AIがドローンプログラミング学習を革新!ORSOの「WithAI回答機能」で「逆引き型の学び」が実現

AIがドローンプログラミング学習を革新!ORSOの「WithAI回答機能」で「逆引き型の学び」が実現

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近年、AI(人工知能)の進化は目覚ましく、私たちの生活や仕事、そして教育の現場にも大きな変化をもたらしています。特にプログラミング教育においては、AIが学習プロセスを根本から変える可能性を秘めています。株式会社ORSOは、「WithAIで事業に新しい体験を」というミッションのもと、AI分野の研究開発を進めてきました。そして今回、その成果として、教育用ドローン教材「DRONE STARプログラミング」にAI設計支援「WithAI回答機能」を搭載し、新しい学びのプロセスを実現したことを発表しました。

この革新的な機能は、プログラミング初心者でもすぐにドローンを飛ばす体験ができ、楽しみながら深い学びへと繋がる「逆引き型の学び」を提供します。一体、どのような仕組みで、どのようなメリットがあるのでしょうか。本記事では、ORSOが提供する「WithAI回答機能」の全貌と、それがもたらす教育現場への影響、そして今後のAI事業展開について、AI初心者にも分かりやすい言葉で詳しく解説していきます。

プログラミング教育の新たな地平を切り拓くORSOの挑戦

ORSOは2022年よりAI分野での事業化を模索し、2023年にはAI分野のアドバイザーとして清水亮氏を迎え、研究開発を本格化させてきました。その第一弾として発表されたのが、「DRONE STARプログラミング」と「WithAI回答機能」の融合です。

「DRONE STAR」は、「楽しみながら学ぶ新しい体験」をコンセプトに、学校や塾などの教育機関、そして個人ユーザー向けにドローン教材を提供しているブランドです。ドローン国家資格の取得を目指す方向けの「DRONE STAR TRAINING」や、プログラミングでドローンを飛行させる「DRONE STARプログラミング」など、幅広い教材が展開されています。

特に「DRONE STARプログラミング」は、ブロックを組み合わせるビジュアルプログラミングを採用しており、初心者でも直感的にプログラミングを体験できる点が特徴です。しかし、この初心者向けのツールにも、ある課題が存在していました。

従来のドローンプログラミング学習が抱えていた壁

「DRONE STARプログラミング」とは?

「DRONE STARプログラミング」は、視覚的に分かりやすいブロックを使って、ドローンの動きをプログラムできるアプリです。例えば、「前に進む」「右に曲がる」「上昇する」といった命令が書かれたブロックを、まるでレゴブロックを組み立てるようにタイムライン上に並べるだけで、ドローンを意図した通りに飛行させることができます。

このビジュアルプログラミングの利点は、文字でコードを書く必要がないため、プログラミングの概念を直感的に理解しやすい点にあります。特に子どもたちやプログラミング未経験者にとって、学習のハードルを大きく下げる効果がありました。

初心者にとっての課題:ブロック理解と飛行までの時間

しかし、従来の「DRONE STARプログラミング」には、プログラミング学習の初期段階でつまずきやすいポイントがありました。それは、「ブロックの意味を理解し、その配置を考える」というプロセスに時間がかかってしまうことです。

初心者にとって、一つ一つのブロックがどのような役割を果たすのかを理解し、それらを組み合わせて複雑な動きを実現するには、ある程度の思考時間と試行錯誤が必要です。実際に、初めての授業でドローンをプログラム通りに飛ばすまでに、平均で30分以上を要するケースも少なくなかったといいます。この「ブロックを理解し、組み立てる」という段階で時間がかかりすぎると、学習者は「ドローンを飛ばす」という本来の楽しい体験にたどり着く前に、集中力が途切れてしまったり、難しさを感じてしまったりする可能性がありました。

「早くドローンを飛ばしてみたい!」という学習者の期待に応え、よりスムーズに学びを深められる環境を作るために、ORSOはAIの力を活用する決断をしました。

「WithAI回答機能」がもたらす革新的な「逆引き型の学び」

ORSOが「DRONE STARプログラミング」の課題を解決するために開発したのが、「WithAI回答機能」です。この機能は、従来のプログラミング学習のプロセスを根本から変える、まさに「新しい学びの体験」を提供します。

AIがプログラムを自動生成する仕組み

「WithAI回答機能」の最大の特長は、ユーザーが「ドローンに何をさせたいか」を言葉で伝えるだけで、AIが最適なプログラムを自動で生成してくれる点です。例えば、「ドローンが円を描くように飛ばしたい」と入力フォームに指示するだけで、AIがその要求に応じたブロックの組み合わせを瞬時に作り出します。

このプロセスにかかる時間はわずか数秒。生成されたプログラムを読み込むと、30秒後には実際にドローンが指示通りに円を描いて飛行する様子を目の当たりにすることができます。これにより、プログラミングの専門知識がなくても、誰もがすぐに「ドローンをプログラムで動かす」という体験に到達できるようになりました。

WithAI回答機能のイメージ画像

「積み上げ式」から「逆引き式」へ:学習プロセスの転換

この「WithAI回答機能」は、従来の「積み上げ式の学習」から「逆引き型の学び」へと、学習アプローチを大きく転換させます。

  • 積み上げ式の学習: 従来のプログラミング学習では、まず個々のブロックの意味や機能を一つ一つ理解し、それらを論理的に組み合わせて最終的なプログラムを作り上げていく方法が一般的でした。これは、基礎から応用へと段階的に知識を積み上げていくイメージです。例えば、料理を学ぶ際に、まず包丁の使い方、食材の切り方、火加減の調整といった基礎技術を習得し、それからレシピ通りに料理を作るようなものです。この方法は体系的な理解を深める上で重要ですが、完成までに時間がかかり、途中で挫折しやすいという側面がありました。

  • 逆引き型の学び: 「WithAI回答機能」が提供するのは、まず「結果」を体験し、そこから「なぜその結果が得られたのか」という「仕組み」を逆算して理解するアプローチです。AIが生成したプログラムでドローンを飛ばし、その動きを見て「なるほど、このブロックがドローンを前に進ませて、あのブロックが曲がる命令を出しているんだな」といった形で、実際の動作からプログラムの構造や各ブロックの役割を理解していくのです。これは料理で例えるなら、まず完成した美味しい料理を味わい、「この味を出すには、どんな材料が使われていて、どんな調理法が施されたんだろう?」と、興味を持ってそのレシピや調理過程を探っていくようなものです。

AIが学習効果を高める具体的なメカニズム

この「逆引き型の学び」は、学習者のモチベーションを維持し、より深い理解を促す上で非常に効果的です。

  1. 即時的な成功体験: AIがプログラムを生成することで、学習者はすぐにドローンを飛ばす喜びを体験できます。この成功体験は、次の学習への意欲を強く刺激します。
  2. 結果からの考察: 実際にドローンが動く様子を見ることで、抽象的だったプログラミングの概念が具体的に感じられます。「円を描く」という指示が、どのようなブロックの組み合わせで実現されたのかを視覚的に理解できるため、プログラムの構造やアルゴリズムに対する疑問が自然と湧き上がります。
  3. 試行錯誤の促進: AIが生成したプログラムをスタート地点として、学習者は「ここをこう変えたらどうなるだろう?」「このブロックを入れ替えたら違う動きになるかな?」といった試行錯誤を、より積極的に行えるようになります。自分でゼロからプログラムを組むよりも、修正や応用から入ることで、より実践的な問題解決能力が養われます。
  4. 創造性の刺激: AIが提供する「お手本」があることで、学習者は「もっと面白い動きをさせたい」「こんなプログラムも作ってみたい」といった創造的な発想を広げやすくなります。AIはあくまで支援ツールであり、最終的にドローンをどう動かすかは学習者自身のアイデア次第です。

このように、「WithAI回答機能」は、プログラミング学習における「つまずきやすい最初の壁」をAIの力で取り払い、学習者が主体的に、そして楽しく学びを深められる環境を創出します。

AIとドローンで広がる教育の可能性

ドローンとAIの組み合わせは、プログラミング教育だけでなく、科学、技術、工学、数学(STEM教育)の分野全体に大きな可能性を広げます。ドローンは物理的な動きを伴うため、プログラムが現実世界にどう影響するかを直感的に理解できます。風の影響、バッテリー残量、飛行速度と高度の関係など、プログラム以外の要素も考慮に入れることで、より実践的な思考力が養われます。

また、AIが導入されることで、学習者はより高度なプログラミングやアルゴリズムの概念に、早い段階で触れることができるようになります。例えば、AIが生成したプログラムの効率性や、より洗練されたコードの書き方について、AIと対話しながら学ぶことも可能になるでしょう。これは、未来のAI社会で活躍するために必要な、AIとの協働スキルを育む上でも重要な経験となります。

ORSOが推進する「WithAI」事業とは?初期クライアント企業を募集

今回の「DRONE STARプログラミング WithAI」は、ORSOが推進する「WithAI」事業の第一弾です。ORSO AI事業開発グループは、「WithAIで事業に新しい体験を。」をミッションに掲げ、生成AIを効果的に活用して、既存のサービスや事業に新たな価値を創造するプロジェクトチームです。

AIは単体で導入するだけでなく、それぞれの事業や目的に合わせて最適なAIを選び、工夫して使うことで、ユーザーにこれまでにない体験を提供できると考えています。今回のドローンプログラミングのように、AIが介入することで、ユーザーの学習曲線が劇的に改善される事例は、他の業界やサービスにも応用できるはずです。

限定5社の初期クライアント募集について

現在、ORSO AI事業開発グループでは、「WithAI」事業を共に推進する初期クライアント企業を限定5社で募集しています。

「自社の事業にもAIを組み合わせたい」「AI活用の可能性を一緒に検討したい」と考えている企業や団体は、この機会に応募を検討してみるのが良いでしょう。ORSOは、各業界が抱える課題や目的に応じて、最適なAI活用の形を共に設計してくれるとのことです。AI導入に興味はあるものの、具体的にどうすれば良いか分からない企業にとって、専門家と共にAI戦略を練る絶好の機会となるでしょう。

お申し込み・ご相談はこちら:
https://forms.gle/GEZKGYU3wzyQdMAr6

※限定5社のため、枠が埋まり次第、受付を終了するとのことです。関心のある方は早めの相談が推奨されます。

AI分野のアドバイザー、清水亮氏が語るAIの未来

ORSOのAI事業開発には、AI分野のストラテジースペシャリストである清水亮氏がアドバイザーとして参画しています。清水氏は、2003年に最初の会社を起業して以来、20年間で10社の設立に関わり、すべての事業を継続させてきたシリアルアントレプレナーです。2004年には経済産業省から「天才プログラマー/スーパークリエイター」の称号を得るなど、その実績は多岐にわたります。

清水亮氏

AI研究家としても活動しており、動画配信プラットフォーム「シラス」で「教養としてのAI講座」を開講するなど、AIの普及と教育にも力を入れています。清水氏の専門知識と豊富な経験は、ORSOの「WithAI」事業において、革新的なAIソリューションの開発と社会実装を強力に後押ししていることでしょう。

「DRONE STAR」シリーズと株式会社ORSOについて

DRONE STARシリーズ

「DRONE STAR」は、株式会社ORSOと株式会社エルの共同プロジェクトとして2016年に誕生しました。スマートフォンアプリとドローンを連携させることで、「楽しみながら学ぶ」という新しい教育体験を提供してきました。これまでに、国家資格対応ドローン「DRONE STAR TRAINING」や、家庭向け練習ドローン「DRONE STAR PARTY」など、教育とエンターテイメントの両面でドローンの利活用を推進しています。

株式会社ORSO

株式会社ORSOは、「テクノロジーとクリエイティブで、ユーザー体験をデザインする」をミッションに掲げ、ゲーム、ヘルスケア、教育といった幅広い分野で、デジタル体験を通じた価値創造に取り組んでいます。国家資格対応のドローン教材「DRONE STAR TRAINING」や、AI・XR(クロスリアリティ)を活用した学習ソリューションなど、次世代教育に向けたプロダクト開発に積極的に取り組む企業です。

まとめ:AIが拓く学びの未来

株式会社ORSOが発表した「WithAI回答機能」と「DRONE STARプログラミング」の融合は、プログラミング教育に新たな可能性をもたらす画期的な取り組みです。AIが学習者の最初のハードルを取り除き、すぐに実践的な体験へと導くことで、これまでの「積み上げ式」では難しかった「逆引き型の学び」が実現します。

この新しいアプローチは、学習意欲の向上だけでなく、結果から原因を考察する論理的思考力や、AIを使いこなすための協働スキルを育む上でも重要な役割を果たすでしょう。AI技術の進化は止まることなく、今後も教育現場にさらなる革新をもたらすことが期待されます。

ORSOが推進する「WithAI」事業は、ドローンプログラミング教育だけでなく、様々な業界の課題に対しAIを活用した新しいユーザー体験をデザインしようとしています。AIの力を借りて、より多くの人々が楽しみながら学び、成長できる未来が、すぐそこまで来ているのかもしれません。今回の発表は、その未来への確かな一歩と言えるでしょう。

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