AIが医療・介護の質を向上!逸生会が全病院・介護施設に「スマイルくん」を導入、患者とスタッフの笑顔を育む

AIが医療・介護の質を向上!逸生会が全病院・介護施設に「スマイルくん」を導入、患者とスタッフの笑顔を育む

医療法人財団 逸生会は、患者様へのより質の高い医療と介護サービスの提供、そして働くスタッフの幸福な職場環境の実現を目指し、InstaVR株式会社が提供する世界初の笑顔・発声トレーニングAI端末「スマイルくん」を、運営する全病院および全介護施設に導入しました。この先進的なAI技術の導入は、医療・介護現場にどのような変化をもたらすのでしょうか。本記事では、その背景から具体的な活用事例、そして期待される効果までを、AI初心者の方にも分かりやすい言葉で詳しく解説します。

医療法人財団 逸生会 大橋病院の外観
画像は「医療法人財団 逸生会 大橋病院」の外観

「スマイルくん」とは?AIが笑顔と発声をサポートする仕組みを徹底解説

「スマイルくん」は、InstaVR株式会社が開発した、世界初の笑顔・発声トレーニングに特化したAI端末です。この画期的なデバイスは、VR(仮想現実)技術開発で培われた独自の「エッジAI技術」を転用して作られています。エッジAIとは、インターネット上のサーバーではなく、端末そのものの中でAIが情報を処理する技術のこと。これにより、高速でリアルタイムな分析が可能となり、個人情報保護の観点からも安心感があります。

AI初心者の方にも分かりやすく説明すると、AI(人工知能)とは、まるで人間の脳のように「学習」し、「判断」するコンピュータープログラムのことです。「スマイルくん」の場合、事前にたくさんの笑顔や発声のデータを学習することで、利用者がどれくらい魅力的な笑顔をしているか、声がはっきりと伝わっているかを「判断」できるようになっています。

具体的には、利用者が「スマイルくん」のカメラに向かって笑顔を作ったり、挨拶の言葉を発したりすると、AIが瞬時にその表情筋の動きや声のトーン、明瞭度などを分析します。そして、「口角が少し下がっています」「もう少し明るい声で話しましょう」といった具体的なアドバイスを、数値や視覚的なフィードバックとして画面に表示してくれるのです。

例えば、私たちは普段、鏡を見て笑顔の練習をしても、「本当にこれで良い笑顔なのか」「相手にどう伝わるのか」を客観的に判断するのは難しいものです。しかし、「スマイルくん」はAIがその役割を担い、まるでプロのトレーナーのように客観的な視点から改善点を指摘してくれます。これにより、利用者は感覚ではなく、データに基づいた効率的かつ効果的なトレーニングを積むことができ、接遇において非常に重要な笑顔と発声のスキルを飛躍的に向上させることが可能になります。

逸生会が「スマイルくん」を導入した理由と目指す「患者様主体の医療」

医療法人財団 逸生会の岩田 正範 理事長は、患者様とそのご家族様が安心して信頼できる「患者様主体の医療」を提供すること、そしてそこで働くスタッフも幸せな環境をつくることを強く願っていました。この目標達成のために、患者様をお迎えするスタッフの「笑顔」と「挨拶」の改善が不可欠であると考え、「スマイルくん」の導入を決定しました。

医療や介護の現場では、患者様やそのご家族様とのコミュニケーションが、治療やケアの質に直結します。スタッフの明るい笑顔は、患者様の不安を和らげ、安心感を与えます。また、はっきりとした温かい挨拶は、信頼関係を築く上で非常に大きな役割を果たします。しかし、日々の多忙な業務や精神的な負担の中で、常に最高の笑顔や発声で対応し続けることは、スタッフにとって容易なことではありません。

「スマイルくん」は、そうしたスタッフの課題をAIの力でサポートし、自然で質の高い接遇スキルを身につける手助けをします。これにより、スタッフ一人ひとりが自信を持って患者様と向き合えるようになり、結果として患者様はより心地よく、安心して医療・介護サービスを受けられるようになります。これは、まさに「患者様主体の医療」を実現するための重要な一歩と言えるでしょう。

さらに、スタッフ自身の幸福度向上も重要な側面です。質の高い接遇ができるようになることで、患者様からの感謝の言葉や良好な関係性が築かれやすくなり、スタッフの仕事へのモチベーションや満足度が向上します。これは、離職率の低下や、より良い人材の確保にも繋がる可能性があります。

大橋病院での具体的な活用事例:チームで笑顔を育むユニークな取り組み

逸生会の中でも、いち早く「スマイルくん」を導入し、積極的に活用しているのが「医療法人財団 逸生会 大橋病院」です。大橋病院は1951年12月の設立以来、地域住民から信頼される質の高い医療サービスを提供しており、内科、外科、整形外科、リハビリテーション科、消化器内科、神経内科、婦人科など多岐にわたる診療科を持ち、病床数144床、職員数200名を超える大規模な病院です。

大橋病院は4階建てで各階が450坪と広大なため、スタッフが効率的に「スマイルくん」を利用できるよう、各階に1台ずつ、合計4台の端末を設置しました。これにより、スタッフは自分の担当フロアを離れることなく、業務の合間や休憩時間などに、気軽にトレーニングを受けることが可能になりました。利用したい時にすぐに使える環境が整っていることは、継続的なスキルアップにおいて非常に重要です。

さらに、大橋病院では「スマイルくん」の利用を促進するためのユニークで効果的な取り組みを実施しています。具体的には、チームごとに「スマイルくん」が測定する笑顔や挨拶のスコアを集計し、平均スコアが高い上位チームを表彰しています。このような「ゲーミフィケーション」を取り入れた取り組みは、スタッフ間の健全な競争意識を刺激し、楽しみながら接遇スキルの向上を目指す良いきっかけとなっています。

このチームごとの表彰制度は、単なるスキルアップだけでなく、チームワークの向上にも貢献しています。スタッフ同士で「どうすればもっと良い笑顔ができるか」「この表現はどうだろう」といったアドバイスを交わすようになり、コミュニケーションが活発化します。結果として、スタッフの笑顔が増え、それが患者様やそのご家族様の笑顔へと広がり、さらにはスタッフ同士のコミュニケーションも円滑になるという、まさに好循環が生まれています。働くスタッフにとっても、より幸せで働きやすい職場環境の実現に大きく貢献していると言えるでしょう。

AIがもたらす医療・介護現場の未来とInstaVR株式会社の展望

「スマイルくん」のようなAIトレーニング端末の導入は、医療・介護現場における人材育成の新しい形を示しています。これまで、接遇トレーニングはOJT(オンザジョブトレーニング)や研修担当者の主観的なフィードバックに頼ることが多かったですが、AIによる客観的な評価とデータに基づいたフィードバックが加わることで、より効率的かつ均質なスキルアップが期待できます。これは、医療・介護の質の標準化と向上にも繋がるでしょう。

InstaVR株式会社は、「人類の可能性を無限にする」という壮大なミッションのもと、このような先進的な人材育成DX(デジタルトランスフォーメーション)プロダクトの開発と導入支援を通じて、人手不足が深刻化する現代社会における人材育成の課題解決に取り組んでいます。DXとは、デジタル技術を活用して、ビジネスや組織のあり方を変革し、新たな価値を生み出すことです。InstaVR株式会社は、まさにAIやVRといったデジタル技術を駆使して、人材育成という分野に新たな価値をもたらしています。

同社は、「100倍速VR化」技術による店舗人材育成VRプロダクト「InstaVRエンタープライズ」や、VR向けの自社開発エッジAI技術を転用した世界初の笑顔・発声トレーニングAI端末「スマイルくん」など、VRやAIといった革新的な技術を活用したプロダクトをグローバルに提供しています。

InstaVR株式会社は、その革新性と将来性が高く評価されており、経済産業省が選ぶ日本政府のスタートアップ支援特待生「J-Startup」企業に選定されています。J-Startupとは、グローバルに活躍するスタートアップ企業を育成するための国家プロジェクトであり、これに選ばれることは、その技術力と成長性が国からお墨付きを得ていることを意味します。また、国内最大の経済団体である日本経済団体連合会(経団連)にVR企業として唯一加入していることからも、その業界におけるリーダーシップと信頼性の高さが伺えます。

「スマイルくん」の導入は、単にスタッフのスキルを向上させるだけでなく、患者様との信頼関係を深め、医療・介護サービスの質全体を高める可能性を秘めています。AIが、人々の「笑顔」と「声」という、最も人間らしいコミュニケーションの根幹をサポートすることで、より温かく、質の高い医療・介護現場が実現されることでしょう。これは、技術が人々の生活を豊かにする素晴らしい事例の一つと言えます。

InstaVR株式会社について

InstaVR株式会社は、VRやAIなどの革新的技術を活用し、人材育成のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する日本企業です。

  • 所在地: 東京都豊島区東池袋1-25-6 PMO池袋10階

  • 代表者: 代表取締役社長 芳賀 洋行

  • 設立日: 2015年12月

  • 会社HP: https://www.instavr.co.jp/

同社は、「人類の可能性を無限にする」というミッションを掲げ、AIやVRといった最先端技術を駆使したプロダクト開発と導入支援を通じて、企業の人材育成における課題解決に貢献しています。特に、VR向けの自社開発エッジAI技術を転用した「スマイルくん」は、その代表的なプロダクトの一つです。

「スマイルくん」はInstaVR株式会社の登録商標です。(登録商標第6802606号)

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