【AI初心者向け】最新プリ機『Misēl』で楽しむ幻想空間と、エンタメを支えるフリューのAI技術「姿勢検出」を徹底解説

最新プリ機『Misēl』で体験する、映像・光・音に包まれる「没入型プリ」の魅力

フリュー株式会社は、2026年3月13日(金)に最新プリントシール機『Misēl(ミセル)』を発売します。『Misēl』は、プロジェクターで背景を投影する「プロジェクションプリ」に特化しており、映像・光・音に包まれる幻想的な空間で「盛れる」と「映える」を両立した撮影体験を提供します。この新しいプリ機は、まるでトレンドの映えスポットで撮影したかのようなフォトジェニックな仕上がりを実現するでしょう。

『Misēl』メインビジュアル

『Misēl』が提供する二つの「プロジェクションプリ」

『Misēl』では、主に「シーン撮影」と「マイシーン撮影」の二つの方法でプロジェクションプリを楽しむことができます。

1. 動画背景で没入体験「シーン撮影」

「シーン撮影」では、プリ機に内蔵された動画を背景に投影しながら撮影します。選べる動画背景は、シンプルなデザインから誕生日などのイベントに最適なもの、おしゃれで映えるデザインまで、全20種類が用意されています。また、投影される動画に合わせてBGMも変化するため、視覚と聴覚の両方で世界観に没入できるのが特徴です。

一度の撮影で3つのシーンを選択でき、各シーンで3連撮影が可能です。これにより、映像に入り込んだような、ポーズを決めすぎない自然な表情を残せるでしょう。

動画背景でのシーン撮影イメージ

2. 好きな画像を背景にできる「マイシーン撮影」

「マイシーン撮影」は、自分のスマートフォンから好きな画像を背景に投影して撮影できるモードです。「シーン撮影」の後に利用でき、最大2枚の画像を送信可能です。

ケーキの写真でお誕生日をお祝いしたり、幼少期の写真を投影して成長の瞬間を振り返ったり、ペットの写真を映して「推し活」を楽しんだりと、シチュエーションに合わせて自由に背景をカスタマイズできます。空間演出と自分らしさを組み合わせることで、その瞬間の気持ちや空気感まで閉じ込めた、あとから何度も見返したくなる特別な一枚を残せるでしょう。

マイシーン撮影の活用例

スマートフォンからの画像送信手順

  1. 事前ブースでスマートフォンから画像取得・閲覧サービス『ピクトリンク』アプリを起動。画面に表示されるQRコードを読み込み、Wi-Fiに接続します(最大2台まで)。
  2. Wi-Fi接続後、スマートフォンから好きな画像を選択します。
  3. 投影する範囲をトリミングし、アップロードします。
  4. 撮影ブースで「シーン撮影」終了後、『マイシーン撮影』が開始されます。

※画像を送信しなかった場合は「シーン撮影」のみとなります。
※通信環境やお使いの端末によってはご利用いただけない場合があります。

画像送信手順

没入体験をさらに引き立てる『Misēl』のこだわり機能

『Misēl』は、プロジェクター演出による没入感のある撮影体験だけでなく、写真の仕上がりにも徹底的にこだわっています。

「盛れ感選択」と「トリミング調整」で自分好みに

「盛れ感選択」機能では、80%、100%、120%の3段階から好みの「盛れ感」を選べます。一緒に撮影する相手やその日の気分に合わせて、しっかり盛りたい日も、ナチュラルに残したい日も、好みの盛れ感で撮影できるでしょう。さらに、「トリミング調整」機能では、撮影した画像を1枚ずつバー操作でアップから引きまで調整できます。メイクにこだわった日は顔をアップに、コーディネート全体を見せたい日は引きに調整するなど、自分の見せたいポイントに合わせることも可能です。

これらの機能を組み合わせることで、「盛れるプリ」から「空間ごと映えるプリ」まで、幅広い表現が楽しめるでしょう。

盛れ感選択の比較

トリミング調整のイメージ

世界観をそのまま残す「ふちなしシール」

『Misēl』では、シールふちのデザインをあえてなくし、シール全面にプリ画を印刷する「ふちなしシール」を採用しています。プロジェクター演出による幻想的な空間はもちろん、撮影時の「盛れ」と「映え」を余白なくそのままシールに表現できます。あえてシールふちデザインがない全面印刷だからこそ、『プロジェクションプリ』ならではの世界観や空気感までしっかり伝わる仕上がりが期待できます。思わず持ち歩きたくなる新鮮なデザインで、いつものプリっぽくない『Misēl』ならではの可愛さをシールとして手元に残せるでしょう。

ふちなしシールのイメージ

海外ユーザーにも優しい「遊び方説明」

外国人観光客の方々も楽しめるよう、『Misēl』には「遊び方説明」が搭載されています。コイン投入前に操作説明ボタンを押すことで、簡単なプリ機の操作方法や撮影の流れを多言語(英語、中国語(簡体・繁体)、韓国語、タイ語、ベトナム語)で確認できるようになりました。これにより、日本語が分からなくても様々な方が撮影を楽しめるでしょう。

海外ユーザー向け遊び方説明

エンタメを支えるフリューの技術力:AI姿勢検出とは?【AI初心者向け解説】

フリュー株式会社は、プリントシール機をはじめとする様々なエンタテインメント事業を展開していますが、その裏側には高度な技術開発があります。同社が公開している開発者ブログ「FURYU Tech Blog」では、AI(人工知能)に関する興味深い技術情報が発信されており、その一つに「ONNX形式のMoveNetをC++で動かすまで[姿勢検出]」という記事があります。AI初心者の方にも分かりやすく、この技術について解説します。

AI姿勢検出「MoveNet」とは何か?

AI姿勢検出とは、画像や動画に写っている人物の関節の位置(例えば、肩、肘、手首、膝など)をAIが自動的に見つけ出し、骨格のような情報を認識する技術です。これにより、人物がどのようなポーズを取っているか、どんな動きをしているかをコンピューターが理解できるようになります。

「MoveNet」は、Googleが開発した高速かつ正確な姿勢検出モデルの一つです。スマートフォンのような処理能力が限られたデバイスでもスムーズに動作するように設計されており、リアルタイムでの姿勢検出が可能です。例えば、ダンスの動きを分析したり、フィットネスアプリで運動フォームをチェックしたり、ゲームでキャラクターを操作したりといった様々な応用が考えられます。

AIモデルの共通言語「ONNX形式」とは?

AIモデルは、GoogleのTensorFlowやFacebookのPyTorchなど、様々な開発ツール(フレームワーク)で作られます。しかし、これらのフレームワークはそれぞれ異なる形式でモデルを保存するため、別の環境で利用しようとすると互換性の問題が生じることがあります。

ここで登場するのが「ONNX(Open Neural Network Exchange)」です。ONNXは、異なるAIフレームワークで作られたモデルを共通の形式で保存・交換するためのオープンな標準規格です。例えるなら、様々な国の人が話す言葉を、共通の「国際語」に変換してくれるようなものです。ONNX形式を使うことで、開発者は特定のフレームワークに縛られることなく、作成したAIモデルを自由に利用したり、他の開発者と共有したりできるようになります。

C++とONNX RuntimeでAIモデルを動かすとは?

フリューの技術ブログでは、ONNX形式のMoveNetモデルを「C++(シープラスプラス)」というプログラミング言語と「ONNX Runtime(オンニックス ランタイム)」というツールを使って動かす方法が紹介されています。

  • C++(シープラスプラス)
    C++は、非常に高速に動作するプログラミング言語で、ゲーム開発やロボット制御、高性能なアプリケーションなど、処理速度が求められる分野で広く使われています。AIモデルを効率的に動かすためには、C++のような高速な言語が非常に適しています。

  • ONNX Runtime(オンニックス ランタイム)
    ONNX Runtimeは、ONNX形式のAIモデルを様々な環境で高速に実行するためのライブラリ(プログラムの部品集)です。これを使うことで、開発者は複雑な設定なしに、ONNX形式のAIモデルをC++などの言語から簡単に呼び出して利用できます。

つまり、フリューの技術ブログで解説されているのは、Googleが開発した高速な姿勢検出AIモデル「MoveNet」を、共通形式「ONNX」に変換し、それを高速処理が得意な「C++」と実行ツール「ONNX Runtime」を使って、実際にコンピューター上で動かす具体的な手順、ということになります。

姿勢検出の具体的なプロセス

ブログ記事では、「人物画像の前処理から推論、出力結果の確認、姿勢検出結果の骨格描画までを実例コード付きで解説」されています。これは、AIが姿勢を検出する一連の流れを示しています。

  1. 人物画像の前処理
    AIモデルに入力する画像は、そのままでは使えないことが多いです。例えば、画像のサイズをAIが処理しやすいように変更したり、色の情報を調整したりする作業が必要です。これを「前処理」と呼びます。

  2. 推論(すいろん)
    前処理された画像をAIモデルに入力し、AIが「この部分が肩、この部分が肘」といった形で姿勢の情報を予測・計算するプロセスです。これがAIの「考える」部分にあたります。

  3. 出力結果の確認
    AIが推論した結果(例えば、各関節の座標データなど)が正しく得られているかを確認します。

  4. 姿勢検出結果の骨格描画
    得られた関節の位置情報を元に、画像上に線を描いて人物の骨格を可視化します。これにより、AIがどの部分を関節として認識したかが一目でわかるようになります。

フリューテックブログのイメージ

フリューの技術ブログでは、これらのステップを具体的なコード例を交えながら詳しく解説しているため、AI技術の深掘りをしたい方にとって非常に有用な情報源となるでしょう。

AI姿勢検出技術がエンタメ分野にもたらす可能性

このようなAI姿勢検出技術は、プリントシール機『Misēl』のようなエンタテインメント分野にも、将来的に大きな影響を与える可能性があります。

  • より進化したポーズ提案: 撮影中にAIがユーザーのポーズを認識し、より「盛れる」または「映える」ポーズをリアルタイムで提案する機能が生まれるかもしれません。

  • インタラクティブな背景演出: ユーザーの動きに合わせてプロジェクションされる背景映像が変化するなど、より没入感のあるインタラクティブな体験が可能になるでしょう。

  • パーソナライズされた撮影体験: AIがユーザーの体型や顔の向きなどを認識し、最適なカメラアングルやライティングを自動調整することで、一人ひとりに合わせた最高の仕上がりを提供できるようになるかもしれません。

  • 新しいゲームやアトラクション: プリ機だけでなく、全身を使った新しいゲームやアトラクションの開発にもこの技術が応用され、よりダイナミックな体験が楽しめるようになるでしょう。

フリューがこのような基礎的なAI技術開発に取り組んでいることは、同社がエンタテインメントの未来を見据え、常に新しい価値創造を目指している証拠と言えるでしょう。

フリュー株式会社について

フリュー株式会社は、「人々のこころを豊かで幸せにする良質なエンタテインメントを創出する」という企業理念のもと、エンタテインメント事業を展開しています。“かわいい”のプロデュース力を強みとし、キャラクター商品、プリントシール機、ゲーム・アプリなど、幅広い分野で事業を展開しています。2007年にオムロングループからMBOによって独立し、2015年には東証一部上場、2022年にはプライム市場へ移行しました。

フリュー株式会社ロゴ

セカイに新しい「かわいい」を。『フリューかわいい研究所』

フリューかわいい研究所は、世の中で日々生まれる新しい「かわいい」を素早くキャッチし、新たなクリエイティブやプロダクトとしてプロデュース・発信しています。フリューが長年培ってきたガールズトレンドビジネスやキャラクタービジネスの知見と感性を活かし、常に最先端の「かわいい」を追求しています。

フリューかわいい研究所ロゴ

まとめ:進化するエンタメとAI技術の融合

フリュー株式会社が提供する最新プリ機『Misēl』は、プロジェクターによる没入型撮影体験で、これまでにない「盛れる」と「映える」を実現します。そして、その裏側では、同社がAI姿勢検出技術のような先進的な技術開発にも積極的に取り組んでいることが伺えます。

エンタテインメントとAI技術の融合は、私たちの遊び方や体験の質を大きく変える可能性を秘めています。AI初心者の方も、今回の解説をきっかけに、身近なエンタメ製品の背後にある技術に興味を持っていただけたなら幸いです。これからもフリューのような企業が、AI技術を活用してどのような「かわいい」や「楽しい」を創出していくのか、その動向に注目していきましょう。

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