- Solanaトレードbot開発がAIエージェントで加速!SLV AIスターターキットでRust製高速botを構築
- SLV AIにSolanaトレードbotスターターキットが登場
- Solanaトレードbot開発の課題とスターターキットの必要性
- スターターキットが提供する具体的な機能
- スマートフォン1台で実現する開発環境
- トレードbotの性能を左右するインフラの重要性
- 世界トップクラスの性能を誇るERPCの基盤
- 研究プロジェクトとしてのSLV AIとスターターキット
- 多言語対応で広がる開発の可能性
- SLV AIトークンと無料配布
- オープンソースで誰でも参加可能
- 継続的な研究開発と将来展望
- フィードバックのお願いと免責事項
Solanaトレードbot開発がAIエージェントで加速!SLV AIスターターキットでRust製高速botを構築

Solanaブロックチェーン上でのトレードbot開発に革命が起きています。ELSOUL LABO B.V.およびValidators DAOが開発・運用するオープンソースのSolana開発ツール「SLV」に、Solanaトレードbot開発のためのスターターキットが追加されました。このスターターキットとAIエージェントを組み合わせることで、これまで専門知識が必要だった高速トレードbotの開発が、より手軽に始められるようになります。
SLV AIにSolanaトレードbotスターターキットが登場
SLV AIの新しいスターターキットは、「Solanaトレードアプリを作って」とAIエージェントに依頼するだけで、Rust製の高速なSolanaトレードbot開発を自動で進めることを可能にします。このキットには、AIエージェントがトレードbotを構築するために必要なインフラコード、アプリケーションコードのテンプレート、開発手順、そして専用のAIエージェントスキルがすべて含まれています。
Solanaトレードbotのスターターキットリポジトリは、以下のリンクから確認できます。
Solanaトレードbot開発の課題とスターターキットの必要性
AIエージェントが進化し、多くの開発タスクをこなせるようになった現代でも、「Solanaトレードbotを作って」という漠然とした依頼では、期待通りのものが出来上がることはほとんどありません。Solanaトレードbotの開発は、SolanaのRPC通信、トランザクション署名、優先手数料の制御、リアルタイムデータの購読、Rustによる低レイテンシ実装、ウォレット管理、通知連携といった、複数の専門領域が複雑に絡み合うため、具体的な前提知識が不可欠です。
このスターターキットは、これらの前提条件を構造化することで、AIエージェントが依頼の意図を正確に把握し、具体的なコードや構成を生成できるように設計されています。これにより、開発者は広範な前提知識を習得する手間を省き、AIエージェントとの対話を通じて効率的に開発を進めることができます。
スターターキットが提供する具体的な機能
SLV AIのSolanaトレードbotスターターキットには、高速で信頼性の高いトレードbotを構築するための重要な機能が多数含まれています。AI初心者にも分かりやすいように、それぞれの機能を詳しく見ていきましょう。
Rust製高速トレードbotテンプレート
スターターキットの核となるのは、Rustで実装されたSolanaトレードbotのテンプレートです。トレードbotでは、非常に速い反応速度(低レイテンシ)と高い実行速度が求められます。Rustは、このようなパフォーマンスが重要なアプリケーションにおいて、非常に強力なプログラミング言語です。AIエージェントは、このテンプレートを基盤として、ユーザーの具体的な要望に応じた実装を構築していきます。
Solanaオンチェーンデータの購読構成
Solanaブロックチェーン上では、日々さまざまなイベントが発生しています。例えば、新しいトークンが発行されたり、特定の取引が行われたりします。スターターキットには、これらのオンチェーンイベントをリアルタイムで受け取るための仕組みがあらかじめ組み込まれています。これにより、Pump.funでの新規トークン発行のような特定のイベントを素早く検知し、トレード戦略に活かすことができます。
ウォレット生成とトランザクション実行
トレードbotを運用するには、専用のウォレットが必要です。スターターキットは、このウォレットの生成から、取引(トランザクション)の署名と送信、そしてSolanaネットワークでの取引を優先的に処理するための手数料(優先手数料)の制御まで、トレードbotに必要な実行レイヤーを完備しています。生成されたウォレットにSolanaの基軸通貨であるSOLを入金すれば、AIエージェントとの対話でbotの起動や停止を簡単に行えます。
Discord通知の連携
トレードbotがどのような取引を行い、どのようなイベントを検知したかをリアルタイムで把握することは、運用において非常に重要です。スターターキットには、トレード結果や重要なイベントをDiscordに通知する機能が組み込まれています。これにより、デスクにいなくても、スマートフォンなどでDiscord通知を確認することで、botの動作状況を遠隔から把握できます。
Solscanによる検証
トレードbotが実行したすべての取引(トランザクション)は、Solanaブロックチェーンの探査ツールであるSolscanを通じて、オンチェーンで検証可能です。これにより、「いつ、何が、どのように実行されたか」という情報がすべて透明性の高い形で確認でき、botの動作の信頼性を高めることができます。
スマートフォン1台で実現する開発環境
SLVは、SSHクライアントが搭載されたスマートフォン1台があれば、ノードに接続し、AI Consoleを起動してAIエージェントと対話するだけで開発を進められる環境を提供しています。今回のスターターキット追加により、Solanaトレードbot開発もこの環境の対象となりました。
AIエージェントにトレードアプリの作成を依頼すると、テンプレートの生成とウォレットの作成までが自動で進みます。その後、生成されたウォレットにSOLを入金し、AIエージェントに開始を依頼することで、botはオンチェーンイベントの監視、トレードの実行、Discordへの通知という一連のサイクルを開始します。停止もAIエージェントへの依頼で完結するため、デスクに座っていなくても、移動中などいつでも開発や稼働確認を進められる柔軟な構成となっています。
スマートフォンだけでSolanaトレードbotをSLV AIと一緒に開発する様子は、以下のYouTube動画で確認できます。
トレードbotの性能を左右するインフラの重要性
トレードbotの開発に着手した後、次に重要となるのがインフラ(基盤となるシステム)のパフォーマンスです。金融市場における高頻度取引の歴史が示すように、主要なネットワークとの物理的な距離やサーバーの性能は、トレードの実行品質に直接影響を与えます。
Solanaブロックチェーンにおいても同様の構造が存在します。バリデータ(ブロックチェーンの取引を検証・承認する役割を担う参加者)が集中しているネットワークとの物理的な距離、ネットワーク経路の品質、サーバーのチューニング状態など、これらすべてがオンチェーンイベントの検知から取引実行までの遅延(レイテンシ)を決定します。
ERPCプラットフォームとの連携と「ゼロ距離設計」
「ERPC」は、このインフラの領域に特化したプラットフォームです。Solanaバリデータが密集するプレミアムデータセンター内にインフラを配置し、プラットフォーム内のすべてのサービスが内部ネットワーク経路で通信する「ゼロ距離設計」を採用しています。これにより、Solana RPC、Solana Geyser gRPC、Solana Shredstream(Epic Shreds)、ベアメタルサーバー、ハイパフォーマンスVPSといったすべてのサービスが同一プラットフォーム内に統合され、Solanaに特化したチューニング済みの構成で提供されます。
SLV AIはERPCにネイティブ対応しているため、スターターキットで構築したSolanaトレードbotをERPCプラットフォーム上にデプロイするだけで、追加設定なしにゼロ距離通信とSolana特化のチューニングの恩恵を受けられます。
開発のハードルを下げるのがSLV AI、そして実行品質を最大限に引き出すのがERPCという役割分担が、Solanaトレードbotの開発から運用まで一貫した効率的な流れを形成しています。
ERPCの公式サイトはこちらです。
世界トップクラスの性能を誇るERPCの基盤
ERPCの性能は、その運用基盤によって裏付けられています。ERPCのSWQoSエンドポイントおよびEpic Shredsの配信元として運用されている「Epics DAOバリデータ」は、全Solanaバリデータの中でShinobi Performance Pool世界総合3位(スコア99.93)という高い評価を獲得しています。この実績は、トレードbotにとって非常に具体的な意味を持ちます。
バリデータのvoteレイテンシが短く、スキップ率が低いということは、最新のブロックに素早く追随できることを意味します。これにより、SWQoS経由で送信されるトランザクションも、Epic Shreds経由で受け取るデータも、より速く正確に流れることになります。スターターキットを起点にAIエージェントと開発を進めたトレードbotは、世界トップクラスのSolana運用ノウハウによって日々チューニングされ続けている基盤の上で稼働することになります。
研究プロジェクトとしてのSLV AIとスターターキット
このスターターキットは、AIエージェントによる高速なSolanaアプリケーション開発を探る研究プロジェクトの一部として公開されています。Solanaのリアルタイムデータ購読、Rustによる低レイテンシ実装、オンチェーン取引の自動化といった、これまで個別に習得が必要だった複数の専門領域を、AIエージェントとの対話に統合する試みです。コミュニティからのフィードバックや利用実績を取り入れながら、より実践的な土台へと進化していくことが期待されます。
多言語対応で広がる開発の可能性
SLV AIはネイティブ多言語対応を備えており、英語、日本語、中国語、ロシア語、ベトナム語のプリセットに加え、任意の言語名を指定できます。これにより、Solanaトレードbot開発も、AIエージェントとの母国語での対話で進めることが可能です。コードやSolana固有の専門用語は文脈に応じて英語のまま扱われるため、母国語の読みやすさと技術的な正確性が両立されています。
SLV AIトークンと無料配布
ERPCのSLV AIトークンを利用することで、SLV AIをネイティブに活用できます。リリース記念として、5ユーロのAuthorizationを行うことで、100,000トークンが無料で配布されるキャンペーンが実施されています。これは、SolanaトレードbotのスターターキットをAIエージェントとの対話で試すのに十分な量です。
また、ChatGPTやClaudeのAPIトークンを利用した接続にも対応しており、自身のAPIキーでSLV AIを動作させることも可能です。ERPCが提供するSLV AIは、Solanaバリデータ・RPC運用およびSolanaアプリ開発の文脈に最適化されたモデル構成で提供されており、同じトークン量でもタスクの精度と効率を高めやすいという特長があります。
ERPC SLV AIの料金プランはこちらで確認できます。
オープンソースで誰でも参加可能
SLV本体および今回のスターターキットは、オープンソースとして提供されています。GitHubからソースコードを取得し、自由に利用、改変、再配布が可能です。AIエージェントが参照するスキルや、トレードbotのテンプレートも公開されており、コミュニティによる改善と拡張が歓迎されています。
継続的な研究開発と将来展望
ELSOUL LABOは、オランダ政府の研究開発支援制度WBSOにおいて2022年以降5年連続で承認を受けており、Solana RPCインフラ、バリデータ運用オーケストレーション、AIエージェントによるSolana運用・開発環境の構築に関する継続的な研究開発を行っています。これらの成果は、SLVのツール群とAIエージェントに直接実装されています。
RIPE NCCより付与を受けた自社ASN(AS200261)によるSolana特化データセンターの開設も今月予定されており、SLV AIエージェントが構築する環境の基盤として、さらなる高速化を支えることでしょう。
フィードバックのお願いと免責事項
SLVは、利用者のフィードバックによって日々改良されています。今回のSolanaトレードbotスターターキットも、AIエージェントによるSolanaアプリ開発の可能性を探る研究の一環として公開されています。ぜひ実際に試して、ご意見やご要望を寄せてください。
SLVおよびERPCに関するお問い合わせは、Validators DAO 公式 Discordにてサポートチケットを作成することで可能です。
免責事項
本記事および本スターターキットは、情報提供および研究開発の文脈での技術紹介を目的としたものであり、投資助言、トレード戦略の推奨、特定の銘柄・トークン・プロトコルの売買を勧誘するものではありません。
Solanaトレードbotの開発・運用、暗号資産の取引、オンチェーンプロトコルの利用には、価格変動リスク、スマートコントラクトリスク、ネットワーク障害リスク、ソフトウェアのバグ、外部APIの挙動変化など、多岐にわたるリスクが伴います。本スターターキットおよびSLV AIを用いて構築されたいかなるSolanaトレードbotについても、その動作、取引結果、損益、機会損失に関して、ELSOUL LABO B.V.、Validators DAO、Epics DAO、ERPC、および関係する一切の主体は、何らの保証もせず、いかなる責任も負いません。
利用にあたっては、ご自身で十分に調査・検証のうえ、自己責任にて判断してください(NFA / DYOR)。

