
株式会社Elithは、AI(人工知能)や最先端技術を社会で役立てる「社会実装」と、企業・大学・政府機関が協力する「産学官連携」をさらに加速させるため、岡田隆太朗氏を経営顧問として迎え入れたことを発表しました。岡田氏は、これまで日本のAI・先端技術分野の発展に大きく貢献してきた人物です。この新たな体制により、ElithはAI技術が社会に深く根付き、継続的に価値を生み出すための取り組みを一層強化していくことになります。
AI社会実装を加速する新たな体制:岡田隆太朗氏がElithの経営顧問に就任
Elithは、生成AI(文章や画像を自動で作り出すAI)や機械学習(データからパターンを学習するAI)といった技術を中心に、製造、金融、医療、モビリティ(移動手段)、防災など、社会の幅広い分野で研究開発から実際の活用までを一貫して支援してきました。
近年、AI技術は「開発できるかどうか」という段階から、「どのように社会に定着させ、継続的に価値を生み出すか」という、より実践的なフェーズへと移行しています。このような変化の中で、Elithは事業戦略、アライアンス(提携)構築、そして社会実装に向けた取り組みをさらに強化する必要があると判断しました。
そこで、日本のAIエコシステム(AI関連の企業、研究機関、人材などが相互に連携し、共存共栄する仕組み)形成と人材育成に多大な実績を持つ岡田隆太朗氏を経営顧問として迎えることで、これらの目標を達成しようとしています。岡田氏の豊富な経験と知見は、Elithが次のステップへと進む上で非常に重要な役割を果たすことでしょう。
岡田隆太朗氏とは?AIエコシステムを牽引するキーパーソン

岡田隆太朗氏は、日本のAI・先端技術分野において、まさに「キーパーソン」と呼べる存在です。そのキャリアは多岐にわたり、AIエコシステムの形成と人材育成に深く関わってきました。
慶應義塾大学在学中に起業し、その事業を売却した経験を持つ岡田氏は、その後も次々と新しい企業を立ち上げ、様々なプロジェクトに携わってきました。特に注目すべきは、2012年にAIスタートアップであるABEJAを共同創業したことです。この経験は、スタートアップ企業がどのように成長し、社会に影響を与えるかを熟知していることを示しています。
岡田氏の貢献は、企業活動に留まりません。彼は、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)の専務理事として、日本におけるディープラーニング(深層学習)技術の普及と人材育成に尽力しました。JDLAは、AI技術の中でも特に注目されるディープラーニングに関する知識を広め、技術者を認定する重要な役割を担っています。また、全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト(DCON)の事務局長を務めるなど、次世代のAI人材の育成にも情熱を注いできました。DCONは、高等専門学校の学生たちがディープラーニング技術を活用した課題解決に取り組むコンテストであり、若き才能の発掘と育成の場となっています。
さらに、IVSシニアアドバイザーやNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「モビリティサービス分野アーキテクチャ検討委員会」委員を歴任するなど、政府機関や業界団体との連携においても重要な役割を果たしてきました。2025年6月には一般社団法人AIロボット協会を設立し、事務局長に就任するなど、常にAI・ロボット分野の最前線で活動を続けています。
岡田氏の最大の功績の一つは、産学官(産業界、学術界、官公庁)、スタートアップ企業、そしてコミュニティを横断する数多くの「場づくり」を行ってきたことです。これは、異なる立場の人々が集まり、情報や知見を共有し、新たなアイデアや協業を生み出す機会を創出することを意味します。このような活動を通じて、日本のAI・先端技術の社会実装と人材育成を強力に牽引してきたのです。
Elithが岡田氏を経営顧問に迎えることは、彼の持つ幅広いネットワークと、AIエコシステム全体を見渡す視点、そして事業を成功に導くための実践的な知見をElithの事業に直接反映させることを意味します。これにより、Elithは事業戦略の立案からアライアンスの構築、そしてAI技術の社会実装に至るまで、より一層強力な推進力を得ることになるでしょう。
経営顧問就任がもたらすElithの未来
岡田隆太朗氏の経営顧問就任は、Elithにとって大きな転換点となることが予想されます。特に以下の三つの側面で、その影響は顕著に現れるでしょう。
- 事業戦略の強化:岡田氏のスタートアップ創業・事業売却の経験は、Elithの事業戦略をより市場の変化に強く、成長志向のものへと導くでしょう。AI技術のトレンドを的確に捉え、長期的な視点での事業展開を支援します。
- アライアンス構築の加速:岡田氏がこれまでに築き上げてきた産学官、スタートアップ、コミュニティにわたる広範なネットワークは、Elithが新たなパートナーシップを構築する上で計り知れない価値をもたらします。これにより、技術開発や社会実装を共同で進める機会が増え、より大規模なプロジェクトへの参画も期待できます。
- 社会実装への取り組みの深化:AI技術を「開発する」だけでなく「社会に定着させ、価値を生み出す」という岡田氏の視点は、Elithの社会実装へのアプローチをより実践的かつ効果的なものにします。具体的な課題解決に焦点を当て、ユーザーが本当に必要とするAIソリューションを提供するための道筋を示してくれるでしょう。
Elithは「人・組織・技術といった多様な『粒子』を融合させ、混沌を恐れず活かすことで、エネルギーを増幅させながら加速的に成果を生み出す」というビジョンを掲げています。岡田氏の参画は、このビジョンを現実のものとし、「個の力を超えてイノベーションという『融合体』を創出し、次の時代を切り拓くテックカンパニー」としてのElithの地位を確立するための強力な一歩となるでしょう。
AI・先端技術の社会実装とは?初心者にもわかる解説
「AI・先端技術の社会実装」という言葉は少し難しく聞こえるかもしれませんが、簡単に言えば「開発されたAI技術を、私たちの日常生活やビジネスの現場で実際に使えるようにして、役に立てること」を指します。
以前は、AI技術が「とにかく開発できること」自体が重要視されていました。しかし、技術が進化し、多くのAIが開発されるようになった今、次の段階として「そのAIをどうやって社会に役立てるか」「どうすれば多くの人が継続して使えるようになるか」がより重要になっています。
例えば、以下のような例が社会実装と言えます。
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製造業でのAI活用:工場で製品の不良品をAIが自動で検知するシステムを導入し、品質向上とコスト削減に貢献する。
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金融業でのAI活用:AIが顧客の取引履歴を分析し、不正な取引を早期に発見したり、個別の顧客に最適な金融商品を提案したりする。
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医療分野でのAI活用:AIが画像データ(レントゲンやMRIなど)から病気の兆候を見つけ出し、医師の診断をサポートする。
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モビリティ(移動)分野でのAI活用:自動運転技術や、渋滞を予測して最適なルートを案内するAIナビゲーションシステムが普及する。
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防災分野でのAI活用:AIが気象データや過去の災害情報を分析し、土砂災害や洪水の危険性を予測して早期避難を促す。
これらの例のように、AIが単なる研究室の中の技術ではなく、具体的な課題を解決し、人々の生活や社会の仕組みをより良くするために使われるようになることが「社会実装」の目指すところです。そして、一度導入されたAIが、ただ使われるだけでなく、常に改善されながら長く社会に定着し、新しい価値を生み出し続けることが、今のAI分野における大きなテーマとなっています。
Elithは、この「いかに社会に定着させ、価値を継続的に生み出すか」という課題に対し、岡田氏の知見も借りながら、より効果的なアプローチを追求していくことになります。
Elithが提供するAIソリューションとその強み
株式会社Elithは、「クライアントと共に課題を発見し、AIによる最適な解決策を共創するパートナー」として、幅広い業界の企業の事業成長を支援しています。彼らが提供する主なソリューションは以下の通りです。
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コンサルティング:AI導入の初期段階から、どのような課題をAIで解決できるのか、どのようなAIが最適なのかを専門家が共に考え、戦略を立案します。
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生成AIの利活用支援:文章や画像を自動で生成するAI(生成AI)をビジネスにどう活用すれば良いか、具体的な方法やツール導入をサポートします。
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LLM(大規模言語モデル)の開発・システム構築:ChatGPTのような、人間が使う言葉を理解し、文章を生成するAIであるLLMを活用したシステムを、企業のニーズに合わせて開発・構築します。
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画像AIの開発・システム構築:画像認識や画像生成など、画像を扱うAIの開発や、それを活用したシステムの導入を支援します。例えば、工場での不良品検知や医療画像の分析などに役立ちます。
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AI教育アドバイザリー:企業内でAIを活用できる人材を育成するための教育プログラムやアドバイスを提供し、社員のAIリテラシー向上を支援します。
Elithの強みは、単にAI技術を提供するだけでなく、クライアントが抱える「人・組織・技術」といった多様な要素を深く理解し、それらを融合させることで、最適な解決策を「共創」する点にあります。製造業、金融業、医療業など、多岐にわたる業種での支援実績があり、それぞれの業界特有の課題に対応できる柔軟性と専門性を持っています。
「変化の最前線で、常に価値を生み出し続ける」というElithの姿勢は、まさにAI技術が急速に進化し、社会のあり方を変えつつある現代において、企業が成長し続けるために不可欠なパートナーであることを示しています。
AI導入・開発を検討している方へ
AIの導入や開発、または現在の業務へのAIの適用に関してご興味やお悩みをお持ちの方へ、Elithは個別相談(無料)を随時受け付けています。具体的な課題や構想がまだ固まっていない段階でも、AIの専門家であるElithの開発・企画担当者とオンラインで気軽に相談することができます。
AI技術の活用は、企業の競争力を高め、新たな価値を創造する大きな可能性を秘めています。もしAIについて「何から始めたら良いかわからない」「自社の業務にどう活かせるか知りたい」といった疑問をお持ちでしたら、まずは気軽に相談してみることをお勧めします。
Elithの会社概要や提供サービスに関する詳細は、以下のURLからご確認いただけます。
- 株式会社Elith 会社概要URL: https://elith.ai
会社概要
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社名:株式会社Elith
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代表者:代表取締役CEO&CTO 井上顧基
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本社所在地:東京都文京区本郷3-30-10本郷 K&Kビル1F
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事業内容:AIに関する研究、開発、設計、企画、教育、販売、保守、コンサルティング業務
本プレスリリースに関するお問い合わせ先
株式会社Elith Eメール:contact@elith.ai
最先端のAI技術の教育研修、開発・導入支援、コンサルティングについてのご相談も、上記お問い合わせ先までご連絡ください。

