロンプト設計・構造化
    Claudeは、文脈理解や情報の構造化、そして生成AIに対する指示文(プロンプト)の設計に強みを持っています。AIに「何を、どのように」生成させるかを明確にする工程で、その効果を発揮します。

  • GPT-Image-1.5の強み:リアルな画像生成・編集
    GPT-Image-1.5は、リアルで高精度な画像を生成したり、既存の画像を編集したりする能力に優れています。視覚的なアウトプットが求められる業務に最適です。

実際の活用例として、「Party on Slack」ではSlack上でモデルを切り替えながら利用できるため、

  1. Claudeで、どのような画像を生成したいかというプロンプト(指示文)を設計・整理する。
  2. 設計したプロンプトをもとに、GPT-Image-1.5で画像を生成する。

といった連携活用が可能です。これにより、プロンプト設計の精度向上、画像生成の品質向上、そして試行錯誤にかかる時間の短縮といった効果が期待されます。

より具体的な連携の様子は、以下の記事で紹介されています。

「Party on Slack」とは?

「Party on Slack」は、Slack上で複数の生成AIモデルを安全かつ柔軟に活用できるアプリケーションです。Slackのチャンネルにアプリを招待したり、DMでメッセージを送信したりするだけで、すぐにAIとの会話を開始できます。これにより、既存の業務コミュニケーションに生成AIを自然に統合し、業務効率化を促進します。

「Party on Slack」は無料で利用を開始できます。実際に利用するモデルには、各AI提供企業のAPIキーが必要となりますが、APIを利用するため、入力データがAIの学習データとして取り込まれる心配がなく、セキュアな運用が可能です。

主な特長

  • Slackのチャンネル・スレッド・DM上で完結: 普段使い慣れたSlackのインターフェース内でAIとのやり取りが完結します。

  • 複数の生成AIモデルに対応: OpenAI、Google、Anthropicなど、多様なAIモデルを一つのアプリで利用できます。

  • APIキー持ち込み方式によるセキュアな運用: 企業のAPIキーを利用することで、データプライバシーとセキュリティを確保します。

  • 多機能なAI活用: ファイル要約、URL要約、画像生成、音声文字起こし、Web検索、RAG(検索拡張生成)など、幅広い業務ニーズに対応します。

  • 生成AIを既存の業務コミュニケーションに自然に統合: AIを特別なツールとして意識することなく、日常業務の一部として活用できます。

今後の展望

「Party on Slack」は、今後も生成AIの進化に合わせて迅速な対応を行い、企業の生成AI活用を「試験導入」の段階から「業務基盤」へと進化させる支援を続けていく予定です。これにより、企業は常に最先端のAI技術を業務に取り入れ、競争力を高めることが可能になるでしょう。

「Party on Slack」に関する情報

株式会社リバネスナレッジについて

株式会社リバネスナレッジは、テクノロジーアドバイザリー、テクノロジー伴走支援、カスタム開発、SaaS・アプリ提供、デジタル人材育成など、幅広い事業を展開しています。本社は東京都新宿区に位置し、代表取締役社長は吉田丈治氏です。

本件に関するお問い合わせ先は、株式会社リバネスナレッジ 広報担当(E-mail: ask@k.lne.st)まで。

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